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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > ハワイ家族旅。暴走する息子たち(特に二男)Vol1
コンドの屋上のプールで朝早くから遊び過ぎて、長男の海友が熱を出した。3月のワイキキは、天気は良くても、風も水温もまだまだ冷たい。特に今年は寒いそうだ。
翌日には、熱も下がってきたのだけど、まあ遠出しないで近くでのんびりしようということになった。
たまたま同じ時期に合わせて、ミナ(妻)のおじさんが、ハワイに遊びに来ていた。というのも、おじさんの息子、ミナの従妹が、ハワイのイタリアンレストランで、エグゼクティブシェフとして働いているからだ。お店の名前はワイキキビーチウォークにある「タオルミーナ」。 相当人気のレストランらしい。
しかし、大変だったのは、そこに行き着くまでの二男、颯友の暴れっぷり。体調もまだ完全でない兄は、さすがに、しっかり母親について歩くのだけど、二男はとにかく寄り道したがるし、どこかに逃走しかねない勢い。
スキあらば、「大人しくしろ!」と注意する僕にパンチと蹴りを入れてくる。一度なんかマジで金的に直撃して、「うっ」という鈍い悲鳴とともに、一瞬しゃべれなくなった。でも、周囲には気づかれないようにしていたけど。映画で、子役が大の大人に金的蹴り入れたくらいで、大した事ないだろうって思っていたけど、入りようによっては、5歳の子供の蹴りでも、相当に効く事を実感した。
どうにか、お店の前でおじさんと合流。店内で従妹のヒロ君と出会って、ランチを食べた。前回に会った時は、まだイタリア修行中だった頃。今はさすが料理長になって、貫禄も出て来た感じ。料理はパスタ中心に。自分はネットでも話題になっていたウニのパスタをオーダー。美味しかった。デザートは、ライチのシャーベットがおすすめ。
ランチ後、また海友の体調を考えて、コンドに戻ることにした。しかし、「ビーチを歩きたい」という二人の要望で、途中からビーチへ。相変わらず、ビーチのかさ上げ工事をしていて、波打ち際には、大きな段差ができている。
息子たちは、海と波を見ただけで、「きゃ〜〜〜!」と歓声を上げて、その段差の下へ。
何か嫌な予感・・・「おい、水着持ってきてないんだから気をつけろよ!」
「きゃ〜〜〜〜!」 ざっぱ〜〜〜〜ン!!!
「・・・・・・・・」
ごろごろごろ・・・・。その後も周囲で見てる人が心配になって、「おい、両親、ほっといて大丈夫なのか?」という不安そうな顔を僕らに向けるくらい、服のまま波に飲まれまくる二人。
途中で颯友が、「砂が入って気持ち悪いから、全部脱いでいい?」と聞いてきたけど、さすがに、ここでマッパはやめてくれと懇願。さすがに、海友はもう恥ずかしいらしく、脱ごうとはしなかったけど。
結局砂だらけになり、ビーチの冷たいシャワーを浴びて、で、着替えるものも、タオルも無く、そのままコンドへ。
戻ったところで、ハワイに住む友人から電話が入った。僕らがハワイに着く直前に、二人目の子供が産まれて、バタバタしてるから、会えないかなと思っていたのだけど、今日なら時間作れるから大丈夫なら会いましょうって事になり、迎えに来てもらって、ローカルに人気の(というか友人が好きで良く行く)BIG CITY DINNERへ、連れて行ってもらった。ただの大衆食堂かと思いきや、「ベストレストランアンダー$20」という賞も受賞している人気店だった。っていうか、前に来た時にも連れて来てもらったな。
しかし、すでに遅めのランチでたらふくイタリアンを食べていた僕らは、このボリューム満点の美味しい、早めのディナーを堪能できる程の胃袋は残っていなかった。はずなのに、ロコモコとフライドライスを頼んで、結構食べれてしまった。おまけに最後にデザートのアイスとケーキも。
ということで、この日1日で、お気に入りのTシャツが着れなくなるくらいに体重が増量した感じ。
その後、もう一件行こうと思っていた場所があったのだけど、子供たちが眠くなってしまったので、そちらに行くのは諦めて、コンドに戻った。しかし、そこでも何故か眠りから目覚めた二男は暴れ回る。
あまり触れてはいないけど、あまりの傍若無人な奴を反省させるために、5分間の黙祷を課した。
しかし、空手で慣れているせいか、あっさり5分をクリア。しかもベッドの上だし。あまり効果の無いまま、終了し、そのまま暴れ続けたのだった。
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