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バハマ出発前日の夕方
午後3時頃、「ねえ、パパと外に遊びに行きたい」と二男の颯友が言い出した。
出発までにやらなければいけないことは沢山あるのだけど、息子たちとの交流も、当然その中の一つ。
頭の中で、時間のやりくりの計算を思い描きながら、1時間か2時間ならいいかと思い「よし!じゃあ行くか!何処行く?」と訪ねると、
「向うのね、海の近くの公園からこ〜う回って、回って、探険するんだよ」
そう行って、でかける準備をしていると、兄の海友が英語のクラスから返ってきた。
「僕も行く!」と行って合流。
最初は、探険のはずだったのだけど、颯友は、背中にサッカーボールの入ったビニール袋を、そして何故か海友は、ぽこぽこ?を持ち出してきた。颯友が幼稚園から持って帰ってきたものだ。
自分も、新たにDLしたアプリ、instagramを試したくて、奴らの行動を撮影しながら一緒に探険をすることにした。
探険の始まりは、何故かこれ。
しかし、その間に颯友は、どんどんと海の方へ
海友と一緒に追いかける「お〜い!颯友〜」
追いついた海友は、一緒に海へと向かう。僕は、ズームで二人を撮影
何で自転車乗ったまま、こんな草むらに入り込む?
海岸の公園で遊んだ後、「もう帰ろう」って言ってるのに、「やだ!」と言って逃走
さらに先へと進んで行く
おいおい、せっかく草むら抜け出したんだから、また戻るのはやめようよ
じゃあ、今度は川だ〜!
「ちょっと待て、もう暗いんだから帰ろうよ!」「やだ〜!」
斜面を滑り台にして遊ぶ
やっと公園まで戻ってきた。海友はそのまま先に一人で帰る。
しかし、颯友は、「パパとサッカーやりたい!」と言ってきかない。
しょうがない、やってやるよ。辺りはもう真っ暗。時間は7時を回っていた。
ゴールを決めて1対1で対戦。
早く帰りたくて9対1で負けてあげた。颯友は自慢気。
「もう帰ろうよ〜」
「これで帰るから、パパ自転車持ってて」
「それで帰られたら、困ります」
結局家に帰りついたのは、8時過ぎ。
今日、海友と颯友の友だちが家に遊びに来た。
子どもたち「ねえ、パパ〜、ひみつきち作るの手伝って〜」
父「よっしゃ〜!」
数分後
父「完成!」
子どもたち「すげ〜!!オレここ、オレはここ!」
父「ふふふふふ」
父「・・・・・あっ」
で、出られなくなった。
セブから帰国。次のバハマまでの1週間。家にいる。今年に入って、1週間も家にいれるのは、初めての事だ。できれば、少しでも海友や颯友たちと遊ぶ時間を作りたい。
今回は、颯友の幼稚園のお迎えなどの時間と重なったので、ミナ(妻)は空港まで車で迎えに来れなかったので、リムジンバスで帰宅。ディズニーランドの停留所で降りて、タクシーで家まで帰り着く。
今、子どもたちは、それぞれに習い事してて、長男の海友は、水泳、空手、英語、それにラグビー。二男の颯友も、水泳、空手、体操、そして兄と一緒に最近ラグビーを始めた。まだ数回しか行ってないのだけど、以前習っていたサッカーより、今のところ「楽しい」そうだ。
せっかく明るい間に帰って来れたので、「外で何かする?キャッチボール?サッカー?それともラグビー?」と訪ねると二人とも「ラグビー!」と答えたので、おもちゃのアメリカンフットボールを持って、近くの公園へ。
嬉しいのは、颯友が、完全に自転車に一人で乗ってどこでも行けるようになったので、移動がすごく楽になったことだ。自分もマンションのレンタル自転車に乗って、移動途中に写真を撮影してみた。
自転車に乗っていて気がついたのは、まだまだ新浦安も地震による被災の痕跡が至る所に残っているということだ。少しずつ直していってるとはいえ、所々、こんな感じでつぎはぎだらけ。でも、子どもたちは当然そんな事、まったく気にしてないけど。
そして、公園で習い立てのラグビーの練習方法を教えてもらいながら、3人で試合した。
家に帰ってからの夕食時、海友が「パパ次はいつ行っちゃうの?」と妻に訪ねた。
妻が、「今度はね、7日間家にいるよ。そのあとバハマ」と答えると、
「やった!え、でもオレもバハマ行きたい。イルカと泳ぎたい。カバンの中に隠れていっちゃおうかな」と話しているのを聞いて、(今年も連れていければ良かったな)とちょっと後悔した。
食事が終わってから、ソファーで横になって、テレビ観ていたら、海友と颯友が上に乗っかってきたので、「重いって」と言ったけど、二人とも、どこうとしなかった。
我慢してそのままの状態でいたけど、気がついたら、二人ともそのまま眠ってしまっていた。確かに重いけど、自分にとっては、幸せの重さ。成長して大きくなって行く二人を感じることができる心地よい重さだな。