PHOTOGRAPHER’S DIARY

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Photographer’s Diary

2012年10月のエントリー

Sat 27
バヌアツ到着。カバの洗礼?
2012.10.27

一時、ニューカレドニアを後にして、バヌアツ共和国へ到着。空港へは今回のコーディネーターをつとめてくれる大数加さんが出迎えてくれた。

そして、宿泊先のメラネシアンホテルへ。前情報をほとんど持たずに来たバヌアツ。首都のポートヴィラは思っていた以上に都会?な印象。何よりも嬉しいのは英語が通用することだ。

さて、メラネシアンホテルに到着すると、すぐにウエルカムディナー。巨大なロブスターと、アイランドキャベツを海苔代わりに使った巻寿司。ロブスターも美味しかったけど、このアイランドキャベツの海苔巻きがかなり美味しかった。シェフは日本人とのことなので、味も洗練されている。

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席に座るなり、ウエイターで陽気なトニーさんに、「まず一杯!」と言われてカバ一気。バヌアツのカバは、フィジーやポンペイ、トンガなどのカバに比べても強いらしく、すぐに舌がピリピリ。でも、本当のカバはもっと強いらしい。とにかく決して上手いものではない(完全に木の根っこの味)けど、「これ飲んでビールのめばすぐ酔えるよ」とトニーさんは、嬉しそう。

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確かに、その後、ビールにワイン、そしてテキーラと飲み続け、相当に酔っぱらってお部屋に引き上げたのでした。

そして、今日の国内線で、ジュゴンと泳げるエピ島へ移動。しばらくはネット環境の無い場所でのんびり過ごします。・・・じゃなかった、頑張って撮影&リサーチしてきます。

ちょっと心配なのは、夜の楽しみは強烈なカバのみらしいとうこと。フラフラにならなきゃいいけど。

Fri 26
ニューカレドニアロケ、ジュゴン君に遭遇
2012.10.26

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今日は、ジュゴンを狙いに出かけた。本当は明日からのバヌアツロケでジュゴンを撮影する予定だった。取材より数ヶ月前、そのことをALIZEの小川マサシ君にメールで伝えたら、「どうやらニューカレドニアでも見れるらしいんですよね」と返信が来た。「え?そうなの?どんな感じなの?」と訪ねると、「一度視察に行ってきますよ」ということで、ちょっと前にマサシ君がその場所に視察に訪れた。

結果、ジュゴンに遭遇。
どうやら遭遇確率もかなり高そうだというので、「今度取材に来た時に行きますか?」と言われて、「行く行く!じゃあ、取材日程伸ばそう!」ということで、バヌアツ後も数日間ニューカレドニアに残り、ニューカレドニアでのジュゴンリサーチをする事にしていた。

しかし、ここ数日の風向きとか考えると、ヌメアでダイビングが厳しい状況だったので、「じゃあ、ジュゴン探しに行こう!」と急遽予定変更して向かったビーチで、このジュゴン君に遭遇した。

ジュゴン君と君付けにしているのは、オスであることが確認できたから。

前回のマサシ君のリサーチのときに、彼がこのジュゴン君に遭遇していなかったら、今回のジュゴン撮影は行なわれていなかった。
そういう意味では、本当にラッキーだったし、ヌメアのコンディションが悪いがために、予定変更してジュゴン撮影できたのもラッキーだったと思う。

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ジュゴンはビーチからすぐのところに出没。
何しに来てるのかと思ったら、その泥砂地に繁殖していた、ウミヒルモという海草を食べに来ていたようだ。

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見れたのは、この1頭だけ。
それでも、4時間近くも一緒に泳げたので、かなり写真を撮ることができた。

ここであまり詳しく書くと、ウェブマガジンなどに書くことなくなるので、これくらいにするけど、とにかく、ニューカレドニアロケ、中盤は、かなり順調に進み、明日からバヌアツ、そしてバヌアツ後にまたヌメアロケと、ニューカレドニア&バヌアツロケ後半に突入です。

Wed 24
ニューカレドニア、首都ヌメアロケスタート
2012.10.24

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昨日、イル・デ・パンより、国内線でニューカレドニアの首都ヌメアに移動。
ヌメアの空港に到着するなり、ヘリに飛び乗り空撮。

最初は30分の予定が、「越智さんがもっと飛びたいなら60分にしますよ!」というALIZEのマサシ君の粋な一言に、「ええ〜、じゃあ、60分で」とリクエストして、小さなヘリに乗り込んだ。
もちろん、撮影する僕らのサイドのドアは取り外してある。

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撮影したのは、アメデ灯台やバリアリーフ、ダンベアパスやヌメアの町並みなど。
途中ジュゴンを探すが、見つからず。
でも、バンドウイルカの群れとハシナガイルカの群れに遭遇。高度を下げて撮影させてもらった。

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60分あるから大丈夫と思っていたけど、結構あっという間に時間が過ぎてしましった。
それにしても、雲一つない快晴で、空撮日和でラッキーだった。

翌日の今日は、ブラックマンタ狙いで、PASSE DE BOURARI OUTにエントリー。
最初に向かったのは水深25mほどの緩やかなスロープ。
ここでペットボトルをばこばこ鳴らすと、グレーリーフシャークたちに混じって、2匹のシルバーチップシャークも出現!

マサシ君と二人で撮影していたのだけど、同じタイミングでシャッターを切ったために、面白い写真が撮れた。

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2本目は、SOURNOIS ROCKというポイントで、マクロ狙い。

そんな感じで、ヌメア初日のダイビングは終了しました。
明日はどうなるかな?

Mon 22
ニューカレドニアロケ、イル・デ・パン最終日。またコンスピ君!?そして、 やはりレアな大物ゲットです。
2012.10.22

今日、イル・デ・パンでの撮影最終日。
今回は、毎晩現地ダイビングサービス、Kunie Scubaの社長の家で、食事して色々情報を仕入れたりしていた。

最終日前夜、大物ネタが欲しいね〜と話していたら、社長のジョン・リュックさんが、「レシーフ・ドゥ・カスミラというポイントでは、レパードシャークが定番の大物だけど、以前にギターシャークを見た事があるよ、レアだけどね」というような話をしていた。

「ふ〜ん、見れればいいな〜」なんて思いながら酔っぱらって聞いてたのだけど、ALIZEのマサシ君の話では、「見たことないっすよ。相当レアです」と言うことだったので、「まあ、期待しないで潜ればいいか。レパードシャーク撮れれば恩の字だな」くらいな感じで、今日のダイビング取材の2本目で、そのポイントにエントリー。

エントリーするなり、マサシ君が、急に前方を激しく指差してる。「何?何?」と思って見たら、レアなはずのコンスピキュアス・エンゼルフィッシュが、また目の前に・・・。
昨日とは違うポイントなので、明らかに違う個体のはずだ。

しかも、全然逃げない。後で聞いたら、「シャイなので、すぐ逃げちゃうんですよ。あんなに逃げないのも珍しいっす。越智さんコンスピ運が強いっすね〜」と言われた。

ということで、今日は色々撮影できた。
証拠写真的だけど、こんな写真も。
これはブラック・バタフライフィッシュとコンスピキュアス・エンゼルフィッシュの2ショット。
このブラックちゃんも、オーストラリアのロード・ハウ島からニューカレドニアまでの固有種。
こちらはニューカレドニアで比較的簡単に見れる魚だけど、マサシ君曰く、「この2種のペア写真なんて、過去に一度も見た事ないっすよ!」とのことです。

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その撮影を終えて、少し移動してみた。
またまたマサシ君が、マクロハウジングを持っている僕に、慌ててワイドのハウジングを渡して、前方を指差している。
「レパードシャーク?」と思って前方を見ると、なんとそこには、ギターシャークが!!
「何?この大物運?」と思いながら、慎重に接近。
でもシャイなので、ちゃんとした写真は撮影できなかったけど、まあ、見れただけでもラッキーだった。
その写真がこれ。

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後で調べたら、トンガリサカタザメらしい。
以前にedive主催のミャンマーロケのときも、自分だけシノノメサカタザメ見れちゃったことを思い出した。
未知の国、ミャンマーで 潜る(4)|スキューバダイビングと海の総合サイト ocean+α(オーシャナ)

気合い入れて無いのに、「見れちゃった、撮れちゃった」って書くと、結構反感を買うのだけど、自分の場合、あまり気合い入れると外すタイプだと思うので仕方無い。
本当は熱く、情熱を出しつつ目的達成できた方が、かっこ良いに決まってる。
でも、自分にはそういうのは向いてないんだよな〜と、ずっとこの仕事を続けていて思う。

かっこつけられる人がうらやましいな。

すみません、今、ちょっと酔っぱらってます。

で、ダイビンング後はピッシンヌ・ナチュレルに。
雲一つ無い快晴でした。

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Sun 21
ニューカレドニアの超レア物、コンスピキュアス・エンゼルフィッシュに遭遇
2012.10.21

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今日もイル・デ・パンで取材中。2本目のダイビングの最後に、安全停止を兼ねて、浅いリーフの上でマクロ撮影していたら、突然ALIZEのガイドのマサシ君が、「あ〜!!おちさ〜ん!!!」と水中で叫びながら、前方を指差してダッシュで泳ぎ始めた。

自分は、指差した先の方に、何がいるのかと目を凝らしたけど、どうやら大物では無いらしい。さらに目を凝らすと、あまり見かけないエンゼルフィッシュ系の魚が、前方に向かって泳いでいた。

「なんか、前にマサシ君にレアですって教えられた気がする」と追跡したその魚は、コンスピキュアス・エンゼルフィッシュというオーストラリアのロード・ハウ島からニューカレドニアまでの固有種。

ニューカレドニアで1999年からガイドをしているマサシ君でも、「1年に1回も見ない事もありますよ!しかもイル・デ・パンで見たのは初めてっすよ!」とエキジット後も興奮しまくり。

実は自分は5年前のロケでもヌメアで目撃して、あまり良い写真じゃないながら、撮影もしていた。

リーフの下の窪みに逃げ込んだコンスピ君、警戒するように、こちらに正面顔ばかり向ける。「なんか正面顔しか撮れなかったんだけど」と言うと「正面顔撮る方がレアっすよ!」とマサシ君。

「なるほど〜」とあまりピンと来ないまま、一応納得してみた。まあ、あまり見れないモノが見れるって事は、決して悪いことじゃないからね。

ダイビング後は、陸撮。天気も徐々に良くなってきて、ビーチ回りを撮影した。昨日も撮影した森の中で、今日はこんなシーンに遭遇した。

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明日は、イル・デ・パンでのロケ最終日。明後日には、ヌメアでのロケが始まる。


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スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
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INTO THE BLUEとは?

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

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