PHOTOGRAPHER’S DIARY

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Sun 11
津波から1年。それぞれの思い
2012.03.11

今日も岩手の大船渡市三陸町越喜来の泊漁港で、三陸ボランティアダイバーズによるガレキ撤去作業が行なわれた。

Ocean+αの取材2日目、まず最初に撮影したのは、去年11月に種植えした養殖ワカメの成長した様子の水中撮影。大きく成長したワカメは、3月15日くらいから出荷を始める予定だそうだ。

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この地域の養殖業としては、震災後初めての収益になる大切なワカメ。多くの人が買ってくれればと願う。

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ガレキ撤去作業は、この日は午前中で終了した。午後には、ボランティアのメンバーと漁師さんとで、花束を海に手向け、手を合わせた。

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海中作業を終えた後は、寺山君と一緒に三陸ボランティアダイバーズのメンバーと別れて、陸前高田の慰霊祭を取材した。岩手県として行なう慰霊祭としては、最大の規模だったそうだ。2時46分には、1分間の黙祷が捧げられた。

忘れてはいけない日。

Sun 11
岩手、水温4度の海中で、ガレキ撤去作業
2012.03.11

3月10日、時折雪がちらつく曇天。大船渡市の泊漁港で、三陸ボランティアダイバーズ14人(潜水部隊8人(Ocean+αの2名含む)と引き上げ部隊6人)が、漁師さんに船を出してもらい、海中のガレキ撤去作業を行なった。

Ocean+αとしての初取材は、この海中ガレキ撤去作業取材になった。水温は4度。一昨日まで暖かいフィリピンのセブ島でロケを行なっていた、寒さに弱い軟弱な自分にとって、この水温差だけで、精神的に堪え難い。

しかし、彼らはこんな水温でも、1年前のあの日以降、ガレキの撤去作業を延々と続けている。自分だけ弱音を吐くわけにはいかない。

潜水作業は、水深5mと浅い湾口周辺で2回行なわれた。作業時間は60分を予定していたのだけど、40分を過ぎたあたりから、寒過ぎて、特にカメラを操作する指先が痛みで堪え難くなってきた。撮影を続けながらも、ダイブコンピューターを見ながら早く時間が過ぎてくれと願い続けるが、10分はたったかなと再度コンピューターに目をやっても、5分も経過していなかった。

1年もたち、相当に撤去作業を行なっていても、まだまだ海中にはガレキが山のように残っている場所がある。

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60分が経過。リーダーのくまちゃんが、作業を中止し、僕に目を向けた。「これで上がれる」と思ったのだが、作業後、くまちゃんは、マクロレンズを装着した水中カメラを持つ僕のために、小さな生物を探し始めた。

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うねりもあり、指の感覚が無くてフォーカスが調整できないから、置きピンにして撮影を行なった。

周囲には、コンブなどの海藻が生い茂り、海中に春の訪れを伝えている。しかし、この時期が実は1年中で一番水温が低い。ドライスーツに身を包んでいても、70分も潜っていれば、この水温に慣れていない自分は、その冷たさに身も心も折れそうになった。

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1年前、こんな冷たい水が津波となって押し寄せ、全てを飲み込んでいったのかと考えると、何とも言えない心境になった。だから、途中でリタイヤだけはしないと決めて潜り続けた。皆も潜り続けていたのだから。

1本目、70分以上のダイビングを終えて、感覚の無くなった手をお湯に浸し、港に張られたテントの中で皆で暖を取った。皆の前で「2本目、どうしようかな」と弱音を吐いていたけど、心の中では「潜る」事しか考えていなかった。

結局2本目も70分以上のダイビングになった。

3月11日の今日も、潜水作業は続く。

Fri 09
WEB-LUEのフィリピンロケ、終了。そしてOcean+αのロケで岩手へ
2012.03.09

モデル3人とのBLUE CORALロケも昨日で終了して、今日の飛行機で帰国する。ジンベエ狙いのハードな日々が続いたけど、7日間オズロブのジンベエ狙いで現地に入り、結果7日間とも、ジンベエに遭遇した。遭遇率は100%。

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いつまでこの状況が続くのかはわからないけど、少なくとも、去年の9月から餌付けが行なわれて、今に至るまで、ジンベエザメがいなかった日というのは、ほとんど無いそうだ。

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取材が忙しくて、まだWEB-LUEでは発表していないけど、ダイビング・コミュとスキューバダイビング・jpとWEB-LUEが一緒になって、Ocean+αというダイビングの総合サイトを作ることになった。

今回の取材はWEB-LUEとして行なったけど、この記事の公開は、そのOcean+αで行なうことになるだろう。

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4月のマリンダイビングフェアでも、Ocean+αとして、ブースを出すことになっている。

詳しくは、またお知らせするとして、今日フィリピンから帰国し、その足でOcean+αの初取材として、岩手へと向かう。

Mon 05
取材と取材の中日はマクロ。これは何の魚でしょ〜か。
2012.03.05

ダイバーのロケが終わった翌日は、徹夜で写真セレクトして編集長に渡したので、かなり眠くて、もともとマクロ撮影予定だったのだけど、天気もそんなに良くないし、オフにしてもらった。「越智さん、休息も必要やで!働き過ぎや!」とヒロさんに気を使って頂き、ホテルの部屋に戻って、爆睡。

10時前に、寝て、お昼過ぎにショップに行きますと言っていたのに、結局夕方4時近くまで眠ってしまっていた。自分が6時間も連続で寝るのは結構珍しい。

そして、今日は天気も回復してきたので、マクロ狙いで潜ることに。潜ったのは、ヒルトゥガン島1本とナルスアン島で2本。ガイドは、いつもジンベエのガイドをしてくれているロジャー。ヒロさん以外では、彼と潜る事が一番多い。

色々撮影したけど、昨日のジンベエザメに引き続き、魚の模様のアップも撮影してみたりした。しかし、ここまでアップだと、何の魚かわかりづらい。自分なら、多分この写真見せられても、何の魚だかわからないけど、きっとわかるんだろうな〜。

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Sun 04
月刊ダイバー、セブロケ終了
2012.03.04

BLUE CORALさんでの月刊ダイバーのセブロケも無事終了して、編集長とモデルさんは、今日の早朝便で帰国しました。

とても短い日程だったけど、天候にも恵まれてかなり良い撮影ができました。ジンベエダイブに関しても、今回で4回目になり、現地の状況にも慣れてきたせいか、相当面白い写真が撮れました。誌面、楽しみにしていて下さい。4月10日発売の月刊ダイバー5月号です。予定では、表紙も、セブで撮影したものを使用する事になっているはず(あ、これは書いていいのかな?)。

って色々書いてるけど、雑誌撮影では、カメラマンは許可無く撮影した写真をブログなどに掲載することは原則できないんです。それは知ってるのだけど、今回色々我がまま言って、編集長を困らせてしまいました。すみませんでした(笑)。

ということで、写真は、前に撮影したジンベエの写真です。今回の写真じゃないですよ。

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で、今日はオフ日。そして明日からWEB-LUEのロケのために、新たにモデルさんがセブ入りします。モデルは2009年度にミスダイバーになった事もある齋藤絵理さん。最近では、釣りの番組に良く出てるみたいですね。PADIのインストラクター資格も持ってるそうです。

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2019.03.04
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INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

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