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37日目(水曜日)人懐っこいペアと、超アグレッシブなペア

この日も快晴。風も昨日よりおさまり、クジラが探しやすくなった。この日は僕がフルーク、スパイホップがトニーのガイドで海へ。フルークのキャプテンはこの日はノーファが担当。僕らは、最初に昨日まったくクジラを見なかった東のリーフを探す。しかし、やはりまったくクジラが見当たらない。そのまま、サブマリンロックまで移動したところで、何個かのブローを発見。
1組のペアが水面でのんびりと休んでいた。僕らはそのペアにターゲットを絞って接近。かなりボートを接近させても、まったく逃げる様子がない。11時30分過ぎ、エントリーしてみると、のんびりと水面で漂いながら、リラックスしている。こちらにも多少興味を示しているようで、移動しても何度も旋回して戻ってきては、こちらの様子を伺うように目線を向ける。

ときには深くまで潜ってしまうが、それでも海底がかすかに見える深さだったので、彼らの移動するのを白い皮膚の部分で確認しながらついていった。1時間以上一緒に泳ぐ。無線でスパイホップに連絡するが、親子についているとのこと。
僕らは引き続き、ランチを食べたあとにこのペアと一緒に泳ぎ続ける。別のボートで出ていたキャプテンのオンゴから、無線で「シンガーを撮影していて、そこに1頭やってきて、ペアになり、かなり接近して撮影できるようになったからこっちに来るか?」と伝えてきた。
しかし、こちらもかなりフレンドリーだったので、しばらくはこちらのペアと泳ぐので、スパイホップか、取材チームに先に入ってもらってと伝える。スパイホップも、ヒートランを見学していたので、取材チームにそのクジラを譲る。
しばらくして、スパイホップから、こちらのペアと泳ぎたいと無線が入り、こちらに来たので、そのペアを譲って、僕らは取材チームとオンゴのボートがついているペアの方へ。丁度取材チームの水中撮影が終了したらしい。かなりアグレッシブに接近してくるので、よい映像が撮影できたようで、カメラマンの古島さん、コーディネーターの高島さんかたちがボート上で嬉しそうに、オンゴの方に手を振っているのが確認できた。

僕らもエントリーしてみると、フレンドリーを通り越して、もう僕らを追いかけてくるような状態。危ないので、皆に「ボートから離れないように!」と伝え、皆にラダーなどにつかまっていてもらう。

それでも、そのクジラたちは、ラダーやボートに捕まっている僕たちの目の前を旋回しつづける。僕は「これ以上は危ないからボートに戻れ!」と指示を出して、二人をボートに上げて、しばらく水中で様子を見る。
何度も何度も同じことを繰り返し、目の前でスパイホップする。目の前とかそういう状態ではない。これが飼っているゴールデンレトリーバーとかなら、「超人懐っこくて、かわいいね~」と言えるくらいの接近の仕方だが、相手は10mを越すクジラ。「超人懐っこくて、かわいいね~」では済まされない。
ただのアグレッシブなクジラだ。僕も海中での撮影をやめて、ボート上からの撮影を行う。後で聞いたのだが、取材チームも危険と判断して、途中でキャプテンが海中での撮影をストップさせたそうだ。

しばらくは、オンゴのボートと、こちらで一緒にボート上から撮影を続ける。ときに、目の前でテールスラッピングして、水しぶきがボートの中にまで入ってしまうようなシーンもみられた。こんなアグレッシブなクジラはあまり見れるものではない。

今日は満月の翌日。普段はなかなか接近できないペアのクジラ。それがこの日は2組も一緒に、しかもかなり接近して泳げたのは、満月が原因しているのだろうか?
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2011年4月に二見書房より出版して頂いた、写真集「Whales ! クジラ!大写真集」と8月に青菁社より出版して頂いた、「海からの手紙ー Message from the Sea」、発売中です。今現在は、今年3冊目になる予定の写真集作成に取りかかっています。 でも、忙しいから、来年になってしまうかも。。。
スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声
INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。
世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール
世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。 http://www.web-lue.com/











すごい迫力!!
く~、いいな~!!
すごい!でも こえぇぇ!
あれは、危ない。本当に危ない