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一昨日、色々あって1日半遅れて帰国。そして、昨日唯一日本にいれる間に、写真展会場「海獣たちとにらめっこ」展に家族を連れて足を運ぶことができました。
トークショーにも多くの皆さんに足を運んで頂き、本当にありがとうございました。ダレダレなトークで本当にすみませんでした。本当はもっと何日も会場にいて、見に来て頂ける皆さんとゆっくりお話できれば良かったのですけど。
イルカやマンタに、こうやってゴロゴロしてくれると嬉しいな。イルカもマンタも等身大です。
初めて目にした写真展会場は、本当に海の中にいるような雰囲気で、落ち着く空間でした。帰国したばかりの子供たちは、まだハイテンションのまま、会場内を走り回って、遊んでいました。
サイコロ写真は子供の目線に合わせて展示してくれています。
お友達と一緒に、楽しいしかけで遊びました。
颯友は、途中で疲れて写真の前で眠ってしまいました。
海友が何かを会場内のボードに描き始めました。
数時間だけだけど、会場に、長男の海友の海の絵が加わりました。また、この絵と「ありがとう」の言葉でしばらくは頑張っていけます。
自分は、今日からまたトンガに向けて出発しますが、写真展は9月4日まで続きます。作家不在ではありますが、またお友達を誘って足を運んで頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
では、行ってきます。
ジンベエスイム2日目、僕の家族も全員がボートに乗り込んで出発。昨日ほど凪ではなくて、できることなら、昨日息子たちを乗せておけば良かったかな〜と少し後悔した。とは言っても、多少の波があるだけで、悪いコンディションではなかった。
昨日10時間プールと海で遊び続けた二人は、6時30分に起こされて、超不機嫌そう。それでもジンベエザメと泳ぎたいという一心から、ダレダレながら僕らについてホテルを出発。二人とも日焼けで真っ黒、というか茶褐色?になっていて、そのせいかまぶたも腫れぼったい。
皆と一緒にボートに乗り込んだけど、二人ともあっという間に眠ってしまった。昨日はジンベエの群れをすぐに発見できたけど、今日は多少波もあるせいか、昨日と同じポイントに着いてもなかなかジンベエザメが見つからなかった。しかし、そのポイントよりもさらに沖合いでジンベエ発見の連絡を受けて直行。
そこには、昨日同様に無数のジンベエザメが背びれと尾びれを水面に出して捕食を続けていた。
いざ入る段階になると、海友も颯友もあっという間に眠りから覚めて「はやく入ろう〜!」とまだ僕らが誰もエントリーしてないのに、ラダーから海に入って行こうとする颯友。ボートの最後尾から飛び込もうとする海友。
「ちょっと待て、まだパパとか準備できてからにしろよ」
と言って、待たせると
「早くはいりた〜い、早くはいりた〜い!!」と言ってまたラダーから降りようとする。
「だから、まだだって!」(少しは初めて見た巨大なサメにビビってくれよ。しかも群れだし。。。)そう思いながら慌てて準備して、海に飛び込んだ。
すると颯友と海友が次々に海い入ってきて、僕にしがみついてきた。
「あ〜、うざい!くっつきすぎるな!」そう言って払いのけようとするのだけど、「やだ〜!」とか言って絶対に離れようとしない。
(こいつら、本当はちょっとはびびってるんだな)というのがわかって嬉しくなった。まあ、7歳と4歳で初めてこんなでかいサメに水中で会うわけだから、当然のことだとは思ったけど。
それでも、ビビっていたのは,最初の遭遇だけで、一度水中で見て全然襲って来ないことを確認すると、海友は、自分の方から積極的にアプローチし始めるようになった。
しかし、この辺から二人のジンベエザメに対する"思い"の違いが行動に現れ始める。
元々出発前から「ジンンベエザメ、見てみたい!」と言っていた海友は、「ずっと海にいたい!」と言って、通過していくジンベエザメに何度も自分からアプローチを続けた。おそらく奴が水中で目撃できたジンベエザメの数は、30匹は下らないだろう。
それだけ長く海の中にいてジンベエザメを見続けた。
一方颯友の方は、数匹のジンベエザメを見るともう満足したのか「寒いから上がる」と言って、上がったまま、結局最後まで海には入らなかった。まあ、それでも水面にいるときに、数匹ものジンベエザメには近づいているのだけど。
そして、ボートに戻ると、スイカとメロンを食べまくり。そして、「ねえ、ビールちょうだい」と言いながら、ジンベエを肴に、コーラを美味しそうに飲み続けていた。
この日は、少し波があったために、昨日水面に浮遊していたプランクトンがかき混ぜられて、少し沈殿しているせいか、ジンベエザメも、海面だけを移動しているのではなくて、少し水面下で口を開けて捕食しているものも多かった。
おかげで、色々違うアングルの撮影ができた。
僕らが朝7時前にホテルを出て、港に向かった直後子供たちは起き出して、早速ホテルのプールに直行したらしい。
僕らが3時過ぎに戻ってきたときにも、二人はプールではしゃいでいた。
「ただいま〜!」と声をかけると
「あ、とーちゃん、あのさ〜、カニがいるよ、カニ。プールにカニがいるんだよ!ちょっと見てみる。海友が見つけたんだよ!」と颯友が大声で叫んだ。
「え〜、カニがプールに?」
そう思って、プールサイドに歩いて行くと、周囲にいるホテルのゲストの人たちが、妙に優しい笑顔を僕に向けて挨拶してくれる。年配のカップルや若いカップル、まだ会った事無い人たちなのに。なんでかな〜と思って、息子たちと一緒にホテルに残っていた妻に訪ねると、
「カニの写真をね、見せまくってたんだよ」
「え?カニの写真?」
「そう、海友が潜ってプールの底にいたカニの写真を撮ったの。それを、颯友が自慢気にプールにいた人全員に見せて回ってたんだよ。それで皆、仲良くなったの」
「なるほど〜。相変わらず人見知りしない奴らだな」
で、これがその写真を見せまくってる颯友の写真。
で、これが海友が潜ってプールの底で撮影したカニの写真。
これは、ビーチで拾ってきた貝殻などをプールの底に並べて撮影したもの。
最終的にカニは海友が捕まえて、ビーチに逃がしてあげたのだけど、僕らが戻ってくるまでは、見せたかったらしく、プールの海底に沈んでいた。
それに奴らは,僕らが戻って来るまで、プールとビーチからまったく離れなかったそうだ。まるで主みたいになっていて、ゲストの人たちも一度出かけて戻ってきたら、まだ遊んでいたので、完全に「Water boys」として認知されていたようだ。
ランチも「プールで食べる!」ということで、残っていたカップラーメンをプールサイドに持ってきて食べていた。僕も食べたかったな。
僕らが戻ってからも、夕食の前までずっとプールで遊びまくった二人。洋平君、グレッグ、ジョン・ジョンともおおはしゃぎ。
あんまり騒がしくなると「し〜!静かに!」と注意したけど、すでに子供たちが、周りのゲストと仲良くなっていたからか、全員がとても好意的に笑顔で見てくれていた。
迷惑をかけてる度合いって、その人たちを知っているか、知らないかで、不満に思う度合いも違ってくるものだと思った。奴らからしてみれば、こんな楽しい状況ではしゃぐのを抑制するのはなかなか難しいわけで、じゃあ、どうすればいいかと言えば、先に皆と友好関係を築いてしまうことで、"許される"許容範囲を自ら広げたわけだ。
前に、Twitterでこんなつぶやきを見つけた。
日本の親は、「人に迷惑かけちゃダメですよ」と教えるが、インドでは、「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えるそう。前者は、息苦しさを、後者には、ホッとするものを感じる。迷惑かけずに生きられるわけない。
つまり、迷惑をかける分、まずは他人のことも受け入れないさいということ。そういう意味では、このインド人の教えを、息子たちは自然に行なっていたわけだ。インド人が人に迷惑をかける分、他人にもやさしくしてくれてるかは定かでは無いけど(笑)。
今日は、家族も船に乗船して、ジンベエの海へ向かう。
オーランドのディズニーワールドから、ヒューストン経由でメキシコの一大リゾート地、カンクンの沖にある、イスラムヘーレスへ家族で移動した。
最大の目的は300匹も群れるというジンベエザメ。とりあえずリサーチのつもりだけど、すでに先に入った人たちからは、相当数出ているという情報が入っていた。
セールフィッシュのときに、乗船したのと同じフェリーに乗船して、イスラムヘーレスを目指す。
その間、息子たちの旅の記録を撮影しようとカメラを向けるのだが、二男の颯友は、まったく笑顔を見せない。なんとかまともに撮影できたので、この写真。
あとは、不機嫌そうな不良って感じの表情しか見せてくれない。別に不機嫌な訳では無くて、ただ、カメラに対してそういうポーズを取りたがるだけなんだけど。
そういうとき、僕たちは、「また颯友が尖っている」と表現している。
目をつぶってしまう、これもある意味「尖っている」写真。子供にとっての基本形の尖り具合。
不意をつかれて、「尖り」きれなかったときの写真(上記)。
相当来合い入れて「尖ってみた」写真。
まあ、「尖って」みたところで、所詮はこんな感じである。
ということで、尖った男は、尖ったまま、メキシコのムヘーレス島へ上陸。
夜は島のメインストリートに食事に出かけた。
島内のいたるところで、「ジンベエスイム」の看板を見かける。さあ、はたして、「尖った男」はジンベエと泳げるかな。
バハマのクルーズ下船後から、メキシコへの移動までの間、家族と共に滞在していたのは、オーランドのディズニーワールド。しかし、その間、足を運んだテーマパークは、ブリザードビーチとタイフーンラグーンというウォーターパークのみ。暑いので、その他のテーマパークはパス。唯一タイフーンラグーンの入り口にいた、スティッチと記念撮影をしただけ。
問題なのは、二人ともあっと言う間に姿をくらますことだ。しかも、二人別々に。海友は、チューブ系のアトラクション一人で乗りまくり、朝から夕方まで水に浸かりっ放し。タイフーンラグーンの大波が発生すると足のつかない深場まで泳いで行って一人で姿をくらまし、「おぼれそうだったよ〜」と嬉しそうに戻ってくる。
颯友の行動範囲は海友ほどでは無いにしても、まだまともに泳げないのに、こんなウォーターパークで姿をくらませられても困るんだけど。まあ、そのために、ライフジャケット付きのラッシュを着せているのだけど。
二人ともたまに合流すると「よっ」とか、「あ、パパ〜!」。「とうちゃん、どうしたの?」とか言って、しばらくは一緒にいるけど、またいつの間にか姿をくらます。まあ、それだけ成長したってことだな。
テーマパークに行かない日とかには、目の前のダウンタウンディズニーとかで時間を潰した。無料だから。とは言っても、「CARS2」の映画見たり、おもちゃ欲しいとか言って、結局はそれなりに浪費する。
困るのは、レストランや館内と外の温度差が激し過ぎること。もう冷凍保管庫にも入れられた気分だ。映画館では、こんな感じで映画を鑑賞。遊び疲れた颯友は、途中から爆睡。
ここでは、ディズニーキャラでなくて、ハーレーグッズ専門店で本物のハーレーにまたがっての記念撮影。
そして、二人して購入したおもちゃは、Build the Dinoという、自分で外側を選んで、ハートと綿を詰めてもらって、作り上げる、恐竜のぬいぐるみ。2009年に僕と海友が二人で来たときに、海友が作って、「ハヤト」と恐竜に名付けて、旅の間、ずっと一緒に寝ていたのと同じもの。
今回、海友はT-REX GOLDという名前とつけ、颯友は「カイト」とつけるのかと思ったら、「ハヤト2」と自分の名前をつけていた。
CARS2の映画を観た後に、立ち寄った、カスタムラジコンカーを作れるお店(ってか映画館の隣)では、CARS2キャラクターのラジコン買うのかと思いきや、海友はマックミサイルだったけど、颯友が購入したのは、この写真のラジコン。まったく映画とは関係無いんだけど。
でも、どうやら、「トランスフォーマーの車」だからなのだとか。
フロリダに住む友達と食事をしたのも、このダウンタウン。
一家族は、パナマシティから7歳と4歳の息子のお母さんとおばあちゃん。ドルフィンセラピーをしているデニーの奥さんのナタリーと子供たちだ。行動が海友と颯友そっくり。ということは、母親ののうてんきな性格も一緒ってことかな。まあ、どちらかと言うと、海友と颯友の方が人見知りしない感じだけど(ってか少しはしろよ、人見知り)。
もう一家族は、元ドルフィンドリームのクルー、アンディの奥さんのニッカちゃんと娘のネネちゃん、それに、義弟さんと娘さん(8歳)。二人が日本から遊びに来たので、一緒にディズニーに遊びに来たのだそうだ。相変わらず、海友は小さなネネちゃんに優しい。自分の,息子ながら、本当にこんなに赤ちゃんや小さい子に優しい男の子は珍しいかも。
颯友にだけは例外だけどね。
本当はナタリーたちとは、タイフーンラグーンで一緒に遊ぼうと思っていたのだけど、この年齢の子供たちと一緒に行動していて、まともに、スケジュール通りに行動できる方がおかしいというもので、結局スケジュールがまとまらず、この二家族は初対面にも関わらず、12人全員一緒に食事することに。
食事の席に着いた子供たちの記念写真を撮ろうとカメラをむける
僕「はい、みんな〜写真撮るからこっち向いて〜」パシャ!
「・・・・・・、ははは〜、今のはカメラチェック。はい次はちゃんと向いてね〜、はい!行くよ〜!」パシャ!
「・・・・あれ〜、おかしいな〜。みんな、カメラ見てないね〜、はははは〜」
こんなにカメラ目線をもらえないカメラマンも珍しいのではと思う今日このごろ。