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Sat 30
4週目、3日目・クジラのバナナちゃん
2008.08.30

_MG_9062.jpg

天気が崩れてきた。まだ風はそれほど無いが、空には厚い雲が広がっていて、時折雨も降ってきた。

この日は、オンゴの操船する3人乗りに乗船した。チャネルの入り口付近で、トニーの乗っている4人乗りのプロティウスが止まっていた。どうやらコトアイランドには行かなかったらしい。様子を見ていると、すでに何かしらのクジラを見つけて付いているようだった。

僕らはチャネルを抜けて、反対側のサブマリンロック付近まで移動したところで、シングルのクジラを発見した。船を近づけると向こうから近寄ってきた。体のサイズや、体色がまだグレーっぽいところから見ても、昨年生まれて、今年母親とババウに戻ってきて、親離れしたばかりの若いクジラのようだ。

まだ母親と離れたばかりで、人恋しい、じゃない、クジラ恋しいみたいで、船から離れようとしない。エントリーしてみると、なにやら、口先の上にビニール袋みたいなものを乗せていた。最初はからまっているのかと思ったが、どうやらそれを口先に乗せて遊んでいるようだった。

おっぱいを沢山もらってから、母親と別れたのか、体は丸々としていた。しばらくこのフレンドリーな若いクジラと泳ぐ。しかし、水中でもかなり接近してくるので、距離を取りながら撮影していたのだが、ゲストの一人が撮影に夢中になり、接近しすぎてぶつかってしまった。

_MG_9032_edited-1.jpg

それで驚いたのか、そのまま潜行していき、再度浮上してからは、しばらくはあまり近寄って来なくなったけど、それでも撮影できる距離で観察することができた。

人と泳ぐのよりも、どうやら船に興味があるようで、僕らが船に戻り接近すると、逃げずにこちらに顔を向けて様子を伺うように対峙する。あまりに近いので、オンゴが冗談で「何か欲しいのか?バナナが欲しいのか、ほら、やるぞ!もっと寄って来い!」とクジラにバナナを何度も差し出していた。おかしかったので、その様子を撮影。

そんな事もあり、このクジラの名前は「バナナちゃん」と名づけることになった。しかし、水中で見る丸々とした体を見ると、(バナナちゃんと言うよりは、ブタちゃんって感じだな~)と思いながら撮影をしていた。

朝から、昼過ぎまでこのクジラのバナナちゃんと泳ぎ、無線連絡したもう1隻の船が来たので、そちらにバナナちゃんを譲って、ブルーラグーンというリゾートのある島の近くにブローが何個か確認できていたので、そちらに向かう。

かなり近くまで来たところで、突然1頭がブリーチングを始めた。まだ撮影には距離があったのだけどさらに、接近するまでに、6回ほど連続で跳んでくれたので、2回ほど撮影することができた。

_A7_0183_edited-1.jpg

子供のクジラはブリーチングを始めると何十回も繰り返すことが多いが、大人はそんなに何回も繰り返すことが無いので、なかなか撮影ができない。それに、海に入ることを優先している状態だから、尚更だ。だから、トンガでクジラの撮影していて、何が一番嬉しいかと言えば、大人のブリーチングの写真が撮れたときだ。

今年も何度かチャンスはあったけど、レンズのフォーカスをマニュアルにして別のものを撮影していたのをオートに戻すの忘れてて、急にブリーチングをはじめたので、フレームには入っているものの、全部ピンがぼけていた。2度目は、母親がブリーチングする直前の仕草で、「ブリーチングする!」というのがわかっていて、準備万端でカメラを構えていたのだけど、あまりに近すぎて、全身が入らなかった。

今回は3度目にして、やっと少しまともに撮影ができた。

そのクジラも6回ブリーチングした後は、静かになってしまったので、最初、トニーの乗船する船がトライしていた親子を探しに向かう。トニーと、その後にその親子にトライしていたエミさんからの無線では、水面からは、かなり見つけづらい様子だった。

周囲には別の船も無く、親子はすぐに見つけることができた。静かに船を近づけてエントリーすると、母親は完全に直立の状態で体を休め、子クジラはそこから少し離れたところにプカプカ浮いていた。

_MG_9082_edited-1.jpg

こちらも全員がゆっくり浮きながら、流れに合わせて子クジラの方に流されて行くような感じで接近。子クジラの方も、少しだけこちらの様子を伺いに来たけど、すぐに母親の方に戻り、一緒に移動を始めた。かなり神経質な親子のようだ。

船に戻り、再度親子を探すが、確かになかなか見つからない。母親も子クジラも、ほとんどブローを上げずに、ひっそりと水面下に潜んでいるよだ。それでも、なんとか見つけて、2度目のエントリー。このときは、海中に水平に停止していたのだけど、僕らの姿が見えて、息の切れた子供が浮上を開始すると、母親も一緒になって浮上をしてきたので、そのタイミングで撮影するが、また移動距離が長く、ついていくことはできなかった。

トニーから無線が入り、もう一度この親子と泳いでから引き上げたいとのことだったので、そちらに先に入ってもらい、その後3度目、4度目と入水。3度目は見れたけど、4度目は移動中で見ることができず、その後に順番待ちしていたボートに譲って、帰路についた。

今週も、初日からちゃんとクジラ見せられるか心配したけど、3隻とも毎日水中でクジラと遭遇している。ただ、明日は天気がかなり崩れてくるらしいので、心配だ。

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長くワープフィンを愛用している。クジラやバショウカジキ、シャークダイビングなどは黒の一番硬いワープを使用。イルカ、アシカなど、一緒に泳いだり、回転したりする場合には、少し柔らかめの白のワープを使用している。フィンソックスを使わず、素足で履くので、かなり足にフィットしないと激痛が走ることもあり、なかなか他のフィンに移行できない。 黒を使う理由は、様々で 1/スキューバダイビングの場合は、撮影時にどこかに足をかけたりする場合に汚れたり、傷がつきやすい。なので、白はすぐ汚れてしまうから黒を使用。 2/クジラやバショウカジキなどは、直線で横に泳ぐ場合が多いので堅めの黒を使用。 3/タイガーシャークやスリランカでは、黒いフィンを使用することを奨励しているために黒を使用。 などあるため、黒のフィンを使用する頻度が一番高い。 あとはブレードの長さが、個人的には撮影時にフィンが映り込みにくい長さという感じ。 以前は、フィンのパワーに負けないように、走り込んだり、色々とトレーニングもしていたが、最近は忙しさもあり、ほとんどトレーニングができていない。それに、年齢的にも当然脚力も落ちて来ているんじゃないかな〜と思うところもあった。 そんなとき、以前パラオのデイドリーム取材でお世話になったガイドの遠藤学さんから連絡をもらい、「越智さんには是非使ってみて欲しい」というので、使ってみたのが、このワープフィンの先端を遠藤さん自らがカットしたオリジナルフィン。 遠藤学オリジナル形状フィンとでも言えばいいのか。正直、カットした部分は手作り感満載で、決して綺麗とは言えない。しかし、実際に、タイロケでのダイビングや、その後の奄美でのホエールスイムでも使用してみたところ、これがかなり使いやすかった。 どこが違うのかというと、説明は、以下のブログから https://sandwave.jp/2017/04/5379/ つまり、自分が使用してもこの記事で書いてあることと同じ感覚になるということです。感覚というか、実際に、ブレが無くなり、より自然にスムーズにフィンキックができます。これ、遠藤さんがガイド現役時代に、すっごくお世話になったから言っているわけではありません。「良いものは使う、悪いものは使えない」昔からはっきり物を言ってしまう僕なので、いくらお世話になったからって、お愛想で「これは使えます!」とは言いません。だって、下手したら、命に関わることでもありますからね。 ということで、僕は、白のワープフィンも、この形状にしてもらおうと思っています。 それにこれはあくまで噂でしかないですが、この形状で評判が上がれば、この形状のニューワープフィンが作られる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですけど。遠藤学オリジナル形状ワープフィンがプロトタイプのガンダムだとしたら、ジムが量産されるってことですね(古い)。 従来のワープフィンに、プラスカット代で5000円ほど必要になりますが、今までワープフィンを使っていて、少しブレが発生すると感じている皆さまは、是非、新宿のサンドウェーブで遠藤さんにフィンをカットしてもらってください。 僕以外にも、激流の海を潜るガイドの人たちの間でも徐々に噂になってきてる、ある意味「プロ」が認めるフィンになりつつあるのかもしれません。 そのうち、「お、あなたも遠藤学モデルですね。通ですね〜」って海でやり取りするようになるかもですね。 P.S. この記事を書いた直後に遠藤さんから白のワープフィンをカットしたものが送られて来ました。次のアシカスイムで使用してみたいと思います。

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