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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > オクラ?ホウレンソウ?兄弟愛?
また長男、海友の話。
ある朝、普段は好きで食べるホウレンソウのおひたしを、何故か二男の颯友が食べるのを拒んだ。何故かと言うと、この日は、オクラのおひたしが食べたかったからだ。
自分からすれば、颯友はホウレンソウも、オクラも好きなんだから、今日はホウレンソウを食べとけよ。と思うのだけど、妙な所にこだわりのある二男は、この日は何が何でも「オクラを食べる日」に決めていたようだ。
どうやら、前の日に妻と約束していたらしく、しかし、妻はうっかりオクラでなくてホウレンソウのおひたしを作ってしまったのだ。(後で聞いたら、妻はホウレンソウのつもりだったそうだけど、どこでそう行き違ったのか、もう颯友の中では、「朝はオクラ」になっていたらしい。)
もう、号泣である。
床に突っ伏して、顔を上げない。あまりにしつこいので、さすがに「いい加減にしろ!。出されたものをちゃんと食べろ!」と叱るが、まったく納得が行かないらしい。食べず嫌いではなく、ホウレンソウも好きな訳だから、とにかく約束を反故にされた事が許せなかった訳だ。
もう、こうなると最近の颯友は頑固極まりない。てこでも食べない。顔を上げない。本人としては、自分は悪く無いという主張もあるわけだ。
それでも、"好きなオクラ"が"好きなホウレンソウ"に変わっただけで、"好きなオクラ"が、"嫌いなホウレンソウ"に変わったわけではないのに。
もう、この世の終わりかのごとく、泣き叫ぶ。
説得する父と母に対して、「僕が何とかするから、二人は別の部屋に行ってて。こっち見ないで」と急に兄の海友が、僕らが颯友を叱るのを止めた。
何するのかわからなかったのだけど、僕は呆れて仕事部屋に行ってしまっていたのだけど、こっそり覗いていた妻の報告では、僕らがいなくなると、颯友のお皿に盛ってあった、ホウレンソウのおひたしを、海友が全部食べて、そこに颯友を座らせて、妻を呼んだのだそうだ。
「ママ、颯友、ちゃんとホウレンソウ全部たべたよ!ほら!」とそう母親に伝えて、お皿を見せたのだそうだ。
ミエミエだったけど、妻は「颯友、ちゃんと食べれたじゃない。偉いね」と颯友を誉めて、そのあと、海友を「海友は優しいね」と誉めて、改めてオクラのおひたしを作ってあげていた。うっかりとはいえ、オクラを食べたいという二男の約束を守れなかったのは、妻のせいでもあったわけだから。
海友も、ホウレンソウ好きだから、要は自分がホウレンソウ沢山食べたかっただけなのかもしれないと思ったりもしたけど、でも、小学2年生で、引くに引けなくなった5歳の二男の男のメンツを守って上げようとした取った、意外な行動には、少し感心させられた。
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