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2010年トンガ、ホエールスイム14日目、IKUMI4度目

8月24日、(火)。3週目メンバー初日。トニーはプロティウス、エミさんはプナ、僕はフルークで海に出る。こちらが出港すると、すでにプロティウスは親子についていたが、移動していて、泳げない状況らしかった。
フルークはチャネル内を北から南へ移動して、サブマリンロックを抜けて外洋側を南から北へ。プナは逆のルートを取っていた。
外洋で、ペアを発見して追跡。途中で1頭加わって3頭になるが、なかなか止まってはくれない。一度だけ入水するも、船の下をさっと様子見して、泳ぎ去ってしまった。
その後、プロティウスから無線で連絡が入る。まだ泳げていないが、チャネルよりさらに内側で、プナが、トータリーワイルドという別の船から親子を譲ってもらったという事だったので、しばらくしてから、こちらが先にその現場に向かうことになった。
連絡を受けた場所からは、かなり移動していたが、プナの方は何度か泳げているというので、交代して入れてもらうことになった。親子は、微妙に動きながら泳いでいている。スピードが緩まったなと思ったところで、エントリーしてみる。しかし、警戒心の強い母親は泳ぎ去ってしまって、まともには見れなかった。
プナに連絡して、再度こちらがトライさせてもらう。次は、母親が海中に沈んで停止したタイミングでエントリー。停止した母親も確認できて、子クジラだけが2回程浮上して、周囲を回ってくれた。
僕の船には、今年初めての森光さんと清水さん、それに4年目の伊藤さんが乗船していた。清水さんは久米島でクジラスイムの経験があり、そこでは皆が一斉に飛び込んで、ダッシュでクジラに向かって行くので、遅いと見れない人がいたり、フィンで頭を蹴られたりすることもあるということだった。モルジブのジンベエスイムもそんな印象だったな。
それが、トンガでは皆が船からゆっくりエントリーして、ゆっくり泳いで親子の近くに行き、静かに浮いていれば見れるという状況に驚いていた。
この親子は、またまた「IKUMI」だった。親子の数が少ない中で、「IKUMI」
が何日もこの海域に残ってくれているのは、彼らに取ってみれば良い迷惑で、申し訳無いことだとは思うのだけど、スイミングをする船側としては、本当に「IKUMI」様様といったところだ。
その後、別の船とプナに何度か交代して入ってもらい、僕らの番になった。しかし、その場所がギリギリ、ホエールスイム禁止区域エリアだったので、少しそのエリアから親子が出るような位置に船を回して見るが、なかなかオンライン上から外に出る気配がない。
またしばらく様子を見ていたが、微妙に出たか出ないかのラインで、エントリー。僕は極力禁止区域に入らない位置の海面で待機していた。子どもだけが浮上してきて、皆の近くを回ってくれた。その後、母親も浮上してきたので、ラインの外に出て行くような位置に回り込み、上手くそちらに母親が向きをかえたのだけど、運悪く、そちらにゲストの一人がいたために、さらに旋回して、また内側へと向きを変えてしまった。
完全のラインの内側に移動してしまったので、これ以上泳ぐのは諦めて、他のクジラを探しに南のリーフへ移動するが、結局このあとはまったくブローも見つからずに終了した。
しかし、この状況下で、初日から親子を全員見れたのは本当に運が良いし、3隻が連絡を取り合って情報を伝達しているからだと思う。プロティウスも、5時間粘って、追跡していた親子が大人しくなり、一緒に泳ぐことができていた。
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2011年4月に二見書房より出版して頂いた、写真集「Whales ! クジラ!大写真集」と8月に青菁社より出版して頂いた、「海からの手紙ー Message from the Sea」、発売中です。今現在は、今年3冊目になる予定の写真集作成に取りかかっています。 でも、忙しいから、来年になってしまうかも。。。
スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声
INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。
世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール
世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。 http://www.web-lue.com/











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