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スペシャルトリップブログ

Mon 16
2010年、トンガホエールスイム5日目、6日目、クジラがいない
2010.08.16

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8月14日(土曜日)、この日1週目のメンバーが帰国の途につく。しかし、この日、天候の関係で、トンガタプから飛行機が来なくて、皆、ヴァヴァウの空港で5時間待たされたそうだ。レストランも無い空港で5時間待ち続けるのは、あまり嬉しいことではない。

こういう事が起こるから、帰国のフライトは、いつも余裕を持ってスケジュールを組んだ方がいい。

この日、プロティウスにトニーが乗船して、ノンジャパニーズグループの6人のガイド、自分が残っている3人と一緒にフルークで海に出た。スキッパーはp−ター。

ノンジャパニーズグループは、アメリカ人3名、イギリス人1名、台湾人2名。皆、よさそうな感じの人たちばかりだった。

しかし、昨日くらいから、なかなかクジラが見つからない。風も強いこともあり、行ける範囲も限られた。この日、プロティウスは、ペアと親子に遭遇したものの,一度も入水することなく終了した。

自分たちも、さらに捜索範囲が制限されていたために、シングルを1頭発見しただけで、しかも泳ぐこともできなかった。

島影でランチを取り、かなりの数のフルーツバットが生息している、崖に成長している樹木を見学したり、スノーケルをしたりしていた。

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その後、再度捜索をしてみるが、やはりブロー一つ見つからない。スワローズケーブでシュノーケルをすることにして、そこに向かうと、しばらくしてプロティウスもやってきて、一緒にケーブの中で潜って遊んだ。

スワローズケーブに光が差し込む海中風景は幻想的だ。

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8月15日日曜日

この日は、僕がノンジャパニーズグループのガイドとして海に出る。トニーとエミさんは、休憩なのだけど、長く眠れて少しは楽になったかもしれないけど、やることも色々あって、なかなか身体は十分には休まらない。

クリスチャンの多いトンガでは、日曜日に仕事をしてはいけないことになっている。しかし、その年によって、日曜日のホエールスイミングがオッケーだったり、できなかったりするので、現地に来てみないと、直前までどうなのかはわからない。

プロティウスは、警察から、許可をもらっていたので、海に出ることができた。しかし、この日も1頭のクジラどころか、ブローもまったく見当たらない。おまけに,この日から風が弱まると聞いていたのに、午前中は昨日より風が上がっていた。

彼らは、昨日も海に入っていない。この日もまったくクジラを見せれないのは、辛い。目を凝らして探したが、結局見つけることはできなかった。

プロティウスのオーナー、ブレンダの話では、「まるで、7月の中旬前か10月の中旬以降みたいな感じね」とのことだった。今のところ、かなりクジラが少ないのは間違いない。先週は良くあれだけ毎日クジラに遭遇できたと思う。

結局、まったく泳げる気配の無いペアに別の船が付いているのを、遠くに確認した以外はクジラは見つからず、帰路につく。

皆には、「明日からは2隻、明後日からは船3隻で捜索するから、もし(if)良いクジラがいたら、連絡を入れて、皆見れるようにします」と説明したら、「ifではなくて、whenだろ」と皆から言われた。

「ああ、そうそうifでは無くてwhenですね」と笑いながら答えたけど、やはり気まずい。

明日は、僕が陸に残って、到着するゲストを出迎える。トニーがプロティウスに、エミさんが二人乗りのフルークで海に出る。

午後から風は収まっていたから、明日はコンディションは良さそうだ。頼むから、沢山クジラに会えますように。

Mon 16
2010年トンガホエールスイム4日目、補食中のオキゴンドウと死にかけのバショウカジキ?
2010.08.16

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8月13日、金曜日。1週目のゲスト最終日。昨日ほどではないが、風はまだ強い。自分はプロティウスに乗船して、まずはノースベイを目指す。

ほとんどクジラの気配を感じない。しかし、しばらくするとブローがあがり、ペアのクジラを発見。慎重に船を寄せて、まず自分一人でエントリーしてみるが、潜行した周辺を探しても、姿が見つからない。

透明度が良いから、潜ってもその場に留まっていてくれさえすれば、上で待って、浮上のときに近くで見ることが可能だ。しかし、それも困難な感じだった。一度だけ水中で確認したものの、あっという間に泳ぎ去ってしまった。

諦めて、戻ろうとスキッパーのアマンダに言われたが、「もう少し北に行ってみたい」と伝える。「そんなに北で何か今まで見たことあるの?」と怪訝そうにされた。過去には、ノースベイのさらに北の湾でも何回かクジラと遭遇していたから、「あるよ」と答えたけど、実際のところ、あくまで自分に感でなんとなく行ってみたいだけだった。

しばらくすると、クルーが「イルカ!イルカ!」と声を上げた。確認すると、オキゴンドウの群れだった。しかも補食中の群れだ。僕らは全員海に飛び込んで、その補食を目撃した。しかし、ショートズームで撮影するにはちょっと遠い距離だったので、証拠写真程度。

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10頭くらいのオキゴンドウがいて、そのうちの3頭が、ツナらしき魚をくわえていた。

船に戻ると、水面に魚の内蔵らしきものが浮遊していて、グンカン鳥たちが、奪い合いをしていた。

そのまま進むと、海がかなり荒れていて、危険そうだったので、「引き返そう」と伝える。そして、引き返した直後、水面下にバショウカジキを発見した。背びれの一部は水面に出たまま移動するので、船で追跡して、タイミングを見計らって皆また海に飛び込んだ。

見ると体色が異様に白くなっていた。以前にペリリューの遠藤さんが遭遇した、死にかけのバショウカジキがこのように白かったと言っていたのを思い出した。

オキゴンドウの群れの近くだったから、もしかしたら、オキゴンドウに襲われたりして、弱っていたのかもしれない。

一瞬振り返って、こちらに向かってきたタイミングでシャッターを,切ったのだけど、何だか妙な感じだ。反応が無い。慌てて後ろのモニター部分を見るがスイッチは入っている。

再度押してみたけど、同じ反応。もしかして、さっき海に飛び込んで皆が船に上がるのを助けたりしているときに、ハウジングのスイッチの部分にロープが絡まってしばらく取れなくなっていたので、それで壊れたのかと不安になったのと、目の前のバショウカジキを撮影しそこねたことへのショックで呆然としていた。

バショウカジキがいなくなったので、船に戻るとすぐにハウジングとカメラをチェックした。すると、撮影モードがタイマーになっていた。。。。どうやらロープに絡まった時に、動いてしまったようだ。ショック。。。

写真は撮れていないだろうと思っていたのだけど、かろうじて、こちらに向かって来たタイミングで撮影したカットの数秒後の逃げはじめたバショウカジキの姿が写っていた。ピンもあってないし、こちらも証拠写真だけだけど。

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ちなみに、これが去年おなじトンガで撮影したバショウカジキ。

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結局1週目の最終日となる、この日、補食中のオキゴンドウと、死にかけ(?)のバショウカジキには遭遇したけど、このあと、南のリーフに移動して、何とか親子は見つけたものの、透明度が悪いし、警戒しているので、海に入ってチラ見で終わった。

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Fri 13
2010年、トンガホエールスイム3日目、風速25ノット
2010.08.13

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8月12日木曜日。昨日よりもさらに風が強くなり、風速は25ノットに。僕は、この日もフルークに乗船した。しかし、この風では、小型のフルークでは、行ける範囲は昨日以上に限られてくる。

作戦としては、6人乗りのプロティウス、フルークより大型の3人乗りのスパイホップに遠征してもらい、良いクジラを見つけたら、無線か携帯電話で連絡をもらい、その場にかけつけるというもの。

取りあえずは、探せる範囲で、移動してみるが、まともに泳げるクジラどころ、か、ブローさえ、ほとんど見当たらなかった。

無駄に時間が過ぎて行く。通常、この風では,僕らだけなら海には出ない。しかし、ゲストがいるからそういうわけにはいかない。

無線で、外洋でプロティウスがジンベエザメを発見したという無線が入ってきた。しかし、場所的に行くのは無理な場所だったので、行くのは諦めた。

しばらくして、トンガシカの近くで別の会社の船が「親子」と泳いでいるので、順番待ちさせてもらおうということになった。この小さな船ではもう午後になってしまったら、その選択肢が一番確実にクジラを見せれる方法だった。


最初は2くらいしかいないだろうと思っていたのだけど、近くまでいくと、なんとフルークを含めて6隻が近くに集まっていた。

昨日の事を考えると、もう順番は回って来ないものと思っていたけど、意外にそれぞれの船があっさりと一度エントリーして帰路についていた。スパイホップの順番直前に、トニーから「どうやら親子ではなくてシングンらしい」という無線が入ってきた。

しかも、浮上しては潜行を繰り返す。その浮上している少しの間だけ、側に寄れるらしいということだった。

どうりで、皆早いわけだ。それでも、この日はこれくらいしか泳げるクジラがいなかった。

2時30頃になって、僕らの番が回ってきたのだが、6人乗りのプロティウスが先に戻らなければいけないので、そちらに順番を譲って泳いでもらってから、スパイホップとフルークで順番にこのシングルクジラにアプローチした。


側にクジラが浮上してきた方のボートが入る感じで、スイムを行なった。最初はあまり寄れないかと思ったが、2〜3度繰り返すと、かなりの間、ぼ〜っとしてくれているようになった。

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サイズ的には、生まれて4〜5年の間くらいの若いクジラのようだ。ぼ〜っとしてるし、皆にしても、「近寄り易い大きさ」ということだった。

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最後に、あまりにボートの近くに浮上してきたクジラが驚いて移動をしはじめてしまった。申し訳無いことをしたのと、他に船が順番待ちしていなくて良かったと思いながら、帰路につく。

波のせいでびしょ濡れになり、身体が冷えた。明日も風はまだ強いようだ。

Thu 12
2010年、トンガホーエールスイム2日目、忍耐の1日
2010.08.12

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初日の追記。

昨日の親子とエスコートの状況を、トニーとエミさんと確認し合った。

僕が最初に確認したときは、この親子とエスコートの他に2頭のオスが一緒にいて、ヒートラン状態だった。このとき,僕は船上から見ていて、子どもの母親は、身体全身が黒い方が母親だと思っていた。

しかし、オス2頭が離れて、3頭になってから、同じ場所をグルグル旋回しはじめたので、水中で泳げそうだと思い、エントリーしてみた。激しく泳ぐ3頭を水中で確認したときは、白い体色のクジラが子クジラを黒いクジラから守っているように、鼻先で押していたり、とにかく、最初確認したのと違い、白い個体が、母親、黒い個体がエスコートのような行動を取っていた。

トニーが入ったときも同様だった。

それからしばらくして、エミさんのグループがついたときには、3頭が穏やかに泳いでいたのだが、子クジラは黒い個体の方に付き従っていたそうだ。

この3個体の関係性で、親子とオスのエスコートという事以外でも、こんな風に考えることが可能かもしれないと思った。考えられるのは、大人の個体はどちらもメスで、子クジラはもしかしたら,黒い個体の子どもだったのかもしれないということ。そして白い方のクジラが何らかの理由で子クジラを、母親から奪おうとしていたのではないかということだ。

個体の性別は確認できていないので、迂闊な事は言えないが、明らかに過去に出会った、親子とエスコートの通常の行動とは異なっていたし、最初は黒い個体に子どもがついていたのに、それを奪うように白い個体が子クジラを鼻面で押しまくっていた。道理で、僕らにぶつかりそうになるのも気にしないで、子クジラを前へ前へと促していたわけなのかと考えてしまう。

そして、最後に穏やかになったときには、黒い個体付き従う子クジラの姿が確認されていた。奪い合いに疲れ果てた白い個体は、そのあとをエスコートのように着いていっていたのではないか。

あくまで憶測なので、今日以降、また同じ個体が見つかったら、性別など色々な事を調べてみなければいけない。


2010年トンガホーエルスイム2日目、忍耐の1日

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8月11日水曜日、快晴、しかし、南東からの風が強い。昨晩夕食をチャイニーズレストランで取り、皆と別れてネットカフェでメールをチェックしてホテルに戻ると、鍵が無い。どうやら、食事の時にインキーしたままでかけてしまったようだ。時間は9時過ぎ、すぐにフロントにスペアキーを借りに行ったが、すでに誰もいなかった。。。さすがトンガ。

しょうがないので、隣の部屋の宴会に参加、そのまま、その部屋のゲストに頼んでそこで寝かせてもらった。2人で使用している部屋だったのだけど、部屋には3っつベッドがあって助かった。

朝早くに起きて、フロントに行き、スペアキーを借りて、やっと部屋に戻る。

朝食を食べて、出発の準備をしてジェティーへ。すでに、僕の乗船するフルークは到着していて、皆も船に乗り込んでいた。

予報どおり、風が強い。一番小さな3人乗りのフルークでは、風を避けてエリアしか捜索は困難だった。

風裏となる、フンガ島の外洋側から捜索を行なう。早々にペアを発見するが、移動が激しい。しばらく追跡して、ホワイトパッチの崖付近に来ると完全な風裏となり、海が穏やかになったので、まだ移動を続けるそのペアにトライしてみることにした。

しかし、船を近づけると方向転換したり、深く潜ってしまったり、スピードを上げたりと、接近するのをかなり拒んでいるようだったので、そのペアを諦めてノースベイへ船を移動した。

湾全体を数十メートルもある断崖絶壁が覆っているこのエリアは、南西の風の場合は、完全に風裏となるため、他のエリアが荒れているにも関わらず、べた凪状態。「ここで出ればいいんだけどな」といつも思うのだけど、まったくクジラのいる気配は無かった。しょうがないので、ランチを食べてまた荒れたトンガシカの外側の荒れた海をクロッシングして、フンガ島の外洋へ移動した。

無線の調子が悪く、携帯もつながらないので、他の船からは孤立した状態だった。

しかし、しばらく行くとスパイホップに遭遇。無線で連絡を取り合うと、どうやらベルーガダイビングのボートが眠っているクジラと泳いでいて、その順番待ちをしているらしかった。

小型のフルークで、このコンディションで探せるエリアはもうほとんど無い。どれだけ時間がかかっても、今日はこのペアを譲ってもらえるまで辛抱強く待ち続けるしかないと決めて、船を島の近くに寄せて、待つことにした。

しかし、ベルーガは12人ほどのゲストがいて、3交代で海に入っているというので、とにかく時間がかかった。スパイホップのエミさんたちも、12時30分から順番待ちして、入れてもらえたのが、2時過ぎ。僕らは1時30分から待ち続けて、最終的にクジラたちと泳げたのは、3時40分。もう実際には、港に引き上げてなければいけない時間帯だった。

それでも、何度か入水して、このペアを撮影。それにしても、1頭は、水平に水中に留まって寝てるのだけど、もう1頭はテールを上にして、垂直に眠っている。あまり絵にはならない。

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海が荒れているので、僕は少し潜って撮影を行なったりしていた。

眠りから覚めて、移動する時に、一頭が、何度も大きく口を開ていた。何の行動なのだろうか。いずれにしても、子どものクジラが口を開けるところはたまに見かけるけど、成体がこんなに頻繁に口を開けるのはあまり見た事が無かった。

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何度か入水して撮影して、帰路につく。

Tue 10
2010年、トンガホエールスイム初日、アグレッシブなエスコート
2010.08.10

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2010年8月10日、快晴。トンガ初日。3隻のボートで海に出る。

先にトンガに入っていたトニーとエミさんからは、「今年はクジラが少ない」という情報をもらっていた。実際、他の船のスキッパーたちに聞いても、この日までに、親子は2個体、あるいは、3個体の目撃情報しかなかった。「船の調子が悪い」、「スキッパーがいない」、「ホテルの部屋が使えない」などなど、毎年の事だけど、トンガはいつも問題が多発して、最後の最後までドキドキハラハラさせられる。正直、夜はビールを飲まずにはやってられない。

僕は6人乗りプロティウスに乗船して、南のリーフへ向かった。運の良いことに、30分もしないで、計5頭のヒートランを発見した。しかもメスは子どもを連れていた。

しばらく様子を見ていると、エスコート以外のオス2頭は、あきらめて去っていった。それでも、エスコートが執拗に、激しく親子を追いかけ回すので、なかなか止まりそうになかった。

しばらくすると、止まりはしないのだけど、同じ場所をグルグルと回りはじめたので、エントリーしてみた。透明度は今ひとつだったが、この親子とエスコート、異常なまでに接近してくる。

エスコートは、この母親と無理矢理にでも交尾をしようとしているかのようだ。母親はそんなエスコートから子どもを守るようにしながら泳いでいた。

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上の写真手前が子ども、真ん中が母親、奥がエスコート。

母親が子クジラの背中を押して、移動するように促す。子クジラは、エスコートから逃れるようにしながら、方向転換して、僕らの方に向かってくるものだから、必然的に、母親もエスコートもこちらに向きをかえてくる。

向かって行くどころか、皆引き気味になりながら撮影を行なっていた。時には、本当にこちらが逃げなくてはいけない状況に。

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突如、真下からエスコートが浮上してきたこともあった。

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近過ぎて、全身が入り切らない。

激しく動き回り、水面を激しくたたくので、水面が泡で白濁して、行くての視界を遮る。突然方向転換して、その白濁した先から向かってくるのではないかと少し不安になりながらも、その中に突っ込んで行き、彼らの姿を再確認する。

白濁した海の中には、彼らが接触したときに皮膚からはがれ落ちた、薄皮が散乱していた。最初の年に訪れたゲストが、この皮をホルマリン付けにして、持ち帰ったのを思い出した。

とにかく、親子とエスコートでこれほどアグレッシブな状態なのは、かなり珍しい。子クジラはなんで僕らの方に向かって来ようとするのだろうか。。

しばらくすると、トニーの乗船していた船が来たので、順番を譲り、ランチを食べる。彼らが泳ぎ終わってから、再度入水したが、すでに行動パターンが変わっていたし、さらに透明度の悪い海域に入ってしまったので、この親子とエスコートから離れて、西の外洋へ移動していった。無線では、エミさんは別の親子、トニーたちは、3頭のヒートランに遭遇していたが、あまり入れる感じではなかったようだ。

ノースベイまで足を伸ばすが、結局この日はこれで終了して帰路に着いた。初日にして、かなり大興奮な遭遇ができたので、「クジラがいなくて、みせれないかも」という不安はプレッシャーは無くなった。

結局この日だけで、3隻の船で3組の親子に遭遇した。明日も会えるといいな。

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    居るのがわかって良かった~(≧▽≦) とにかく...
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越智隆治プロフィール

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