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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > 絵本の主人公を子供たちに変えるのは、マズい。
セブから帰国した日は、バレンタインデー。毎年送られてくる仕事関係の人からのチョコレート、それに妻とお義母さんからもらったチョコレートを食べた。
息子たちは、「チョコレートは自分で作りたい」と妻に主張し、買ってきてもらったチョコレート手作りセットで、妻に手伝ってもらって、作成。「はい、パパあげる」と一個譲ってくれた。女の子からではないけど、今もらえて一番嬉しいチョコレートだったかも。
それにしても、学校や幼稚園の女の子からは、もらっていないのかこいつら。
まあ、それはいいんだけど、帰ってきて1日くらいは、身体を休めたい。妻もそう思ってくれているから、「チチ(妻は息子たちの前では、僕の事を「チチ」と呼ぶ)の好きそうなドラマ録画しておいたよ。韓国版のシティーハンター。面白いから見てみれば」。ということで、ソファに横になって観ていたら、案の定、二人が飛びかかってきた。しかも、奇声を発しながら、僕の上で身体を前後に揺すり始める。
「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」
この奇妙な奇声に合わせてテレビを観る僕の身体の上で二人して、身体を前後させるから、当然テレビの音、聞こえないし、ストーリーなんてわからない。
「なんだよ、そのいや〜!ほわ〜!って〜」と上に乗ってる二人に訪ねると
ばばばばばばん!と連打されて、さらに
「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」
と二人仲良く声を合わせて奇声のトーンを上げる。
「ちょっとやめろよ!」と言うと、また、ばばばばばばっん!と連打され
「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」
とさらに奇声が大きくなる。
「ちょっと、ママ〜、ここは猿の檻の中なの?」と妻に助けをもとめると。
「ええ」と当然でしょと言うような顔をして、冷静な返事を返す妻。
こうなったら、意地でもテレビ観てやると心に誓い、「テレビ観てないで、隠れんボしよ〜」と息子たちに要求されるも、「これ終わってから」と第1話を見終える。そのタイミングで息子たちが、別の事してるので、「今だ!」と思い、第2話に突入。
しばらくしてそれに気づいた息子たちが、「あ、終わったら隠れんぼするっていったじゃん〜!」と文句を言いに来ると「ん、これ終わってから」と返すと、上に乗っかられてまた「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」「いや〜!ほわ〜!いや〜!ほわ〜!」を繰り返される。
そうこうしているうちに、夕食の時間。
その後隠れんボして、(と言っても自分は鬼の役ばっかりだけど)、また3話目を観てるうちに、睡魔に襲われ始めるので、「ベッドで寝なさい〜!」と言う妻の一言で、歯磨いて息子たちと3人でベッドへ。
そこで「パパ〜、小人探ししょう!」と提案されて、部屋の電気消して小型のLEDライトもって、布団の中に隠れて小人探しする。
しかし、小人探しのストーリーを作らなければいけない僕が、布団を被ると眠ってしまうので、「つまらない」と主張され、「絵本読んで」と予定を変更。
絵本の主人公を、かいと君、はやと君に変えて読んでみたら、事の他二人からのウケが良く、二人とも大笑い。「次はこれ読んで!、名前変えて!」と立て続けに主人公を二人と僕に変更して読み続けた。どんな内容だったかは、また改めて書くとして、小人探しがつまらないと言われて、迂闊にウケを狙ったのが不味かった。
結局、眠いのに、この日、トータルで10冊絵本を読まされて、やっと眠ることができた。
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