イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > スペシャルトリップ > スペシャルトリップブログ
2012年の元日も、バショウカジキの群れに遭遇して泳いだけど、今年も初泳ぎできますようにと思いながら海へ出る。
元日なだけあって、フィッシングチャーターボートも少ないし、セールフィッシュスイムのボートも他には出ていなかった。
初日に泳げたエリアでグンカンドリの群れを探す。空に舞ったままで、なかなかバショウカジキの群れに集まる体勢を取る感じではなかった。
船を止めて、ベイト(バショウカジキの餌)となる、イワシ(Saudinella autra)を釣り始める。もし、出なかった場合にそれで、バショウカジキをおびき寄せる作戦だ。
魚は入れ食い状態で、底に釣り糸を落とすと、一度に数匹の魚が釣れる。良く見ると、イワシの数より、アジ系の魚の方が多い。
釣り上げた魚を撮影していると、目の前で鳥山が立った。やっぱり、あまり気合い入れて探して無い方がいいのかなとか思いながら、すぐに皆に伝えて、エントリーの準備をする。
昨日、皆が入らなくて、見れなかったので、ロヘリオに「全員一緒でいい?」と確認すると、「オッケーだ」ということになったので、群れが近づいたタイミングで全員でエントリー。
イワシの群れはまだ止まる程小さくは無く、追い立てるバショウカジキの数も15匹~20匹程度と少ない。イワシは、バショウカジキの隙を見つけては、ダッシュで泳ぎ去ろうとする。
そのたびに、こちらもダッシュで追跡しなければいけない。皆は徐々に遅れ出す。最終的には、結局一人になり、群れを見失わないように追跡を続けたが、バショウカジキの群れが少ないせいか、10数分でイワシの群れは、バショウカジキを振り切り、海底へと姿を消した。
バショウカジキたちもそれを追跡しながら、散ってしまい、空を見上げるとグンカンドリたちもばらけてしまった。
まあ、それでも、元日から全員がバショウカジキの群れを見ることができた。
その後もまたグンカンドリが群れた瞬間に合わせて皆でエントリーするが、やはり、イワシの玉が大きく、バショウカジキも15匹程度で、移動が激しく、皆も必死に追跡しようとするが、途中でイワシの群れが2つに割れて、バショウカジキも一瞬どちらを追いかけるか戸惑う様子を見せているうちに、両方の群れとも、振り切って逃げ延びてしまったようだ。
バショウカジキの群れが上手く機能していれば、大きな群れを分断して、適度に小さくなった群れを追いつめて、最後には食い尽くす。そんなタイミングで入れれば、同じ場所に留まって長く見ていられる。
しかし、この日は、これ以上グンカンドリの鳥山が立たなかった。
その後、ベイトを使って、バショウカジキを船に寄せる方法で、2回、バショウカジキを近くで見ることができた。
見れたは見れたけど、初日のような2時間近く泳ぐという感じでは無かったので、ちょっと不完全燃焼。まあ、それでも、3日で2日見れているので、良しとしよう。
明日は、僕が知る限りの情報では、過去一番多い、6隻のセールフィッシュスイムの船が出る。かなり大変な事になりそうだ。
大晦日の今日は昨日より、風もおさまり、フィッシングボートの数が多くなった。カンクンからも何隻か出ているようだった。
午前中に、昨日群れと泳いだエリアで捜索。鳥山が立つのだが、すぐに散ってしまう。おそらくイワシの群れが大き過ぎてあっという間に逃げてしまうのか、取り囲むバショウカジキの数が少ないのだろう。
鳥山が立ったタイミングでダッシュでボートを近づけるも、なかなか思うようにいかない。しかも、鳥山の動きが早く、エントリーしても、皆追いつけそうに無い感じだった。
なんとなく、微妙な感じに群れているグンカンドリの群れに対して、「タカ、お前だけ入ってチェックしろ!」とキャプテンのロヘリオに言われ、エントリー。
昨日よりは透視度も上がっている。
鳥山を目指して泳ぐと、巨大なイワシの群れが数匹のバショウカジキに追われるように、目の前を横切った。
その瞬間、慌ててシャッターを切ったものの、たったの1カットのみ。あとは猛スピードで移動していく。皆に知らせるために、片手を上げて追跡。振り返ると、ボートで前に回り込むのではなく、皆すでに海に入ってしまっていた。ちなみに、これが、2012年最後の水中写真。
再度群れに振り返り、追跡するが、到底追いつけるスピードではないし、皆は自分よりさらに後方にいたので、一度船に戻り、再び皆でエントリーしようと試みたが、すでに鳥山は散ってしまっていた。
イワシの群れ(バイトボール)が十分に小さくなく、それを取り囲むバショウカジキの数も5匹くらいしか確認できなかったので、振り切られて、海底に逃げ込んでしまったようだ。
午前9時、日本時間の1月1日0時きっかりに船上で記念撮影。だけど、カメラをハウジングに入れたまま、慌てて撮影したので、水滴を拭かなかったせいで、おかしな記念写真になってしまった。(皆には、承諾を得て掲載)
その後も捜索を続けるが、結局同じ状態の繰り返し。思わせぶりにグンカンドリが群れるのだけど、そちらに向かうと散ってしまう。エントリーするまで、なかなかイワシの群れが持ってくれず、散ってしまっているようだった。
結局この日は、見ることができず、終了。港に引き返した。
引き返す途中、ムヘーレスのビーチで面白い向きで寝ている女性二人がいたので、移動中の船の上から600mmの望遠で撮影。でも、移動のタイミングで手前に写った人の方が気になってしまう写真になってしまった。
夜は島で花火を打ち上げるそう。でも、それまで起きていられるかな・・・。6時出港だし。
明日は、見れますように。
2012年12月30日、今年の潜り納めは、昨年に引き続き、メキシコはムヘーレス島沖でのバショウカジキとのスイミング。今回も4名限定で毎回ゲストを募り、1月末まで、4週間のセールフィッシュスイムを行なう。
初日の30日、風が強く、出れるのか心配していた。カンクンの情報では、港がクローズになり、カンクン側からバショウカジキを狙う船は全てキャンセルになったと連絡を受けた。
ムヘーレス島もそうならないか心配だったので、オーナーのアンソニーやキャプテンのロヘリオに、「大丈夫かな?」と訪ねると、「オレたちはプロ中のプロだ。心配するな」と心強い返事が返って来た。
それはそれで嬉しいのだけど、今度は逆に、ゲストの体調が心配になる。「明日は、風が上がり、カンクンの船は全部キャンセルになるくらいなので、船酔い対策はしっかりしておいて下さい」と伝えた。
海のコンディションが良いと、ムヘーレス島だけでなく、カンクンからも沢山の船がスポーツフィッシングや、セールフィッシュスイミング目的で海に出るために、海上はラッシュアワー状態になる。特にピークシーズンは尚更だ。バショウカジキの群れがイワシを海面に押し上げるのは、そんなに長い時間ではないので、ピンポイントでそこにいないといけないし、良い群れがいると、船が集中してしまう。なので、「海が荒れていた方が船も少なくて、自分たちだけで見れるから、いいんだ」と以前にロヘリオが教えてくれた。
翌早朝、出港は6時だったが、少し風の様子を見てから出発。やはり相当に荒れている。風は北。荒波に向かう船は、激しく上下して、時に海面に激しく叩き付けられるように跳ねた。それでも、天気が良いのが救いだった。
しばらく船を北に向けて、走り続ける。皆一様に無口になって、最後には横になって眠り始めた。おそらく酔い止めが効いて来たのだろう。
そうこうしているうちに、グンカンドリの群れを発見する。あちこちで微妙な動きをしている。どうやら、下にバショウカジキに追い立てられて、水面下まで上がってきた、イワシの群れがいるようだ。
皆を起こし、エントリーの準備を始める。荒れた海の上をグンカンドリの群れが徐々にこちらに接近して来る。いや、こちらがグンカンドリの群れに接近しているんだった。しかし、かなり近くまで来ても、海が荒れていて、バショウカジキの群れを確認できない。
突然、キャプテンのロへリオが「今だ、行け!」と声を発した。「全員?」と聞くと、「全員だ!」という返事をもらうと同時に、「全員で行きます!」と皆に声をかけて、荒波にエントリー。
透視度も悪いので、たまに顔を上げて、鳥山を確認しながらダッシュする。大きめのイワシ玉と、30匹程度のバショウカジキの群れが確認できた。しかし、まだイワシ玉が大きいために、なかなか止まらない。波に翻弄されながら、移動を続ける群れを追いかけての撮影となった。
この群れとは30分ほど泳いだ。初日、荒れてる中海に出た成果があって、ほっとした。
その後も25匹程度ではあったけど、最初逃げ回っていたイワシの群れが、追跡を続けるうちに適度なサイズになり、自分の身体から離れなくなったために、動きが止まった。そこからゲストの皆が入って来て,1時間以上、この群れと泳ぐことができた。途中から、小さめのシルキーシャークも登場。目の前で捕食シーンを見せてくれた。
この日は、海が荒れているにも関わらず、2時間近く泳ぐことができた。皆、疲れていたようだったので、早めに帰島し、祝杯を上げた。
明日出発で、メキシコのムヘーレス島へバショウカジキの撮影に向かう。
バショウカジキは今年で3年目。しかし、同じ島で夏にはジンベエザメが300匹群れる頃にも訪れているので、訪れるのは、計5回目。前回のバショウカジキでも1ヶ月の滞在だったけど、今回も同じくらいの滞在。
年越しなので、正月は2年連続ムヘーレス島で過ごすことになる。
知らなかった事なのだけど、カンクンってカメラ2台までしか持って入れないんです。皆さん知ってましたか?
観光地だし、そんなに厳しくないだろうと思っていたのと、今までカメラの台数で文句言われたのが、2年前のニュージーランドだけだったんです。なので、カンクンに初めて訪れた時には、あまり気にせず、現地で合流するゲストのも合わせて5台くらい持ってました。
で、ハウジングはゲストのも合わせて3台。そのハウジングがカスタム(税関)の赤外線で引っかかり、「お前は何台カメラを持ってるんだ?」と質問されたので、(何だかやばそうだな)と思い、5台中、2台は、陸上用のコンデジとミラーレスだったので、とりあえず3台と答えました。
すると、「ここは、カメラ2台までしか持ち込めないぞ」と言われ、「え!どういうこと?」と思ったのですが、もう後の祭り。
これはマズいと思い、目の前でチェックを終えて、出ていことしていた、友人のニュージーランド人カメラマンを呼び止めて、1台持ってもらおうと(彼はハウジング1台しか持ってきていなかった)したのですが、「ダメだ!しゃべるな!」と会話を遮られ、僕の事を心配する友人カメラマンは、外に出されてしまいました。
頼りになる友人もいなくなり、正念場。一人で交渉しなければいけなくなりました。「一台はここで預かるから、置いて行きなさい。帰国のときに返却するから」そう言われたのだけど、帰国のフライトは早朝便。
以前、ニュージーランドのオークランドでも、確かカメラ4台持っていて(うち一眼は3台)トンガに向かうために、トランジットで1泊するときに、「販売目的かもしれないので、カメラを一台空港に置いて行け」と言われ、もめましたが、「翌朝トンガ便に乗る前に返却するから」と言われ、素直に従ったのですが、それで痛い目にあった経験がありました。ここで話すと長くなるので、その話はまた別の機会に。
で、カンクンの空港での続き。やはり置いてくのは絶対に嫌だと主張し続けると、とうとう、別室に連れていかれ、上司のような人がやってきて、「安全だし、必ず帰国のときは返却するから」と言われたけど、早朝便で、きっと探すのに時間がかかれば、フライトに間に合わない可能性もあると判断して、断固として拒否。
相当に時間が経ってから、「じゃあ、しょうがない、80払ってもらえれば持っていっていいです」と向うが折れてくれました。自分は80と聞いて、ペソだと思い、(US10ドルくらいなら仕方ないか)と思い、お金を差し出すと、「いや、80ペソじゃなくて、80ドルだ」と言われて、「え〜!80ドルか〜」とちょっとムッとしたけど、持っていっても良いと言われただけでもマシかと、80ドル払って、全てのカメラを持って入りました。
まあ、通常は3台もカメラ持って入る人はいないだろうから、あまりこういう経験談は参考にはならないだろうけど、カスタムでのこういう小競り合いは、たま〜に発生します。
ということで、そういう小競り合いをしたくないので、今回は、一眼レフのカメラ2台だけ持って入ります。
1台は、CANON EOS 5D Mark Ⅲと、SEA&SEAハウジング。まあ、取材では定番です。で、一眼は2台ですが、上にGoPro3D使用を装着。
そして、今回は、Panasonic LUMIX GH3とproofで作成してもらったGH3用のハウジング。ポートなど周辺機器は、INONです。実は、すでに、フィリピン、パラオ、などのロケで使用しています。
今回は、動画もかなり撮影しようと思っているので、GH2よりバッテリーの持ちは良くなりましたが、4時間も海に入っていた経験も踏まえて、バッテリーパック装着した状態でハウジングを作成しました。
これで、長時間の動画対策もバッチリです。
ということで、まめに現地情報はアップしていくつもりです。
火曜日に、新たにゲスト2名が到着。2004年から、のべ400人のゲストがこのババウ諸島でのクジラスイミングに参加してくれているのだけど、この2名が水中でクジラを見れれば、その全員、つまりのべ400人全員に水中でクジラを見せていることになる。
遭遇率100%。悪天候や、クジラの状況など、当然悪いことも重なる場合もあったけど、8年間、誰一人、見れなかった人がいないというのは、我ながら、凄い記録だと思っている。
そして、その二人のゲスト初日の火曜日。この日も午前中から親子を発見して、トライするも、海中に入ることはできなかった。その後ペアが水面で2頭でペクトラルスラップをするなどのパフォーマンスを見せてくれたけど、こちらも水中で見ることはできなかった。
このまま、見れずに終わるかなと、皆諦めかけた頃に、浅い海中で眠っているシングルのクジラを発見。寝てる間は水面で待たなければいけない時間が30分と長かったけど、浮上時に撮影もできたし、今年最後のゲスト2名も、無事、水中でクジラを見ることができた。
これで、クジラとの水中遭遇率は100%継続中。
そして、水曜日。この日は朝から親子のクジラを同じ会社のボートが発見して、泳げているというので、そちらに急行。
しばらくは、そちらのボートのゲストが泳ぎ、譲ってもらう。とてもフレンドリーな子どもで、お母さんは海中で眠っている間、水面に浮上してきて、僕らの周りをぐるぐると旋回してくれたりしてくれた。
全てのゲストが近くで見ることができて、大喜び。この日が最後になる、ハネムーンカップルの記念にと、その子クジラと二人の写真を撮影してみた。
その後、見れていない別のボートにクジラを譲り、他のクジラを探す。シンガーを発見したが、姿は見えず。でも歌っていたので、皆に水中に入ってもらい、歌だけを聞いてもらった。
その後、雨雲が迫ってきたので、クジラ捜索を終了して、帰港した。
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長くワープフィンを愛用している。クジラやバショウカジキ、シャークダイビングなどは黒の一番硬いワープを使用。イルカ、アシカなど、一緒に泳いだり、回転したりする場合には、少し柔らかめの白のワープを使用している。フィンソックスを使わず、素足で履くので、かなり足にフィットしないと激痛が走ることもあり、なかなか他のフィンに移行できない。 黒を使う理由は、様々で 1/スキューバダイビングの場合は、撮影時にどこかに足をかけたりする場合に汚れたり、傷がつきやすい。なので、白はすぐ汚れてしまうから黒を使用。 2/クジラやバショウカジキなどは、直線で横に泳ぐ場合が多いので堅めの黒を使用。 3/タイガーシャークやスリランカでは、黒いフィンを使用することを奨励しているために黒を使用。 などあるため、黒のフィンを使用する頻度が一番高い。 あとはブレードの長さが、個人的には撮影時にフィンが映り込みにくい長さという感じ。 以前は、フィンのパワーに負けないように、走り込んだり、色々とトレーニングもしていたが、最近は忙しさもあり、ほとんどトレーニングができていない。それに、年齢的にも当然脚力も落ちて来ているんじゃないかな〜と思うところもあった。 そんなとき、以前パラオのデイドリーム取材でお世話になったガイドの遠藤学さんから連絡をもらい、「越智さんには是非使ってみて欲しい」というので、使ってみたのが、このワープフィンの先端を遠藤さん自らがカットしたオリジナルフィン。 遠藤学オリジナル形状フィンとでも言えばいいのか。正直、カットした部分は手作り感満載で、決して綺麗とは言えない。しかし、実際に、タイロケでのダイビングや、その後の奄美でのホエールスイムでも使用してみたところ、これがかなり使いやすかった。 どこが違うのかというと、説明は、以下のブログから https://sandwave.jp/2017/04/5379/ つまり、自分が使用してもこの記事で書いてあることと同じ感覚になるということです。感覚というか、実際に、ブレが無くなり、より自然にスムーズにフィンキックができます。これ、遠藤さんがガイド現役時代に、すっごくお世話になったから言っているわけではありません。「良いものは使う、悪いものは使えない」昔からはっきり物を言ってしまう僕なので、いくらお世話になったからって、お愛想で「これは使えます!」とは言いません。だって、下手したら、命に関わることでもありますからね。 ということで、僕は、白のワープフィンも、この形状にしてもらおうと思っています。 それにこれはあくまで噂でしかないですが、この形状で評判が上がれば、この形状のニューワープフィンが作られる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですけど。遠藤学オリジナル形状ワープフィンがプロトタイプのガンダムだとしたら、ジムが量産されるってことですね(古い)。 従来のワープフィンに、プラスカット代で5000円ほど必要になりますが、今までワープフィンを使っていて、少しブレが発生すると感じている皆さまは、是非、新宿のサンドウェーブで遠藤さんにフィンをカットしてもらってください。 僕以外にも、激流の海を潜るガイドの人たちの間でも徐々に噂になってきてる、ある意味「プロ」が認めるフィンになりつつあるのかもしれません。 そのうち、「お、あなたも遠藤学モデルですね。通ですね〜」って海でやり取りするようになるかもですね。 P.S. この記事を書いた直後に遠藤さんから白のワープフィンをカットしたものが送られて来ました。次のアシカスイムで使用してみたいと思います。

スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声

INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。

世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール

世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。 http://oceana.ne.jp/