PHOTOGRAPHER’S DIARY

  • フォトグラファーズダイアリーTOP

Photographer’s Diary

オーストラリア

Fri 04
2019年GWのホホジロザメケージダイブクルーズは満席
2019.01.04

20171210-_B6A7493k.jpg

2019年のGWに南オーストラリアで開催するホホジロザメケージダイブクルーズは、2クルーズともに、満席になっています。キャンセル待ちは受け付けます。

過去での開催は、11月末から12月頭でしたが、今回はGWに開催。その理由は・・・
11月末から12月、その海域で観察できるのは、オスのホホジロザメのみ。しかし!GWは、メスのみが姿を見せるということです。

JVDM1521k.jpg

メスよりオスの方が迫力あるのでは?と思われそうですが、魚類の世界では、オス、メスどちらが優勢なのかは種類によって違うもので。

DRYD5441k.jpg

ではホホジロザメはどうなのかと言うと、南オーストラリアに限らず、メスの方が体躯ががっちりして大きいという例が多く報告されています。ここでもその情報にたがわず、メスの方が大きい個体が多く確認されています。「BIG4」とこの海域で名付けられているホホジロザメは全て、メス!しかも、そのBIG4が確認できるのが、このGW時期ということなのです。

20171209-_B6A7436k.jpg

怖いもの見たさ?もあり、今回2クルーズチャーターして、そのBIG4を見に行くことになりました。クルーズは、今現在満席になっています。ただ、キャンセルが出る可能性もありますし、今年は無理でも来年行ってみたい!という方は、お問い合わせメールを送信してください。

20171208-_B6A6946k.jpg

Mon 01
HAPPY NEW YEAR 2018 !!
2018.01.01

IMG_1163k.jpg

新年、明けましておめでとうござます。

旧年中は、初めての名古屋、大阪での写真展開催も重なり、ロケも過去最高に忙しい年になりました。取材でお世話になった皆様、写真展にお越しいただいた皆様、スペシャルトリップやスライドトークショーにご参加いただいた、多くの皆様にも感謝した1年でした。今年もこの勢いはとどまることは無さそうです。

なかなかお会いする機会は無いのですが、今年もよろしくお願いいたします。

S__16433181.jpg

Wed 26
【募集!】御蔵島ツアー2017 世界のイルカ・クジラのプロたちが担当します!
2017.04.26

IMG_4470.jpg
<御蔵島のイルカ>

世界中の海洋哺乳類と泳ぐスペシャルトリップを開催しているユナイテッドオーシャンズUnderwater.jpが、2017年は御蔵島ドルフィンスイムツアーを共同で開催します!

ツアーを担当するのは、御蔵島のドルフィンスイムだけでなく、バハマのドルフィンスイムやトンガのホエールスイムなどをはじめとするスペシャルトリップ(詳細は後述)などでのガイドを務め、海洋哺乳類や大物海洋生物を撮影や、一緒に泳ぐことをライフワークとしているメンバー。

「イルカやクジラなどに興味はあるけれど、どうやって行けばいいのかわからない」という方も、「世界の海洋哺乳類と泳いでみたいから話を聞いてみたい」、「世界の海の写真を見てみたい」などという方も大歓迎です。

_29A5065h.jpg
<御蔵島のイルカ>

参加スキルは、3点(フィン・マスク・スノーケル)を付けて、水に浮けるというのが望ましいですが、全くやったことないという方でも、その旨お知らせいただければ参加可能です。(希望者には講習会も開催しています)
子供の参加には、保護者の同伴が必須です。

_MG_9985 2k.jpg
<親子で、バハマのドルフィンクルーズや、パースのアシカスイムに参加する人も>

世界の海洋哺乳類のプロたちと一緒に、この夏、御蔵島のイルカと泳いでみたいという方を募集しています!
少人数制なので、ご希望の方は下記よりお早めにお問い合わせください。

■ 御蔵島ツアー2017 担当メンバーのご紹介
P1600288k.jpg

○越智隆治/Takaji Ochi
ユナイテッドオーシャンズ代表。INTO THE BLUEのスペシャルトリップで撮影を主に行っているため、御蔵島ツアーのアテンドは少ない。10月には越智も参加するツアーを開催予定(別途募集)
担当:バハマドルフィンスイム、タイガーシャーク&グレートハンマーヘッドシャークダイビング、トンガホエールスイム、スリランカホエールスイム、フロリダマナティスイム、メキシコバショウカジキスイム、メキシコジンベエスイム、オースオトラリア・パースアシカスイム、南オーストラリアホホジロザメダイビング等。

P1600373k.jpg

4X0A6643.jpg
<トンガで、ザトウクジラ撮影中の越智>

○犬養拓/Taku Inukai
こぶね代表。10年以上通っている御蔵島のツアーを主に担当。
岡山県の倉敷で古民家ゲストハウス&カフェ「有鄰庵」などを運営する株式会社有鄰の代表でもある。好きなものは、甘いものとリラックマ。
担当:御蔵島ドルフィンスイム

_14A3696.jpg

○稲生薫子/Kaoruko Inou
水中モデル・ライター。またカメラも持ち、生き物だけでなく、ゲストと生き物の撮影も行う。
担当:トンガホエールスイム、オーストラリア・パースアシカスイム、バハマドルフィンスイム、メキシコバショウカジキスイム、奄美大島ホエールスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

11145120_828780950570294_4326895613835652886_o.jpg

12011379_843152462466476_5698875707589195331_n.jpg
<トンガで、クジラと一緒に泳ぐ稲生>

○岡田裕介/Yusuke Okada
写真家。水中生物だけでなく、有名アーティストのライブなどの撮影も行い、忙しく活動している。
担当:トンガホエールスイム、バハマドルフィンスイム、メキシコバショウカジキスイム、パースアシカスイム、フロリダマナティスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

OKADA.jpg

_MG_0379k.jpg
<バショウカジキスイムの船上で撮影をする岡田>

○吉尾名菜実/Nanami Yoshio
動物の専門学校でドルフィントレーナーを専攻後、スペシャルトリップスタッフに。
担当:スリランカホエールスイム、バハマドルフィンスイム、トンガホエールスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

P1260375k.jpg

P1290258.JPG
<バハマのドルフィンクルーズで、タイセイヨウマダライルカと泳ぐ、吉尾>

■御蔵島ドルフィンスイムツアー2017

※追加日程は、随時記載いたします。担当者は、変更する場合があります。

①6月23日(金)~25日(日)※担当:稲生(岡田)
②6月30日(金)~7月2日(日)※担当:稲生
③7月7日(金)~9日(日)※担当:岡田
④7月14日(金)~16日(日)※担当:犬養(吉尾)
⑤8月25日(金)~27日(日)※担当:吉尾
⑥9月1日(金)~3日(日)※担当:犬養
⑦9月8日(金)~10日(日)※担当:犬養
⑧10月27日(金)~29日(日)※担当:稲生 

■基本スケジュール

1日目21:00~21:30頃、竹芝桟橋に集合
22:30頃、東海汽船にて御蔵島へ(船内泊)
※集合時刻の確定は、日程表にてご連絡致します。
<食事:朝× 昼× 夕×>

2日目
御蔵島に到着後、宿に移動 ※準備や朝食など自由時間
【午前】ドルフィンスイム(約2時間)
島に戻って、昼食(各自負担)
【午後】ドルフィンスイム(約2時間)
<食事:朝× 昼× 夕◯>

3日目
【午前】希望者のみ、ドルフィンスイム(オプション・約2時間)
島に戻って、昼食(各自負担)
あるいは船内にてみんなで昼食をとりましょう!
【午後】東海汽船にて、御蔵島発
19:30~21:00竹芝桟橋着後、解散
<食事:朝○ 昼× 夕×>

■参加費用
大人:59,800円(税込)
子供(小学生以下):44,800円(税込)

■代金に含まれるもの
・東海汽船/橘丸(東京〜御蔵島間二等往復。ご希望があれば、追加料金で特二などに変更も可能)
・宿泊代(同姓相部屋)
・ドルフィンスイム/土曜午前1回&午後1回
※日曜日、午前中のドルフィンスイムは、¥9,180(オプション/現地払い)となります。
・食事/朝1回 昼0回 夕1回

※ご注意:イルカに限らず、自然の生き物なので、会えないことや近くで泳げないこともございます。また、御蔵島は地形上、天候や海況により、船の接岸が難しくなることもあります。あらかじめご承知おきください。

お問い合わせ
必要事項をご記入の上御蔵島ドルフィンスイムツアーまでご連絡ください。
【必要事項】
○ご希望のツアー日程
○名前(ふりがな)
○住所
○電話番号
○メールアドレス

■主催
ヒットツアーズ/株式会社エイチアイティ
東京都知事登録 第2種旅行業6316号
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-1マリア千駄ヶ谷ビル1階
TEL:03-5413-4701/ FAX; 03-3401-6888
担当者連絡先:090-1465-2491

■INTO THE BLUEの主催のスペシャルトリップのご紹介
下記スペシャルトリップに参加を希望、ご興味のある方は、INTO THE BLUEにお問い合わせください。

<開催トリップ>
バハマドルフィンスイム(2018年6~7月募集中)
トンガのホエールスイム(2017年残席若干あり)
スリランカのホエールスイム(2018年3〜4月募集中)
オースオトラリア・パースのアシカスイム(2018年2月募集開始)
メキシコのバショウカジキスイム
フロリダのマナティスイム
メキシコのジンベエスイム
南オーストラリアのホホジロザメダイビング
タイガーシャーク&グレートハンマーヘッドシャークダイビング
※2018年は奄美大島のホエールスイムも開催予定

IMG_7210_2k.jpg
<フレンドリーなタイセイヨウマダライルカたちと美しい砂地の海底で泳げるバハマドルフィンクルーズ>

20160413-_29A2429k.jpg
<マッコウクジラの群れと泳げる、スリランカのホエールスイム>

20160401-_60A0039k.jpg
<地球最大の生物、シロナガスクジラに水中で遭遇する夢のような瞬間も体験できるスリランカでのホエールスイム>

20160830-_T5A2843k.jpg
<トンガでは、ザトウクジラの親子とゆったりスイムが体験できる>

20160718-_MG_2206bk.jpg
<バハマドルフィンクルーズに参加したゲストとイルカを撮影>

IMG_0390k.jpg
<フレンドリーなオーストラリアアシカたちと泳ぐ>

_MG_8911t.jpg
<バショウカジキの群れと遭遇可能なメキシコバショウカジキスイム>

_MG_9436pk.jpg
<超癒し系、フロリダマナティスイム>

Wed 01
南オーストラリアでのホホジロケージダイブクルーズ Part.2 ボトムケージダイビング
2017.02.01

20161204-_B6A3519k.jpg

サーフェースケージダイブのケージ内でホホジロザメを見る事に慣れたら、いよいよ、ボトムケージダイブを行う。

http://takaji-ochi.com/diary/2017/01/part1.html
サーフェースケージダイビングの記事は上から

ガイド1名とゲスト3名が一つのケージに入り込み、海底にケージを沈めて、ホホジロザメを観察できる。

_60A1927k.jpg

ウエイトベストは、サーフェースで使用したものと同じものを使用して、タンクはハーネスのみで装着。つまり、何かトラブルが発生した時、ドライスーツを着ていれば、スーツにエアを入れる事で浮上は可能かもしれないが、ウエットの場合、一度沈んでしまうと、自力では浮上できない。

_60A1930k.jpg

色々安全面が気にかかり、アンドリューに質問をした。特に、細いワイヤーで結びつけられたケージはかなり心細い。「これって負荷はどれくらい耐えられるの」と聞くと、「ウィンチは5tを持ち上げられるし、予備のウィンチもある。ワイヤー以外でも、ロープで船と結びつけているし、船上との連絡用の細いロープで、潜降や、停止、浮上の合図が送れるようになっている」とアンドリュー。

「このケージの中の2本のタンクはエアが無くなった時の予備?」。「それもあるが、もし、ウィンチが効かなくなった場合、このタンクのエアをケージの上にある容器に入れていき、浮力を確保するのにも使うようになっているんだ」。
「へ、へ〜、で、今まで使ったことはあるの?」。「いや、無いよ」という感じで、とにかく臆病な僕は、ボトムケージの安全面に関して、おそらくかなり執拗に確認していた。

ケージに入り、徐々に海中に沈んでいくときに気をつけないといけないのは、うっかりレギュを咥え忘れていたり、マスクを装着し忘れていたりすることだ。潜降はゆっくりではあるけど、水温も低く、緊張もしているからか、耳抜きし辛い可能性もある。

自分がトライした時は、透明度も高く、視界が開けていたので、ボトムに到着したときには、海草が視界一面に繁殖している美しい光景に感動して、恐怖心に勝っていた。

ボトムに着くとすぐにガイドが餌の入ったボックスを開いて、ケージの外に放出する。最初に集まって来たのは、Horseshoe Letherjacket というハギ系の魚たち。そのほかにもアジ系の魚や、エイなども姿を見せる。

20161203-_B6A3008k.jpg
<ホースシュー・レザージャケットの群れ>

_B6A3302k.jpg
<マダラエイなど他の生物も見られる事も>

すでにサーフェースケージの餌やりで集まっていたホホジロザメたちは、ボトムケージの中から放出される餌の匂いを敏感に嗅ぎつけて、水面から、海底へと移動を始めていた。

_B6A3502k.jpg
<ケージの中の餌箱から、餌を取り出して、外に放出する>

そして、360度あるケージの周囲をグルグルと旋回し始めた。この近さは、サーフェースの非では無い。格子窓から手を伸ばせば触れるくらいの距離を旋回するホホジロザメの巨体は、かっこよくもあるけど、正直不気味でもある。

20161203-_B6A3079k.jpg
<少し暗くなっても、ケージダイビングする場合もある。完全にホホジロに見つめられている・・・?>

臆病な僕は、ケージが横倒しになっちゃった事とか、自分がケージの外に転げ落ちちゃった事とか、サメがケージに入って来ちゃった事とか、何か会った時の事を色々妄想しては、対処方法や、脱出方法を考えていたのだった。っていうかその前に、その錆びたタンクは大丈夫なのか?と心配になった。

20161205-_B6A5077k.jpg
<海草の海底を泳ぐホホジロザメ。ボトムケージダイブならではの光景>

とは言え、南オーストラリアのホホジロケージダイブの魅力は、このボトムケージにある。ホホジロケージで有名なのが、南アフリカのケープタウンとメキシコのグアダルーペ、それにここ南オーストラリアのポートリンカーン。その三ヶ所とも撮影に訪れた事のある海外の写真家たち数名に、「どこがおすすめ?」と聞いてみたところ、「南アフリカは透明度悪いことが多い、メキシコは透明度良くて、でかいのもいるけど、ブルーウォーターだけだから退屈になってくるんだ。その点オーストラリアは、海草や砂地の海底と一緒に撮影できるし、他の魚との絡みも撮影できるから、飽きないね。だから俺はオーストラリアが好きかな〜」というのが、だいたい皆同じ意見だった。

20161205-_B6A5145k.jpg
<アジとホホジロザメ>

最初は、サーフェースのブルーウォーターバックにホホジロも悪く無いと思うのだけど、やはり海底の環境と一緒にホホジロ撮影できるのは、撮影する側としては、確かに飽きなくていい。

今回、一度に目視できたホホジロザメは5匹、トータルでは20匹に及んだ。そして、ちょっとだけ、ケージの外に出ての撮影も許されて、撮影を行なった。

20161205-_1050369k.jpg
<最後に少しだけケージの外に出してもらった>

2017年12月南オーストラリアのポートリンカーンで、ボートをフルチャーターして、ホホジロザメケージクルーズを開催します。

日程1 
11月30日(木) 午後遅くに日本発(成田、または羽田など)
12月1日(金) ポートリンカーン着 午後遅く 港にて、船上泊
12月2日(土) 早朝出港 アシカスイム&ホホジロケージダイブ
12月3日(日) ホホジロケージダイブ
12月4日(月) ホホジロケージダイブ 港にて下船 ホテル泊
12月5日(火) 朝のフライトでポートリンカーン出発
12月6日(水) 早朝羽田着

日程2
12月6日(水) 午後遅くに日本発(成田、または羽田など)
12月7日(土) ポートリンカーン着 午後遅く 港にて、船上泊
12月8日(日) 早朝出港 アシカスイム&ホホジロケージダイブ
12月9日(月) ホホジロケージダイブ
12月10日(火) ホホジロケージダイブ 港にて下船 ホテル泊
12月11日(水) 朝のフライトでポートリンカーン出発
12月12日(木) 早朝羽田着

2週連続参加もオッケーです。

現地費用は約35万円
本来は、12人乗船可能なところを、ゲストは8人までしか募集しません。これは、ケージに一回に3人までしか入れない事を考慮し、12人だと4ローテーションしなければいけないところを3ローテーションで回転できるようにするためです。

含まれるのは、
ポートリンカーンの空港からクルーズ船まで、ホテルから空港までの送迎費用
下船後のホテル1泊分(2名1室)
クルーズ代(サーフェースケージ、ボトムケージダイブ6本)
アシカスイム

含まれないもの
国際線エア+諸税 、クルーへのチップ、乗船中のビール代(ソフトドリンクは無料)、乗船中でない時の食事代、アルコール代

ご興味のある方はお問い合わせください。

http://takaji-ochi.com/inquiry/index.html

Mon 30
南オーストラリアでのホホジロケージダイブクルーズ Part.1  サーフェースケージダイビング
2017.01.30

20161204-_B6A4939k.jpg

昨年12月頭に、南オーストラリアでのホホジロケージダイブクルーズに乗船して来た。

場所は南オーストラリア州の州都アデレードから飛行機で1時間ちょっとで到着する小さな港町、ポートリンカーン。15年ほど前に、ホホジロケージダイブの取材で2度ほど訪れたことがある。

_60A1653k.jpg

当時と比べて、空港は新しく綺麗になっていて、町も多少は開発が進んでいるが、ホホジロザメのクルーズが出ている場所という印象は町ではあまり見当たらない。しかし、町から少し離れたマリーナに向かうと、ホホジロザメケージダイブを行なっているオペレーターの広告が目立つようになってくる。

_60A1725k.jpg

PC020002k.jpg

一番驚いたのは、「シャークケージダイブ!」と謳われている広告の横に、「シーライオンスイム!」の宣伝が並んでいて、「観光客の皆さ〜ん、デイトリップでこの両方が楽しめるんだよ!」的な・・・・。ホホジロの出る海で、アシカスイムって、それってどうよ。さすが No worries mate! で何でも陽気に済ませてしまうオーストラリアの海の男たちって感じの適当さ加減に、看板を前に思わず一人、笑みをこぼした。半分は、「さすが、期待通りにやってくれるな!」って期待の笑いと、半分は「俺は、これに参加するのか?」って引きつり笑い。

_60A1737k.jpg

マリーナのホテルに一泊して、翌日の朝、ホホジロケージダイブクルーズを行なっている船に乗船した。この船をオペレートしているのは、RODNY FOX SHARK EXPEDITINSという会社 。

_60A1681k.jpg

このロドニー・フォックスと言う人、若かりし頃に、ホホジロザメに左脇腹を「ガブリ!」と噛まれちゃって、九死に一生を得た人物で、この世界では伝説のヒーロー的に有名。今はその息子のアンドリューがメインでケージダイブクルーズをオペレートしている。

_60A1865k.jpg

クルーズは、2泊3日。初日は朝ポートリンカーンを出港して、まずはホホジロザメの多く生息する海域に向かう途中にあるホプキンス島でアシカスイムを楽しむ(心底楽しめるかは疑問)。その後、ケージダイブを行うポイントに移動するのが普通のパターンらしいのだが、自分が乗船したクルーズではホプキンス島のアシカのいるビーチ側に風が吹き込んでいて、波があり透明度が落ちているという情報が、他の船から入っていた。ということで、アシカスイムはクルーズの最後に回して、先にホホジロケージダイブを行う、ネプチューン島を目指すことに。

20161205-_B6A5357k.jpg

ネプチューン島は、北島と南島に分かれていて、今回ケージダイブを行ったのは、北島エリア。到着した時には、すでにデイトリップの船が一隻ケージダイブをスタートしていて、ホホジロも姿を見せているとの情報。

_60A1773k.jpg

皆喜び勇んでウエットやドライスーツに着替えて、まずはサーフェースケージへチャレンジ。クルーがバックデッキに固定してあった大きなケージを海に落とすと、それは、船尾に固定されて、バックデッキから直接ケージに入れるように設置される。エアの確保は、船から繋がっているフーカーのオクトパス。なので、身につけるのは、スーツの他は、マスクと普段よりかなり重めのウエイトベルトのみ。着底して身体を安定させるためなので、普段の2倍以上の重さがあるため、ケージ入り口にしゃがみこんで、ベストタイプのウエイトを着るような感じで、クルーに着せてもらう。身体を固定するのだから、もちろんフィンは履かない。

_60A1842k.jpg

ウエイトベストを装着すると、フーカーのレギュレーターをくわえて、ケージの中へと身体を滑り込ませる。4人が一度にケージ内に入れることになってはいるが、大柄な欧米人が一緒だと、できれば3人くらいがいいなという感じの広さ。

デイトリップの船では、このサーフェースケージのみなのだが、クルーズでの場合は、これに加えて、ボトムケージダイブを行うこともできる。

周囲には、撒き餌や、魚肉と血をミンチ状にして、撹拌したおぞましいスープ状のものを、流し続ける。クルーは、魚のエラの部分をロープで結びつけたものを、何度も何ども繰り返し、海に放り投げている。

船上から観察していると、しばらくすると巨大な黒い影が、ケージの側に姿を現した。「サメだ!来たぞ!」それに気づいたクルーやゲストが、大声で叫び、僕はカメラを持ったままトップデッキから、海中をゆっくりと移動する姿を撮影するために、デッキの右から左へ、左から右へと忙しなく移動した。

黒い影は徐々に、ロープで縛られ、ケージの側に投げられた餌へと接近していく。それに食いつこうとした瞬間、ロープを持ったクルーがそのロープをケージ近くまで引き寄せた。つられてホホジロも、ケージの近くまで大きな口を開けたまま接近して来て、ケージに激突した。

20161204-_B6A4492k.jpg

「わ〜!!」と皆が歓声をあげる。自分は船上にいながら、「う、羨ましい!早くケージに入りたい!」とケージとサメの様子を伺いながらシャッターを切った。

いよいよ、自分の順番が回って来た。サーフェースケージは、前に経験したこともあるし、最近はノーケージのタイガーシャーククルーズも主催しているので、巨大なサメへの恐怖心はそれほど強くはなくなってるので、冷静に対応できていた。

しかし、問題だったのは、巨大なサメへの恐怖心とかではなくて、一緒に入ったゲストの巨大さだった。ある女性ゲスト、最初から「この人と一緒に入ったら狭そう。一緒に入るのは避けないと撮影できなさそう」と思っていたのに、タイミング悪く、しょっぱなに、その人と一緒にケージに入ることに。正直、一人で2.5人分はある。しかも、その女性が先に入ってしまい、ベストポジションをキープしている。「う、撮影するスペースがない・・・」。真正面の一番良いスペースは彼女がそこにいると、本来、3人で並べるスペースが一人で満席になってしまっていた。

_60A1902k.jpg

おまけに、自分のカメラには、アームとストロボも付いている。ケージだからと短めのアームを持って来ていたのだけど、それでも邪魔になる始末。おまけに、出発前に、動画撮影用に購入し、アームの途中に装着したTGトレッカーなんか、ケージの撮影窓の上の枠にぶつかって、ただの障害物にしかならない。

「し、しまった〜、欲張るんじゃなかった!」と瞬時に後悔し、すぐにトレッカーを外して、少しでも身動きしやすいようにした。

迫り来るホホジロザメへの恐怖よりも、巨大なゲストの背中と格闘し、カメラに余計なものを取り付けてしまってさらに身動きできなくしてしまった浅はかさに、イライラしながら、カメラをガンガンケージにぶつけながら、ホホジロの撮影を行なっていたのだった。

20161204-_B6A4461k.jpg

2017年12月南オーストラリアのポートリンカーンでホホジロザメケージクルーズを開催します。

日程1 
11月30日(木) 午後遅くに日本発(成田、または羽田など)
12月1日(金) ポートリンカーン着 午後遅く 港にて、船上泊
12月2日(土) 早朝出港 アシカスイム&ホホジロケージダイブ
12月3日(日) ホホジロケージダイブ
12月4日(月) ホホジロケージダイブ 港にて下船 ホテル泊
12月5日(火) 朝のフライトでポートリンカーン出発
12月6日(水) 早朝羽田着

日程2
12月6日(水) 午後遅くに日本発(成田、または羽田など)
12月7日(土) ポートリンカーン着 午後遅く 港にて、船上泊
12月8日(日) 早朝出港 アシカスイム&ホホジロケージダイブ
12月9日(月) ホホジロケージダイブ
12月10日(火) ホホジロケージダイブ 港にて下船 ホテル泊
12月11日(水) 朝のフライトでポートリンカーン出発
12月12日(木) 早朝羽田着

2週連続参加もオッケーです。

現地費用は約35万円

12名乗船可能なところ、募集人数は、8名のみ

含まれるのは、
ポートリンカーンの空港からクルーズ船まで、ホテルから空港までの送迎費用
下船後のホテル1泊分(2名1室)
クルーズ代(サーフェースケージ、ボトムケージダイブ6本)
アシカスイム

含まれまいもの
国際線エア+諸税

ご興味のある方はお問い合わせください。


ENTRY

ENTRY

  • 越智隆治
    お久しぶりです、メールにてご返信させていただき...
  • 阿部一子
    越智さん、こんにちは 福岡でご一緒した阿部です...
  • 尾高大樹
    はじめまして、スリランカのホエールスイムに興味...
  • 高橋
    はじめまして。 きれいな写真ばかりで感動しまし...

ENTRY

PICK UP

2018.12.22
2019年奄美ホエールスイム・空席状況 2019年奄美ホエールスイム・空席状況 2019年奄美ホエールスイム・空席状況 2019年奄美ホエールスイム・空席状況

2019年に開催する、奄美南部でのホエールスイム空席状況です。 開催期間 2019年1月26日(土)〜2月3日(日) 2019年2月23日(土)〜3月1日(金) 宿泊:ZEROグラビティー・古仁屋クラブハウスまたは、ZEROグラビティー清水ヴィラ 両方の宿泊施設は、車で5分ほど離れています。 船:ZEROグラビティー所有のカタマランボート。暖房完備の船室、冷蔵庫、ポットなど 温水シャワーのあるシャワールーム、トイレはウォッシュレット ボートの出港は、古仁屋からになります。宿泊施設からは、それぞれ、3分(クラブハウス)、10分(清水ヴィラ)。 空席状況(2018年12月22日現在) 1月26日(土) 空席4 1月27日(日) 満席 1月28日(月) 空席1 1月29日(火) 空席1 1月30日(水) 空席2 1月31日(木) 空席1 2月1日(金) 満席 2月2日(土)  空席5 2月3日(日) 余裕有り 2月23日(土) 空席2 2月24日(日) 満席 2月25日(月) 空席2 2月26日(火) 満席 2月27日(水) 満席 2月28日(木) 満席 3月1日(金)  空席2

参加者の声

スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声

What's NITO THE BLUE?

INTO THE BLUEとは?

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

WEB-LUE

GBR! 魅惑のミンキークルーズ
ocean+a

世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。  http://oceana.ne.jp/

アマナイメージズにて取扱中!

アマナイメージズに作品を提供しています

必要物資・支援要求マップ 311HELP.com