長男と違って、二人目の子供ってのは、上の子に合わせてテレビ番組とか観るから、その影響から、突然発する発言がおかしかったりする。

以前に、颯友が食事中に、突然言った、「でも、いい女とできて良かったよね～」という一言には、家族全員が「え～～！、何それ！どういう意味？」と驚かされた。

最近でも、「お前は2歳か！」と思えるような発言をよくしてくれる。

先日、颯友のお友達やお母さんたちと一緒にいるときのこと。子供たちが、母親たちの前で一緒に遊んでいると、突然颯友が発したのが、

「脇が甘いんだよね～、脇が」

という一言。お母さんたちは、「え～！今はやと君、何って言ったの？」と驚いていたけど、子供たちは、その意味がまったくわからずに、スルーしていたらしい。そりゃあ、2歳だもん。意味わかんないよね。

そして、シルバーウイークの祭日の日。颯友が微熱を出して、右のリンパが腫れて、変な顔になっていたために、近所の小児科病院に相談の電話したところ、本当は休みだというのに、先生のご好意で診察をしてくれることになったので、病院に連れていった。

そこには、同じように、熱を出した小さな子供を連れた両親がいて、深刻な顔をして心配していたらしい（らしいってのは、妻から聞いた話だから）。

診察を終えた颯友が、待合室にいた、その家族の前で突然発した言葉が、

「あ、もしもし、おおかわらちゃん、ぼく～」

最初の一言で、深刻な顔してたご両親が、颯友の発言に驚いて颯友を見る。

「あ、もしもし、おおかわらちゃん、ぼくだってば～」

2回目で、父親は吹き出し、母親は苦笑いしていたらしい。

熱出して、顔腫らしても、人を笑わせることに生き甲斐を感じているのだろうか？まあ、この発言が、どのテレビ番組からのものかは、僕らには察しがついているのだけど。

ちなみに、診断結果は、今ちまたを騒がせている豚インフルエンザではなかったので、一安心。

そして、海友は、最近とにかくお手伝いを一生懸命してくれる。颯友と同じ頃、妻も体調をっ悪くしたときに、「僕がパパにごはん作ってあげる！」

と言って作ってくれたのが、このニコニコマークのサンドイッチ。

「はい、パパ」

と差し出され、「何てやさしいんだ～、海友～」
と超感動している横で、

「お～、おいしそ～！いっただっきま～しゅ！」

と言って、僕のために長男海友が作ってくれた、サンドイッチを、大口あけて奪い取ろうとする颯友。

この後、当然のことながら、僕とこの2歳児は、５歳の兄が作ったサンドイッチの奪い合いをしたことは言うまでもありません。