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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > ペリリュー滞在、海友とソアイの冒険
26日、早朝ダイブは風が強くエクスプレスに潜れなかったので、その後のダイビングをスキップして家族でカープアイランドに渡り、ジャングルの中にあるストーンマネーを撮影することにした。
地元ガイドのソアイが、自分のスピードボートで同行してくれることになった。ミナと颯友は、カープアイランドのビーチで待っていて、ソアイと海友、僕の3人で島の反対側にあるというストーンマネーを探しに出かけた。
今回、ソアイがペリリューでのガイドも担当してくれることもあり、ペリリューステーションで一緒に生活していて、おまけに、車を運転させてくれたり、遊びにもつきあってくれたりするので、海友も毎日「ソアイ~!ソアイ~!」と慣れまくっている。
熱帯植物が鬱蒼と生い茂るジャングルを踏み分けて、捜索開始。僕と二人だけだったら、こんなジャングルの中だと、すぐに甘えて「こわい~肩車~!」と叫んでいるところなのだろうけど、今回は「友達のソアイ」が見てるから、弱音を吐くわけにはいかない。本人がそう思っていたかどうかは、定かではないけど、自ら積極的にジャングルの中を植物をかきわけかきわけ進んでいく。
そしてジャングルの奥深くに横たわる、巨大なストーンマネーへ到着。ヤップで見るどんなストーンマネーよりも巨大な感じだ。あまりに巨大過ぎて、運ぶのを諦めて、この場所に放置されたのだろうか?しかし、どこから切り出したのかが不明。
とにかく、撮影を済ませて颯友と妻の待つビーチへ戻る。迎えのボートが来るまで、ビーチの目の前にあるハンモックでくつろぐ。観察者として、一緒にジャングルに踏み入った僕も、ハンモックでしばしの休息をくつろぐ。海友にハンモックをゆすってもらいながら。海から立つ風が心地よい。
あ~、ペリリューでもこんなのんびりしたビーチがあればいいのにな~。
そして、小さな冒険を通じて男の友情で結ばれた二人の記念写真をパチリ!
でも、頼むから股間は隠してくれよ~。と海友の前にあるソアイのチューボックス(ビンロウジ入れ)で、隠そうとするのだけど、すぐに払いのける。
・・・・しょうがない。今回はちょっと角度的にきわどいので、初めてモザイクを入れてみることにした。作ってから、本人に「これでいい?」と確認すると、「うん、オッケー!」と思いっきりうなずかれた。
最後は相変わらずで、終了。まだまだわがままで、甘えん坊なところだらけだけど、たくましく成長した片鱗を見せてくれた1日だった。ソアイ、ありがとう。
そして、この日、ヤップ、ペリリューとお世話になった、海友にしては珍しく、”女性なのに(多分男っぽいからか?)”お気に入りのエリちゃんがコロールへと戻って行った。カープ島からペリリュー島へ帰るボート上から、海友は何度も何度も「えりちゃ~ん、ばいば~い」と叫び続けた。エリちゃんも、桟橋で姿が見えなくなるまで手を振っていた。エリちゃん、どうもありがとう。
多くの人との出会と経験が、息子たちの成長にしっかりと結びついていると、実感し、感謝しながら、僕たち家族の今回の旅は、終盤へと向かうのであった。
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