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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > トンガから帰国して、最初にしたことは
トンガから帰国した。1ヶ月半振りの家族との再会。空港から家までの車内では、助手席に座った海友と、後部座席に妻と一緒に座っている颯友が、留守の間の出来事を、「パパあのね~なんだよ」、「パパあのね~だったんだよ」としゃべり続ける。
何のこと言ってるのかわからない内容がほとんどなので、自分は、「~でしょ」「~なんだよ」と奴らが言った直後に驚いた顔しながら、「ほんと~、そ~なんだ~、へ~すごいね~」と相づちを打つ。子供たちは、「うん、そ~なんだよ、すごいでしょ!」と嬉しそうに答えるのだけど、何が凄いのかは、正直なところ、いまいち理解していない。ほとんどの内容が、仮面ライダーや、シンケンジャーのワンシーンの説明だったりするから。
で、「ところで幼稚園はどう?楽しい?」と海友に聞くと、「うん、楽しい!でね、仮面ライダーWがね、、、、」とすぐに仮面ライダーの話になる。本当は、もっと子供たちの事を教えて欲しいんだけど。
ただ、1つだけ、驚いたことがある。海友が、突然に、「海友は、引っ越しはしたくないんだよ。でも、引っ越すとしたら、ハワイならいいんだよね」と言い出したことだ。海友は、ハワイには1歳の頃に一度連れていったことがあるだけなのに、なんで毎年連れて行っているヤップでも、ペリリューでもなくて、ハワイなんだと思ったら。
「ハワイに行って、試作品を全部捕まえて、リロとスティッチに渡すんだよ。試作品って何個いるか知ってる?600個もあるんだよ。それが、全部悪者のハムスタービールに渡っちゃったら大変でしょ。海友、リロとスティッチを助けたいんだよ」と力説する。
「それで、ハワイに住みたいわけ?」
「うん、そうなんだよ」
「へ~。でもそうだよね、試作品600個とも悪者のところいっちゃったら大変なことになっちょうもんな~」
「でしょ!だからハワイには住みたいんだよね~」
はっきり言って、リロとスティッチを観ていないと、何の事だかきっとさっぱり理解不能だけど、自分も観てるから、会話が成り立つ。
颯友も後部座席で、何やら訳のわからないテレビ番組の説明を延々と続けていた。
そんな子供たちの話を聞きながら(ちゃんとは聞いてないけど)、一番気をつけていたことは、二人がそれぞれ間髪入れずに、「ねえパパ~」、「ねえパパ~」と語りかけてくるから、なるべく両方に同じだけ、「何、海友?」、「何、颯友?」と交互に返事をして、話を聞くように(聞いてないけど)心がけた。
家に戻り、子供たちと久しぶりに一緒にお風呂に入る。一緒に寝て、時差ぼけもあるけど、まだ皆が寝てる時間に起きだして、最初にしたことは、不在中に妻が録画した「仮面ライダーディケイド」と「仮面ライダーW」、「侍戦隊シンケンジャー」を全部観ること。
「あ~、車の中で言っていた場面はこれか~」と、子供たちがその場面をどんな風に説明していたかを思い出しながら鑑賞した。でも、本当は子供のためと言うよりは、自分が一番観たいかっただけなんだけど。
翌日の今日は、海友が幼稚園から帰ってきて、部屋で遊び回る子供たちに久しぶりにカメラを向ける。
久しぶりのせいか、子供たちもカメラを向けられると、嬉しそうな表情を見せてくれた。クジラの写真を撮影するのも楽しいけど、こうやって子供たちの写真を撮影するのも、楽しいな。
子供たちは、目の前で暴れ回ってる。今はその暴れっぷりを見てるだけで幸せだけど、数日後には、きっとうざったくなるに決まってる。
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