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これも、ちょっと前の事。家族でヤップに旅行に出かけたときに、途中から友達家族が合流したときの話だ。
3歳になる男の子の家族が、島の中のストーンパスという伝統的な石畳の道を見学に行ったときに、道がわからなくなり、長男の海友がそれに気づいて、道案内をしたそうだ。そのときの事を、メールで教えてくれた内容を以下に掲載します。
「YAPでは本当にお世話になりました。
HPにも書き込みさせてもらいましたが、
旺太郎は本当にあの5日間(実質3日間)で成長しました。
帰ってからの表情が全然違います。
ボートも絶対乗れないかと思ったのに
海友くんと颯友くんが乗っているから
乗れたようです。
海にもあんなに躊躇なく入っていくなんて
驚きました。
海友くんは本当にいいお兄ちゃんでした。
細かいところまで気配りして、旺太郎をいたわってくれました
。
そればかりか、ストーンパスでは、とても頼もしいガイドをし
てくれました。
ミナには話したけれど、海友くんの心優しい言動に
私は何度も涙がでそうなくらい感動しました。
一番印象的だったのは
「ねぇ、おうちゃんが怪我とか病気したら、つらい?」
と、突然、ストーンパスからの帰りに建築中の家へ寄った時に
聞いてきたのです。
「もちろんだよ~自分が怪我や病気するよりつらいよ。
海ちんのパパやママもそうだと思うよ」
と答えたら、
「うん。あのさ、宝物だから、大切だから、だよね」
と言ったのです。
あとでミナに聞くと、海友くんのお友達で、石が目のそばに当
たって、怪我をしてしまった時にミナがそういう風に
言い聞かせたみたいですね。
本当に素直で優しい、そして元気で逞しい
とってもいい子に成長していますね!!
旺太郎にもぜひそうなってもらいたいです。
ほんと、できることなら、越智家に入門?させたいものです(
笑)
颯友くんは、まだ旺太郎が遊びのルールを守れないのに
もどかしさを感じることがあるようでした。
でも、それも仕方ないことなんだ、とわかってくれているよう
で優しくしてくれましたよ。
ぜひ今後も、一緒に遊ばせてください!!」
子供の成長は、親だけでなく、周囲にいる人全員で見守っていける、そういう社会であればいいなと思っています。オーちゃん、また、一緒にヤップやキャンプに行こうね。
西オーストラリアのパースに着いたらすぐにアップしようと思っていたんだけど、マックのACアダプターを忘れてきて、それを手に入れるまで何もできなかったので、ちょっと前の事だけど、アップします。
話は、ミャンマーから帰国直後の妻の誕生日。リビングのソファーで寝ていたら、朝早く、なんと5時に起きてきた長男の海友が、「パパ、おかえり〜。あのね、一緒に作ってもらいたいものがあるんだよ。ママが起きて来る前に」というので、「何?」と聞くと、「折紙で、リングをつなげて、お誕生日のお祝いに飾り付けしたいんだよ」と言いながら、少し作りかけのリングを持ってきて僕に見せた。
「了解」本当は、帰国したばかりで、少しでも長く眠っていたいくらいに身体はだるかったのだけど、息子が母親の誕生日をお祝いしようと、一生懸命何かをしようとしているのを、疲れているからと言って断るのは良く無いよなと思い、眠いのを我慢して起き上がり、一緒にリングをつなげ始めた。
同時に海友は、切り絵をいくつも作って、壁に貼付け始めた。リングをキッチンとリビングの間の天井に飾り付けて、最後に、折紙一つ一つに「マ」「マ」「お」「た」「ん」「じ」「ょ」「う」「日」「お」「め」「で」「と」「う」「か」「い」「と」「と」「ぱ」「ぱ」と自分で書いて、ウインドウに貼付けた。
ちょうどタイミング良く、妻が二男の颯友を連れて起きて来た。「ママ、お誕生日おめでとう!見て!パパと一緒に作ったんだよ!」と嬉しそうに妻に告げる。当然、妻は大喜びで、「かいと〜ありがとう〜、ママすっごく嬉しいよ」と言って海友を抱きしめていた。
僕は、また疲れ果てて、ソファーに倒れ込む。何故か、その顔の上に、寝起きの悪い二男の颯友が覆いかぶさり、呼吸が苦しくなりながらも、二人で二度寝を始める。
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学校から帰ってきて、夕食を食べる前に、海友が「ママにお誕生日のお祝いのサンドイッチを作ってあげる」と言って、ハムとチーズ、マヨネーズを塗ったパンを作って、トースターに入れて,パンを焼き、取り出したそのパンに、「ママ、おたん」まで書いたところで、スペースが無くなった。
それを4等分して、4人で分けて食べた。二男の颯友は、まだ小さいのもあるけど、食べるだけ。それにしても、ママの誕生日のお祝いに兄が作ってくれたサンドイッチなんだから、もっと、こう、ちゃんと食べれないのかな。