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その後も、ヤップでの秘密基地作りと、自然の中での子供たちの暴れっぷりは、続いていた。どの村に行っても、颯友は、その辺にいる、犬だけでなく、豚まで可愛がる。餌をあげたいと、せがむ。しまいには、犬たちと一緒に外で寝ると言う始末。
そして、長男の海友は、7歳にして、初めてのダイビングに挑戦した。もともと、ダイビングより、スキンダインビングで海に慣れて欲しいと思っていたので、特に今回もダイビング用の機材やマスク、フィンなどは持ってきていなくて、あるのは、ゴーグルだけ、それに、潜るのも、僕の装着した機材のオクトパスをくわえて一緒に潜った。
水自体は怖がらないのだけど、さすがにゴーグルでは鼻がカバーできないから、無理かなと思ったのだけど、最初の1回だけ、「耳がいたい」と言うので、耳抜きの方法を教えたら、すぐに覚えたらしく、怖がらずに、どんどん下まで降りていった。最終的には、水深10m砂の海底まで潜行。
海底まで付くと、嬉しそうに裸足で砂の感触を楽しんだり、手にすくったりしていた。しかし、突然、指を上に向けて激しく浮上の合図を出した。1秒でも早く浮上したそうだったのだけど、落ち着かせるように、ゆっくりゆっくり浮上した。
ボートに戻ると、「どうした、大丈夫か?」とたずねると、「のどが乾く、これ〜!水ちょうだい!」と言って,水筒の水をがぶ飲み。そのご、「面白い!ねえ、もう一回、もう一回!」と何度もダイビングしたいとせがみ始めた。
しかし、やはり喉は乾くらしく、5分くらいで浮上。喉の乾きさえ、クリアすれば、ゴーグルでこれだけ潜れるのであれば、一人で潜れるようになる日もそう遠くないな。
二人とも、なんだか、日々たくましくなっている。
海友は、ダイビングしたのが本当に嬉しかったのか、海から戻ってくると、ダイビングしたことを絵日記にしていた。
5日目、6日目、7日目、8日目と写真日記を付けるのを忘れていたので、その数日間で行なったことを並べてみる。
相変わらず、朝はヤドカリ取りから始まる。
隣村や街までは、トラックの荷台に乗って、出かける。
ゲストのランドツアーについて行き、ストーンマネーと一緒に記念撮影。
戻ってきたら、早速素っ裸になって、海で遊ぶ。
日が暮れるまで、遊ぶ。
颯友は相変わらず、犬たちを可愛がっている。犬たちも、そんな颯友に心を許しているのか、いっつも、しっぽを振りながら、颯友に近寄っていく。
秘密基地の方は、ジョンが家の前の木々を伐採してくれて、眺めが良くなった。
アグリカルチャーからもらってきた植物を植えてみた。プルメリアは、枝を切って、それを植えれば成長するよって言われたので、言われた通りにしてみたけど、大丈夫かな?
本日、ヤップから帰国しました。現地では、ネット環境が悪くて、一つのブログをアップするのに、2時間近くもかかってました。電話回線で他にも利用しているので、なかなか使えず、結局2週間いたのに、最初の3日感だけで精一杯。でも、せっかくなので、続けてヤップでの冬休みの日々をアップしていきます。
毎日部屋の前で寝ている犬たちに、朝の挨拶をする颯友。
朝食を食べに出たのに、いつの間にか二人とも素っ裸でビーチで遊び始めた。まるで、海洋ほ乳類の子供たちのようなはしゃぎよう。
朝食を食べ終わると、建築中の家まで行って、ペンキ塗りと、土壌を耕す作業をすることに。日差しが暑いので、子供たちは日陰でペンキで遊び始めた。
男性陣は中庭に植物を植えるために土壌を掘り返す。ここに木屑なども混ぜて、土壌を肥えさせる。炎天下では、重労働。あっという間に汗が吹き出した。
女性陣は、飲み物の調達。それに、ヤップ人のシンディーの家に、あらたに植えたい植物をチェックしに出かけた。このヤシの実、甘くて,最高に美味しかった。
気づいたら、子供たちは、自分たちのサンダルにまでペンキを塗り始めていた。これじゃあ、しばらく履けないよ。
サンダルだけじゃなくて、手もペンキだらけ。でも、めちゃくちゃ嬉しそう。
と、思っていたら、颯友はおもむろに、両手をペンキの中に付けて、まるで、水色のビニールグローブ状態に。おいおい、、、、
と呆れていたら、またまたおもむろに、「このやろ〜!!」と叫びながら、スタッフのミカちゃんの服にそのペンキをなすり付け始めた。このやろ〜はお前だ!「ア〜!何て事するんだ、颯友!」。と叫ぶと、「いいんですよ。自分でも付けてるし」と優しいミカちゃん。
作業が終わると、暑いから早速海へ出かける
二人とも超楽しそう。遊んでいる間に、ジョンが、今晩の食事用の魚を突いてくれていた。
夕食後、部屋に戻ると、颯友の勉強を海友が教えてあげていた。
朝から、二人でヤドカリ探し。朝のヤドカリ探しは毎日の日課に。子供って何でヤドカリが好きなんだろう。
ほら、こんなに見つかったよ。捕まえては逃がして、また翌日捕まえてを繰り返しているから、きっと毎日捕まっているヤドカリもいるんだろうな。
「ほら、見てママ!」と、成果を母親にも報告。
街に出かける前は、兄弟でビーチで水遊び。おさがりの海パンを着ている颯友、サイズが合わずにずり落ちてばっかり。
足りなかったペンキと、家のフロアーに敷くタイルを見に街へ出かける。ついでに政府観光局にも立ち寄って、今後の打ち合わせ。
アグリカルチャーでは、20個以上苗木をもらう場合は、ただで譲ってくれる。庭に沢山の花と果物を植えたいというミナの意見で、苗木をもらいに行った。
譲ってもらった苗木の種類は12種類、27苗。マウンテンアップル、シトラス(レモン)、ハイビスカス、コーヒー、ジャパニーズマンゴー、バニヤンツリー、パンの木、ドランゴンフルーツ、ヴァニラ、火炎樹、グレープ、ハワイアンチェリー。
パパイヤやバナナ、ココナッツなどは、すでにその辺に自生している。
また、欲しくなったら、取りに来て下さいと、言われた。
できれば、家の側に大きな木を育てたい。次はマホガニーの木ももらって来ようと思っている。
戻って来てから、釣りに行くか、ペンキ塗りするかで、意見が別れたのだけど、色々立ち寄っていたら、遅くなって来たので、ペンキ塗りをすることに。今日は、二人は、ハケを使って、土台の柱にペンキを塗った。
大人たちは、ロールにエクステンションを付けて、高い部分に、下地のペンキを塗る。
夕暮れ時、ロフト部分で、記念撮影。
なかなかペンキ塗りが終わらずに、退屈し始めて、車の上でゴロゴロ。暗くなってきたし、そろそろ帰ろうか。
ヤップに来て、とても犬を可愛がる颯友に「日本でも犬飼いたくなった?」とたずねたら、「いい」という返事。「何で?」と聞くと、「だって、飼ったらさ〜、犬残していろんなところに行くの、可哀想でしょ。だ〜から、犬はヤップのでいい」。う〜ん、4歳にしては、なかなか大人な回答。。。。しかし、、、いろんな所に行くつもりらしい。。。。
夕食の後は、DVDのトムとジェリーを観て過ごす。
朝、捕まえてきたヤドカリをレストランのテーブルの上に乗せて遊ぶ。
他に子供もいなくて、しょっちゅう、喧嘩もするけど、いっつも二人で遊んでる。
朝食の食べ残しを犬たちにあげたいという颯友。残りを外に持って行くと、あっという間に犬たちに食べられてしまった。
朝食の後は、バルコニーでお絵描きしたり、
ターザンロープで遊んだり、
ヤシの木登りをしたり、
ヤップの伝統的カヌーに乗ったり、
カヤックに乗ったりして遊んだ。
午後からは、家に塗るペンキを街に買いに行き、ペンキ塗り。ライズダイビングセンターのスタッフが手伝ってくれる。子供たちは、しばし、お昼寝。
お昼寝が終わって、犬たちと一緒に子供たちがやってきた。
早速、「塗りた〜い!!」ということで、下地のペンキ塗りを始めた。
高い場所は、エクステンションの棒を使って。
奇麗に、下地を塗り終えた壁。ヤップ滞在中、秘密基地と呼んでいる、海の見える丘の上に建つ、この小さな家の建築を、家族で手伝っていくことになる。
12月14日、海友と颯友は、小学校と幼稚園を少し早めのお休みを取って、父の仕事に付き合って、ミクロネシアのヤップにやってきました。
成田から出国の際、飛行機に搭乗するときに、空港警備員の人に4人のチケットを渡すと「オチハヤトさんはどなたですか?」と4歳のハヤトだけが呼び止められる。「え?ハヤトですか?ハヤトはこいつですけど」とハヤトを指差すと、警備員の人は「すみません、セキュリティーチェックさせてください」と申し訳なさそに颯友に伝える。「え?ハヤトだけですか?」とたずねると、「ええ、ハヤトさんだけです」とのこと。ハヤトは自分だけチェックを受けるのを、とっても自慢気で、嬉しそうにしていた。それどころか、協力的で、一通りチェックが終わったのに、「くつは脱がなくていいんですか〜?」とたずねて、「脱がなくていいですよ」と断られてちょっとがっくりしていた。
4歳の二男だけがチェックを受けてる状況がおかしくて妻は写真を撮ろうとしてたけど、こういう場面の撮影は、当然の事だけど、禁止されてるので、「写真はちょっと〜」と断られて、こちらもちょっとがっくりしていた。
何故颯友だけチェックされたかと言うと、飛行機のボーディングチケットにssssと4つのsが付いていると、要セキュリティチェックの意味で、今回のチケットでは、颯友のチケットにだけ付いたいたからだ。別にチェックインのときに、奴だけ、怪しいと思われて付けられたのではなくて、このマークはランダムに付けられる。とは言っても、チェックインのときも、搭乗のときも、4人の中で言動が怪しかったのは、颯友が一番だったのには間違いないのだけど。
成田でヤップのダイビングサービスのオーナーの大ちゃんとスタッフの女性のミカちゃんと合流。経由地のグアムに到着。海友と颯友の二人は、トランジットの間、二人で走り回っていた。
ミナは、おみやげを買いに、DUTY FREEへ、僕は最後のメールチェックでラウンジへ。その間、大ちゃんとミカちゃんに海友と颯友を見ていてもらうことに。
で、戻ってきたら、海友が走り回りすぎて、足首を捻挫したという。ミカちゃんが、自分のハンカチを濡らして、海友の足首に巻いてくれていた。
現場を見ていなかった僕は、どれだけ痛いのかが想像がつかず、痛いからだっこしてと泣く海友に「もう小学生なのに、抱っことか言うな!いつまでも泣くんじゃない!」と厳しくしていた。ヤップ到着が深夜だったせいで、眠かったこともあり、海友は片足を引きづりながら、さらにぐずぐず。どうやら、本当に痛いらしい。。
ヤップ到着初日、早速お気に入りの犬のケチャと遊ぶ二男、颯友
海友は、ビーチにあるターザンロープがお気に入り。足痛くて、ぐずぐずだったのに、朝になったら、足引きづりながら、遊び回っていた。
午後からは、ボートに乗って、海へ。僕らがダイビングしている間は、ミルチャネルで水遊び。
帰り、海友はしばらくボートを操船させてもらう。車の運転もそうだけど、こういう場所だから、させてもらえる楽しみもある。
遊び終わったら、ヤシの木から実を取ってもらい、そのまま果汁を飲む。
果汁を全部飲み終わったら、半分に割ってもらって、中の果肉を食べる。ココナッツは、海友の大好物だ。
颯友は、いっつもお気に入りのケチャと一緒。
リゾートの上の丘に造っている秘密基地を見学に行く。ロフト部分は子供たちの遊び場になるのかな?海が見渡せて、眺めは最高。
昨晩は、新橋のBOXで、2011年のカレンダーの引き渡し,及びバハマやトンガの参加者の人たちを中心に、忘年会+(スライドショーも少し)を開催してもらった。
僕らは家族で参加したのだけど、妻が近所の友達が引っ越しするというので、その送別会とバッティングして来れるかどうかわからず、子供たち二人を連れて車でかけた。一応遅れて合流するということだったのだけど、確証が無かったので、それまではお酒を控えていた。
BOXでこういうイベントを開催してもらったのは、これで3回目。あまり飲みに出ない自分としては多い方なのではと思う。
しかも、司会役の人が、喉をやられ、しゃべれないというので、一人で進行役もやってと言われ、息子たちは店内で暴れ回り、お酒も飲めない。仕方なく、しらふでマイク持ってしゃべっていると、「何かしゃべらせて〜」と息子たちが何度も来るので、マイク渡すと、二人ともその度に「あ〜〜!」しか言わないし。。。もっと気の利いたことしゃべって、父をフォローしろよ。結局、勢いもつかず、途方に暮れて、立ちすくんでいたら、影の仕切り役、KTさんから、「各テーブルを回れ」の指示が出る。
おそるおそる、最初のテーブルに付き、話し込んでいて、ちらっとKTさんの方を見ると、「一つのテーブルに腰を落ち着けないで、他のテーブルも回れ」の指示。
その指示の元、各テーブルを回り、合間合間で短いスライドショーを行なった。スライドショーを行なったと言っても、ただ流すだけで、自分はマイクでブツブツ独り言を言っていただけなのだけど。
その合間合間にも妻に何度か電話してみたが、まったくつながらず、結局お開きになる30分前まで、エネルギー充填できずに、しらふのままだった。
やっと電話がつながり、もうすぐ着くからということで、一気にビールを飲み、「さあ、これから!」というときにはお開きに。相変わらず、息子たちは暴れ回ってるし。
ということで、来て頂いたにも関わらず、ほとんどの人と、あまり落ち着いて話できなくて、すみませんでした。カレンダー、ご購入頂き、ありがとうございました。今度は、家にも遊びに来て下さい。と言っても、12月半ばから、3月末まで、僕はほとんど日本にはいない予定なのですけど。
それから、最後に撮影した記念写真、僕はカメラ持っていって無かったので、どなたか、頂けないでしょうか。写真が無いから、写真はベランダから見た、今日の朝日です。まあまあ奇麗でしたよ。
僕ら家族は明後日からヤップに出かけ、クリスマスもあちらで過ごします。
ということで、参加して頂いた多くの皆さん、また、来年もよろしくお願いします。それから、多くの方から、沢山のプレゼント(特に息子たちへ)を頂きました。慌ただしくてその場でまともにお礼もできませんでしたが、この場を借りて、お礼させて頂きます。本当にありがとうございました。
それでは、また。