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子育て日記

Sat 01
ハロウィン・パニック1
2008.11.01

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ハロウィン当日。すでにカボチャを彫り終えて、ハロウィン関係の自分の仕事は完了したと思いこんでいた僕に、妻からとんでも無い指令が下った。

「チチ~、今日は~、まず車で幼稚園に海友を迎えに行って、それから仮装させてから、海友と颯友つれて、先ず1階下のレン君と、リッキー、それに遊びにきてる、なっちゃんと、なっちゃんの従兄弟のケッケを連れて、レン君家とレン君の家のお隣でお菓子もらうでしょ。それから7階のシュンペイ君とこ行ってまたお菓子もらうでしょ。それから全員連れて、今度は4階のサワちゃん家に行って、全員お菓子もらったら、今度隣りの棟の4階のリョウ君の家でお菓子もらって、リョウ君も連れて、また家に来て、全員にお菓子配るからね。で、レン君とそのお隣、シュンペイ君、サワちゃんの家でお菓子もらってない、シュンペイ君、サワちゃん、リョウ君を連れて、皆の家回ってね。よろしくね!」

「・・・っておい、何言ってるかわかんないって。誰がどこで、どこの誰連れて行ってお菓子どこでもらうって?」
「だか~ら~・・(上記の繰り返し)・・・・なの。よろしくね!」

「・・・・・、すみません、メモに書いてもらえませんかね?」

「え~、自分で書きなよ~」

「・・・・・それ、オレ一人で連れて行くの?」

「だって、その間に他の子がお菓子取りに来るかもしれないから、ママは家離れるわけには行かないもん。他の子のママも一緒だよ。他の家、皆パパはまだ帰ってきてないんだから。チチだけが頼りだからね」。

(・・・って、言われても、オレが残ってればいいんじゃないの?)と思いながらも、再度どの順番でどう回るのか、そこの家の子がなんて名前なのか確認して、メモを取った。予想では、50人くらいがお菓子を受け取りに来るのだそうだ。(何でそんなに来るの?)

下は1歳、上は小学校1年生までの計8人を僕一人で果たして先導できるのだろうか?という不安は見事に適中。

仮装をした子供たちが、1,2、3・・・・8、9人?あれ?一人多いの?どの子・・・と思っているうちに、「あれ、シュンペイがいないよ~。オレ呼んでくる!」とせっかく4階まで降りたのに、海友は7階まで階段を駆け上がっていった。他の子たちはダッシュで1階に下りていっちゃうし。オレは片手に颯友抱えてるし、お菓子持ってるし。メモなんて見る暇も無い。

日の暮れたマンション群の中で、子供たちの「わ~!きゃ~!」という歓声と、「はやと~!しゅんぺいく~ん!どこ~!あ~、皆まだ動かないで~、せいれ~つ!だめ~!うごいちゃ~!だめ~!」と悲鳴を上げる僕の悲痛な叫び声がこだましていた。

いつの間にか全員集合していたのだけど、やっぱり一人多い。「君は誰?」と聞くと、「ヒロト!リョウ君の友達。僕リョウ君の家知ってるから案内するよ!」と言って駆け出す(ちなみに、リョウ君とは、海友と同じ幼稚園の年長さん。海友は年中)。それに皆もダッシュでついていく。颯友を抱きかかえた僕は、「あ~、皆暗いから走らないで~!見えなくなるから~」と言いながら、最後尾についていく。「海君パパ、はやくこっちだよ~!」

先導どころか、幼稚園の子供たちに誘導されながらついていく。僕は、子供たちが暗がりで、はぐれてしまわないか気が気ではない。仮装でバットマンとか真っ黒になってる子もいるし。(こんなの一人じゃ無理だって)と思いながら、4階までの階段を颯友をかかえて登っていく。

「大変ですね。ご苦労さま~」と全ての家でお母さんたちに言われる間も無く、「トリックオアトリ~ト!」とお菓子に蟻のように群がり、次の家へと走り去って行く子供たち。僕はその度「す、すみません~」と言いながらよれよれと子供たちの後をついてく一反木綿状態。

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やっと、全て回り終えて、家に戻ると、今度は別の子供たちが次々と仮装して姿を現した。
「チチ~!写真撮って!写真!」

「はいはい・・」

「あ、海友が下行っちゃった、ちょっと呼んでくるから待っててね!」

「あ、はいはい、皆さん、すみません~」

「ご苦労さまです~。大変ですね~」

「いや~はは~」

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いったん、子供たちの波が途切れてもしばらくすると、
「あ、いらっしゃい~。チチ~!写真撮って!写真!」

「はいはい・・」

「あ、海友が下行っちゃった、ちょっと呼んでくるから待っててね!」

「あ、はいはい、皆さん、すみません~」

「ご苦労さまです~。大変ですね~」

「いや~、はは~」

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しばしの休息・・・。

「チチ~!写真撮って!写真!」

「はいはい・・」

「あ、海友が下行っちゃった、ちょっと呼んでくるから待っててね!」

「あ、はいはい、皆さん、すみません~」

「ご苦労さまです~。大変ですね~」

「いや~、はは~」

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(・・・どうでもいいけど、海友、下行っちゃうんだから、下で写真撮ればいいんじゃないの)

子供たちが沢山いるのはとてもいいことなのだけど、結構大変。しかも、自分にとっては大半が知らない子供たち。疲れ果てた僕は、他の子供たちから海友や颯友がもらったお菓子をこっそりつまみ食いし続けて、疲れを癒していたことは言うまでもない。

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