PHOTOGRAPHER’S DIARY

  • フォトグラファーズダイアリーTOP

フォトグラファーズダイアリー

Sun 11
岩手、水温4度の海中で、ガレキ撤去作業
2012.03.11

3月10日、時折雪がちらつく曇天。大船渡市の泊漁港で、三陸ボランティアダイバーズ14人(潜水部隊8人(Ocean+αの2名含む)と引き上げ部隊6人)が、漁師さんに船を出してもらい、海中のガレキ撤去作業を行なった。

Ocean+αとしての初取材は、この海中ガレキ撤去作業取材になった。水温は4度。一昨日まで暖かいフィリピンのセブ島でロケを行なっていた、寒さに弱い軟弱な自分にとって、この水温差だけで、精神的に堪え難い。

しかし、彼らはこんな水温でも、1年前のあの日以降、ガレキの撤去作業を延々と続けている。自分だけ弱音を吐くわけにはいかない。

潜水作業は、水深5mと浅い湾口周辺で2回行なわれた。作業時間は60分を予定していたのだけど、40分を過ぎたあたりから、寒過ぎて、特にカメラを操作する指先が痛みで堪え難くなってきた。撮影を続けながらも、ダイブコンピューターを見ながら早く時間が過ぎてくれと願い続けるが、10分はたったかなと再度コンピューターに目をやっても、5分も経過していなかった。

1年もたち、相当に撤去作業を行なっていても、まだまだ海中にはガレキが山のように残っている場所がある。

_MG_7563.JPG

60分が経過。リーダーのくまちゃんが、作業を中止し、僕に目を向けた。「これで上がれる」と思ったのだが、作業後、くまちゃんは、マクロレンズを装着した水中カメラを持つ僕のために、小さな生物を探し始めた。

IMG_7229.JPG

うねりもあり、指の感覚が無くてフォーカスが調整できないから、置きピンにして撮影を行なった。

周囲には、コンブなどの海藻が生い茂り、海中に春の訪れを伝えている。しかし、この時期が実は1年中で一番水温が低い。ドライスーツに身を包んでいても、70分も潜っていれば、この水温に慣れていない自分は、その冷たさに身も心も折れそうになった。

_MG_7721.JPG

1年前、こんな冷たい水が津波となって押し寄せ、全てを飲み込んでいったのかと考えると、何とも言えない心境になった。だから、途中でリタイヤだけはしないと決めて潜り続けた。皆も潜り続けていたのだから。

1本目、70分以上のダイビングを終えて、感覚の無くなった手をお湯に浸し、港に張られたテントの中で皆で暖を取った。皆の前で「2本目、どうしようかな」と弱音を吐いていたけど、心の中では「潜る」事しか考えていなかった。

結局2本目も70分以上のダイビングになった。

3月11日の今日も、潜水作業は続く。

Fri 09
WEB-LUEのフィリピンロケ、終了。そしてOcean+αのロケで岩手へ
2012.03.09

モデル3人とのBLUE CORALロケも昨日で終了して、今日の飛行機で帰国する。ジンベエ狙いのハードな日々が続いたけど、7日間オズロブのジンベエ狙いで現地に入り、結果7日間とも、ジンベエに遭遇した。遭遇率は100%。

_MG_1761.JPG

いつまでこの状況が続くのかはわからないけど、少なくとも、去年の9月から餌付けが行なわれて、今に至るまで、ジンベエザメがいなかった日というのは、ほとんど無いそうだ。

_MG_7090.JPG

取材が忙しくて、まだWEB-LUEでは発表していないけど、ダイビング・コミュとスキューバダイビング・jpとWEB-LUEが一緒になって、Ocean+αというダイビングの総合サイトを作ることになった。

今回の取材はWEB-LUEとして行なったけど、この記事の公開は、そのOcean+αで行なうことになるだろう。

_MG_7412.JPG

4月のマリンダイビングフェアでも、Ocean+αとして、ブースを出すことになっている。

詳しくは、またお知らせするとして、今日フィリピンから帰国し、その足でOcean+αの初取材として、岩手へと向かう。

Mon 05
取材と取材の中日はマクロ。これは何の魚でしょ〜か。
2012.03.05

ダイバーのロケが終わった翌日は、徹夜で写真セレクトして編集長に渡したので、かなり眠くて、もともとマクロ撮影予定だったのだけど、天気もそんなに良くないし、オフにしてもらった。「越智さん、休息も必要やで!働き過ぎや!」とヒロさんに気を使って頂き、ホテルの部屋に戻って、爆睡。

10時前に、寝て、お昼過ぎにショップに行きますと言っていたのに、結局夕方4時近くまで眠ってしまっていた。自分が6時間も連続で寝るのは結構珍しい。

そして、今日は天気も回復してきたので、マクロ狙いで潜ることに。潜ったのは、ヒルトゥガン島1本とナルスアン島で2本。ガイドは、いつもジンベエのガイドをしてくれているロジャー。ヒロさん以外では、彼と潜る事が一番多い。

色々撮影したけど、昨日のジンベエザメに引き続き、魚の模様のアップも撮影してみたりした。しかし、ここまでアップだと、何の魚かわかりづらい。自分なら、多分この写真見せられても、何の魚だかわからないけど、きっとわかるんだろうな〜。

_MG_1737.jpg

Sun 04
月刊ダイバー、セブロケ終了
2012.03.04

BLUE CORALさんでの月刊ダイバーのセブロケも無事終了して、編集長とモデルさんは、今日の早朝便で帰国しました。

とても短い日程だったけど、天候にも恵まれてかなり良い撮影ができました。ジンベエダイブに関しても、今回で4回目になり、現地の状況にも慣れてきたせいか、相当面白い写真が撮れました。誌面、楽しみにしていて下さい。4月10日発売の月刊ダイバー5月号です。予定では、表紙も、セブで撮影したものを使用する事になっているはず(あ、これは書いていいのかな?)。

って色々書いてるけど、雑誌撮影では、カメラマンは許可無く撮影した写真をブログなどに掲載することは原則できないんです。それは知ってるのだけど、今回色々我がまま言って、編集長を困らせてしまいました。すみませんでした(笑)。

ということで、写真は、前に撮影したジンベエの写真です。今回の写真じゃないですよ。

_MG_3241.jpg

で、今日はオフ日。そして明日からWEB-LUEのロケのために、新たにモデルさんがセブ入りします。モデルは2009年度にミスダイバーになった事もある齋藤絵理さん。最近では、釣りの番組に良く出てるみたいですね。PADIのインストラクター資格も持ってるそうです。

Sat 03
今年2回目のセブは、久しぶりの月刊ダイバーロケ
2012.03.03

今はまたセブに来てます。要するに、一度西オーストラリアでのアシカスイムと短い日本滞在を挟んで、セブを往復した感じ。

今回は、前半が月刊ダイバーのロケ、後半が、WEB-LUEのロケ。で、今日が月刊ダイバーのロケ最終日になります。今回はモデルと、月刊ダイバーの編集長も一緒。実は、今は無き雑誌月刊ダイビングワールド、それに今回の月刊ダイバーと編集者(ライター)と一緒に取材するのは、過去に3回しか無いんです。それも全てその当時の編集長とのみ。

それに、元々ダイビング雑誌の正式ロケを受ける事自体、自分としてはかなり珍しい事なんですね。月刊ダイバーに関して言うと、今回でやっと3回目の正式ロケ。相当にレアな事なんです。特にWEB-LUEを始めて(6年目)からは、ほとんどWEB-LUEのロケでしか取材に出かけていませんでした。

まあ、そんな事はともかく、取材は順調に進み、今日の撮影が終了したら、編集長とモデルは帰国しますが、その翌日、今度はWEB-LUEのモデルの子がセブに入って来ます。

ということで、前回のWEB-LUEロケから、ずっとモデル絡みの取材が続くという、これも自分にとっては相当にレアな状況。しかも、全部BLUE CORALさん、全部セブ周辺ロケ。モデルが違うから雰囲気も違うけど、それにしても前回の撮影場所やアングルとは違うものをセレクトしていかなければいけないから、ちょっと大変。

あと、今回は雑誌取材なために、「blogで取材の様子をアップすることは、オフショット以外は控えて下さい」と言われているので、「これはだめですか?」とオフショット狙いで撮影しても、「あ、これいいですね〜。誌面でつかおうかな」とか「それはヤバ過ぎなので、事務所的にダメです」と編集長の厳しい検閲に合います。まあそのやり取りが楽しかったりするので、決して不満を言ってる訳では無いんですよ。

ということで、やっと許可をもらったのが、下の写真。モデルの子の顔をあまり出さないようにってことだったので、こんな感じ。

_MG_6267.JPG

ちなみに、ネールのデザイン(?)はフィリピンをイメージして描いてもらったそうです。とても元気で表情を作るのが上手なモデルさんです。きっと楽し気な誌面になると思います。でも、それだけでなく、今の旬のセブを十分に紹介できる面白い写真(もちろん水中も)も満載なはず。まあ、レイアウトは編集長が担当なので、よろしくね。

で、顔あんまり出さないでって言われたのだけど、すでにBLUE CORALのヒロさんが、facebookに食事風景出してるし、モデルの子本人も自分のfacebookに写真アップしてるので、顔出しでアップしておきます。もしかしたら、後で検閲に引っかかって、削除されてるかもしれませんけど。

_MG_6440.JPG

ちなみに、僕の横に座っているのは、今回オリンパス関係のお仕事でセブに来られていた高砂淳二さんで〜す。まあ、言わなくてもわかると思いますけど。

ENTRY

ENTRY

  • 越智
    すみません、2017年の間違いです。訂正しまし...
  • 重田精一郎
    開催スケジュールに「御蔵島ドルフィンスイムツア...
  • mimimi
    現在は被災地への物資支援はされておられないでし...
  • 西元雅憲
    初めまして。  西元と申します。私は毎年宮古島...
  • テツ
    はじめまして、富夢の長男のテツ申します。 テー...

ENTRY

PICK UP

2017.10.09
越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください 越智隆治スライドトークショー2017開催決定! 3面スクリーンで大迫力の海洋生物を感じてください

2017年12月23日(土)、東京の渋谷で、毎年恒例となりました越智隆治スライドトークショーを開催いたします。 <昨年六本木で開催したスライドトークショーの様子> おかげさまで、毎年満員御礼(若干オーバーなためいつも狭くてすみません)のトークショー。今年は、大きな3面スクリーンのある会場で、1年間の撮影の様子をご報告します。 迫力のあるクジラから、癒しの海まで、海に包まれているような気持になれると思います。 食事スタイルは、半立食のブッフェ形式。 席が決まっていないので、いろんな方をお話しできるかと思います。 またせっかく海が大好きな人たちが集まりますので、「なにか青いもの」をご持参ください。洋服でも、靴でも、鞄でも小物でも、なんでも構いません。もしかしたら、いいことがあるかもしれません。 会の終盤には、お楽しみのプレゼントじゃんけんも開催予定です。 今年はどんなプレゼントか、お楽しみに。 満席になり次第、締め切りとさせていただきますので、ご参加ご希望の方は、お早めにお申込ください。 皆さまのご参加、心よりお待ちしております! ■越智隆治スライドトークショー2017 ○日にち:2017年12月23日(土) ○会場:イベントスペース DAIA 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-23-12 フォンティスビルB1 https://goo.gl/maps/Naoahs1V9PJ2 ○時間 17:00 受付開始 17:20 スタート 19:40 終了 20:00 完全退出 ※二次会の開催は予定していません ○参加費 7,000円 ※事前のお振込みをお願いしております ○お申込・お問い合わせ ochi@oceana.ne.jp 以下をご記入の上、ご連絡ください。 「件名:越智隆治スライドトークショー2017参加希望」 *お名前: *参加人数: *当日に連絡のつくお電話番号: ※担当者より詳細のご案内をさせていただきます

参加者の声

スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声

What's NITO THE BLUE?

INTO THE BLUEとは?

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

WEB-LUE

GBR! 魅惑のミンキークルーズ
ocean+a

世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。  http://oceana.ne.jp/

アマナイメージズにて取扱中!

アマナイメージズに作品を提供しています

必要物資・支援要求マップ 311HELP.com