PHOTOGRAPHER’S DIARY

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Photographer’s Diary

2014年11月のエントリー

Mon 24
今すぐ見に行った方がいいと思う、オランゴ島のヒレナガネジリンボウ閲覧無制限
2014.11.24

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今日がセブ・マクタンロケ最終日でした。
3本潜ったんだけど、その3本とも、オランゴ島。
しかも、ターゲットも同じ。ヒレナガネジリンボウ!

何故3本ともヒレナガネジリンボウ狙いなの?と思われちゃうかもしれないけど、2日前にオランゴ島潜ったときもず〜っとヒレナガネジリンボウ狙いでした。

何故なら、ここのヒレナガネジリンボウがちっちゃくって、可愛すぎるから。

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その上根性もあるから。
正面から近づいても逃げないし。

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何故かしらないけど、口もパクパク開けてくれるし。

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おまけに、なんと、4匹が同じ巣穴から出て来る可能性もあるから!!!

ということで、取材で来てるのに、Blue Coralのヒロさんに「ヒレナガ狙いで!」」と懇願しようと思ったんだけど、ヒロさんもヒレナガネジリンボウが撮影したかったらしく、「ほか、撮らんのかい?」と言われる事も無く、同じ場所に3ダイブい続けたのでした。

もちろん、巣穴に引っ込んじゃう場合もあるから、そんな時は、その周辺でマクロネタ探してもらって、時間を潰してた・・・もとい、撮影取材してましたけど。

このヒレナガネジリンボウたち、発見したのは、もう半年前くらい。「でも、今日のように、4個体が同じ巣穴にいたのは初めて見ました」とのこと。

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この前までは、3個体が同じ巣穴から出ていて、1個体はまた別の巣穴から出ていた。だから、4個体撮影するのは、ちょっと離れて証拠写真みたいに撮らないとだめだった

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なんと、それが、今日は4個体が同じ巣穴から顔を出していた!
いつも4個体が外に出ていてくれる訳ではなかったけど、シャッターチャンスは案外多いと思う。

ということで、4個体のヒレナガネジリンボウを狙いたい!というマニアックなマクロ派ダイバーには、今、狙いに来るのがおすすめかもしれないです。

セブ・マクタンまでは今現在、フィリピン航空が成田から週14便(1日2便)も直行便が出ているし、年末の12月19日からは、関空〜セブ直行便が月、木、金、日の週4便、12月20日からは、名古屋〜セブ直行便が火、水、土の週3便が増便されます。

おまけに、LCC(格安航空会社)のセブパシフィック航空が、来年3月から成田〜セブ直行便を火、木、土、日の週4便飛ばすことが決定している。

どんだけ飛ばすんだ!ってくらいセブへのフライトが出てるし、増便されるので、日本からセブへはますます行きやすくなる。

と、今後の増便情報はともかくとして、簡単に来れるセブ。
週末を利用して気軽にダイビングに来て、是非、このとってもフレンドリーで根性のある、ヒレナガネジリンボウ4兄弟?を堪能してみてください。

ということで、すみません、取材に来て、どんだけヒレナガネジリンボウだけ撮影してんだ!っていう話でした。

あ〜、でも、もっと撮影したかったな〜。

ちなみに、モデル兼ライターのルコちゃんは、そんな(3本とも同じ場所からまったく動かない)僕を見て、(こんなんで、ウェブマガジン作れるのかしら)と心配で胃痛をおこし、おまけに、毎ダイブ90分とか潜ってるのにつきあって、腹痛をおこしていたみたいです。

Fri 21
セブ島に来る度に真剣勝負してしまう、フラッシャー系のベラたち
2014.11.21

セブ島に来る度に真剣勝負してしまう、フラッシャー系のベラたち

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<フラッシングする、ラインスポットフラッシャーのオス>

セブのマクタンエリアのダキッドダキッドというポイントの水深15m付近には、フラッシャー(クジャクベラ)系のベラが生息している。

ここも毎回リクエストして時間かけて撮影させてもらう。

自分にとって、マクロ系の魚でも一番撮りがいがあるのが、このフラッシャー系の撮影。
メスへの求愛行動として、体色を婚姻色に変えて、全身のヒレを全開にしたその様子を「フラッシング」と呼ぶことから、フラッシャーと言われるこのベラたち。

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<メスに向かってフラッシングするラインスポットフラッシャーのオス(右)>

この求愛行動中の写真撮影は、激しく動き回ることもあり、なかなか奇麗に撮影するのは難しい。

個体のサイズも小さいので、オートフォーカスモードだと、フォーカスが激しく前後して、まともに撮影できない。

そう、つまりこのフラッシャー系の撮影は、完全にマニュアルフォーカスモードでの撮影となる。

撮影環境や被写体によって、マニュアルフォーカスモードか、オートフォーカスモードを選択して撮影しているのだけど、「フィラッシャー狙い」のときは、間違いなくマニュアルフォーカスオンリーだ。

激しく動き回り、フラッシングするこのフラッシャーをマニュアルフォーカスで追いつめて、ロックオンして奇麗に激写できたときの快感は、何度撮影しても飽きることが無い。

スキルもそれなりに必要なこの撮影。
もちろんフラッシングしている時に撮影しやすい個体を探すことも重要な要素になるけど、そんなに選んでいられるほど個体数が多く無いときには、本当に真剣勝負。

今回は、いつもこの辺で見かけるラインスポットフラッシャーの他に、ピンクフラシャーも同じ場所でフラッシングしていた。
いつもはターゲットが1つだけど、今回は2つ。もちろん難易度も倍。
水深15mでダイビング3本目だから、そんなに時間をかけてもいられない。

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<フラッシングする、ピンクフラッシャーのオス>

取材だから、本当は他の生物も撮影しなければいけないのだけど、Blue Coralのオーナーガイドのヒロさんも、自分がいつもここで「フラッシャーと勝負」している事を知っているから、毎度の事なのに、好きに時間をかけさせてくれている。

そして、奇麗に撮影ができると、ボートに戻ってきて自分が嬉しそうにヒロさんに写真を見せるのを、「オ〜、すごいやないですか〜!」と嬉しそうに見てくれるので、毎回、ついつい甘えてしまっている。

最近では、やはり歳には勝てないのか若干老眼気味で、マクロ撮影に不安を感じ始めたこともあり、このフラッシャー系のマニュアルフォーカスモードでの撮影は、「自分は、まだまだ大丈夫」と自己確認するための、一つの指標にもなっていたりして。

ということで、ピンの合っている写真を見て、嬉しいと同時に、ほっと胸をなで下ろしているのでした。

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<フラッシャー系のベラと同じ場所にいるラボックスラス。フラッシャー系じゃないけど、好きなベラで、これも良く撮影する。フラッシャーより撮影は簡単>

Thu 20
セブ島に来る度についつい撮りたくなってしまう被写体
2014.11.20

BLUE CORALさんにお世話になって、セブ、マクタンエリアをロケ中。
まずは、何回も撮影してるのに、ついつい撮影したくなるものを、ちょっとだけご紹介。

この時季限定?

この時季にセブに来るとつい撮影したくなるもの、イボクラゲ。

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直径30センチを超える、巨大な薄紫色の傘の部分とか、ブロッコリーやカリフラワーのような触手部分とか、かなり気になるパーツを併せ持っていて、これが流れに乗って中層を浮遊してるのを見ると、何かに吸い寄せられるように、ふらふら〜っと、近づいて撮影してしまう。

最初は、とりあえず撮っておくか、みたいな感じなのに、いつの間にか「あ〜でも無い、こ〜でも無い」と時間をかけていて、気がついたら、自分もふらふら〜っと流れにのっちゃって、皆から離れている事が多い。

昨日はセブのヒルトゥガンで潜ったんだけど、今年はこのイボクラゲが例年より多いらしく、通常は一個体で浮遊してるのを見ることがほとんどだけど、五個体以上がいっぺんにふらふら〜っと流れて来ることもあるとか。

だったら、今年は複数個体映り込んだ写真も撮ってみたいな〜と思うのでした。
もちろん、撮影のためには、イボクラゲさんたちに、少し集まってもらわないといけないと思うけど。

セブに来るとつい撮影したくなるスズメダイの幼魚

もう一つ、この時季ってわけでも無いんだけど、セブに来るとつい撮影したくなるもの。
それは、スズメダイの幼魚。

そんなのどこに行ってもそうだろ〜と思われがちだけど、ここのタルボッツダムゼルやローランドダムゼルの幼魚は、ドロップオフのちょうど着底しやすいステージのある場所の凹みにいることが多くて、落ち着いて撮影に集中できる。

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それに、見た目も可愛いし。ローランドダムゼルなんかは、頭の模様が青い天使の輪みたいですよって、最初にガイドに紹介されることが多い。
成長したら、無くなってしまうこの天使の輪っか。

人間も、赤ちゃんの時は、天真爛漫、純真無垢で、皆に天使の輪があるんじゃないかってくらいに可愛いのに、いつのまにかその輪が消えて、小さいデビルみたいになっちゃう少年期。

そして、腹黒くなる大人へと姿を変えていくみたいな。そんな人間の成長を感じさせてくれたりする(わけないだろう)。

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まあ、何にしてもこのローランドダムゼルやタルボッツダムゼルは、セブのマクタンエリアであれば、結構どこでもいる。

なので、撮影しやすい環境や、撮影しやすい個体を見つけ出して撮影に没頭するには、ちょうど良い可愛さ加減なのだ。

マクタンエリアで見る事ができるヨロイウオの群れ。
これも、フィッシュアイで撮影が可能なくらいのサイズになることも多い。

特に今回遭遇したヨロイウオの群れは、かなりいい感じのサイズ。
最近は、イワシの群れが見られる、ブルーコーラルがハウスリーフと呼んでいるポイントで頻繁に見れるとか。

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最後は、地元ガイドも「今までこんなに魚が群れていたの見た事なかった」と言うシーン。
ナルスアンの女神という水中銅像の近くで見た、ユメウメイロとムレハタタテハゼのコラボの群れ。

自分も何度もここに潜った事あるけど、こんなに群れているのは見た事が無かった。
しかも、上手くアプローチすれば、撮影しやすい距離まで近寄れる。

できれば、しばらくここに留まってくれていればいいんだけど。

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とまあ、こんな感じでセブの魚たちを撮影中。

Sat 15
この時季、セブに来るとつい撮影してみたくなるもの
2014.11.15

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この時季、セブに来るとつい撮影したくなるもの、イボクラゲ。直径30センチを超える、巨大な薄紫色の傘の部分とか、ブロッコリーやカリフラワーのような触手部分とか、かなり気になるパーツを併せ持っていて、これが流れに乗って中層を浮遊してるのを見ると、何かに吸い寄せられるように、ふらふら〜っと、近づいて撮影してしまう。最初は、とりあえず撮っておくか、みたいな感じなのに、いつの間にか、「あ〜でも無い、こ〜でも無い」と時間をかけていて、気がついたら、自分もふらふら〜っと流れにのっちゃって、皆から離れている事が多い。

昨日はセブのヒルトゥガンで潜ったんだけど、今年はこのイボクラゲが、例年より多いらしく、通常は一個体で浮遊してるのを見ることがほとんどだけど、五個体以上がいっぺんにふらふら〜っと流れて来ることもあるとか。だったら、今年は複数個体映り込んだ写真も撮ってみたいな〜と思うのでした。もちろん、撮影のためには、イボクラゲさんたちに、少し集まってもらわないといけないと思うけど。
http://www.bluecoral.jp

Wed 12
北海道スキューバダイビング安全対策連絡協議会ダイビングセミナーでスライドトークショー
2014.11.12

2014年11月28日(金)に北海道の札幌で開催される北海道スキューバダイビング安全対策連絡協議会ダイビングセミナーでスライドトークショーを開催します。

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無料なので、ご興味のある方は、是非、お越し下さい。

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2018.02.02
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長くワープフィンを愛用している。クジラやバショウカジキ、シャークダイビングなどは黒の一番硬いワープを使用。イルカ、アシカなど、一緒に泳いだり、回転したりする場合には、少し柔らかめの白のワープを使用している。フィンソックスを使わず、素足で履くので、かなり足にフィットしないと激痛が走ることもあり、なかなか他のフィンに移行できない。 黒を使う理由は、様々で 1/スキューバダイビングの場合は、撮影時にどこかに足をかけたりする場合に汚れたり、傷がつきやすい。なので、白はすぐ汚れてしまうから黒を使用。 2/クジラやバショウカジキなどは、直線で横に泳ぐ場合が多いので堅めの黒を使用。 3/タイガーシャークやスリランカでは、黒いフィンを使用することを奨励しているために黒を使用。 などあるため、黒のフィンを使用する頻度が一番高い。 あとはブレードの長さが、個人的には撮影時にフィンが映り込みにくい長さという感じ。 以前は、フィンのパワーに負けないように、走り込んだり、色々とトレーニングもしていたが、最近は忙しさもあり、ほとんどトレーニングができていない。それに、年齢的にも当然脚力も落ちて来ているんじゃないかな〜と思うところもあった。 そんなとき、以前パラオのデイドリーム取材でお世話になったガイドの遠藤学さんから連絡をもらい、「越智さんには是非使ってみて欲しい」というので、使ってみたのが、このワープフィンの先端を遠藤さん自らがカットしたオリジナルフィン。 遠藤学オリジナル形状フィンとでも言えばいいのか。正直、カットした部分は手作り感満載で、決して綺麗とは言えない。しかし、実際に、タイロケでのダイビングや、その後の奄美でのホエールスイムでも使用してみたところ、これがかなり使いやすかった。 どこが違うのかというと、説明は、以下のブログから https://sandwave.jp/2017/04/5379/ つまり、自分が使用してもこの記事で書いてあることと同じ感覚になるということです。感覚というか、実際に、ブレが無くなり、より自然にスムーズにフィンキックができます。これ、遠藤さんがガイド現役時代に、すっごくお世話になったから言っているわけではありません。「良いものは使う、悪いものは使えない」昔からはっきり物を言ってしまう僕なので、いくらお世話になったからって、お愛想で「これは使えます!」とは言いません。だって、下手したら、命に関わることでもありますからね。 ということで、僕は、白のワープフィンも、この形状にしてもらおうと思っています。 それにこれはあくまで噂でしかないですが、この形状で評判が上がれば、この形状のニューワープフィンが作られる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですけど。遠藤学オリジナル形状ワープフィンがプロトタイプのガンダムだとしたら、ジムが量産されるってことですね(古い)。 従来のワープフィンに、プラスカット代で5000円ほど必要になりますが、今までワープフィンを使っていて、少しブレが発生すると感じている皆さまは、是非、新宿のサンドウェーブで遠藤さんにフィンをカットしてもらってください。 僕以外にも、激流の海を潜るガイドの人たちの間でも徐々に噂になってきてる、ある意味「プロ」が認めるフィンになりつつあるのかもしれません。 そのうち、「お、あなたも遠藤学モデルですね。通ですね〜」って海でやり取りするようになるかもですね。 P.S. この記事を書いた直後に遠藤さんから白のワープフィンをカットしたものが送られて来ました。次のアシカスイムで使用してみたいと思います。

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スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声

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世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
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