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子育て日記

Thu 03
七五三と誕生日
2011.11.03

11月3日は、二男颯友の5歳の誕生日と七五三だった。七五三のお参りは、氏神様でもある清瀧神社でご祈祷をお願いしていたので、家族4人で出かけた。長男、海友は8歳になるのだけど、以前住んでいた所の氏神様は小さくて、ご祈祷などちゃんとしてもらっていなかった事もあり、浦安に移り住んでから、改めて七五三のご祈祷をしてもらうことに。

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ご祈祷自体はすぐに終わって、頂いた絵馬を境内にある奉納場所で、お願い事を書いてから、奉納することに。多くの子供たちのお願い事が書かれている絵馬を眺めながら、息子たちがどんなお願い事を書くのかな〜と思っていたら、母親に手伝ってもらってお願い事を書いた颯友は、迷いも無く「イルカとおよげますように」と書いてと母親にせがんだ。

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長男と違って、今年のバハマでは、あまりイルカと泳ぐ事に積極的で無かったように見えた二男だけど、実は、とても楽しかったのかもしれない。それに、最近水泳教室にも通い出したから、今度は浮き輪とライフジャケットでなくて、兄と同じように、自力でイルカたちと泳ぎたいのかもしれない。

もっと意外だったのは、兄の願い事の方。自分で絵馬に書いた願い事は「ぱぱとりょこうにいきたいです」。もっと、学校での勉強ができるようになるとか、やっているスポーツが上手くなる事とか、何かが欲しいとか、そういう事を書くのかと思っていた。

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正直、嬉しかった。もしかしたら、成長するとともに、一緒に旅行することを面倒くさいと思い始めるかもしれないと思っていたから。学校の友達と遊ぶ方が面白いと思うようになると思っていたから。

二人とも、小さいながらに自分たち夫婦が「色々な事を経験させてあげたい」という思いから、彼らにしてきた育て方を、拒むことなく、「今一番楽しい事、今一番したい事」として受け止めてくれていることが、何よりも嬉しかった。

颯友と同じ11月3日が誕生日の僕の父に、一応お祝いの電話を入れた。父は、僕がロケで海外に行っている間に、家に遊びに来ていたときの息子たちの印象を話してくれた。

特に、長男の海友の方が、今までの無邪気なだけの子供とは違った、何かを持ち始めてると感じたと言っていた。一体どこが違うのかと訪ねたら、「とても感覚的な事で、具体的にこうとは言えないけど、やはり小さい頃から、様々な経験をしてきたからか、同じ世代の他の子供たちよりも、多分本人もまだ漠然とはしているのだろうけど、何か進むべき方向性を直感的に感じているように思えた」という。

自分には、良くわからない。おじいちゃんが孫に対してひいき目に見ている部分もあるのかもしれない。しかし、自分もそうなのだけど、僕の父も母も、どちらかと言うと、相当に自分の子供たちを客観的に傍観している印象の強い親だったのは確かだ。

確かに、最近海友は、帰国したときに、僕に以前より多く色々な事を質問して来るようになった。特に印象に残っているのは、「パパは、何をしている時が楽しいの?パパは何が好きなの?」という質問だ。最近何度かこの質問をされて、一瞬戸惑う事があった。

しかし、その質問をあやふやにしてはいけないと思い、ちょっと考えてちゃんと答えてあげるようにしている。時には、答えが違う時があっても、答えるようにしている。その質問の答えを、ちゃんと答えてあげる度に、少し答えが違っていて、ちょっと首をかしげる時もあるのだけど、海友は嬉しそうに頷いてくれている。

そして、長男の心の成長が著しい分、二男のわんぱく振りがさらに強烈に印象に残る今日このごろ。七五三の帰りに、家族でお寿司を食べに行った。そのときに妻がこんな話をしてくれた。幼稚園の友達数名と、友達の家でご飯を食べたときに、とてもかわいくて、しっかりしていて、スポーツ万能で頭もよくて、まるでどらえもんに出て来る「出来過ぎ君」みたいな子が一緒だったそうだ。その子のお母さんはそのときにいなくて、「もう悪戯ばっかりする子だから悪戯したら、叱ってね」と言っていたそうなのだが、比の打ち所が無いくらいに、しっかりしていて叱りようが無かったのだそうだ。

それまで、颯友を筆頭に三バカトリオを結成していた、仲良し三人組の母親(妻を含む)は、「本当、家の子、大丈夫かな〜」、「大丈夫、大丈夫、いい子に育ってるよ」とお互いに励まし合っていたのだけど、出したご飯を、パンツ一枚になって、「まじ〜、いらね〜」とか、「くえね〜」とか言ってる息子たちの横で、きちんと正座して、「おいしです」とご飯を食べてくれるその子を見て、あまりの違いに愕然としたそうだ。

そして、トリオのうちの一人の、2歳になったばかりの弟が、自分たちの食べているお菓子を食べたそうに寄ってきたときに、その子は「はい、どうぞ」と言って、自分のお菓子を分けてあげていたのを見て、「颯友たちも、小さい子にお菓子、分けてあげなさいよ!」と言ったところ、その三バカがパンツ一枚で発した答えは、「無理〜!、サファリパ〜ク〜」だったそうだ。

七五三のこの日も、暴れて何度も転んで、服は泥だらけになり、膝は擦りむき、挙げ句の果てには、ビオトープに落っこちて、泥水に浸かり、とても七五三のお参りをしてきたとは思えない姿になって、帰宅したのだった。

フィリピンに行ってきます。

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