PHOTOGRAPHER’S DIARY

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Photographer’s Diary

岩手

Thu 03
三陸ボラのくまちゃんから届いたメカブの"おいしい"食べ方
2014.04.03

いつもいつも、何かの収穫の時には、「日本にいますか?」って連絡くれて、ホタテや、メカブなど海の幸や、実家のリンゴなどを送ってくれる三陸ボランティアダイバーズのくまちゃん。メンバーの人たちにも、色々送ってもらったりして、個人的には、とっても感謝しているのだけど、ロケで海外に出てばっかりで、なかなか僕が家にいるタイミングで送れなくて、食べそびれる事も多い。

しかし、今回は、とってもタイミング良く、しばらく日本にいる(といっても、1週間ほどだけど)この時期に、くまちゃんから、メールと一緒にメカブとホタテが届いた。わ〜い。

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越智さん

お疲れ様です!&お帰りなさい!
おやつ届きましたかー?
ホタテは形が悪くてはじかれたものですが味はいいです。
黒いところをとって、貝柱と耳をたべてください。
めかぶは、茎から切りはずして刻んでからさっと湯通しです。
そのままくきごとギャートルズ的に湯がいて食べてもおもしろいです!

クマ

というメールが届いた。

なるほど〜、ギャートルズ的に食べてもおいしいんだね〜。
じゃあ、早速、朝起きたてで

メカブをそのまま湯がいて・・・・

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そのまま〜・・・ガブリ!

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もぐもぐもぐ・・・・、美味しく無いわけじゃないけど、あんまり味がしない。

う〜ん、やっぱり、ちゃんと茎から切って、湯がいて、小さくみじん切りにして、醤油とかかけて、メカブ丼にして食べる方がいいかな〜・・・・・ん?

「めかぶは、茎から切りはずして刻んでからさっと湯通しです。
そのままくきごとギャートルズ的に湯がいて食べてもおもしろいです!」

ギャートルズ的に湯がいて食べても・お・も・し・ろ・い・です! ????

もぐもぐ・・・、おいしいじゃ無くて、おもしろい・・・・だったか〜。

まあ、そうだよね。

あんまり嬉しくて、早とちりしてしまいました。

後は、普通に小さく切ってメカブ丼にして頂きました。美味しかったです。

ごちそうさま〜。


Sun 11
岩手で、鮭の産卵撮影
2012.11.11

ニューカレドニア&バヌアツでのロケを終了して、帰国。同日に車で岩手へと移動。

久しぶりに、岩手県の大船渡市へ出かけた。海外ロケが続き、なかなかガレキ撤去作業のボランティア活動に参加することができなかったのだけど、この時期だけは、随分前から岩手に来るためのスケジュールを組んでいた。

それは、ボランティアダイバーズたちが奇麗に清掃した河川に、鮭たちが遡上してくるシーズンでもあるからだ。

三陸ボランティアダイバーズの理事長のくまちゃんは、地元でダイビングショップRiasも経営している。元々花巻出身のくまちゃん、震災以前は、内陸の河川一カ所で許可をもらい一般のダイバーなどを中心に、「サーモンスイム」を開催していた。

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サーモンスイムとは、産卵のために遡上してくる鮭の様子を水中で観察するプログラムのことだ。スイムとは言っても、実際の川の水深は、せいぜい腰くらまでしかなく、浅い場所では、足首くらいまでの深さしかない。当然川底に這いつくばり、じっと動かないようにしながら、鮭を観察することになる。

今回取材を行なったocean+αで、サーモンスイムの方法を記載しているので、興味のある方は参考までに。

津波後の海中や河川でのガレキ撤去作業で、大船渡市の漁業関係者との信頼関係が深まった事から、今では、花巻市の内陸の河川以外に、大船渡市にある河口付近の河川4カ所でのサーモンスイムを行なう許可ももらうことができた。

「河川の数が増えたことで、その日のベストの川で観察、撮影をすることが容易になりました」とくまちゃん。

しかし、今年は、川の水量が少なく、その上水温がなかなか下がらなくて、シーズン前半は、「もしかしたら、あまり鮭が戻って来ないのでは」と懸念していたそうだ。

撮影日前日には、大雨が降った。そういう状況を理解していない僕は、雨が降って、河川が濁り、撮影が難しいのではないかと懸念しながら現地に向かった。しかしくまちゃんは、「雨が降ったおかげで、川の水量が、鮭の遡上に最適な環境になった感じです。鮭も多いし、今年一番のコンディションですよ!!」と大喜び。

今回鮭を撮影しに出かけた、川幅の狭い綾里川のそこかしこで、鮭たちが固まって泳いでいる姿が道の上からでも確認できた。メスが尾ヒレで卵を産むためのマウンドを掘り、そのメスを数匹のオスが奪い合う。そしてタイミングを見計らって、放精、放卵を行なうのだという。

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奇麗なマウンドが出来上がり、そろそろ臨戦態勢の鮭の集団に目星を付けて、静かに接近してアプローチする。水温は12度。ドライスーツにフードベストとグローブで身を固めているので、最初はさほど気にならない水温も、産卵待ちで這いつくばっている時間が徐々に経過していくに連れて、辛くなってくる。しかも、身体は流されないように、全部で、22キロのウエイトを身体全体に分散して装着していた。水深はおそらく30センチほどしかないだろう。

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そこに鮭に極力ストレスを与えないように、微動だにせずに何時間もうずくまっているのだ。上から仲間が様子を見ていなければ、間違いなく、死体状態で、すぐに警察に通報されそうだ。

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そんなに粘りながらも、結局産卵をしてくれない場合もある。自分もそれまでに、マウンドを掘るシーンや、オス同士の争うシーンなど様々な撮影をしていたために、カメラのバッテリーが点滅しはじめていた。

「頼むから、早く産卵してくれ」と心に願いながら、同じ体勢を続ける。2日目の事でもあったので、変な体勢をしていた首が痛くなり、おまけに、手からはドライスーツに浸水を始めていた。

産卵までの、ほとんどの雑感シーンは撮影していた。バッテリーを交換しようかどうしようか悩んでいたその次の瞬間、動きの激しくなった鮭たちが、急に大きく口を開け始めた。産卵の合図だ。

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「始まった!」自分は、無我夢中でシャッターを切り続けた。何度かファインダー越しに、放出された精子らしき白濁は確認できたのだけど、卵が生まれているかどうかまでは確認できなかった。ライブビュー撮影にしてみたところで、反射で構図もわからない。だから、ファインダーでせめて構図だけでもしっかり決めて撮影するしかない。おまけにバッテリーも残り僅かだし。

「どうか写っていてくれ!」そう願わずにはいられない。あとは運を天に任せて、口を開ける鮭のタイミングに合わせて、闇雲にシャッターを切り続けるだけだった。

結果、精子も卵も写っている写真を撮影することができた。

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「精子で白濁してる写真は見たことありますけど、卵までこんなにしっかり写っている写真は見たことないですよ」とくまちゃんも感心していた。

産卵を終えて、弱り切った鮭たちは、川底で力つきる。産卵は、生命のバトンタッチが行なわれる、感動的な瞬間でもあるわけだ。

このサーモンスイム、今年は12月頭くらいまで、続きそうだと予測している。
もし、この命をかけた感動的な産卵シーンに興味のある方は、ダイビングショップRiasの佐藤寛さん(くまちゃん)に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

Sun 06
岩手の空に舞った、246匹の手描きの鯉のぼり
2012.05.06

ツバタハクルーズから戻ってきた5月4日夜、自宅までocean+αのメンバーに車で迎えに来てもらい、夜通し走って、朝5時頃、手描きの鯉のぼりを揚げる予定の岩手県大船渡市にある、サンアンドレス公園のけせんフェス会場に到着した。

本当なら、到着した時にはこの会場のシンボルの塔に246匹の鯉のぼりが舞っているシーンを目にする予定だったのだけど、前日までの悪天候から、3日に設置の予定が、5日の朝の設置に予定が大幅に変更されていた。

結果的に、設置に間に合った事にはなったけど、今日揚げれなければ、皆の思いを乗せたメッセージ入りの鯉のぼりを、被災地の人たちに見てもらう機会を失ってしまう。

風は強いものの、雨は降らず、雲の合間から、青空や、時折太陽が顔を覗かせる天気。

すでに鯉のぼりたちは、LoVE uPのメンバーと三陸ボランティアダイバーズのメンバーがロープに等間隔に結びつけていて、重しとなる砂袋も設置してあったので、鯉のぼりの設置は短時間で終わらせられる予定ではあったけど、強風で暴れ回る鯉のぼりたちに悪銭苦闘。

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この日、大船渡港には、日本一周を行なっているにっぽん丸も入港していた。

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無事設置も完成して、メンバーたちも飛び上がって大喜び

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地元の子供たちも、大喜び

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無地の鯉のぼりに絵を描いてくれる子供や、ミュージシャンたちも。・・・でも、描いている場所が違うような・・・。

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設置を行なったLoVE uP KOKOROKOINOBORIプロジェクトと三陸ボランティアダイバーズ、MORE PROJECT JAPAN、そしてocean+αのメンバーが集合して、鯉のぼりの塔の前で記念撮影。

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けせんフェスのイベントも始まり、ステージでは地元のミュージシャンが演奏を行なった。そのバックで鯉のぼりたちは元気に泳ぎ続けてくれました。

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近くで行なわれていた、おおふなと夢商店街のイベントでも、何点かの手描きの鯉のぼりが飾られていた。

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最後には、「メッセージの入った鯉のぼりが欲しい」という地元の方々に、記念に鯉のぼりをおわたしするシーンも。

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1年をかけて、集まった手描きのメッセージ入り鯉のぼりは、このような形で、被災地の人たちの元へ届けられました。

鯉のぼりの作成にご協力頂いた皆様、また鯉のぼり購入資金、設置資金などにご寄付を頂いた皆様、この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

これからも、被災地の事を忘れず、復興に向けてできる事を続けていければと思います。

本当にありがとうございました。

Wed 25
被災地の空に舞う、200匹の手描きの鯉のぼり LoVEuP KOKOROKOINOBORIプロジェクト
2012.04.25

2011年3月11日の東日本大震災直後から、「被災地の事、被災地の人々を忘れないために、ずっと心に寄り添っている事を何かの形にして伝えたい」という一人の女性ダイバーの思いから始まった、KOKOROKOINOBORIプロジェクト。

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このプロジェクトは、被災地の事を思い、描いた絵やメッセージで彩られた手描きの鯉のぼりを作り、被災地の空に揚げようというもの。真っ白な無地の鯉のぼりは、日本のダイバーを中心に、多くの人からの賛同を得て、1年をかけて、約200匹の手描きの鯉のぼりとなって戻ってきました。中には遠くアメリカやバハマ、フィリピン、ニューカレドニアなどから届いたメッセージ入りの鯉のぼりも。

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沢山の人の思いのこもった鯉のぼりたちは、今年の5月4日、そして子供の日となる5月5日の2日間、岩手県大船渡市のサン・アンドレア公園で行なわれる、復興支援イベント「けせんふぇす2012(http://kesenfes.com/)」の会場で、空に舞うことになりました。

鯉のぼりを描いて頂いた皆様の思いが形になって、被災地の空に舞う。その姿を、少しでも多くの方に見てもらえれば、そして、少しでも、これからも前を向いて進んで行く励みになれば、と願っています。

また、今回のプロジェクトで不足していた鯉のぼりの設置費用を4月6、7、8日で行なわれたマリンダイビングフェアの三陸ボランティアダイバーズと、ocean+αのブースで寄付金として募ったところ、最終的に17万5082円のご支援を頂きました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

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主催
LoVEup KOKOROKOINOBORIプロジェクト
共催
けせんふぇす2012
三陸ボランティアダイバーズ
モアプロジェクト・ジャパン
ocean+α

鯉のぼりの手描きに、ご協力頂いた団体ダイビングサービス等

Diving&Cafe川奈日和
新浦安渋谷幼稚園の有志一同
千葉県立船橋特別支援学校
南紀シーマンズクラブ
福井県鯖江青年会議所
うなりざき石垣店
ダイバーズプロIRON
新橋BOX
Diving shop NANA
DOLPHIN DREAM
おらんくダイバーズ
ALIZE
須江ダイビングサービス
西伊豆DSエグザイル
フルーダム・ファクトリー
AQUA JOURNEY Inc
Good Dive Shop
三陸ボランティアダイバーズ
モアプロジェクト・ジャパン
INTO THE BLUE
その他多くのダイバーの方々。

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Tue 20
MSN内のSankei Photo と Asahi.comに三陸ボランティアダイバースの記事掲載
2012.03.20

MSN内のSankei PhotoAsahi.comに三陸ボランティアダイバースの記事と写真が掲載されました。

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  • 越智
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2017年12月23日(土)、東京の渋谷で、毎年恒例となりました越智隆治スライドトークショーを開催いたします。 <昨年六本木で開催したスライドトークショーの様子> おかげさまで、毎年満員御礼(若干オーバーなためいつも狭くてすみません)のトークショー。今年は、大きな3面スクリーンのある会場で、1年間の撮影の様子をご報告します。 迫力のあるクジラから、癒しの海まで、海に包まれているような気持になれると思います。 食事スタイルは、半立食のブッフェ形式。 席が決まっていないので、いろんな方をお話しできるかと思います。 またせっかく海が大好きな人たちが集まりますので、「なにか青いもの」をご持参ください。洋服でも、靴でも、鞄でも小物でも、なんでも構いません。もしかしたら、いいことがあるかもしれません。 会の終盤には、お楽しみのプレゼントじゃんけんも開催予定です。 今年はどんなプレゼントか、お楽しみに。 満席になり次第、締め切りとさせていただきますので、ご参加ご希望の方は、お早めにお申込ください。 皆さまのご参加、心よりお待ちしております! ■越智隆治スライドトークショー2017 ○日にち:2017年12月23日(土) ○会場:イベントスペース DAIA 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-23-12 フォンティスビルB1 https://goo.gl/maps/Naoahs1V9PJ2 ○時間 17:00 受付開始 17:20 スタート 19:40 終了 20:00 完全退出 ※二次会の開催は予定していません ○参加費 7,000円 ※事前のお振込みをお願いしております ○お申込・お問い合わせ ochi@oceana.ne.jp 以下をご記入の上、ご連絡ください。 「件名:越智隆治スライドトークショー2017参加希望」 *お名前: *参加人数: *当日に連絡のつくお電話番号: ※担当者より詳細のご案内をさせていただきます

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INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

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世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
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