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昨日は、僕の父方の祖父の37回忌だった。毎回、忌日、年忌の法要は、欠かさずおつとめをしていた。今回もロケで不在がちな自分の都合の良い日程で、法事の日取りを決めてくれていた。
富士山の近くにある、祖父のお墓に、両親、兄弟家族でお墓参りに行き、一緒に食事をした。最近では、正月でもあまり会わなくなったりしているから、兄弟家族と会うのは本当に久しぶりのことだった。
海友と颯友と一緒に写っている、まりあも、2年前にヤップに行って以来。
別に自分が信心深いという分けではないのだけど、子供たちには、先祖を敬う気持ちは、しっかり持っていて欲しいと思うので、こういう事にはなるべく参加させることにしてる。
しかし、ご法要の部屋に入るなり、読経をして頂く僧侶の方がすでに、いるにも関わらず、二人は、杢魚の鉢と、鈴の鈴棒をわしづかみにして、杢魚と鈴を嬉しそうに叩き始めた。
慌てて止めに入り、「す、す、すみません」と謝ると、「家の子も、同じでしたよ」と優しい言葉をかけて頂いて、ほっとした。
そのちょっと前、高速のサービスエリアで、僕が焼き鳥を買っているときに、颯友が姿を現したので、「颯友、焼き鳥いる?」とたずねると、一瞬並んでいる焼き鳥を見て、「いらな〜い!」と大声で即答。焼き鳥を売っていた年配のご夫婦らしきお店の人たちが、そのあまりの元気の良さに笑い出してしまった。
「欲しくなったら、お父さんのもらえばいいからな」そうおじさんが笑顔で言っているのもまともに聞かずに、走り去って行った。
その直後に、今度は海友が姿を見せたので、「海友、焼き鳥いる?」とたずねると、やはりしばらく眺めてから、遠慮がちに、「僕は別に欲しいものがあるんだよね」と言ってまた走り去って行った。
「・・・す、す、すみません」二人に拒絶され、立つ瀬の無い、僕は、お店の人に申し訳なくて、謝った。
お店のご夫婦の奥さんらしき人の方は、笑顔で「なんか、いじりたくなる子供たちね」と言ってくれた。「す、すみません、やんちゃなんで・・・」と言うと、「そうじゃないわよ、子供らしくて可愛いってことよ」と言ってくれたので、ほっとした。おじさんも、にこにこしながら、「いいね、子供はあ〜じゃなきゃね」と言いながら、焼き鳥を詰めてくれていた。
焼き鳥を受け取り、車に戻って中を確認すると、焼き鳥が1本大目に入っていた。おまけに、タレも大量にかかっていた。
サービスの焼き鳥は、子供たちのためだったのかもしれないけど、子供たちには、あげずに、黙って僕が全部食べた。
昨日は、バハマのドルフィンクルーズに参加してくれたことのある人たちが、子供たちを連れて、家に遊びに来てくれた。長年クルーズをやっていると、こういう家族ぐるみの友達も増えてくる。ここ最近は、バハマチームのベビーラッシュが続いている。
海友と颯友は、その中でも年長者。年長と言っても、海友が7歳で颯友は4歳になったばかりだけど。この日やってきたのは、2歳の男の子2人に、生後4〜5ヶ月の男の子と女の子。
皆が来ると言うので、朝から頑張って片付けた部屋も、あっという間に、ご覧のありまさ。まあ、大勢いようが、海友と颯友しかいなかろうが、だいたい、ほぼ毎日、こんな感じだけど。
散らかしては片付け、また散らかしては片付けの連続。特に男の子だからか、「片付ける」という文字は、奴らの頭の中の辞書には、無いらしい。
小学校1年の兄の海友は、子供たちとあまり絡むこと無く、近所の友達の家に遊びに出かけてしまった。
そうなると、いつもはきかん坊で暴れん坊の颯友が、一応年齢的にはリーダーになるのだけど、どう考えても、仕切って一緒に遊ぶ年齢ではないので、写真のように、それぞれが自分のテリトリーで、プラレールを作って遊んでいた。
まあ、それまでは散らかるだけで、良かったのだけど、たま〜に、それぞれが領海侵犯して、他の子供のテリトリーに侵入してくる。特に颯友の作ったプラレールに興味を持った、下の子たちが、レールの上で違うものを、颯友の意図しない方向とかに走らせ始めると、こだわりの強い奴としては、どうにも我慢ができないらしい。
しかし、普段は兄が相手だから、ただ向かって行って、叩き合い、蹴り合いの喧嘩をすればいいだけのことなんだけど、この日はそうはいかない。あまりに、自分の思い通りにいかなくて、「そこは、そうじゃないんだよ!」と頭かかえて、自分の窮状を訴えかけるような顔をしている。
奴なりに我慢に我慢を重ね、とうとう我慢できなくなって、母に泣きつき、我関せずと颯友のプラレールで遊んでいた年下の男の子たちに、一瞬蹴りを入れそうになった。
一瞬「あ!」と思ったが、しかし、奴は、寸止めでその蹴りを止めて引っ込めた。きっとそこに兄、海友がいたら、間違いなくあの横蹴りは、顔面か脇腹にヒットして、大げんかになっていたに違いない。
周囲には、大人たちの目があるし、何より自分より小さな子供たちだから、暴力で打ち負かしてはいけない(。まあ、暴力で打ち負かしちゃう子もいるのだろうけど)颯友は、奴なりに、下の子を叩いたり、蹴ったりしてはいけないと認識しているようだった。
その代わりに、暇(他の子の相手をしていない)お父さんに絡んでは、肩車をせがみ、上から、バシバシ叩き、ガシガシ蹴り入れていたけど。しかも、とても嬉しそうに。。。
生後数ヶ月の二人は、そんな颯友の葛藤とはまったく関係無く、平和に(?)過ごしていた。大人たちは、そんな二人の<笑顔>の写真を撮影しようと必死に頑張ったのだけど、この年齢の二人が上手いタイミングで笑ってくれるというのは、無理があった。
その内、海友が学校の友達を連れて家に戻ってきて、挨拶もそこそこに、その散乱した部屋に座り込んで「トムとジェリー」を観始めた。おかげで、他の子たちもDVDを見入って、静かにはなったけど。写真は、帰り際に皆で集合写真撮影してるところだけど、子供たちは皆、「トムとジェリー」視線は釘付け。颯友は、相も変わらず、大人たちに飛びかかっていっていた。
ドタバタで大変な1日だったけど、楽しかった。もっと、大きくなったら、皆で近所の海の公園にバーベキューをしに行きたいな。また、遊びに来てね。
The real story of a inspirational love between a father and a son. More info: www.teamhoyt.com Based on the videos: http://www.youtube.com/watch?v=IPSUrR3ipQc & http://www.youtube.com/watch?v=Fs1tcRqedgk
この人のようには、できないけど、子供たちのために、家族のために、できる限りの事をしてあげたいと思っています。
週末、毎年キャンプを企画してくれている仲間たちと一緒に、サンタクロースの森「サンタヒルズ」へ出かけた。キャンプは毎年子供たちも楽しみにしている。今年は、海友、颯友より小さな男の子2人も参加して、合計22人もの大所帯。
最近、ゴスペルを習いに行っているミナ(妻)の調子がかなりいい。調子がいいというのは、歌が上手くなったとか、そういうことではなくて、とても上機嫌だということだ。
クリスマスコンサートが近いからなのか、自分はヤップに行く予定だから、参加はしないにも関わらず、家でも歌を歌い続けたり、録音した皆の歌声を流したりし続けている。
楽しそうにしているから、それはいいのだけど、あまりに楽しそう過ぎて、対応に困るときがある。昨日も、僕が仕事部屋で写真集用の写真の整理をしていると、突然姿を現し、「ねえ、歌ってあげようか」と嬉しそうに言う。
僕が、チラ見したあと、すぐに背中を向けて作業しながら、「え、う、うん」と曖昧な返事をしているときには、既に,ミナ(妻)はとても嬉しそうに声高らかにゴスペルを歌い出している。超楽しそうな笑顔で、身体を左右に振りながら。。。
その声を聞きつけた、子供たちが、リビングから仕事部屋に走ってやってくる。しばらくはそんな妻を見上げているのだけど、二男の颯友が突然、「ママ、こわ〜い〜、ママこ〜わ〜い〜」と叫びだす。
長男の海友は、僕の机の下に潜り込む。僕は無言で背中を向けて、どうしていいのかわからず、半笑いを続けている。
それでも、ミナは僕の後方でさらに嬉しそうに歌い続ける。
「ママこわ〜い〜、ママこわ〜い〜」と颯友が、叫び続け、海友はさらに机の奥に潜り込む。
「あら、こわいかしら〜ららら〜」とミナは、自分の足にしがみつく颯友に顔を覗き込み、ゴスペルというよりは、まるでミュージカルのような口調で話しかけている。
「あはははは、あはははは、ママこ〜わ〜い〜、ママこ〜わ〜い〜。あはははは」。あまりに恐過ぎたのか、颯友はこらえ切れずに笑い出してしまっていた。
これが、我が家の日常。いつも子供のことばかり書いているけど、実はネタとしてかなり色々やってくれるのは、ミナ(妻)だったりする。まあ、そのおかげで、家の中はいつも明るいんですけどね。
ちなみに、写真は、まったく関係無い、子供たちの家での散髪シーン等です。
昨日は、二男颯友の誕生日だった。急遽決まったパラオロケで、ハロウィーンも、誕生日にも一緒にいてあげることはできなかった。幼稚園の入園式も、運動会もいれなかった。あまりに父親不在のせいで、ぐれないか心配。そのせいか、幼稚園の制服の着方もどことなく、不良っぽい。