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海外で心強い子育ての先輩 サイパン編
6週間に及ぶバハマのクルーズから帰国した翌月(2004年6月)には、家族でサイパンにいた。フロリダ、バハマ、タイなど、今までの旅程から比べれば、サイパンくらいの距離ならば、11か月の赤ん坊が一緒でも、もう国内旅行の感覚、楽なものだった。
現地では、以前から家族ぐるみで仲良くしてもらっているMOCサイパンのヒロさん家族にお世話になった。もちろん、僕は取材で訪れていたのだが、ヒロさんの方から「仕事に差し支える事は無いから、皆で来なよ。息子たちも喜ぶよ」と言ってくれたものだから、その言葉に多いに甘えて、なんと僕ら家族だけでなく、ダイビングを始めたいという弟家族まで巻き込んで、サイパンに出かけたのだった。と言っても、丸々取材日程中に連れてきたのではなくて、あくまで取材日程終了後に合流したんだけど。
ヒロさん家族は、奥さんのユウコさん、それにシン君、ケンスケ君という腕白盛りの小学生2人、弟家族は、弟嫁と中学3年と小学5年の娘2人。僕ら家族3人の計11人の大所帯。取材と称して(もちろん、昼間はちゃんとダイビングして仕事してましたよ、まじで)、夜な夜な、大家族で食事に出かけていた。食事中や、ホテルで遊んでいる時なども、誰かしら海友の面倒を見てくれるので、本当に楽だった。特に子供たちの面倒見の良さにはどれだけ助けられた事か。
しかし、海友も今までの旅行と違ってリラックスしてしまったのか(月齢11か月でリラックスも何も無いだろうけど)、滞在中に高熱を出してしまった。海外で息子が熱を出したのは、初めての事だった。こんな時、周囲にこれだけ知っている人がいるというだけで、本当に心強かった。特にユウコさんは、薬やイオン水、氷枕など必要と思われるものを色々持って、何度もホテルの部屋を訪れてくれた。
かなりの高熱で「病院に連れて行った方がいいのかな?」と思ったりもしたのだが、ユウコさんから、長男のシン君が赤ちゃんの頃高熱を出して、サイパンの病院に連れて行ったと時に、氷をはった水槽に全身を浸けて、身体が震えて、唇が紫色になるまで浸けっぱなしにされたって話を聞いて、妻は連れて行くのをためらった。僕はと言えば、その話を聞いて、国が違えば、高熱に対する対処法も色々違うものだと、ただただ感心して聞いていた。そういえば、先日の海友の2年目のバハマクルーズ中にもちょっとした熱を出したが、やはり冷たい水に放り込めとキャプテンに言われた。
結局、海友の自然治癒力を信じて、病院には行かず、薬も飲ませずに、氷枕などで身体の一部を冷やすだけにして看病していたら、2日間ほどで熱が下がって元気になった。
小さな子供を連れた旅先で、子供が病気になる事ほど心細い事は無いだろう。そんな時、こんな風に周囲に子育ての先輩として相談できる家族や友人がいるだけで本当に心強かった。家族でダイビングに行くには、現地サービスのスタッフたちと親密になっている事、それに現地サービスのスタッフが、こうした子供の対応に慣れているかどうかも重要な事だと強く感じたサイパン家族旅行、否,違った、取材旅行だった。
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2011年4月に二見書房より出版して頂いた、写真集「Whales ! クジラ!大写真集」と8月に青菁社より出版して頂いた、「海からの手紙ー Message from the Sea」、発売中です。今現在は、今年3冊目になる予定の写真集作成に取りかかっています。 でも、忙しいから、来年になってしまうかも。。。
スペシャルトリップに参加いただいたゲストの皆様からご感想をいただきました。
>>参加者の声
INTO THE BLUE では、写真家・越智隆治 が、バハマ、トンガ、フロリダ、マーシャル 、 タイ、フィリピン、南アフリカなどなど、取 材で訪れた各国での体験談や変り種情 報などを、写真や動画と一緒にブログ形 式でつづっています。
世界中の海を自然環境をテーマに取材を続ける水中写真家。イルカと人の関係に興味を持ち、国内外の多くの海でイルカの撮影を行っている。
>>越智隆治プロフィール
世界中のダイビングディスティネーションをめぐり、取材した海の魅力などをメインに、紹介しているフリーのPDFマガジンです。是非ご覧ください。 http://www.web-lue.com/










