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スペシャルトリップブログ

Thu 16
2010年トンガ、ホエールスイミング28日目、6個体の親子を確認
2010.09.16

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9月14日、快晴。風は強い。オールレタルギアのゲストと海へ。ピーターがキャプテンのプナには、僕が、ノアがキャプテンのフルークには、トニーが乗船して海に出る。

最初はフンガ島の沖を探そうと、そちらに向かった。フンガ島の外洋側は携帯電話が入らなくなる。その手前でトニーから電話があり、先ほど通過したところで、クジラと泳いでいたプロティウスから、親子を譲ってくれるという連絡が入ったという。まだ出発して30分も経っていなかったので、それではそちらに向かおうということになり、船をUターンさせた。

しかし、そこに到着してみると、親子クジラはどうやらホエールスイム禁止エリアの内側にいて、そこから出て来ないと泳げない状態のようだった。しかも、フルークの他にもう1隻ついていた。

しばらくは風を避けて様子を見ていたけど、まだ出そうになかった。今日、イッカがスパイホップで海に出ていたので、そちらに連絡してみると、意外と近くでこちらも親子と泳いでいるとのこと。すでに、もう1隻ついてはるけど、交代で泳がせてもらえるように伝えておくとのこと。

いずれにしても、僕らの前に1隻づついるのだけど、禁止エリアの近くで、そこから出ても、またいつ中に入ってしまうかわからないよりは、そちらに向かった方が良いと判断した。

スパイホップは、モウヌ島の内側にいて、船で10分程で到着した。しばらく様子を見ていたが、ほとんど動いていない様子。イッカからも、かなり良い感じの親子だと連絡が入っていた。

順番が回ってきたので、入水してみた。母親は水深5m程度の浅い場所で停止して休息している。子クジラは母クジラの黒い身体とは違って、かなり白っぽい体色をしていた。今年は、黒い母親が多い。その母親の子どもも、ほとんどが黒っぽいのだけど、この子は例外だった。父親に似たのだろうか。

それにしても、母親が浅いので、母子の愛情を感じる写真が撮り易かった。子クジラもとても、人懐っこくで、こちらが止まっていても、どんどん近寄って来る。

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かわいいのだけど、子どもとはいえ、かなり成長していて、すでに7mくらいはあるサイズの子クジラにすり寄って来られてもって感じだった。

この子は、時にはあまりに水面ではしゃぎすぎて、ブリーチングしながらどんどん寝ている母親から離れてしまうこともあって、母親がそれに気づいて慌てて追いかけていくなんてシーンもあって、まるで自分の家の子どもたちと母親の様子とそっくりで笑ってしまった。

IKUMIのお母さんは、同じような事があっても、ゆっくり子どもの方に泳いで行ってたのに、この子の母親は本当に慌てて追いかけてるって感じだった。

それにしても、親子が撮影しやすかったので、5〜6度入水してから、次の船に順番を譲った。譲る時には、まだ母親が下で休息しているのが見える状態で、船に戻ることになったのだけど、僕が一番最初に船に戻って、泳いで来るゲストたちを見ていると、なんと一番後ろからその子クジラが,皆の後ろをついて来ていた。

3人のゲストが等間隔で泳いでいるのに合わせて、子クジラも等間隔で皆の後ろについて船に近づいてきたのには、笑ってしまった。時には口を開けてめちゃくちゃはしゃいでる感じで「まってよ〜!もっと遊ぼうよ〜!」って感じだった。

しばらくすると、また母親が慌てて浮上してきて、その子クジラを連れ戻しに来た。「知らない人についていっちゃダメだって,何度も言ってるでしょ!」とたしなめられているようだった。

この日は、この親子との遭遇だけで十分満足だった。フルークの方にも何度か連絡を入れてみたが、泳げているということだったので、これで、最終週は初日から全員が無事にクジラと水中で泳げて、6年連続で100%の遭遇率を維持したことになる。

ホテルに戻ってから、トニーと個体識別用に写真をチェックしていた。この日は少なくとも、他の船からの連絡も含めて、最低6個体は親子が確認されていたようだ。週末の間に、姿を見せる親子の個体数が増えたようだ。

そのほとんどが、かなり成長した子ども。子どもが大きく成長したので、神経質だった母親も、落ち着いてきたのかもしれない。もしかしたら、僕らと泳がせるのが、これから先の長い航海を前にして、子どもたちのほんのつかの間の遊び相手として、丁度良いと判断してくれていたのかもしれない。まあ、あくまで自分(人間)に都合の良い憶測だけど。

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この日、トニーが水中で撮影した2個体には、PONGI PONGI(トンガ語で朝)、PUNA(ジャンプ、ブリーチング)と名付けた。僕が見た女の子には、POTO(
賢い)と名付けた。

Wed 15
2010年トンガ、ホエールスイミング、6週目メンバー到着。しかし、荷物は届かず。。。
2010.09.15

土曜日に、week5のメンバーを見送った後は、海に出ずに3日間を過ごす。日曜日は町の中もガランとしていて、本当に静かだった。

そして、月曜日には、最終週、week6のメンバー6人が到着。しかし、トンガ王国の首都、トンガタプに到着したゲストが、現地で送迎の対応をしてくれているモーゼスの携帯から電話をかけてきた。

最初、モーゼスが携帯で、「今からゲストと代わる」と言ってきた時に、嫌な予感がした。今まで問題が無い限りは、そんなことは無かったから。

案の定、ゲスト6人は全員到着したけど、なんと6人全員の荷物がオークランドに置き去りになっているとの連絡。「6人全員の?。。。」。しかも、6人だけではなくて、30人くらいの荷物が届いていないという。

どう考えても、向こうのミスでコンテイナーを丸ごと忘れてきたとしか考えられない。しかし、NZの回答は、天候不良で荷物の重さを減らさなければ安全な飛行ができないから、緊急の処置だった。荷物を減らすことで、安全なフライトができたという主張らしい。

それにしたって、コンテイナー1個置き去りにしなければ行けないくらい、エクセスの荷物を受け入れていたのは、あちらの否なのではないか。到着したゲストの話では、大量の撮影機材らしきジェラルミンケースが山積みになっていたという。どこで何の撮影をするのかわからないけど、それだけの機材であれば、きっと長期での滞在に違いない。

もしそれが本当だったら、その撮影機材を2回くらいにわけて運べばいいのにと思った。

とにかく、もう起こってしまったことだし、僕らは、現場にいないから、預け荷物のタグナンバーを全員分ひかえて、モーゼスに渡してと伝える。モーゼスには、翌日の夕方到着するはずの7個の荷物のケアをしてもらえるように頼んだ。

そこからが問題なのだけど、NZエアでトンガタプに到着しても、そこから国内線に積み替えなければいけない。しかし、次のフライトは、火曜日の夕方到着のフライトなので、その日の国内線はもう無い。だから、一番早く到着するとしても、水曜日の早朝便なのだ。

後で、NZエアの関係者から電話がかかってきたので、その便に全員の荷物を乗せるように強く依頼した。

しかし、会社自体が基本的には関係無い会社同士であるから、リクエストは出せたとしても、その国内線の乗客や荷物が多い場合には、保証はできないという。その場合は、同じ水曜日の午後便か、最悪は木曜日、金曜日のフライトになると言うことだった。

それから、このことで、荷物が届かずに、スノーケル用の機材を借りたり、衣類や水着を購入したりしなければいけない費用の賠償請求はどうなるのかと訪ねたら、1人につき、80トンガドル(日本円で4000円)までしか出せないとの回答だった。

とにかく、荷物を早朝の国内線に積み込んだ時点で連絡をくれと依頼した。

モーゼスには、荷物の送り先をパラダイスホテルにしてもらうように頼んだ。彼とは、もう6年間一緒に仕事をしている。信頼もおけるし、こういうトラブルに対しても迅速に、そして誠実に対応してくれる。

こちらは、レンタルギアを借りれるダイビングショップに6人分の機材を借りに来る旨を伝えて、着れる水着の売っているお店を何件か探しておいた。その日は、銀行にも行かなければいけないし、それで町の中を行ったり来たりしなければいけなかった。

皆が到着。エミさんと僕で空港に迎えに行った。皆一様に無口だった。バスの中では、普段と違うスケジュールで行動する旨を告げて、まずは手荷物をバスに残して、ドライバーにホテルに持って行ってもらい、ダイビングショップにギアを借りに行ってウエットスーツとギアを選んだ。その後衣類や水着を買いに行った。その間に、僕はギアの入ったメッシュバッグをホテルに運び、また皆のいるところに戻った。

購入するものが落ち着いてから、いつものTシャツ屋さんに出かけ、サンセットグリルで軽くビールを飲んで、(といっても、自分は3本飲んだけど)時間調整した後に、チャイニーズレストランで食事をして、その隣のスーパーで飲み水や、サンダルを購入して、タクシーでホテルに戻っり、チェックインできたのは、午後8時。

問題はカメラの方、手荷物に入れていた人もいれば、ハウジングは預けてしまっている人もいた。なので、僕のハウジングやカメラを数人に貸すことにした。

そんな感じで、夜は男性ゲストと軽く飲んで、就寝。結局この日も合計6本のビールを飲んでいた。無事荷物が届いてくれることを願うばかりだ。

15日朝8時15分現在、まだ荷物が届いたという連絡は無い。

Sun 12
2010年トンガ、ホエールスイミング27日目、過去最高に恐いクジラ
2010.09.12

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9月10日、week5のゲスト最終日。風は若干収まったとは言っても、まだまだ20ノット以上吹いていた。フルークのガイドはエミさんが担当したが、この日はトニーと僕だけでプナを出して、2隻体制で捜索することにした。

昨日の親子がいてくれることを願って、最後に別れたチャネルに向かったが、親子の姿は無かった。

その後もあちこち捜索するが、結局シングルのブローを一回見ただけだった。フルークの方も泳げてはいなかった。

最後には、まだ荒れている南のリーフへ向かった。そこで、親子を発見。しかし、一度入水したものの、あっと言う間に泳ぎ去り、その後姿を消してしまった。まるで忍者のようだったので、「NINJA」と命名。とりあえず、トニーが水中で親子の撮影をかろうじてしていた。

親子発見の連絡で、フルークもこちらに来たのだけど,結局泳げなかった。しかし、その近くで、ペアと泳いでいる船と、親子と2頭のエスコートと泳いでいる船がいたので、そちらに連絡を取る。

親子とエスコートと泳いでいた船から、順番を譲ってもらったのだけど、その筑後くらいに、親子と2頭のエスコートに、別の船が泳いでいた、2頭が加わり、激しいヒートランになってしまった。合計、6頭のクジラが激しく移動を始めた。

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僕らは、タイミングを見計らって海に飛び込んで、親子やエスコートの撮影をしていた。バブルカーテンを出しながら、エスコートは移動していく。それを見送った直後、後方から新たに加わった2頭が向かってきたのだが、水面に浮いていた僕らにおかまい無しに突っ込んで来た。

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まるで、3Dの恐竜映画でも見ているかのように、まったく避ける気配も無く突っ込んで来たので、僕らは一瞬身構えた。そのまま通過していくものと思ったのに、2頭は、旋回して、僕らの方に向かってきた。

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トニーや僕は交代で、潜ってクジラに向かって行った。通常ならそうするとクジラの方が避けて行くのだけど、こいつらは、さらにこちらに向かって来た。二人とも逃げながらの撮影。

とにかく、執拗に僕らを追いかけまわした。エミさんたちのグループも入ってきたのだけど、危ないから入らない方が良いと伝えて、下がらせた。

その直後に、親子と他のエスコート2頭が泳ぎ去ってしまったことに気がついたように、慌てて泳ぎ去ってしまった。

トニーと二人、水面で、「こえ〜!何あれ!」と叫びながら、顔を見合わせて笑っていた。

その後も2度程トライして、やはり同じように向かって来るので、エミさんチームを入れるのは危険と判断した。今までにも、向かって来るクジラはいたけど、あんなに勢いは無かった。今回の2頭,特に顔つきの悪い方は、完全にチンピラヤクザみたいだった。目の上にも傷があって、なおさらすごみがあった。

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この恐いエスコートに追いかけられていた親子の子クジラは、「KOWAI」と名付けた。

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Sun 12
2010年トンガ、ホエールスイミング27日目、今年最高の親子、子クジラ「HEART」
2010.09.12

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9月9日、エミさんがガイドで出ると思っていたので、夜更かしして,朝はのんびりしようと思って眠っていたら、朝6時45分、携帯にエミさんからメッセージが入ってきた。「U go I stay」。。。。。。

まだ強風が続いているために、腰に爆弾を抱えているエミさんとガイドを交代することになった。僕は慌てて、準備をして朝食に出かけた。もう、今日見せられなければ、やばい。皆2日間水中でまともに見れていなくても、いらいらしたりしないで、「自然の事だから」と冷静に落ち着いていてくれる。そうは言っても心中は察することができる。だから、尚更見せてあげなければと思う。

ある意味、神頼みにも近い感じで、今まで見れた時の願掛けを全てすることにした。まずは、朝食にライスポンギポンギを食べる。はっきりしないけど、これを食べた日は、良いクジラが見れているような気がした。

出発の時には、i-podで音楽を聞き、探す時も、必死になって探さない。ゲストと無駄話をする。少し気を緩めて、リラックスする。ランチは早めに食べる。たまに、船の後ろ座席に座ってみる、などなど。そして、今年初めて、天国のオンゴに「どうか、彼らに良いクジラを見せてあげてください」と祈った。

午前中、他の船3隻が,親子とエスコートについていて、激しく移動していた。しかし、ほとんどのボートからの情報で、「今日はこの親子とエスコート以外に望みは無い」と連絡が入っていた。

ほとんどの船がその親子とエスコートに順番待ちのリクエストを出していた。でも、どう見ても、動き回っていて、まともに見れているようには見えなかったけど、僕らも、6番目にエントリーしておいた。要するにほとんど最後の番だ。

ところが、4番目の船の順番になった頃、2頭ついていたエスコートのうち、1頭が離れた。それと同時に、このクジラたちが、動かなくなった。しかも、荒れていないチャネルの中でだ。

4番目の船からの情報では、かなり状況が良いらしく、ゲストの中から、「もっと泳いでいたい」という意見が多くて、今度はなかなか譲ってもらえなくなっていた。そのために、その後に順番待ちしていた船でも、早めに出て来た船は、諦めて戻る船も出て来た。

しかし、僕らは他の船に比べて、かなり遅くスタートしている方だったのと、スキッパーのイッカが、「この状況では明日も見せれるとは限らないから、少しでも長く見せてあげる」と言ってくれていた。

かなり辛抱して、待った後、やっと順番が回ってきたのが、午後3時30分頃。エントリーしてみると、母親が上を向いて海中で止まっていた。エスコートは少し離れて、テールを上にして止まっていた。子クジラは、すでにかなり成長しているようだったけど、その母クジラに甘えるように、身体をすりつけている仕草がとても可愛かった。それに良くバブルを出していて、時にまるでハートマークのような形になることもあった。

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良く見てみると、子クジラのテールにもハートのような模様がついていた。

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しかも、2度目に入水した時には、エスコートが歌まで歌い始めた。つまり、親子とシンガーを一度に見れてしまったわけだ。

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他に待ってる船も無くて、イッカが5時まで泳いで良いというので、4時にエントリーしてから、5時まで何回でも入ろうと思ったのだけど、浮上してきてもほとんど移動しないので、結局1時間海に入りっぱなしで、クジラたちと一緒にいれた。

母親は,時に顔を上に,時にはテールを上にして、停止していた。エスコートは常に近くで歌を歌い続けていた。

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母親のテールが、あまりに水面に近いので、ちょっとだけ潜って撮影させてもらった。

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5時までたっぷり一緒に泳がせてもらって、結局1時間30分。ゆっくりと撮影することもできた。子クジラには、「Heart」という名前をつけた。

はっきり言って、あまり良い親子クジラのいなかった今年の中では、一番の親子だった。これで100%遭遇率継続!願掛けはしてみるものだな。オンゴ、どうもありがとう。

Sun 12
2010年トンガ、ホエールスイミング25,26日目風速35ノット。クジラと泳げない
2010.09.12

9月7日、8日、風速35ノット。クジラが少ない上に、強風。通常ならおそらく船を出していない。船を出さないオペレーターも多かった。唯一の救いは、天気は良かったことだ。

今週は、僕たちがローテーションで休みを取りたいために、もともとゲスト3人だけを募集して、船1隻だけ出すことにしていた。しかし、このクジラの状況では、何日間か、もう1隻出してスタッフだけで乗船して、良いクジラを見つけたら連絡してあげるという方法を取ろうかと考えていたのだけど、この風の状況では、それも意味が無いと判断した。

初日は、僕がフルークに乗船した。救いだったのは、スキッパーのイッカが、他の船のスキッパーとかなり親しくて、この日出ていた他の船と協力体制を取って、クジラを手分けして捜索。もし、誰かがクジラを見つけたら、交代で泳ぐことに。

しかし、海は荒れまくりで、捜索範囲も狭まる。小さなフルークには、波を避けるスペースも無いので、僕らは波しぶきを被りまくり、びしょびしょだった。

ブローもまともに見つからない。ランチタイムになり、高い崖に囲まれて、一番風裏になって穏やかなエリアに停泊すると、他の船も集まってきた。こんな光景は今まで見た事が無い。ここしか、まともに休憩できるエリアが無いわけだ。

珍しいので、船をバックに記念撮影をした。この写真だけだと、本当に穏やかに見えるけど、この場所以外は、本当に大荒れだった。

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この後、他のオペレーターの船3隻で共同捜索作戦を取り、昨日クジラの親子がいたという辺りを捜索し、見つけたら交代で泳ぐということになった。本来であれば、ウォッチングのルールがあるのだが、この状況では、その通りに行動していては、捜索は困難だった。

マレスキングが親子を発見、荒波の中、なんとか泳げたと言うので、順番を待つことに。しかし、最初の1回以降、親子が動き出して、なかなか泳げないらしい。

一緒に捜索していた、マカイラは諦めて、港に戻り始めた。それでも、スキッパーのイッカは諦めずに、順番を譲ってもらい、親子にトライした。

荒れているし、透明度が悪い。母親が下で眠っている姿は確認できない。しかも、子クジラがかなり成長しているらしく、IKUMIの最後の方のように、母親からかなり離れて浮上してくる。なんとか、1度だけ、水中で子クジラを確認したものの、撮影できる透明度でも、距離でもなかった。

リピーターの女性2人は水中でチラ見できたものの、初めて来た男性は、水中で確認することはできなかった。その後もしばらく追跡するが、増々荒れている方に向かって泳いでいくので、諦めて帰路についた。

翌日の8日も強風は続いた。トニーがガイドで海に出るが、結局クジラとは泳げなかった。2日間、まともに泳ぐことができていない。この強風は今週いっぱい続くと言われていたため、明日も望みは薄そうだった。ゲストの一人は、滞在の延長も考え始めていた。

この日、7日間海に出ていた、アメリカのTVクルーの最終日だったために、翌実の9日は、海外青年協力の二人も呼んで、一緒に食事をした。TVクルーたちにとっても、ハードな毎日だったようだ。9日には、海から戻ってきたら、彼らの番組用にインタビューを依頼された。きっと捕鯨についての質問もあるんだろうなと覚悟した。案の定聞かれたけど、自分自身はっきりした答えは見つかっていない。

色々な矛盾や政治思想が関わっているこのテーマには、聞いて来る人の態度によっても、こちらも意固地な意見に偏ってしまったり、そうでない人の場合には、もっと冷静に話をすることもあったりと、自分も曖昧な意見になってしまう。

ただ、イルカやクジラや多くの海洋ほ乳類と海で接する事が多い自分にしてみれば、普通の人たちが、犬やネコを愛するのと同じように、彼らに愛着を感じていることは間違いない。

国としての思想も、個人の考え方も、きっと、常に,矛盾をはらみながら、時代とともに、変わっていくものだと思う。それが結果的に本当に正しいか、正しく無いかは別にして。。。

TVクルーたちは、狂信的なクジラ信者ではなく、冷静に現状や立場を理解してくれる人たちだったと思っている。同じように、この美しい海の環境を、未来に残して行くにはどうすればいいかと試行錯誤している人たちだったと感じた。また、どこかの海で会って、一緒にビールでも飲みながら、他愛の無い話をしたいと思った。

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2018年1月20日から、24日までの5日間、奄美大島でボートをチャーターしてホエールスイムを開催することにしました。 前回のオーシャナによる、奄美のホエールスイムリサーチの記事 https://oceana.ne.jp/series/奄美大島ホエールリサーチ 船は、奄美マリンスポーツでチャーターして、オーナーの才さんが操船を行います。1日10人まで募集。 宿泊先は、ゼログラビティの清水ヴィラとゼロ古仁屋クラブハウスを予定しています。乗船は、1日5~6時間続けて海に出ます。ですので、乗船を希望される場合には、帰路の飛行機は、基本的には、翌日のフライトをご利用いただくことになると思います。 <ダイビングプールもあり、ビーチが目の前のゼログラビティ清水ヴィラ> <ゼログラヴィティ清水ヴィラ> <ゼロ古仁屋クラブハウス:4人部屋> <ゼロ古仁屋クラブハウス:共有リビング。自炊可能> <サンプルスケジュール> 全日程参加の場合 <1月19日(金)>  奄美大島着  古仁屋まで、空港からレンタカーで現地乗り捨てで約4500円 タクシーであれば、片道約18000円 にて、古仁屋、あるいは清水ヴィラまで来てもらいます。この料金は、ご自分でご負担いただきます。予約などに関しては、こちらで対応は可能です。 古仁屋クラブハウスか、清水ヴィラ宿泊。 <1月20日(土)〜24日(水)> 朝、どの港から出るかを確認して、送迎車にて、移動。 ホーエルスイム 5〜6時間 9時出港予定で、15時くらいまで。もし、クジラがよければ、時間延長しますが延長料金をいただくことになります。(注意:ホーエルスイム後のフライトで帰るのは難しいと思います) 1日の乗船料金は、土日が22000円、平日は20000円を予定しています。 宿泊料金は、古仁屋クラブハウスが1泊素泊り3500円から。清水ヴィラが、朝食付きで、10000円、ペア15000円。2F 2段ベッド部屋2名で12000円 <1月25日(木)> 古仁屋、または清水より、レンタカー、またはタクシーで空港へ 夜は、古仁屋で食事、あるいは、清水ヴィラでバーベキューなども可能。 船上でのランチは、移動途中のコンビニなどで購入します。 途中参加など、全日程参加でない場合もお問い合わせください。 調整はしてみます 詳しいスケジュールや宿泊先、船、料金に関しては、お問い合わせください。

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