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スペシャルトリップブログ

Sat 08
バハマ・タイガーシャークトリップ 2014 3日目、合計7個体のタイガーシャークに遭遇!
2014.03.08

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2日目は、午前中も初日と同じタイガービーチ(Tiger Beach)でタイガーを待つが、やはり遠目に通過するだけなので、午後からは、もう一カ所のタイガーポイント、「フィッシュテール(Fish Tale)」へと移動した。

こちらは、トップの水深8m程のリーフにアンカーして、そのリーフと、水深10~12mのきれいな砂地周辺で、タイガーの出現を待つポイント。

ここでは、レモンシャークにくわえて、カリビアンリーフシャークの個体数が多くなる。タイガーが現れてくれるまでは、このレモンシャークとカリビアンリーフシャークが主役。

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<カリビアンリーフシャーク>

他に、普段は海底にじっとして動かない印象のあるナースシャークなどもやってきて、海中を泳ぎ回っている。

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<ナースシャークが中層を泳ぎ回ってる>

魚を引き連れた巨大なエイなども頻繁に姿を見せる事も。

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個人的には、タイガービーチよりも、フィッシュテールの方が、砂地も奇麗だし、過去のタイガーシャーク遭遇率が高いので、好きなポイントだ。しかし、このフィッシュテールでも、この日はシャイなタイガーをチラ見するに留まった。

が、その翌日、朝から4本ともフィッシュテールでのダイビング。その1本目、自分が真っ先にエントリーするなり、海中には3匹のタイガーシャークが。少し潜りかけたが、考え直し、一度浮上。「もうタイガーいるよ!」と皆に伝えて、再度潜行した。

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<奇麗な砂地に姿を見せたタイガーシャーク>

皆に伝えたのは、フィーダーに早く入ってきて欲しいから。やはりフィーダーがいるのといないのでは、タイガーの寄り具合が全然違うからだ。

「タイガーがいる」という僕の呼びかけに答えて、皆が続々とエントリーしてきた。他のダイビングクルーズと違い、基本的に自分の好きなタイミングでエントリーし、エキジットも好きにしていいというのが、このクルーズの緩くて、好きなところ。スケジュールのきっちり決まったダイビングクルーズに慣れたダイバーは、最初このルーズさに戸惑う人も多いだろう。

事前にバディは決めておくし、できれば単独では潜らずに、バディで無くても、誰かが一緒に入っているときに入ってもらうようにはしているけど、慣れてくると、皆徐々に単独行動になっていく。欧米人チームは、特にバディも決めてはいない。

今週のフィーダーは、P.J.若干20歳の若手ガイド。彼がベイトボックスを持って潜行して来るなり、フィーダーを中心に皆が半円を作るその中に、慣れたタイガーが、警戒もせずに入ってきた。しかも、2匹。

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一匹に気を取られていると、背後から別の一匹が接近して来ることもあり、常に180度周囲を見回して、どこからタイガーが接近してくるかを確認し続けなければいけない。そうは言っても、複数個体いると、死角から忍び寄って来るタイガーに気づかないダイバーも多く、他のダイバーを見ながら、お互いに背後をチェックして、接近してきたら指差して教えてあげたりもする。

このときに、撮影したデータを再確認とかしていると、その指示も見落としてしまうので、長くデータチェックをするのは禁物だ。

本当に真後ろまで接近してきても、気づかないダイバーがいると、慌ててフィーダーが泳ぎ寄って、タイガーの進行方向を変えさせたり、自分も慌ててゲストの方に泳ぎ寄っていかなければいけない事も数回あり、ヒヤヒヤさせられた。

午前中、頻繁にフィーダーのところにまで接近して来たのは、2個体。しかし、それ以外にも、3個体が僕らの周囲に姿を見せてくれた。午前中だけで5個体、しかもかなり接近して見れた。

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午後になっても同じフィッシュテールで潜り続けた。午後は、3個体が一度にフィーダーのところに集まってきて、それを一人でさばかなければいけないのだけど、目の前に来ても、P.J.は特に慌てるでも無く、落ちついて3頭のタイガーたちをあしらっていた。

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フィーダーが、何もプロテクターを付けずに餌付けし、しかもタイガーシャークをクルクルまわしたり、まるで慣れた猛獣で曲芸でもするかのようにあしらう。その様子を見て、ゲストもタイガーに慣れ始め、徐々に行動が大胆になってくる。その分、注意も必要になる。

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とにかく、この日は皆が大満足するくらいに、タイガー三昧の一日になった。

2015年度も、タイガーシャーククルーズを開催します。
期日は、2015年3月6日(金)日本発〜3月15日(日)日本帰着
クルーズ日程は、3月7日(土)〜3月13日(金)の1週間。ダイビングは中5日間行ないます。ダイビング本数は、特に決めていません。

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クルーズ現地費用は、まだ確定ではありませんが、一人36万円程度を予定しています。

含まれているもの、クルーズ前後のホテル宿泊費用(2名1室)、クルーズ乗船費用。ホテルからマリーナまでの送迎代となります。国際線エア代は、別途必要になります。

別途現地にて必要になるのは、バハマポートフィー65ドル。クルーへのチップ(200ドル〜)になります。

見れる可能性のあるサメ
タイガーシャーク、グレートハンマーヘッドシャーク、レモンシャーク、カリビアンリーフシャーク、ナースシャーク

ご興味のある方は、オーシャナか、INTO THE BLUEのお問い合わせフォームから、お問い合わせ下さい。

Sat 08
バハマ・タイガーシャークトリップ 2014 初日からタイガーシャーク目撃
2014.03.08

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今年で4回目となる、バハマ・タイガーシャークトリップ。4年前のスタート当初から日本人と欧米人半分半分のミックスクルーズ。欧米では、2年先の日程もシーズン中、全てチャーターで満席になっている程の人気のダイビングクルーズだが、日本人の間ではいまだに、「タイガーシャークは怖い」という印象があるのか、毎年自分が募集するのは、5人と少人数。毎回満席にはなるが、バハマのドルフィンクルーズのように、毎年4クルーズもチャーターできる程の人数は集まらない。

欧米人側は、日本人枠が5人で丁度良い集客人数なのに対して、毎年キャンセル待ちが倍以上いる。

6月、7月に開催するバハマ・ドルフィンクルーズ同様に、フロリダのウエストパームビーチ(West Palm Beach)から、ドルフィン・ドリーム(Dolphin Dream)号に乗船して、一路東へ。グランドバハマ島の西端にある港、ウエストエンド(West End)でバハマへの入国を済ませて、今度は北上して、「タイガービーチ(Tiger Beach)」を目指す。

その名の通り、タイガーシャークに遭遇できるダイブサイトだ。

アンカリングして、船を停泊させると、さっそくサメの餌の入った、ベイトボックスが、ロープを付けて、海中に投げ入れられる。船上では、ベイト(魚の切り身)に、ホースで汲み上げた海水を混ぜて、切り身を潰して、かき混ぜたフィッシュスープが、常時海水を循環させて、海に流し込まれ、ベイトの匂いを海中に拡散させる。

すでに船のエンジン音を聞きつけて、エントリー口となるバックデッキには、十数匹のレモンシャークが集まってきていた。ダイビングのエントリー、エキジットは、ここから行なわれる。

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タイガービーチは、水深5〜6mの浅瀬の砂地。身を隠す場所は何も無い。基本的に、船からそれほど離れず、ベイトボックスの近くでサメが集まってくるのを待つスタイル。なので、案外楽そうにも思えるが、この日は、大潮から2日後だった事もあり、かなり流れがあって、相当にオーバーウェイトにしていても、カレントに身体が持っていかれそうになった。

ちなみに、この日、6半のダブルスーツ+フードベストの僕が装着したウエイトは、41ポンド。約20.5キロ。通常の倍以上のウエイトを装着した。自分の記憶のためにもここに記載しておく。

大きなカメラハウジングを持っているダイバーは、万が一、タイガーシャークが自分に興味を示し、ぶつかってこようとした場合には、そのハウジングでガードする。しかし、大きなハウジングの無いダイバーは、中にセメントを詰めて作った、サメ除け用の棒を渡される。タイガーシャークが向かって来た場合には、その棒でつつくのではなくて、海底に垂直に立てて、タイガーシャークの鼻先に当てて、方向を変えさせる。

それでも向かってきた場合には、後ろに後退するのではなくて、タイガーの背中を飛び越えるようにして、タイガーの進行方向から移動するようにと指示される。

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上の写真、左のダイバーが持っているのが、サメ避けの棒。サメが来るのを待つ基本体勢は、右側のダイバーのように、常に180度後ろを振り返れるように片膝を付いておくのがベスト。

タイガービーチで一番多く見られるのが、レモンシャーク。

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多いときには、50匹近くのレモンシャークが姿を見せる。

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かなり、危険そうな顔をしているのだけど、このレモンシャークは、ベイトボックスに猪突猛進で、ダイバーに興味を示すことは無い。向かって来ても、大抵の場合、目の前で向うの方から避けてくれる。フィーダー(餌付け担当のガイドダイバー)は、ベイトボックスを持っているので、時にこんな感じでレモンシャークの突進を受けることもあるが、基本的には、特に危険を感じることは少ない。

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最初の頃は、地を這うように接近してくるこのレモンシャークの多さに、足を噛まれないかと緊張するが、しばらくすると、その危険性の少なさに、存在自体が気にならなくなってくる。とは言っても、もし足下に餌などが落ちていると、噛まれる可能性もまったく無い訳ではないので、常に彼等の動きにも注意を怠らない方が良い。

初日は、このタイガービーチで2本(1本約70分〜80分)潜り、タイガーシャークの出現を待った。

下げ潮で透明度の悪い中、何度かタイガーシャークが姿を見せたが、慎重な個体のか、なかなか近よっては来なかった。とはいえ何回も姿を見せてくれたので、日本人チームは初日から、全員がタイガーシャークを目撃することができた。

体躯も、大きいと思っていたレモンシャークよりも、一回り大きく、はっきりした縞模様で、すぐにタイガーシャークだということは認識できる。それに、行動の仕方が、レモンシャークと違い、餌に猪突猛進ではなくて、しばらく様子を伺うように、遠くで旋回を繰り返す。

この動きの違いだけでも、最初は「頭が良さそう」な気持ち悪さを感じる。とは言っても、もっと近くで見たいわけだから、そのジリジリ感に、徐々に耐えられなくなり、接近しようと向かって行くと、すぐに逃げて行ってしまうことが大半なので、タイガーシャークの方が、「近づいても安全」と感じて自ら接近してくるまでは、動かずに待っていた方が良い結果(さらに接近してくれる)につながる事の方が多い。

しかし、この日は、フィーダーがベイトボックスを持って潜って来ても、結局近づいて来ることは無かった。

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この写真でも、「十分に近い!」と感じるかもしれないが、僕らの求めているのは、「カメラのハウジングにぶつかって来るくらいの近さ」なので、これでは皆、満足できる距離では無いのだ。

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2015年度も、タイガーシャーククルーズを開催します。
期日は、2015年3月6日(金)日本発〜3月15日(日)日本帰着
クルーズ日程は、3月7日(土)〜3月13日(金)の1週間。ダイビングは中5日間行ないます。ダイビング本数は、特に決めていません。

クルーズ現地費用は、まだ確定ではありませんが、一人約36万円程度を予定しています。

含まれているもの、クルーズ前後のホテル宿泊費用(2名1室)、クルーズ乗船費用。ホテルからマリーナまでの送迎代となります。国際線エア代は、別途必要になります。

別途現地にて必要になるのは、バハマポートフィー65ドル。クルーへのチップ(200ドル程度)になります。

見れる可能性のあるサメ
タイガーシャーク、グレートハンマーヘッドシャーク、レモンシャーク、カリビアンリーフシャーク、ナースシャーク

バハマ・タイガーシャーククルーズにご興味のある方は、お問い合わせ下さい

Wed 12
スリランカ・シロナガスクジラリサーチ・パート2  シロナガスクジラのうんこシーン激写
2014.02.12

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先日、スリランカでのシロナガスクジラ水中撮影に成功した。シロナガスクジラの水中撮影は、2004年に南オーストラリアで初チャレンジして達成できず、およそ10年越しにかなった夢でもあった。

なので、本当はもっとかっこ良くその状況を伝えていきたいところだけど、自分がやってることを「かっこ良く伝える」のが苦手(他人の事はかっこ良く書けるのだけどね)なので、念願かなった記事の直後の記事が「うんこ」ネタになってしまった。まあ、オーシャナの寺山編集長が自分でうんこもらしたネタよりは、自虐的では無いけど。

実際のところ、一番気になる事ではあったので、前回の記事にも「これはシロナガスクジラのうんこだろうか?」という疑問とともに、海面に浮遊していたオレンジ色の塊の写真を掲載した。

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多分間違いないだろうとは思ったのだけど、ネットで調べても、「シロナガスクジラのうんこ」の写真とか出て来ないし。と、そればっかり気にしていたら、神様が、「しょうがないな〜、シロナガスクジラがうんこするシーンを目の前で見せてあげるから、もっと他の事気にしなさい」と僕にそのチャンスを与えてくれたとしか思えないくらいのタイミングで、シロナガスクジラが、目の前でうんこしてくれた。

それが以下の連続写真

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ということで、疑問だったオレンジ色の固形物を含んだ浮遊物はシロナガスクジラのうんこに間違いなかった。

で、そこで終わりにすればいいのに、クジラ好きって身体から取れた皮膚とか、うんことか、とにかくクジラに関わるものなら、なんでも興味ありな人が多いんだけど今回も多分にもれず、「採取したい」と言うリサーチ参加者のリクエストに答えて、オレンジ色の固形物を採取してみた。

そして、匂いをかいでみた。

もしかして、オキアミ的な匂い?とちょっと海の生き物的な匂いを期待した自分がバカだった。

「う!おぇ!く、くせえ!まじ、くせえ!」

その匂いは、何と表現していいのだろうか、そう、ドブに貯まった腐ったヘドロの匂いというか(今ではそんな匂いもないか)、とにかく、海の生き物的な匂いなんて、これっぽっちも無くて、採取を望んだSさんに、「これ本当に持って帰るんですか?」と尋ねると、「乾燥させて粉末状にすれば匂いも少なくなるかも・・・・」みたいな事言ってるし。本当、リアルなクジラ好きの人って変態が多いですよね。

ちなみに、Sさんは女性です。で、結局あまりに臭いのできっと飛行機でも迷惑になるからということで、諦めて海に戻してもらいました。

でも、こういう野生動物のうんことか匂いかいで、どんな匂いか確認したい気持ちはなんとなくわかります。

以前、「いってQ」でイモトが、マナティのおならは臭いか?というテーマでフロリダマナティのおならをかいだら、「無臭でくさくなかった」って番組でやっていたので、自分もマナティ撮影に行ったときに、寝てるマナティの上でおならするのをずっと待って、ぽこぽこって出てきたおならの匂いかいでみたことがある。

結果は

「う、おならくせえ!ちゃんとおならくせえ!」

という事が判明。つまりマナティのおならも、人間のと同じように、匂いがあったり、無かったりなんだなと理解したわけです。

そういう探究心、好奇心って大人になってからも、持ち続けるのは、自分としては、とても新鮮な気持ちを持続できて、いいんじゃないかな〜と思うのですが、皆さんどう思いますか?

ちなみに、この日は5頭くらいのシロナガスクジラに遭遇。

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この日はさらに透明度悪くて大変だったけど、一応水中でも遭遇。透明度悪過ぎて、目の前に来るまで気づかず、気づいたときには、猛スピードで通過しているところでした。

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なんかこの写真、シロナガスクジラっていうより、マナティって感じ?

スリランカ人ガイドに「この時期はいっつもこんな透明度?」と尋ねると、「この時期はもっと透明度いいんだけど」との返事。明日に期待します。

来年の2月、3月、4月頃にも、スリランカの数カ所でシロナガスクジラ+マッコウクジラ+他のイルカ、クジラ類のホエールウォッチング&スイミングを企画します。ご興味のある方は、お問い合わせ下さい。

Sat 08
スリランカ・シロナガスクジラリサーチ・パート2  海中遭遇
2014.02.08

4日目、リサーチ前半最終日。フィッシャーマンからの情報で、少し遠出してクジラを探すことになった。

まだ暗いうちに船を出し、南へ。数時間走ったところで、最初に見つけたのは、クジラではなくて、人の身長サイズのかわいいジンベエザメ。そして、モブラ。
一応、両方とも海に入って撮影。しかし、モブラは、撮影前に泳ぎ去ってしまった。

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さらに船を進める。西の方角、船の進行方向3時方向をぼ〜っと眺めていると、行きかうタンカーの間で、ブローらしきものが上がった。しかし、確証が無い。操船デッキに上がるが、誰も気づいていないようだ。4人のクルーは皆前方を眺めている。誰にも伝えず、再度そちらの方角を見ていると、再度ブローが上がる。

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確証を得たところで、「3時の方向にブロー、2回上がったよ。クジラは南に向かって移動してる」とキャプテンに伝える。皆がそちらの方向に向き直り、船も進行方向を変更した。

しばらくすると、2つのブローが同時に上がる。(どうかニタリでなくて、シロナガスクジラでありますよに)。そう思いながら、ブローに接近。

船上から浮上してきたクジラの頭部に注目した。ニタリクジラには、頭部に3本の筋が入り鋭角なので、シロナガスクジラの丸みを帯びてフラットな頭部とは明らかに違う。

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「間違いない!シロナガスクジラ(ドワーフ・ブルーホエール?)だ!」とクルーの一人が叫ぶ。自分もそれに同意した。しかし、やはりドワーフ。昨年スリランカ北東岸で遭遇したシロナガスクジラもドワーフなはずだけど、それよりも小さい印象。「子クジラなのかな?」と思うくらいにサイズは、ニタリクジラとそう変らない。

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<2013年にスリランカ北東岸海域で遭遇したシロナガスクジラ。海面からの噴気口から、背びれまでの距離が長くて、最初は2頭のクジラが浮いているのかと思った>

これでは、サイズだけでは、確かに区別が着かないかもしれない。

船上からの撮影は早々に切り上げて、早速海に入る準備をして、キャプテンの指示を待つ。しかし、こと、クジラへのアプローチに関しては、彼等もこちらを信頼しているらしく、「入るタイミングとか、指示してくれ」と言ってきた。

ということで、間にクルーを介して、キャプテンへ指示を伝えながらのエントリー。しかし、かなり外洋であるにも関わらず、やはり透明度が悪い。良いときは、良いらしいのだが、今回は、まだ透明度の高いエリアでの遭遇はできていない。最初は何回か、かなり前に回り込んで、海にドロップしてもらい、静かにクジラの接近を待つ方法でチャンスを待ったが、直前で潜ってしまったり、方向を変えてしまい、この透明度では海中での追跡が困難なために、アプローチのスタイルを変更した。

どのみち、ザトウクジラやマッコウクジラと違い、留まることがないシロナガスクジラ。一発狙いで、真横につけてもらい、船が少し前に回り込んだところで、エントリーさせてもらった。

最初は、船が上手く前に回り込めず、側面、あるいは後方からの撮影だけで、特徴となる、頭部の撮影がなかなかできなかった。海中で見た印象としては、「細長い。ザトウクジラみたいに、危険性を感じ無い。ちょっと興味持って振り返る感じ」だった。

長い胸びれのあるザトウクジラ、その長い胸びれを振ったり、尾びれも横に振って、距離を保つように、威嚇してくることもある。しかし、シロナガスクジラは、す〜っと移動してくだけ。

透明度が悪く、テールからとはいえ、それでも、初水中シロナガスクジラ。撮れただけでも、興奮しないわけでは無かったけど、人の欲というものは、望みがかなえばかなう程に、高いものに変っていく。

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キャプテンも回を重ねる事に、慣れてきて、前に回り込み、すぐにドロップしてもらい、何度目かに、側面前方側からシロナガスクジラの頭部を撮影することができた。

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気づくと、周囲には、7頭程のシロナガスクジラがブローを上げていた。50頭には及ばないし、透明度は悪い状況ではあるけど、どうにか、海中での撮影に成功。後半への足がかりが掴めた感じになった。

気になったのが、このオレンジ色の浮遊物。おそらく、シロナガスクジラの糞だと思うのいだけど、ネットで調べても良くわからないので、確証は無い。

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帰路、ウミガメが交尾しているのにも遭遇。出会えない時には、まったく何も見れないのに、見れる日には、色々な物が見れる。海は本当に気まぐれだ。だから、面白いし、いつかそういう日に巡り会えると信じて海に出てるから、どれだけ、会えない日が続いても我慢できる。あと、4日、今度は何を見せてくれるかな。

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来年は、シロナガスクジラと泳ぐスペシャルトリップを企画する予定。もし、興味のある方はお問い合わせ下さい。

Sat 08
スリランカ・シロナガスクジラリサーチ・パート2
2014.02.08

昨年4月にスリランカ北東部で行なった、シロナガスクジラと泳げる海域のリサーチ。結果は、ニタリクジラや、マッコウクジラの群れに海中で遭遇したりしたが、シロナガスクジラは、船上からの撮影に留まった。

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<昨年のリサーチで遭遇したマッコウクジラのメスの群れ>

そのリサーチ第2弾として、今回は、スリランカ南西部海域にて、シロナガスクジラのリサーチを行なうことにした。

スリランカでは、実際に南部でのホエールウォッチングが盛んな事は以前から聞き知っていたのだけど、そこで潜るとなると色々と制約も多く、できれば他の海域での可能性を探りたいためのリサーチだ。

とは言っても、その南部でのホエールスイミングも、来月行なってみて、どの海域がベストかとか、状況によって判断していきたいと考えている。

今回は、8回海に出る予定で、すでに4日間のリサーチを終えた。

ここをリサーチする事に決めたのは、昨年北西部をリサーチしたときにガイドをしてくれたスリランカ人が、「2013年2月に、50頭以上のシロナガスクジラが、外洋に集結していた。毎年、この時期には数頭のシロナガスクジラは目撃することはあるけど、あんなに沢山集まっているのを見たのは初めてだった」という、半ば夢のような嘘のような話を聞かされた事に起因する。

大げさに言ってるのではないかと思いながらも、その真偽を確かめたい衝動に駆られ、実際にそんなシーンが見られるのであれば、と思い、確実性も何も無いのに、勢いで来てしまった感もある。

初日、まだ日が出ない内に出発。

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50頭が集結していたというエリアを捜索したが、巨大なタンカーが行きかい、「こんなにタンカーの通行が激しい海域にはたしてそんなにクジラが集まってくるのか?」という疑問と不安を感じた。

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実際のところ、その話をしてくれたガイドは、娘が生まれるということで、奥さんの実家に帰省していたため、今回はFacebookでの情報のやり取りをするだけで、一緒には乗船していない。ただ、船のキャプテンは、昨年のリサーチでも一緒だったスリランカ人の男性で、彼も50頭のシロナガスクジラが群れている場面に遭遇していた一人だった。

「あんなの見たことないよ。50頭より、もっといたと思う。なんで集まっていたかははっきりわからないけど、クジラたちが食べるクリルが大量に発生していたのかもしれない」ということだった。

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近くでは、昨年の北東部でも良く目撃したイルカと一緒に漁をする漁師たちの船が見られた。タンカーが行きかい、漁師たちの船がイルカと一緒に激しく移動する中、クジラのブローはまったく見えなかった。

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場所を替え捜索するも、なかなか見つからず、最後に陸からほど近い海域で、クジラを発見。しかし、潜っても透明度が最悪で、それがシロナガスクジラではなくて、ニタリクジラであるという事が確認できただけだった。昨年も、陸から近いエリアにいたニタリクジラを、彼等は「まだ成長しきっていない小さいシロナガスクジラ」と言っていた。

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<昨年のリサーチで撮影したニタリクジラ。どちらの海域でも、シロナガスクジラやマッコウクジラよりも、陸から近いエリアで目撃することが多かった>

何故、成長しても15m弱程にしかならないニタリクジラと、シロナガスクジラを見誤るかという答えは、数日後にはっきりするのだが、通常シロナガスクジラは、最大33m程に成長するが、ここにいるシロナガスクジラは、ドワーフ・ブルーホエール(小型のシロナガスクジラ)で、成長しても、25mほどにしかならない(とは言っても25mだけど)。

初日は、イルカ漁の群れ、それにニタリクジラ2頭に遭遇。2日目は、違う海域を捜索するが、まったくクジラにもイルカにも遭遇する事無く終わった。そして、3日目も、イルカ漁の群れに遭遇しただけだった。

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このまま会えないで終わってしまうのかもしれないという不安が募り始めた。

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  • のんちゃん
    居るのがわかって良かった~(≧▽≦) とにかく...
  • 鍋島
    いいなぁ、今年はたくさんババウ諸島周辺に集まっ...

PICK UP

2018.02.02
ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた ワープフィンの先端をカットした遠藤学オリジナル形状ワープフィンを使ってみた

長くワープフィンを愛用している。クジラやバショウカジキ、シャークダイビングなどは黒の一番硬いワープを使用。イルカ、アシカなど、一緒に泳いだり、回転したりする場合には、少し柔らかめの白のワープを使用している。フィンソックスを使わず、素足で履くので、かなり足にフィットしないと激痛が走ることもあり、なかなか他のフィンに移行できない。 黒を使う理由は、様々で 1/スキューバダイビングの場合は、撮影時にどこかに足をかけたりする場合に汚れたり、傷がつきやすい。なので、白はすぐ汚れてしまうから黒を使用。 2/クジラやバショウカジキなどは、直線で横に泳ぐ場合が多いので堅めの黒を使用。 3/タイガーシャークやスリランカでは、黒いフィンを使用することを奨励しているために黒を使用。 などあるため、黒のフィンを使用する頻度が一番高い。 あとはブレードの長さが、個人的には撮影時にフィンが映り込みにくい長さという感じ。 以前は、フィンのパワーに負けないように、走り込んだり、色々とトレーニングもしていたが、最近は忙しさもあり、ほとんどトレーニングができていない。それに、年齢的にも当然脚力も落ちて来ているんじゃないかな〜と思うところもあった。 そんなとき、以前パラオのデイドリーム取材でお世話になったガイドの遠藤学さんから連絡をもらい、「越智さんには是非使ってみて欲しい」というので、使ってみたのが、このワープフィンの先端を遠藤さん自らがカットしたオリジナルフィン。 遠藤学オリジナル形状フィンとでも言えばいいのか。正直、カットした部分は手作り感満載で、決して綺麗とは言えない。しかし、実際に、タイロケでのダイビングや、その後の奄美でのホエールスイムでも使用してみたところ、これがかなり使いやすかった。 どこが違うのかというと、説明は、以下のブログから https://sandwave.jp/2017/04/5379/ つまり、自分が使用してもこの記事で書いてあることと同じ感覚になるということです。感覚というか、実際に、ブレが無くなり、より自然にスムーズにフィンキックができます。これ、遠藤さんがガイド現役時代に、すっごくお世話になったから言っているわけではありません。「良いものは使う、悪いものは使えない」昔からはっきり物を言ってしまう僕なので、いくらお世話になったからって、お愛想で「これは使えます!」とは言いません。だって、下手したら、命に関わることでもありますからね。 ということで、僕は、白のワープフィンも、この形状にしてもらおうと思っています。 それにこれはあくまで噂でしかないですが、この形状で評判が上がれば、この形状のニューワープフィンが作られる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですけど。遠藤学オリジナル形状ワープフィンがプロトタイプのガンダムだとしたら、ジムが量産されるってことですね(古い)。 従来のワープフィンに、プラスカット代で5000円ほど必要になりますが、今までワープフィンを使っていて、少しブレが発生すると感じている皆さまは、是非、新宿のサンドウェーブで遠藤さんにフィンをカットしてもらってください。 僕以外にも、激流の海を潜るガイドの人たちの間でも徐々に噂になってきてる、ある意味「プロ」が認めるフィンになりつつあるのかもしれません。 そのうち、「お、あなたも遠藤学モデルですね。通ですね〜」って海でやり取りするようになるかもですね。 P.S. この記事を書いた直後に遠藤さんから白のワープフィンをカットしたものが送られて来ました。次のアシカスイムで使用してみたいと思います。

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>>参加者の声

What's NITO THE BLUE?

INTO THE BLUEとは?

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

越智隆治プロフィール

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

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