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子育て日記

Mon 24
ヤップ滞在、寝違えて飛行機搭乗前に病院へ
2008.03.24

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ヤップ最終日の朝、目が覚めた海友が「首がいたい~」と言って、「右側」を向いたまま、ベッドの上で動けないでいた。どうやら寝違えたらしい。

僕らは、ちょっと笑ってしまったのだけど、あまりに痛そうにしているので、本人の前では、それ以上は笑いを堪え、あまり突っ込まないようにしていた。最近ナイーブだし。

どうせ、しばらくしたら、直るだろう、くらに思っていたのだけど、お昼になっても一向に動けそうにない。今までの海友なら、相当熱があっても、体調が悪くても「遊び優先」だったので、今回は本当に相当痛いようだ。動かそうとすると、泣きながら「やめて~!、いたい~!」と訴える。レストランスタッフのフィリピン人のグレースがマッサージしてくれるが、効き目無し。

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しかし、最終日、奴はどうしても海で遊びたいらしく、「いたい~、でもあそびだい~、このままビーチに寝かせて~」と懇願してきた。ビーチに寝かすのは、なんだったので、日陰の芝生の上に寝かしたりしていたが、やはり辛いらしく、結局部屋に連れ戻して寝かしていた。

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最終日の夕食はバーべキュー。しかし、食べにこれないから、何個かを盛り合わせて部屋に持って行って食べさせる。ジェイとBボーイも部屋で一緒にいてくれたりした。

そして、夜7時にリゾートを出発して空港へ向かう。僕が海友を抱えて助手席に乗っていたのだけど、座っているのが辛いらしく、「いたい~、いたい~」と叫ぶ。

しかも途中で、「気持ち悪い」と言って、僕の服の上に嘔吐。その直後、「お腹もいたい」というので、車を止めて、草むらで用を足させると、下痢便。

その後、放心したようになり、身体が震えている。「大丈夫かな?フライトキャンセルした方がいいかな?」と言っている間に、大ちゃんが病院で看護師として勤務する海外青年協力隊の女性に電話をかけてくれて、急遽病院へ。

先生にちゃんと診てもらうことを勧められ、結果、吐き気止めの注射を打ち、痛み止めと、吐き気止めの飲み薬をもらった。しめて25ドル。保険が利かない割りには、安い。僕がバハマで足を怪我して、フロリダで病院行ったときは、その度合いは違うにしても、合計で20万円以上かかったのだから、それに比べればめちゃくちゃ良心的だ。

ちなみにトンガのババウで歯の治療をしてもらったときは、協力隊員価格ということで、無料で治療してもらった。

吐き気止めの注射を打った直後に、痛み止めの飲み薬を飲ませた。「これ飲めば痛みが取れるよ」と言ったら、本人は頑張って全部飲んだのだけど、飲んだその場で「うげ~」とあっという間に全部吐いてしまった。

もし、パラオのコロールに着いても、こんな状態だったら、「ペリリュー島に渡るのを止めて、数日間コロールにいて、病院に行かせてもらおう」。と考えていた。奴が空港の待合室で、颯友のベビーカーに乗って、首を右側に倒し、遠くを見るような目で放心していたころまでは。

しかし、飛行機に乗った途端、「オレが窓!オレが窓~」と叫ぶ。しかし、座席は「左側」の席。

(お前、そこに座る意味ないだろ~。左向けないのに)と思って奴を見ると、ふつ~に左に首を曲げている。しかも嬉しそうに。

「お前!ど、どういうことだよ!」。と問いただしたかったが、あの辛そうだった状況を見ていただけに、安心したのも事実。でも、ちょっと解せない。

そして、パラオについてからは、本当は、ヤップで1週間くらいは潜らないでのんびりしようと思っていたのに、結局潜り続け、おまけに子供の遊びに付き合い、最終日には寝違えて泣く海友をかかえ、シャツにゲロを吐きかけられて疲労困憊した僕の方がダウン。

なのに、初日から子供たちが部屋まで押しかけてきて暴れまわるので、まったく休息することもできず、疲労が蓄積するばかりで、叱る気にもならない。

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「こんなことなら、首寝違えたままで寝ていてくれた方がなんぼかましだ」。という、日々がペリリューでも続きそうで辛い。

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