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Photographer’s Diary

御蔵島

Wed 26
【募集!】御蔵島ツアー2017 世界のイルカ・クジラのプロたちが担当します!
2017.04.26

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<御蔵島のイルカ>

世界中の海洋哺乳類と泳ぐスペシャルトリップを開催しているユナイテッドオーシャンズUnderwater.jpが、2017年は御蔵島ドルフィンスイムツアーを共同で開催します!

ツアーを担当するのは、御蔵島のドルフィンスイムだけでなく、バハマのドルフィンスイムやトンガのホエールスイムなどをはじめとするスペシャルトリップ(詳細は後述)などでのガイドを務め、海洋哺乳類や大物海洋生物を撮影や、一緒に泳ぐことをライフワークとしているメンバー。

「イルカやクジラなどに興味はあるけれど、どうやって行けばいいのかわからない」という方も、「世界の海洋哺乳類と泳いでみたいから話を聞いてみたい」、「世界の海の写真を見てみたい」などという方も大歓迎です。

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<御蔵島のイルカ>

参加スキルは、3点(フィン・マスク・スノーケル)を付けて、水に浮けるというのが望ましいですが、全くやったことないという方でも、その旨お知らせいただければ参加可能です。(希望者には講習会も開催しています)
子供の参加には、保護者の同伴が必須です。

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<親子で、バハマのドルフィンクルーズや、パースのアシカスイムに参加する人も>

世界の海洋哺乳類のプロたちと一緒に、この夏、御蔵島のイルカと泳いでみたいという方を募集しています!
少人数制なので、ご希望の方は下記よりお早めにお問い合わせください。

■ 御蔵島ツアー2017 担当メンバーのご紹介
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○越智隆治/Takaji Ochi
ユナイテッドオーシャンズ代表。INTO THE BLUEのスペシャルトリップで撮影を主に行っているため、御蔵島ツアーのアテンドは少ない。10月には越智も参加するツアーを開催予定(別途募集)
担当:バハマドルフィンスイム、タイガーシャーク&グレートハンマーヘッドシャークダイビング、トンガホエールスイム、スリランカホエールスイム、フロリダマナティスイム、メキシコバショウカジキスイム、メキシコジンベエスイム、オースオトラリア・パースアシカスイム、南オーストラリアホホジロザメダイビング等。

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<トンガで、ザトウクジラ撮影中の越智>

○犬養拓/Taku Inukai
こぶね代表。10年以上通っている御蔵島のツアーを主に担当。
岡山県の倉敷で古民家ゲストハウス&カフェ「有鄰庵」などを運営する株式会社有鄰の代表でもある。好きなものは、甘いものとリラックマ。
担当:御蔵島ドルフィンスイム

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○稲生薫子/Kaoruko Inou
水中モデル・ライター。またカメラも持ち、生き物だけでなく、ゲストと生き物の撮影も行う。
担当:トンガホエールスイム、オーストラリア・パースアシカスイム、バハマドルフィンスイム、メキシコバショウカジキスイム、奄美大島ホエールスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

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<トンガで、クジラと一緒に泳ぐ稲生>

○岡田裕介/Yusuke Okada
写真家。水中生物だけでなく、有名アーティストのライブなどの撮影も行い、忙しく活動している。
担当:トンガホエールスイム、バハマドルフィンスイム、メキシコバショウカジキスイム、パースアシカスイム、フロリダマナティスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

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<バショウカジキスイムの船上で撮影をする岡田>

○吉尾名菜実/Nanami Yoshio
動物の専門学校でドルフィントレーナーを専攻後、スペシャルトリップスタッフに。
担当:スリランカホエールスイム、バハマドルフィンスイム、トンガホエールスイム、御蔵島ドルフィンスイム等。

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<バハマのドルフィンクルーズで、タイセイヨウマダライルカと泳ぐ、吉尾>

■御蔵島ドルフィンスイムツアー2017

※追加日程は、随時記載いたします。担当者は、変更する場合があります。

①6月23日(金)~25日(日)※担当:稲生(岡田)
②6月30日(金)~7月2日(日)※担当:稲生
③7月7日(金)~9日(日)※担当:岡田
④7月14日(金)~16日(日)※担当:犬養(吉尾)
⑤8月25日(金)~27日(日)※担当:吉尾
⑥9月1日(金)~3日(日)※担当:犬養
⑦9月8日(金)~10日(日)※担当:犬養
⑧10月27日(金)~29日(日)※担当:稲生 

■基本スケジュール

1日目21:00~21:30頃、竹芝桟橋に集合
22:30頃、東海汽船にて御蔵島へ(船内泊)
※集合時刻の確定は、日程表にてご連絡致します。
<食事:朝× 昼× 夕×>

2日目
御蔵島に到着後、宿に移動 ※準備や朝食など自由時間
【午前】ドルフィンスイム(約2時間)
島に戻って、昼食(各自負担)
【午後】ドルフィンスイム(約2時間)
<食事:朝× 昼× 夕◯>

3日目
【午前】希望者のみ、ドルフィンスイム(オプション・約2時間)
島に戻って、昼食(各自負担)
あるいは船内にてみんなで昼食をとりましょう!
【午後】東海汽船にて、御蔵島発
19:30~21:00竹芝桟橋着後、解散
<食事:朝○ 昼× 夕×>

■参加費用
大人:59,800円(税込)
子供(小学生以下):44,800円(税込)

■代金に含まれるもの
・東海汽船/橘丸(東京〜御蔵島間二等往復。ご希望があれば、追加料金で特二などに変更も可能)
・宿泊代(同姓相部屋)
・ドルフィンスイム/土曜午前1回&午後1回
※日曜日、午前中のドルフィンスイムは、¥9,180(オプション/現地払い)となります。
・食事/朝1回 昼0回 夕1回

※ご注意:イルカに限らず、自然の生き物なので、会えないことや近くで泳げないこともございます。また、御蔵島は地形上、天候や海況により、船の接岸が難しくなることもあります。あらかじめご承知おきください。

お問い合わせ
必要事項をご記入の上御蔵島ドルフィンスイムツアーまでご連絡ください。
【必要事項】
○ご希望のツアー日程
○名前(ふりがな)
○住所
○電話番号
○メールアドレス

■主催
ヒットツアーズ/株式会社エイチアイティ
東京都知事登録 第2種旅行業6316号
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-1マリア千駄ヶ谷ビル1階
TEL:03-5413-4701/ FAX; 03-3401-6888
担当者連絡先:090-1465-2491

■INTO THE BLUEの主催のスペシャルトリップのご紹介
下記スペシャルトリップに参加を希望、ご興味のある方は、INTO THE BLUEにお問い合わせください。

<開催トリップ>
バハマドルフィンスイム(2018年6~7月募集中)
トンガのホエールスイム(2017年残席若干あり)
スリランカのホエールスイム(2018年3〜4月募集中)
オースオトラリア・パースのアシカスイム(2018年2月募集開始)
メキシコのバショウカジキスイム
フロリダのマナティスイム
メキシコのジンベエスイム
南オーストラリアのホホジロザメダイビング
タイガーシャーク&グレートハンマーヘッドシャークダイビング
※2018年は奄美大島のホエールスイムも開催予定

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<フレンドリーなタイセイヨウマダライルカたちと美しい砂地の海底で泳げるバハマドルフィンクルーズ>

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<マッコウクジラの群れと泳げる、スリランカのホエールスイム>

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<地球最大の生物、シロナガスクジラに水中で遭遇する夢のような瞬間も体験できるスリランカでのホエールスイム>

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<トンガでは、ザトウクジラの親子とゆったりスイムが体験できる>

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<バハマドルフィンクルーズに参加したゲストとイルカを撮影>

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<フレンドリーなオーストラリアアシカたちと泳ぐ>

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<バショウカジキの群れと遭遇可能なメキシコバショウカジキスイム>

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<超癒し系、フロリダマナティスイム>

Sat 01
2016年最後の御蔵島追加ツアー 水中写真家越智隆治の写真講座付! 御蔵島ドルフィンスイム第二弾、参加者募集中
2016.10.01

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御蔵島のイルカシーズン終了まであと1カ月。
SNSでも、御蔵島でイルカと泳いでいるという内容の投稿をたくさん目にする日々ですが、まだタイミングが合わずにいけていないという方もいらっしゃるのでは?

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10月14日から開催を予定している水中写真家越智隆治が行く御蔵島ツアーは、満員御礼となっておりますが、この度急遽、平日プランを開催することにいたしました。

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オーシャナも2016年最後のツアーということもあり、ツアー価格もいつもよりサービスさせていただくことにしました!
残席はごくわずか。
ご興味のある方は、お早めにお問い合わせください。

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■今年ラストの御蔵島追加ツアー
水中写真家・越智隆治と行く御蔵島ドルフィンスイム

○日程:2016年10月16日(日)夜~18日(火)
○金額:78,210円(税込)
○ツアー料金に含まれるもの
・東京竹芝桟橋-御蔵島の往復船代
※往路は、ゆっくりお休みいただくために特2等席をご用意させていただきたく思っております。ですが、万が一お席が確保できなかった場合でも差額の返金はありません。
また2等を希望されても差額の返金等はありませんのであらかじめご承知おきください。
・ドルフィンスイム2回分
・越智隆治による写真講座
・御蔵島での宿泊代
・2日目の夕食と3日目の朝食
○ツアー料金に含まれないもの
・上記以外の食事代
・レンタル器材代
3日目のドルフィンスイムはオプションとなり、体力や海況に合わせてお決めいただけます(8,640円となります)。

■詳細・お問い合わせ
https://oceana.ne.jp/original_tour/mikura_dolphin2016

Mon 02
なぜ、プラスチック(ビニール)バッグでイルカと遊ぶことを容認しているの? ~御蔵島・ドルフィンスイムで感じた疑問~
2015.11.02

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御蔵島ドルフィンスイム1日目、午後からの2本目は、予期していた通りに、天気も崩れ、風も吹き出した。
イルカたちも、午前中よりは遊びモードで無くなってきていて、ほんとんどが通過イルカ。
ちょっと不完全燃焼のまま港に戻ろうとしたそのとき、港の目の前でイルカの群れが見えたので、最後に入ってみることに。

すると、一頭のイルカがテールにプラスチック(ビニール)バッグを引っ掛けて泳いできた。

その通過する瞬間をカメラで撮影したのだけど、急にUターンして戻ってきて、僕の目の前でクルクルと回り出し、最後には、そのプラスチックバッグを尾から離して、僕に渡すような仕草を見せた。

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<プラスチックバッグをテールに引っ掛けてやってきたイルカ>

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<踵をかえして、迫ってきて、目の前でプラスチックバッグを渡して来ようとした>

バハマでも、イルカたちとはよく海藻でパスキャッチをする。

一時期、バンダナでパスキャッチすることもブームになったことがあるが、最近ではあまりしていない。
なぜなら、イルカたちが持ち去ってしまうこともあったから。

バンダナでのパスキャッチに関しては、クルーが奨励していても、自分で持って入ることは多分ほとんどしなかった。

まったくしなかったとは言わないけど、とにかく抵抗を感じていたので積極的に行うことは無かった。
だけど、海藻でのパスキャッチは自然のものだし、特に抵抗を感じることなく楽しむことができる。

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<海藻をテールに引っ掛けて遊ぶ、バハマのタイセイヨウマダライルカ>

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<海藻を使ってイルカとパスキャッチを楽しむ>

プラスチックや釣り糸が、海洋生物や海鳥の体に食い込んでしまったり、体内から見つかり、大きな被害をもたらしていることは、海の自然環境に関わって生きている人間からすれば、当然知っていてしかるべきことだと自分は思っている。

だから、今回、イルカがプラスチックバッグを持ってきたときには、回収できたら、船に持ってかえろうと思っていたから、目の前で渡されたバッグを握りしめて撮影を行った。

すると、そのイルカ、最初は、まるで枝やボールを持っている飼い主が、いつそれを投げてくれるのかを尻尾を振って待って犬のように、僕の回りをクルクル回り出した。
はっきり言って、「可愛い」のである。

しかし、返すわけにはいかない。

すると、「返してくれない」ということに気がついたのか、今度は、僕に向かって、「返してよ〜〜〜!!」と言わんばかりに口を開けて主張してきた。
そして、その後も僕の回りをグルグル、グルグル側にいる皆の回りもグルグル。

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<他の人がプラスチックバッグを持っているのを探るかのように、他のスキンダイバーの周囲も回り続けた>

「返して!」、「だ〜め!」、「返して!」、「だめだったらだ〜め!」というようなやり取りが、かなり長い間繰り返された。

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<私のおもちゃかえして〜!と僕に抗議を続けるイルカ>

そして、とうとう他のイルカたちに促されて、そのイルカも渋々と泳ぎ去って行った。
ちょっと可哀想だったかな〜、申し訳無いな〜と思いつつも、僕はプラスチックバッグを握りしめて船に戻った。

加藤君に聞くと、「ビニール袋はイルカのお気に入りのおもちゃなんですよ〜」とのこと。
まあ、そうだろうね。
まるで、スヌーピーに登場するブランケット症候群のライナスみたいだったから。

と宿に戻り、観光局協会を訪れてパンフレットなど覗いていると、御蔵島村役場の出すパンフレットに、「好奇心が強く知能の高いイルカはよく遊ぶ生きもの。・・・・・海中にただようビニール袋は定番のおもちゃです」と書かれているのを見つけた。

「......まじか」

自分がfacebookにアップした投稿にも、先週ビニールで遊びました〜、という書き込みもいくつか。

疑問に思い、いろいろ調べてみた。

「御蔵島 イルカ ビニール」で検索すると、出てくる、出てくる。
動画やブログがたくさん出てきた。

中には、遊ぶことに対して否定的なコメントもあるけど、多くの場合、「楽しかった」とか「うらやましい」と言ったコメントが多く、「回収した」というような内容は正直、あまり見つからなかった。

疑問や多少の抵抗があっても、たくさん遊べるからってことなのかもしれない。

これだけ肯定的な内容のものがあったら、否定的なこと書くことの方が罪悪感があり、「イルカも人も、皆が楽しんでるからいいじゃん!」という多数派の意見に圧倒されて、自分もこの記事も書くのどうしようかなとか、確かにイルカがあんなに楽しんでるんだから、とか思う気持ちも無くはなかった。

でも、多くの時間、海で過ごし、海洋生物が被害にあっている現状を目の当たりにしてきた身としては、どうしても「ごめんね、楽しいかもしれないけど、だめなものはだめだよ。自分たちや、他の生き物たちに迷惑がかかるかもしれないし」と思わざるをえない。

もしかしたら、穴が空いているプラスチックバックであれば、そこに顔を突っ込んで抜けなくなる可能性だってあるわけだ。

プラスチックバッグの被害とはちょっと違うけど、以下に過去に自分が見てきた、海洋生物たちが被った被害を目の当たりにしたときの写真を何点か掲載してみた。

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<プラスチックバッグではないけど、釣り糸がテールに巻きついて、テールがボロボロになってしまったバハマのイルカ。次に会ったときには、釣り糸は無くなっていたけど、テールはご覧のような状態に>

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<長い釣り糸が身体中に巻きついているトンガのザトウクジラ。フィンや身体に食い込んでしまって取れなくなり、胸ビレを広げることもできなくなっている。弱っているからか、この後ろには、タイガーシャークをはじめ、無数のサメが付いてきていた>

小さな子供たちが、してはいけない危険なことをしていたら、いくら楽しんでいても、その子のことを思ったら、「だめだよ」と叱れる大人にならなければいけないと思う。
いくらイルカたちに嫌われることになっても。そう思うんです。

御蔵島だけでなく、今でも、どこの海に行っても、大きなプラスチックバッグを海中で見つけたら、極力回収するようにしている。

願わくば、海中で溶けるような、ペットの糞を処理する用のプラスチックバッグなどが普及してくれればそんな心配もせずにいられるのになとも思ったり。

無理してまでイルカから奪って回収することまではしなくてもいいとは思うけど、生き物たちのことを考えたら、していいこと、よくないことは、しっかり判断して海洋生物たちと遊べる人になってもらいたいと思った、久しぶりの御蔵島再訪となった。

何か良い方法は無いのかな。

皆さんはどう思いますか?

Fri 30
カマストガリザメも登場! 20年振りの御蔵島・ドルフィンスイム
2015.10.30

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<20数年前に撮影した御蔵島のイルカたち。今でも健在なイルカも写っているかもしれない>

20年ぶりの御蔵島 変わったこと、変わらないこと

先日、オーシャナのスペシャルトリップで、御蔵島でのドルフィンスイムを行ってきた。

参加者は、台風の影響で催行中止となった去年のリベンジ組や、初めてお会いする方など総勢8名。

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<御蔵島スペシャルトリップ参加者>

今回も、台風25号の影響などで、危ぶまれていた天候もどうにかもって、イルカと泳ぐことができた。
そして、今シーズン最後のオーシャナでのドルフィンルイムツアーは、自分自身にとっては実に20数年振りとなる御蔵島。

20数年前には、御蔵島から出る船の数は5隻程度しかなく、三宅島からの漁船の数の方が多かった。
当時から御蔵島に生息するイルカの個体数は100頭程度だったので、今現在、131頭という頭数が観光協会のボードに提示してあったことを考えると、それくらいの頭数がこの近海に生息できる限界数なのかもしれない。

それを察知したイルカたちが、利島など、他の島への移住を決めたことは、決して不思議ではない。

御蔵島に到着して、気がついた大きな違いは、桟橋の周囲に新たに防波堤が作られていたこと。
以前は、ドルフィンスイミング船は、仕事が終わると、常に陸揚げされていたが、それに比べれば立派になったなという印象だった。

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<20数年前に撮影した御蔵島の桟橋>

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<今回の滞在中に撮影した、桟橋と村の様子。遠くに三宅島も見える>

カマストガリザメも出現!充実のドルフィンスイム

さて、ドルフィンスイムに関しては、透明度はイマイチだったけど、初日の1本目はベタ凪快晴で、海に出るとすぐにイルカの群れに遭遇。
しかも、3回目のエントリー後は、ほとんど船に戻ることなく泳ぎ続けた。

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御蔵島が超久しぶりだったのと、バハマとのドルフィンスイムと比較して泳いでみたりもしていたので、この遭遇率や状況がどんなものなのか良くわからなかったけど、オーシャナのツアーでいつも船を出してくれている海豚人丸(うみとんちゅうまる)の船長、加藤啓示さんも、「今日は久しぶりに、かなりたくさん泳げましたね〜」というくらいのラッキーな遭遇だったとか。

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20数年前も、これくらいは泳げていたようにも思うし、イルカたちの行動で変わっていたことはあまり感じられなかった。
ある一つの行動を除いては......。
それに関しては、次のヘッドラインで取り上げたいと思っている。

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<20数年前に撮影した御蔵島のイルカたちの写真>

今回印象的だった出来事は、イルカと泳いでいる最中に、なんと、パラオのペリリューなどでしか見たことのなかったカマストガリザメが出現したこと。

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<過去に、パラオのペリユーコーナー水深35m付近で撮影したカマストガリザメ>

水深10mにも満たないエリアに姿を見せたのにはちょっと驚いた。
最近では神子元での目撃情報もあるらしく、御蔵島で目撃できたのはとても興味深かった。

写真は証拠写真程度しか撮れなかったけど、イルカに追い立てられ、慌てて逃げ出す2m近いサイズのカマストガリザメの様子が滑稽だった。まあ、中には、突然現れたサメに驚いた人もいたみたいだけど。

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<イルカの群れの前に突如姿を見せたカマストガリザメ>

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<2m近いサイズのカマストガリザメ>

というようなラッキーな遭遇もあった。

イルカよりも嬉しかった!? 20年ぶりの再会

さて、20数年前というと、自分はまだ産経新聞者の写真報道局記者だった時代。
当然、様々な取材も兼ねての来島だった。
久しぶりに過去のスクラップブックを取り出して、どんな記事を書いていたのかを見てみた。

まず、これが初めて御蔵島を訪れた、1994年6月、産経新聞の一面トップページに掲載された御蔵島の記事だ。

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産経新聞に掲載するのは、当然なのだけど、この記事の他にも、写真グラフやウォッチング協会の新しい動向などを記事にしていた。

それだけでなく、雑誌「マリンダイビング」や今は無き「ダイビングワールド」などでも特集ページを担当して記事を書いたりしていた。

その中に、オーシャナの船長をしてくれている加藤さんを取材した記事も見つけた。
「ダイビングワールド」1995年10月号「イルカをとりまく人間たち 2大ドルフィンスポット御蔵島&バハマレポート」の記事がこれ。

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20年ぶりに会った加藤さん(通常は加藤くんと呼んでいる)は、昔と変わらず温厚で優しい人柄で、ついついいじりたくなってしまった。
今回、御蔵島のイルカたちに再会するよりも、実は加藤さんに再会できるこの方が楽しみだったかもしれないと思っている。

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<昔と変わらず、温厚な船長スタイルが懐かしかった加藤さん(奥)>

彼が船長だったので、何も心配することなく、イルカたちと泳ぐことができた......かな。

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船が接岸せず、1日延長した滞在では、宿のお父さんから車を貸してもらい島内観光。
桟橋や、村、三宅島が一望に見渡せる絶景ポイントや、巨大なシイの木を見学した。

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  • 越智
    すみません、2017年の間違いです。訂正しまし...
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    はじめまして、富夢の長男のテツ申します。 テー...

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2016.06.28
2017年名古屋、大阪で写真展「INTO THE BLUE 〜青にとける〜」巡回展のお知らせ

2016年5月に東京・六本木ミッドタウンにある富士フォトサロンで開催し、1万人もの方にお越しいただいた写真展「INTO THE BLUE〜青にとける〜」の名古屋、大阪での巡回展日にちが確定しました。 名古屋・富士フォトサロン 2017年5月12日(金)〜5月18日(木) 大阪・富士フォトサロン 2017年6月2日(金)〜6月8日(木)

参加者の声

スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声

What's NITO THE BLUE?

INTO THE BLUEとは?

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

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