PHOTOGRAPHER’S DIARY

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Photographer’s Diary

宮古島

Thu 15
Panasonic LUMIX DMC-GM1で家の中を撮影してみた
2014.05.15

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最近お気に入りで、いつも持ち歩いているサブカメラ、Panasonic LUMIX DMC-GM1で、家の中を撮影してみることにした。撮影は、すべてソフトフォーカスモード

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旅先で見つけて、気に入った絵を玄関に飾りました
額もお気に入り

小笠原からのおみやげのステンドグラス。海の見えるラナイの窓ガラスに飾っています。見る角度によっては、ザトウクジラが海を泳いでいるみたいにみえます。

P1250514k.jpgのサムネール画像

新しい絵を飾るまで、玄関に飾っていたのは、僕がミクロネシアのヤップ島で撮影した花の写真。今は妻のパソコン机の前に飾ってあります。ヤップでは、花をイメージした写真を沢山撮影していたな。

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家族の写真が沢山飾ってある棚に一緒に置いてあるのは、オーシャナで取材したニューカレドニアのウエッブマガジンをハードカバーのフォトブックにしてもらったもの。その上には、同じくオーシャナの取材で訪れた宮古島のアーティスト、故富夢さん作のクジラの歯で彫ったクジラのテールのネックレス。

取材で訪れる海で、小さな、だけどとても大切な思い出が沢山作られていきます。その一つ一つを大切にしたいのだけど、最近はちょっと忙しすぎて、ちゃんと大切にできていなような気がしています。良く無いですね。

いつか・・・・落ち着いたら、感謝の気持ちを伝える旅に出たいなと、いつも思ってはいるんですけどね。気持ちを伝えに行かなければいけない海や人が多すぎて、どこから行けばいいか、これまた悩みます。

身体が三つくらい欲しいです。

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これは、時季はずれだけど、スノーマン

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僕の写真額の横にも、ステンドグラス

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これも、ハワイで買った、木でできたマッコウクジラの置物

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お気に入りのカメラで撮影すると、家の中にあって、いつも見てるものでさえ、かわいく撮影したくなりますね。

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Thu 12
天国でなく、竜宮城に旅立った富夢さん
2013.12.12

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<自分の作品に関して、嬉しそうに語っていた富夢さん>

今年10月にオーシャナロケで訪れた宮古島。そこで山本大司潜水案内の山本さんご夫妻に連れていって頂いたのが、Moby工房という、手作りのオリジナルアクセサリーや家具などを作っているお店。

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<ハンマーヘッドシャークやジンベエザメなど、人気の木彫り作品が並ぶ店内>

島に住む多くの人が、この工房の作品を気に入っている。山本さんのダイビングショップのゲストハウスにも、Moby工房で創ってもらった、家具が並んでいる。

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<富夢さんの家具が置かれている、山本大司潜水案内のゲストハウス>

店内に入っただけで、自分には宝の山だらけのように見えた素敵なお店だった。Moby工房店主で、作者の新島富(富夢)さんは、これまた、見るからに"職人"という感じの渋い風貌。僕は一目で富夢さんから溢れ出る人間味とオーラが気に入り、初対面にも関わらず、バシバシと写真を撮影した。普段は結構遠慮気味になるのだけど、何故かこのときは、どうしても撮影したくてしょうがなかった。こんな風に無遠慮に撮影されるのは、嫌がるのではと思ったのだけど、富夢さんも、そんな僕の行動を嫌がりもせず、受け入れてくれていた。

今月初め、山本さんから連絡があり、富夢さんが亡くなられた事を知った。来年には、またMoby工房を訪ねて、今回買いたくても我慢して帰ってきた、マッコウクジラの歯でできたネックレスを買おうと思っていたのに・・・。富夢さんの作ったネックレスを、一つは欲しいと思っていたのに・・・。きっと、そう思っていた人も多くいたに違いない。

facebookで亡くなられた事を聞かされながら、僕は失礼と思いつつ、「あのネックレスが、どうしても欲しいのですが」と思わずメッセージに書いてしまっていた。

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<僕が気に入ったマッコウクジラの歯でできたネックレス(中央)>

山本さんも、一緒にお店にお伺いして、僕がそのネックレスを欲しがっていたことを知っていたからか、「家族の方に聞いてみます」と答えてくれた。僕が撮影した「富夢さんの写真を何点か頂けませんか」ということだったので、数点お送りした。

翌日、その写真と、オーシャナの記事を持って、山本さんがご家族の元を訪れて、僕がネックレスを欲しがっていた事を伝えてくれた。落ち着いたら、その件でご連絡頂けることになった。

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<富夢さんが作成した、山本大事潜水案内の看板の前で家族写真を撮影した>

そして、昨日、葬儀を終えた息子さんから、ネックレスを譲りたいと連絡を頂いた。富夢さんは、「生前から自分の作ったものを、気に入って理解してくれる人が身につけてくれればそれでいいんだよ」とご家族に話していたそうだ。「だから、気に入ってくれた越智さんにもらって頂ければ、父も本望だと思います」と伝えられたときには、唇が小さく震えた。

たった一度しか出会っていない僕が、こんな我がままを言って良かったのかと、申し訳無く思った。もらって欲しいとは言われたものの、もちろん、ネックレスは、富夢さんとお会いしたときにお伺いした値段で購入させてもらうことにした。

多くの人に喜ばれる作品をもっと、もっと、作り続けて欲しかった。本当に残念でならない。

遺品となる富夢さんの作品たちは、息子(二男)さんが、宮古島に戻り、いつかお店をオープンしてそこで販売する予定だという。

富夢さんの遺骨は、ご家族によって、宮古島の海に散骨された。そのときに、ウミガメが水面に顔を出し、まるでその様子を見守っているかのようだったと息子さんからお伺いした。

それを見て「あの人(富夢さん)は、天国ではなくて、竜宮城へ行ったのかもしれないね」と奥さんがつぶやき、皆もそれに納得するように小さくうなずいていたそうだ。

たった一度しかお会いできなかったけど、きっと富夢さんは、竜宮城でまた好きな彫り物をしながら、仙人のような生活しているのではないかと願わずにはいられないのである。

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ご冥福をお祈り申し上げます。

Wed 16
宮古島ロケ終了、今年1年、長かった
2013.10.16

もうすぐ、夜の最終フライトで、宮古島から羽田に戻ります。台風がいくつも発生して、決してベストとは言えなかったコンディション、納得が行く撮影ができたかと言われると正直不完全燃焼感が残る。悔しさもある。でも、そんなコンディションの中での自分の持てるベストは尽くせたとは思う。取材に協力して頂いたダイビングサービスの方々にも、本当に感謝しています。

何となく今年のカレンダーをチェックしていたんだけど、今年、ロケやスペシャルトリップなどが無かった日数は、今日までで40日間だった。次のロケまで2週間以上家にいれるのは、今年初だ。当然、その40日間の間にも打ち合わせなどがあったりしたわけだけど。オーシャナを始めてまだ2年経っていないのに、多くの取材が入ることには、感謝しなければいけないし、運営者の一人として踏ん張らなければいけない時期ではあるのだけど、正直、今年はキツかったな〜。って、まだ今年は終わってないけど。

とにかく、家に戻ったら、ぼ〜っとしたいな。でも、息子たちともちょっとは遊びたいな。

Mon 07
台風直撃とパーントゥ
2013.10.07

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宮古島は5日、台風23号の暴風圏内に入った。最接近は、6日未明ということで、暗くて撮影ができないので、ダイビングサービス、Fish a go go! の佐瀬さんに頼んで、明るい間に撮影に出かけた。ホテルの窓には、打ち付ける雨、そして、びゅーびゅーと吹きすさぶ風の音が聞こえて来る。港の防波堤に立っていると、陸側からの突風で、海の方へよろけそうになる。徐々に波が高さを増してくるようで、突端まで行くことを躊躇った。

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23号が通過した、6日は、宮古島の平良区島尻の村で行なわれた、この地に伝わる、伝統的な祭事、パーントゥ・プハナに行って来た。パーントゥはPNGのマッドマンを連想させる。テレビの人気番組「逃走中」のルーツみたいなこの祭り。女子供、老人にも容赦なく襲いかかり、泥を塗り付けまくるパーントゥたち。しかし、これが厄を払い、無病息災をもたらす事から、自ら小さな息子、娘たちをパーントゥの前に差し出す親も。しかし、子どもにとっては、たまらない。泣き叫び、親にしがみついて、助けを求める。新築の家の中や、警備中の警官まで餌食にされるとか。

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到着直後の元気な山本ファミリー(山本大司潜水案内)。3人息子たちは、「くさいから、絶対泥付けられたく無い」と言っていた。

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終わってからの、山本ファミリー。両親は顔泥だらけ、3兄弟のうち、長男以外は父に羽交い締めにされて、パーントゥに泥だらけにされる。特に三男君は、もう帰ることになり、安心し切って、車に向かう途中で襲撃に会い、茫然自失状態。

あれ?寺山君は全く塗られてないな〜。

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はっきり言って、これはドキドキします。夜、暗がりから出て来られると、怖い。

Sat 05
テールフェチ
2013.10.05

宮古島に台風23号が直撃か、というタイミングで取材に来てしまった。当然の事ながら、台風の影響で、潜る事ができないので、山本大司潜水案内人の山本さんご夫妻に案内されて、Moby工房という、貝や真鍮、海岸などに打ち上げられた木材などを使って、オリジナルアクセサリーや家具を手作りで作っているお店を訪ねた。

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到着すると、沢山の木材が店の前に積み上げられていて、その横では、モビー工房店主の富夢(新島富)さんが、木素材を活かした椅子の作成をしていた。山本さんが、「仙人」と呼んでいたその人の風貌は、一目で僕の写欲をかきたてた。アーティストであり、職人。何かを探求し続けてきた人に共通に存在する独特の雰囲気と存在感。

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挨拶をするなり、富夢さんが目をつけたのは、僕がしていた、クジラのテールとフック、それに波の形を合わせたデザインの、マッコウクジラの歯でできたネックレス。先日訪れた、ケアンズでも、同じような彫り物をする人が、「それはどこで手に入れたんだ?素材は何なんだ?」と、突然声をかけてきた事を思い出した。

富夢さんにも、同じ事を聞かれ、トンガで、トンガ人アーティストに作ってもらい、もう6年もお守りみたいに、潜るときも、寝るときも、肌身離さず身につけているものだと説明した。飛行機の離発着時や、海に出る時には、このネックレスを無意識に触るのが癖になった。

その後も、トンガでいくつかのネックレスを手に入れたけど、結局この同じネックレスを6年間、身につけ続けている事も話した。

僕の説明を聞きながら、覗き込むように僕のネックレスを眺める富夢さん、「コーティングはしてあるの?」という質問に「多分してないです」と答えると、「コーティングすると、削れないでもっと長く形が残っているものだよ。やっぱり生き物の一部だからね、海水に浸けてると、水分を含んでしまうから」と教えてくれた。確かに、手に入れてから、ずっと身につけているうちに、このネックレスの周囲が、丸みを帯びて来ているのは分かっていた。

身につけずに、家に保管している他のネックレスは、いまだに、彫り込んだデザインがしっかり残っているけど、このネックレスの彫り込みは、擦れて、少し目立たなくなってきていた。

お店の外観からして、すでに僕の興味をそそるものが多数あるのだろうとは予想できた。お店の外観を撮影して、皆から少し遅れて、店内に入った。その途端、きっと、僕の眠そうな目は、キラキラと見開いていたに違いない。

店内には、貝、真鍮、木材のみならず、クジラの骨や歯などで作られたアクセサリー、しかも、相当に完成度の高い商品・・・・、いや、作品が並んでいた。
「こ、これは、やばい!」すでに、トンガでかなりの数のネックレスを購入して帰ってきたばかり。なのに、ここでこんなものに出会ってしまった。

おそらく、トンガで購入していなかったら、迷わず購入してしまっていたであろう作品。しかし、そんなに興味のない妻に「またこんなに買ってきて、どうするの?」と数日前に言われて、出て来たばかり・・・。

特に気になったのが、やはりマッコウクジラの歯で作られたテールのネックレス。値段は数万円。完成度の高さ、素材を考えると、決して高くは無い。しかも、僕の大好きな、クジラのテール。写真を撮影していても、自分自身相当にテールフェチだと思うくらい、テールに固執して撮影することが多いくらいにテールに魅力を感じる。

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自分にとっては、テールは、イルカやクジラの美しさ、力強さの象徴でもある。15年以上、カメラを通して、このテールを追い求めて来た人生だったわけだから。とは言っても、まだ15年ちょっとだけど。

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「う〜ん、う〜ん」と頭の中で葛藤し続ける。「でも、ネックレスはもう買えないよな。う〜ん、う〜ん」。と、ふと視線を移すと、黒い木の素材で作られた、テールのネックレスが目に付いた。そのテールもかっこいい。「これもかっこいいですね〜」。すると、横にいた寺山君も「あ、ほんとだ、かっこいい、いくらくらいですか?」との質問に、「まあ〜2000円か3000円くらいかな」との答え。「え、そんなに安いんですか?」と再度訪ねると、「まあ、おれんじゃないし」と小声で答える富夢さん。どうやら、フィリピンから来たお弟子さんみたいな人の作品らしい。

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見た目もかっこいいし、値段も安いので、これはいいと思ったけど、個人的には、もし購入するなら富夢さんの作品をと思っていたので、そのネックレスは寺山君に譲った。

「やはりネックレスは、ダメだよな〜。よし、我慢、我慢」とまた見回していると、今度は真鍮のキーホルダーの中に、またしてもクジラのテールのデザインを見つけてしまった。しかも、相当にかっこいいし、テールの付け根部分には、しっかりと「TOM」の名前が彫られていた。

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「あかん、これはあかん!しかもネックレスじゃなくて、キーホルダー」今まで押えてきていた、欲望が、ここで完全に抑制できなくなった。

結局、欲望に負けて、購入し、お礼を言ってお店を出ようとすると、「そのネックレス、もし時間があるなら、コーティングするよ」と突然富夢さんが言ってきた。僕も即座に、「え、いいんですか?時間は十分あります。最低でも12日まではこちらにいますので」と即答していた。

ということで、6年間、マッサージのときに「外して下さい」と言われた以外に外した事の無かったネックレスが、初めて、僕の手、否、首から離れ、富夢さんに託されることになった。

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楽しみだけど、でも、また自分にとっては、宝の山のようなお店を訪れる事を考えると、自分の欲望が押えられるのか、今から不安ではある。


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2019年に開催する、奄美南部でのホエールスイム空席状況です。 開催期間 2019年1月26日(土)〜2月3日(日) 2019年2月23日(土)〜3月1日(金) 宿泊:ZEROグラビティー・古仁屋クラブハウスまたは、ZEROグラビティー清水ヴィラ 両方の宿泊施設は、車で5分ほど離れています。 船:ZEROグラビティー所有のカタマランボート。暖房完備の船室、冷蔵庫、ポットなど 温水シャワーのあるシャワールーム、トイレはウォッシュレット ボートの出港は、古仁屋からになります。宿泊施設からは、それぞれ、3分(クラブハウス)、10分(清水ヴィラ)。 空席状況(2018年12月22日現在) 1月26日(土) 空席4 1月27日(日) 満席 1月28日(月) 空席1 1月29日(火) 空席1 1月30日(水) 空席2 1月31日(木) 空席1 2月1日(金) 満席 2月2日(土)  空席5 2月3日(日) 余裕有り 2月23日(土) 空席2 2月24日(日) 満席 2月25日(月) 空席2 2月26日(火) 満席 2月27日(水) 満席 2月28日(木) 満席 3月1日(金)  空席2

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