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スペシャルトリップブログ

Tue 10
バショウカジキ、2週目100%遭遇率達成
2012.01.10

前日の午後から風向きが変わり、バショウカジキを探すには,難しいコンディションになった。2週目のゲスト最終日の9日も同じような風向きで、生暖かい風が強く吹いていた。

早朝、港で会ったアンソニーも、「今日は難しいな。でも出てみないと何が起こるかわからないよ。とにかく出ることだ。そして、探し続けることだよ」と言っていた。

フィッシャーマンたちは、長年の経験からすでにわかっているのだ。そして、条件が良かろうが、悪かろうが、現場に出続ける事がいかに大切かを知っている。だから「忍耐」も知っている。奇跡が起きることがあることも知っている。

いつも探している海域に今日も一番乗りで到着。予報では風は風速17ノットくらいまで上がっている。前日は10ノットくらい。うねりも昨日よりあるが、慣れてしまった自分は、あまり違いを感じなくなっている。

「もっと北だな」スキッパーのロヘリオがぼそっと言って、船をさらに北へと走らせる。荒波の中を、とにかく船を走らせ続ける。それでも、見つからない。

半ば諦めていた僕らは、もし探しても鳥山が見つからない場合は、グンカンドリたちが生息する、ナショナルパークになっている島を見学に行けるようにロヘリオに頼んでいた。

彼も、11時、12時まで探しても見つからなければ、島に行こうと言ってくれていた。が、その直後、突然前方に鳥山が立った。他に船はまったくいない。ロヘリオは無線で他の船に位置を連絡しながら、鳥山に向かって移動を続けた。

徐々に鳥山に近づく。体力温存のために、眠ていた皆を起こし、準備を促す。誰かが、「今日も見れちゃうんだ」と小さな感嘆の声を上げた。そう、もし今日見れたら、2週目のメンバーは、6日間で6日間、つまり100%の遭遇率を達成するわけだ。

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エントリーの体勢を整えて待つ。鳥山はまだ激しく移動している。また誰かが「誰でもいいから、水中で一度は見てね」と言った。遭遇率100%。その記録が欲しい。きっと誰もがそう思っていたに違いない。

ロヘリオの「OK!」の合図とともに、皆が荒れた海に飛び込む。目の前をイワシの群れとバショウカジキの群れが通過して行った。これで100%達成。

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しかし、移動速度は早い。自分はダッシュで群れを追いかけ続けた。海が荒れているせいか、イワシたちは、右往左往するだけでなく、上下にも逃げ道を求めて泳ぎ回っている。群れのサイズ的にはそろそろ食い尽くされてもおかしくない大きさだが、まだ移動を続けていて、止まって見れるという感じではない。

こうして、船に戻らずに、無理してでも追いかけ続ける事で気がついたことがある。誰かが側にいて、泳ぎ続けることで、バショウカジキたちが警戒して、群れが留まる前に食い尽くす事を抑制できるということだ。

少なくなったイワシの群れが、生きるために、僕らの側にいることに最後の望みを託した時に、群れは動かなくなる。そうなれば、泳力の無い人たちも、落ち着いて長い時間バショウカジキたちを間近で見ることができる。要するに、"身を挺してイワシの群れをプレデターたちから守る"わけだ。興奮して突っ込んで来るバショウカジキたちの勢いたるや、凄まじい。度胸試しだ。

誰かが側にいなければ、あっと言う間に食い尽くされてしまうことの方が多い。
しかし、同じ場所に留まって、動かなくなってからは、あまりイワシの群れに人がたかってしまうと、今度はほとんどの場合、バショウカジキが警戒して捕食に来る頻度が減ってしまう。

場合によっては、その残り少なくなったイワシたちを放棄して、泳ぎ去ってしまう事もある。

適度に距離を置いて観察している方が良い。それは間違いない。

この日も定かでは無いけど、「しゃくれ君」と個人的に名前をつけていた、吻が相当付け根から折れてしまっている個体と似た個体が気になっていた。しかし、こいつは、"武器"を失っているにも関わらず、他の個体よりも多く獲物を捕獲していた。きっと最初の頃はなかなか吻が無いことで苦労したに違いないその個体は、いつの間にか吻無しでも獲物を捕獲する術を体得したのだろうか。

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しかし、この日のイワシの群れは相当小さくなっても、移動をやめず、かなり長く踏ん張って追跡を続けた自分も、一度力つきて船に戻った直後に、食い尽くされてしまった。

自分は、20分ほど一緒に泳いでいたけど、他の人たちが見れていたのは、多分5分程度だったかもしれない。

それでも、この週は、6日間トータルすると10時間以上見れていたので、誰も不満に思う人はいない。それよりも遭遇率100%を達成した事を喜んでいた。

その後、まったく鳥山は見つからず、引き上げた。

これで、個人的には、15日間で11日間の遭遇。イワシのフィッシュボールは、10日間遭遇。

遭遇率100%を達成した、2週目のメンバー。本当にお疲れさまでした。

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Mon 09
バショウカジキ、5連ちゃん。風が変わる
2012.01.09

今日、明日参加を希望していたNさんという女性が参加し、ゲストは5名に。

前日、どんな条件だとバショウカジキ遭遇率が上がるのか、下がるのかをアンソニーに聞いてみた。「東や北の風はいいけど、南はダメだ。最悪、まったく、まったくいなくなる。イワシもバショウカジキももっと北へ移動してしまうんだ」と教えてくれた。

今回は、あまりに見れているので、出航を6時半とか7時に遅らそうかと思たけど、結局6時に出航。他の船がまだ一隻も出て来ていない時間帯、7時に鳥山を見つけて早速エントリーを開始した。

泳いだのは、30分程度だったが、参加した女性も初日の午前中からあっさりカジキを見ることができてしまった。少し暗かったのもあるけど、気持ちに余裕もあったので、ちょっとスローシャッターで撮影してみようと試みた。あまり良い出来映えではないけど、何度かこういうコンディション下でまたトライしてみたい。

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参加者全員が目的の物を見れるのが、自分の企画するスペシャルトリップの目標でもあるので、少ない回数での乗船で見れたことは大きかった。しかし、やはり船酔いよりも、波酔いでダウンしてしまったようだ。

その後風が変わり、暖かく感じる。そういえばあまりバショウカジキに会えなかった1週目も暖かかった。

スキッパーのロヘリオも、かなり北まで船を走らせてくれたけど、鳥山も見つからない。波も高くなってきた。

午後1時過ぎまで探しまわったが、この日は無理と判断して、切り上げて早めに戻ることにした。それにしても、朝6時のままにしておいて良かった。遅く出ていたら、今日の朝の鳥山にも遭遇することなく1日が終わっていたに違いない。

明日は少し難しいコンディションかもしれない。

Sun 08
バショウカジキ、4日連続で泳ぐ。そして釣り上げる
2012.01.08

セールフィッシュスイム8日目、この日も朝8時頃から泳ぎ始めた。あまりに毎日泳げてしまうので、書く事が無くなりそうだ。しかも、毎日数時間。この日も3時間半以上泳いだ。そのほとんどが、留まっている状態から、食いつくしシーンまで。

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鳥山にして、4つ違う山に入ることができた。しかも、これで、4日間連続。過去総計で12回中9回の遭遇率。

これだけ色々入れると、バショウカジキの捕食行動に関して、色々と「もしかしたら、こうなのかもしれない」という仮説を個人的に考えたり、新たな疑問も色々と沸き始めたり、撮影に関しても、捕食の瞬間以外にも「この瞬間が撮りたい」と狙いが増えて来て、結局はまた凝りもせず、延々と撮影と観察を続けてしまう。

「捕食」というエグイ状況を間近で見てるにも関わらず、バショウカジキに愛着を感じ始めている。ゲストに冗談で「バショウカジキの個体識別すれば。きっと世界初だよ」と言われた。識別するには、数が多過ぎるし、マンタのように特徴的な模様があるわけでも無い。おまけに体色をコロコロ変えるから、何を目安に識別していいのかわからない。

吻の先端が折れていたり、背びれの千切れ具合に特徴があったりする個体は、そのときにはとても目立つのだけど、じゃあ次会った時も区別がつくかと言うと微妙だ。

こういうのは、やはりフィッシングでの格闘でついてしまうものなのだろうか。

今回も吻が折れてしまった、下の写真の個体がとても目立った。吻が折れている個体というのは、毎回そうなのだけど、獲物を弱らせる"武器"である吻が無い分、餌の捕食率が下がるようだ。その分他の個体よりも、多く餌に対してアプローチをかけている印象がある。

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でもその場合の捕食確率は、やはり低いようだ。必然的に、餌となるイワシの側にいる僕らの側にいることが多くなり、愛着がわく。

とか言いながら、この日はあまりに泳げてしまうので、途中でしばらくフィッシングに変更。なんとバショウカジキをヒットする。ゲストのKさん・・・・、写真が掲載されてしまうので、本名で毛塚さんは、世界中の海で様々な海の生き物を撮り続ける写真家。これまでにも、バハマのイルカ、フロリダのマナティ、タスマニアのハンドフィッシュ、エクスマスのジンベエザメ、トンガのザトウクジラ、ニュージーランドのシャチ、エスペランスのリーフィーなどなど、一緒に撮影に出かけた事がある。

生物たちへの愛着は、ある意味変態的に"好き"なオタク的な人。「何でそこまで好きになれるの?」くらいに好きなだけに、持ち合わせた動物運も相当な物で、彼と一緒に撮影に行くと、信じられないくらいの遭遇や瞬間を経験することが多い。

側で見ていると、うらやましくもあり、彼程の生物好きで無い自分は、あやかりたく無くもありといった感じだ。まあ、いずれにしても一緒に行くときの引きの強さは感じていて、久しぶりに一緒になった今回も大当たりして、また相性の良さを実感している。そして、写真もプロ顔負けの凄い作品を沢山撮影している。

と、長い紹介をしてしまったが、これがKさん、もとい、毛塚さんが釣り上げたバショウカジキ(キャッチアンドリリースなのでこのあと、海に戻した。まずくて食べないらしい)を握りしめて、嬉しそうにしているところ。

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これなんか、背びれに自分の顎を乗せて、恍惚とした表情を浮かべているところ。こんなところが変態的でいつも笑わせてもらっている。

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そして、これがヒットしたバショウカジキが背びれを開いて飛び跳ねてた瞬間。

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夢が二つもかなって、良かったですね。毛塚さん。

彼とは、次のターゲットをまた一緒に撮影に行こうと画策中だ。

Sat 07
セールフィッシュスイム、3日連続スイム
2012.01.07

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この日も6時出航。波は相変わらずだ。初日、2日目とダウンしていたT君、そろそろ復活してもらわなくては、と思ったのだけど、この日も船が出るなり、横になって眠ってしまった。

そろそろ写真撮ってもらわないと、と思うのだけど、こればっかりは慣れるしかしょうがない。

2日連続でフィッシュボールの捕食を見れているから、そろそろ厳しいかな〜と内心思っていたのだけど、8時台には、鳥山を見つけ、エントリー体勢に。

しかし、一緒にいたフィッシングボートが何故か鳥山の真上を通過。その途端に鳥山は崩れて、四散。どうやらフィッシュボールは、バショウカジキたちともども、海中へと潜ってしまったようだ。

「な〜にやってんだよ〜」と失笑してしまった。スキッパーのロヘリオも、苦笑していた。しばらく様子を見ていたが、それ以降、鳥山が再生することは無かった。

諦めて別の鳥山を探すためにゆっくりと移動を開始。それと同時にロヘリオが、「フィッシングの仕方を知らない、素人だな、あいつら。鳥山の真上通過するなんて」と呆れて言った。(あ、やっぱりそうなんだ)と思い、「どこから来た船?カンクン?ムヘーレス?」と訪ねると、「カリフォルニアだよ」とのこと。

要するに、よそ者で、無線で連絡しても非協力的なのだと言う。無線で釣り方のノウハウを伝えても、無視なのだそうだ。まあ、慣れない場所で慣れない物を釣ろうとするのだから、しょうがない。

しかし、事、セールフィッシュスイミングに関して言うと、このフィッシングボートとの友好関係無くしては、成り立たない部分もある。ある意味、フィッシングボートにしてみれば、僕らセールフィッシュスイマーは、邪魔者なわけだ。僕らが海に入って群れと泳いでいる間は、危ないから釣り糸を流せない。

しかし、この日は3 Kings Dayと呼ばれる祭日でフィッシングボートの数も多い。多いときには、50隻以上ものレジャーフィッシングボートが近海に繰り出す。ラッシュアワー状態だ。当然鳥山の周囲には、沢山の船が集まってくる。そんな中でセールフィッシュスイムを行なうには、お互いに信頼関係が無ければ成り立たない。

僕が彼らと一緒にこのセールスイムをすることに決めたのは、元来がフィッシングチャーターの会社で、他のフィッシングボートとも、長年情報交換をし合う仲を築き上げているからだ。

どこかで鳥山が立てば、どこかの船からすぐに連絡が入る。もちろん、こちらが鳥山を見つけたら逆に教えてあげる。だから、僕らが泳いでいる間は、フィッシングボートは、泳ぎ終わるまで待っているし、僕らもフィッシングが終わるまで待機している。そういうやり取りを見ていても、気持ちがいい。

この日は、昨日のようには鳥山が沢山は立っていなかった。しかし、どこかの船からの無線で、ロヘリオは鳥山のいるポイントへ的確に船を移動させる。まだフィッシングボートがいるが、「もう奴らは2〜3匹バショウカジキを釣っているから、こちらに譲ってくれるそうだ。すぐ用意して」。とエントリーを促す。

この日も、70~80匹の群れが、イワシのフィッシュボールを追走していた。最初は止まる感じではなくて、移動していたが、この群れの数でフィッシュボールの小ささからいくと、もう少しで止まりそうだった。

自分は、昨日のように必死でダッシュを続け、群れとの距離をキープした。他のメンバーは2~3回、船に戻っては前に回り込み、落としてもらっていた。

しばらくすると、逃げ場を失ったイワシたちが、逃げる抵抗を諦めて、同じ場所に留まり始めた。皆、ここぞとばかりに撮影をする。もちろんバショウカジキもここぞとばかりに捕食を始める。そして、空にはグンカンドリたちの姿も。

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この日、T君もかなり船酔いに慣れたのか、かなり長く撮影に加わっていた。それを見ていて、少しほっとした。しかし、やはり途中で波酔いしたらしく、同じく、波酔いしたSさんと一緒にリタイア。少しは気に入った写真が撮れていればいいんだけど。

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1時間半程して、まだイワシは10数匹残っていたけど、回りを見ると、フィッシングボートだらけだった。最初にいた70~80匹のバショウカジキも、いつの間にか、10数匹に減っていた。

多分僕らのスイミングが終わるのを待っているのだろうと思い、残って一緒に入っていた、YさんとKさんに、「戻りましょう」と合図して、船に戻った。

ロヘリオが「あれ、もう全部食べられたのか?」と訪ねてきたので、「いや、船が沢山待っていたから、全部食べたらバショウカジキがいなくなるので、残して戻ってきた」と伝えたら、ニヤッと笑って、他の船に無線で何やら連絡していた。

その直後に、何隻かの船がその鳥山にアプローチをかけ始めた。

3日連続で泳げたのは、本当に運が良いと思った。何故って、あのプロ意識の強いスキッパーのロヘリオとウワンが、「今日は昨日みたいに鳥山多く無いから、もうゆっくり島に向かって移動しながら探そう」と言って、くつろぎ始めた事だ。

彼ら的には、「相当に見せた」感があると感じた。ずっと荒れた海に出続けてくれたし、この先もあるし、すでに2人がダウンしてもいるし、この日は、早めに切り上げて帰ることにした。港に着いたのは、1時だった。

Fri 06
セールフィッシュスイム7日目、5時間、100匹超え
2012.01.06

7日目、朝雲が空を覆っていたが、そこから漏れる朝日の光が美しく、幻想的だった。

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海は徐々に穏やかになってきた。とは言っても、船に弱い人にしてみれば、まだまだ辛いコンディションのようだ。しかし、6日目に続き、この日も泳ぐことができた。

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朝8時過ぎにルアーに着いて来たバショウカジキ10匹ほどと泳いだ直後、フィッシングボートに着いていた群れを譲ってもらい、エントリー。

まだイワシ玉が大きくて、移動が激しい。2度ほどトライしたが、追いつけないので、諦めてしばらく様子を見ることにした。

今日は至るところで、鳥山が立っていたので、別の鳥山にトライしてみた。まだ激しく移動はしていたが、水中にいて、ダッシュで泳ぎ続ければ、何とか追いつけるくらいのスピード。バショウカジキの数は100は超えていた。中には、フィッシャーマンと格闘して、逃れたばかりの、痕跡、長い釣り糸を引きずりながら群れに着いて行くバショウカジキの姿も。

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ダッシュで泳ぎ、群れがしばらく同じ場所で留まっては撮影、また動き始めるとダッシュで追いかけてまた止まったら撮影を繰り返した。

泳力の無い人には、辛いかもしれないが、これくらいのイワシの群れの大きさの方が、アタックの仕方も迫力があり、興奮する。問題なのは、追いつけるか、追いつけないかだ。

他のゲストも必死になって、泳ぐが、やはり波酔いもあるらしく、何度も船にピックアップされては、前に回り込んで落としてもらう行動を繰り返していた。自分はその間泳ぎ続けっ放し。結局2時間、ダッシュで泳ぎ続けてその群れが海中に沈んで行ったので、終了したのが、11時過ぎ。しかし、今日はまだまだ鳥山が立っていた。

つかの間の休息を取って、さらに別の群れにエントリーを繰り返す。しかし、やはりまだイワシ玉が大きくて、留まらない。今日は昨日に比べて、ダッシュで泳ぎ続けるハードな日になったが、これもまた留まっての観察とは違う激しさがあって、面白い。

最後の群れへのトライは、1時頃。エントリーしてみると、イワシの群れも相当に食い尽くされて、数十匹になり、身体はすでにボロボロ、60匹ほどのバショウカジキに取り囲まれて逃げ場を失い、水面下でグルグルと回転を続ける空しい抵抗を続けるのみ。

上からは、グンカンドリたちがここぞとばかりに捕食を繰り返し、下からはバショウカジキたちに、1匹、また1匹と襲われて行く。僕らはその光景を目と鼻の先で撮影し続ける。ある意味、相当に残酷なシーンだ。

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時折、他のイワシたちについていけないほど、よれよれになった個体が、すがるように、僕らにまとわりついてくる。そんなイワシにも容赦無くプレデターたちは、空から、海中から襲いかかってくるわけだ。

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数匹のバショウカジキの身体が激しく自分にぶつかってくる。空からはグンカンドリの足らしきものが、自分の頭をかすめる。普通に考えたら、恐くてそこにいるのも絶えられない状況も、すでに感覚が麻痺しているからか、まったく恐怖心は感じなくなってきている。

結局この日は、5時間のハードスイムを行い、午後2時過ぎ、早めに港に引き上げた。

これで、7日間で、4日間、バショウカジキと泳げている。シーズン始めでこの確率は、相当に運が良いと思う。明日からも徐々に海のコンディションは良くなっていく予報。しかし、アンソニーに言わせると、「荒れてる方が船が少ないから良い」のだそうだ。まあ、確かに、今日は昨日より船は多かった。


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2018.02.02
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長くワープフィンを愛用している。クジラやバショウカジキ、シャークダイビングなどは黒の一番硬いワープを使用。イルカ、アシカなど、一緒に泳いだり、回転したりする場合には、少し柔らかめの白のワープを使用している。フィンソックスを使わず、素足で履くので、かなり足にフィットしないと激痛が走ることもあり、なかなか他のフィンに移行できない。 黒を使う理由は、様々で 1/スキューバダイビングの場合は、撮影時にどこかに足をかけたりする場合に汚れたり、傷がつきやすい。なので、白はすぐ汚れてしまうから黒を使用。 2/クジラやバショウカジキなどは、直線で横に泳ぐ場合が多いので堅めの黒を使用。 3/タイガーシャークやスリランカでは、黒いフィンを使用することを奨励しているために黒を使用。 などあるため、黒のフィンを使用する頻度が一番高い。 あとはブレードの長さが、個人的には撮影時にフィンが映り込みにくい長さという感じ。 以前は、フィンのパワーに負けないように、走り込んだり、色々とトレーニングもしていたが、最近は忙しさもあり、ほとんどトレーニングができていない。それに、年齢的にも当然脚力も落ちて来ているんじゃないかな〜と思うところもあった。 そんなとき、以前パラオのデイドリーム取材でお世話になったガイドの遠藤学さんから連絡をもらい、「越智さんには是非使ってみて欲しい」というので、使ってみたのが、このワープフィンの先端を遠藤さん自らがカットしたオリジナルフィン。 遠藤学オリジナル形状フィンとでも言えばいいのか。正直、カットした部分は手作り感満載で、決して綺麗とは言えない。しかし、実際に、タイロケでのダイビングや、その後の奄美でのホエールスイムでも使用してみたところ、これがかなり使いやすかった。 どこが違うのかというと、説明は、以下のブログから https://sandwave.jp/2017/04/5379/ つまり、自分が使用してもこの記事で書いてあることと同じ感覚になるということです。感覚というか、実際に、ブレが無くなり、より自然にスムーズにフィンキックができます。これ、遠藤さんがガイド現役時代に、すっごくお世話になったから言っているわけではありません。「良いものは使う、悪いものは使えない」昔からはっきり物を言ってしまう僕なので、いくらお世話になったからって、お愛想で「これは使えます!」とは言いません。だって、下手したら、命に関わることでもありますからね。 ということで、僕は、白のワープフィンも、この形状にしてもらおうと思っています。 それにこれはあくまで噂でしかないですが、この形状で評判が上がれば、この形状のニューワープフィンが作られる可能性もあるみたいです。あくまで噂ですけど。遠藤学オリジナル形状ワープフィンがプロトタイプのガンダムだとしたら、ジムが量産されるってことですね(古い)。 従来のワープフィンに、プラスカット代で5000円ほど必要になりますが、今までワープフィンを使っていて、少しブレが発生すると感じている皆さまは、是非、新宿のサンドウェーブで遠藤さんにフィンをカットしてもらってください。 僕以外にも、激流の海を潜るガイドの人たちの間でも徐々に噂になってきてる、ある意味「プロ」が認めるフィンになりつつあるのかもしれません。 そのうち、「お、あなたも遠藤学モデルですね。通ですね〜」って海でやり取りするようになるかもですね。 P.S. この記事を書いた直後に遠藤さんから白のワープフィンをカットしたものが送られて来ました。次のアシカスイムで使用してみたいと思います。

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