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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > 長男の優しさ
トンガに行っている間、妻と子どもたちがどんな風に過ごしていたかを話して聞かせてくれたことがあった。
それは、長男海友の事。普段はいっつも、弟がちょかいを出してきて、最初は我慢しているのだけど、あまりにしつこいので、我慢できなくなって、結局喧嘩になるというパターンがしょっちゅうある。
ほとんど日常茶飯事的にそういう光景を見ることになる。こいつらの仲は大丈夫なのかなと不安になるときもある。
しかし、弟の颯友の悪戯が激し過ぎて、妻がかなりきつく叱ったりすることも度々あるそうだ。僕がいるときには、前にも書いたんだけど、どちらかが厳しくしたら、どちらかが受け止め役になるようにしているのだけど、僕が撮影で海外に出てしまっているときなどは、そうはいかないわけだ。妻としては、叱った時の受け止め役がいないのは、正直、辛いと言っていた。
特に、3歳のこの時期、颯友の悪戯は度を越していると思える事も増えてきた。海友の同じ年の頃に比べても、かなり激しい。当然、叱り方も少し感情的になり、声を荒げてしまうこともあると妻は言う。
「でもね、この前も車の中で悪戯が過ぎたので、厳しく叱って、颯友が泣き出した時に、バックミラーで様子を伺っていたら、海友が颯友の頭を優しくなでていたんだよ」
「へ〜、そうんなんだ。あんなにいっつも喧嘩してるのにね」
「他にも、3人でお出かけしたときに、やっぱり颯友が悪戯したんで、厳しく叱ったの。それで、私がおこって、泣いている颯友を置いて、海友と一緒に、先に歩いて行ったんだよね。そうしたら、泣きながらどんどん離れていく颯友の所に,海友が戻って行って、手をつないで一緒に歩いてるんだよ〜」
「本当に?」
「うん、きっとパパが出かける前に、いっつも、海友に、『パパの代わりに、ママを守って、颯友に優しくするんだぞ』って言ってるの、ちゃんとわかってるんだよね。優しいよね。いっつもちょっかい出されて辛い思いさせられてるのにね」
聞いていて、ちょっと涙が出そうになった。
ちょと、調子に乗りすぎるところはあるけど、本当に優しい子に成長しくれている。これで、心の強い子に成長してくれれば、本当に嬉しい。
そういう話を聞いている側から、二男は長男にしつこいまでにちょっかいを出して、我慢できなくなった、兄から、何度もマジ蹴りをもらっている。
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優しいね
お兄ちゃんなんだよね
やっぱり、弟が大好きなんだよね。
そうなのかもね。