'; ?>
幼稚園から戻ってきた、二男。おもちゃのちらしを見ながら、独り言を言っていた。
颯友「なんか変なんだよね〜。。。。」
父「。。。。。。。。」
颯友「なんか変なんだよね〜。。。。。」
(ソックスはいて、すっぱだかな、お前が変なんじゃないの。。。)と思う父。
颯友「何が変なのかな〜。。。。。」
父「。。。。。。。。。」
颯友「ねえ、マ〜マ〜、何が変なのかな〜?」
父「だから!お前のその格好が変なんだよ!」
颯友「あ、これこれ、はやと、これが欲っしいんだよね〜」
父「聞いてるのか!おい!」
24日は、国立科学博物館で開催されている、大哺乳類展〜海のなかまたち〜の会場へでかけた。トンガで一緒のトニーが講演するからということもあり、前に会場に行った人たちから、「子どもでも楽しめるよ」という話を聞いていたので、連れて行くことにした。
しかし、兄海友は、プールの進級テストがあるから休めないというので、僕と二男の颯友が車で先に行き、後から妻と海友が電車で上野の国立博物館に来て、合流することになった。
二男と二人だけで、車で東京まで出かけるのは、多分初めての事。特に3歳の奴は、自分が不在がちなこともあり、今現在「超ママっ子」。まあ、それでも、最近は良く一緒に遊んでいるからか、母親がいないことにあまり不満を感じずに車に乗車した。
その理由は、「沢山骨が見たいから」。。。。
で、道中、同じ年齢の頃の海友に訪ねた、同じ質問をしてみた。
父「颯友〜、ママのお腹の中にいたときのこと覚えてる〜?」
颯友「え、おぼえてない!」。。。。きっぱり断言。。。。そして、無言。
父「本当に覚えて無いの〜?」
一瞬睨みつけて、無視。
しょうがないので、別の質問。
父「幼稚園でさ〜、好きな女の子できた?」
颯友「え、いない」。。。。また断言だよ。。。
父「でもさ〜、一人くらいはいるんじゃない?」
一瞬睨みつけて、無視。
父「わかったよ〜、じゃあ、男の子では?」と言うと急に嬉しそうに、して
颯友「えっとね、○くりまさと」と何故か小声で答えた。
父「え、なんでそんなひそひそ声になるの?なんで、○くりまさと君が好きなの?」
と訪ねると、
颯友「だってね、○くりまさとは、ハヤトの事、ばかにするから」とまたひそひそ声で答える。
父『え?バカにするから?。。。。バカにするから好きなの?」
颯友「うん」
。。。やはり、こいつは変わりものだな。とそれ以上の質問はせずに、車を走らせた。後日、その事を妻に報告すると、その子は颯友と同じように、海友と同い年のお兄ちゃんがいる。お兄ちゃんのいる幼稚園児は、いない幼稚園児より、趣味とかが、「すすんでいる」から気が合うんじゃないとのこと。「バカにするというのは、きっとそれだけ、すすんでいるから」ではないかということだった。
そういうものなのかな?
後日、何かのきっかけで、やつに、また同じ質問をした。
父「颯友は、○くりまさと君が好きなんだよね?」
颯友「え、別に好きじゃないよ」
父「え、だって、この前○くりまさと君にバカにされるのが好きって言ってたじゃん」
颯友「あれは、そう言えば、パパが喜ぶかなと思ったから言っただけ」
父「。。。あ、そうなの」
何故、あの場で、こいつが僕を喜ばせようとしたのかが不明だ。でも、本当に喜ばせたかったのなら、好きな女の子の名前を出してくれれば良かったのに、、と思った。
会場では、トニーが講演する中、その反対側にあった、スナメリが口からバブルリング吐き出す、機械のボタンを押すのに夢中になっていた。骨ではなくて。。。トニーお疲れさま〜。
数日前は、3人で虫取りに出かけた。ターゲットはバッタとトンボ。
海友は網と虫かご、颯友は、穴の空いた網を持って、近くの公園へ。
さすが6歳にもなると、器用にバッタを捕まえていく。合計で15匹くらい一人で捕まえていた。
その横で、「このやろ〜、でてこい〜!かかってこい〜!、おれがこわいのか〜!」と網を振り回している颯友。そうじゃなくて、お前が捕まえられないだけだろう。
餌を運ぶアリを見つけた。「アリが餌を運んでいるよ」と二人に伝える。海友は、「ほんとうだ〜」と僕と二人しゃがんで様子を見てる。そこへやってきた颯友、「ば〜ん!」といいながら、アリを踏みつぶした。
父「あっ」、海友「あっ」
父、海友「何すんだよ〜!颯友〜!!」
颯友「このやろ〜!かかってこい〜!おれがこわいのか〜!」
海友「こわいのかじゃなくて、もう死んでるよ」
颯友「ここ何もいないじゃん、はやと、あっちの山の方に行きたい〜!!」
海友「ここ沢山いるから、ここでいいよ〜」
颯友「はやと、あっちに、い〜っちゃうんだ〜」
颯友、移動中に鳩の死骸を発見。
颯友「あ、こんなところに、鳥が死んでる〜」といって、つかんでしまう。
父「あ、さわるなよ!そのままにしておきなさい!」
颯友「でも、死んでるよ。ほらね」と言って、わしづかみで、見せに来る。
父「おまえ、それどうしたいの?」と訪ねると、
颯友「ん、パパに見せたかっただけ〜」と言って、元の場所に戻す。
しばらくして、結局なかなか捕れないので、海で網で魚を捕りたいと言い始める。
そんな大きな穴の空いた網で捕れるわけがない。
父「おさかな、捕まえてどうするの?」
颯友「捕まえてね、食べたいんだよね〜」
父「食べたいんだ〜、そうか〜」
颯友「でもね、クジラは食べないんだよ!!!」とやたら、断言するように
突如そんな事を言い始めた。
父「お、な、なんで?やっぱりクジラさんが好きだから?」
颯友「だってね、大き過ぎて、おさかな焼く網にのっからないでしょ。だ〜か〜ら!
たべな〜い!!」
父「あ、さ、左様ですか。。。」
海友が15匹くらい捕まえて満足したので、帰ることに。
颯友「や〜、疲れたね〜。いっぱい捕ったからね〜」
海友「え、颯友は一匹も捕ってないじゃん」
颯友「ええ〜、颯友、2匹くらい捕まえたよね、パ〜パ〜」
父「いえ、一匹たりとも捕まえていません」
捕まえたバッタたちは、家で待つ母親に成果を見せた後に、また逃がしてあげに出かけた。
トンガから帰国してから、何度か子どもたちと外に遊びに出かけているのだけど、この豊洲のキッザニアに出来かけた時には、僕は都内で打ち合わせで、一緒に行くことはできなかった。
子どもたちにとっては、初めてのキッザニア体験で、行く前は、「ディズニーの方がいい〜な〜」とつぶやいていたそうだが、色々体験して帰ってきたら、「今度は別の仕事してお金ためるんだ〜」と嬉しそうにしていた。
子どもたちが体験したのは、ラジオのDJ、ピザーラの店員、ジュース屋さんの店員、それに消防士だったそうだ。
まず最初に、DJ。
台本を渡されて、オンエア中にしゃべるのだけど、海友と、颯友と颯友の幼稚園のお友達の3人でやる予定だったのに、途中から颯友は抜け出してしまったそうだ。帰ってきてから「何で?」と訪ねたら「だって、しゃべるとこ長過ぎるんだもん」とのこと。要するに台詞が長かったらしい。でも、妻が持ち帰った、海友とお友達がDJしてる様子が録音されているCD聞いた限りでは、別にそんなに長くなかったんだけど。。。要するにあきたらしい。
音楽がなってる途中で出て来たらしく、いっちばん最初の方に、マイクにささやくように「はやと」とぼそっと声が入っていた。録音されたCDに不可思議な声が入っていて、幽霊の声ではと騒がれてるのがあるけど、あんな感じ。後で妻に聞いたら、音楽がなってる時には、もう出ちゃってたから、きっとリハーサルでしゃべった、「はやと」ってささやいていた声だけ入れてくれたんだよ。とのこと。
そして、次はピザーラの店員。
ピザを作って食べるのだけど、生地を作った時点で母親に自慢気にその生地を見せてるところ。最後にはそれを食べたらしいんだけど、海友は「おいしい」と完食したらしいのだが、颯友は「ぱぱにおみやげ〜、はやとが作ったピザだよ」とのこと。お〜、なんて優しいんだ〜、と感動したのだけど、「だってまずいから、残しちゃったんだ〜。だからパパ食べていいよ」って、そういうことかよ。
ジュース屋さんの様子は、カメラの調子鵜が悪くなって写真が撮れてないそうなので、最後の消防士。
火災が発生して、消化に向かう。皆寸足らずのユニフォームを着て、現場で消火活動。他の子が火に向かって一斉に水をかける中、颯友は、ホースの水を好き勝手な方向に飛ばしまくる。記念写真を撮影してくれた、カメラマンさんにも水かけまくったりと、相変わらずのやんちゃ振りだったそうだ。
まあ、颯友のお友達も同じような感じだったので、6歳の海友はその二人の面倒を見ながらだったから、やはり我慢しなければいけないことも多かったようで、「次行くといきは、パパも一緒にきて、パパと海友とママと颯友とか、パパと颯友とか、ママと海友とかでもいいんでしょ」としきりに訪ねてきた。まあ、母親から見ると、しっかり面倒見てくれていたようだけど、まだ6歳。やっぱり好きなことしたいよね。