2006年1月21日。今日からマナティースイムのためにフロリダのクリスタルリバーに出発する。しかし、関東地方は大雪。千葉県にある僕の家の周りも一面銀世界。成田のフライトインフォメーションに確認したところ、今のところほとんど平常通り、飛行機は飛んでいるそうだ。しかし、このまま降り続いたら、どうなることやら..。しかも重い荷物があるのに、車で行けないのは辛い。
ちなみに海友はそんなのお構い無しで、喜んでるけど...。奴は昨日、左瞼をどこかにぶつけて、まるで負けちゃったボクサーのように左目瞼が腫れ上がっている。でも朝はいつも瞼が腫れてるから、良くわからないんだけどさ。これから、こういう事が増えるんだろうな~。
結局雪のため、午後遅くなってから、多くの飛行機がキャンセルした。大雪の少ない成田には、除雪車が1台しか無いらしく、機体から雪を除雪するのに、相当な時間がかかっているらしい。しかし、僕の乗るコンチネンタルは、予定時刻の17時過ぎを大幅に過ぎた20時過ぎに機長の判断で乗客を機内に招き入れた。しかし、なかなか除雪の作業は進まない。機内アナウンスで、機長は、最後まで諦めず、「成田で泊まる事になったら、近くのホテルは満室だし、東京まで泊まりに行かなければならない。下手をすれば空港内で雑魚寝になる。それなら、ギリギリまで頑張って、ヒューストンまで行った方が沢山ホテルもあるし何より雪が降らないから安心だ」と言って、粘りに粘り、夜中2時以降、法律上成田が使用できない直前の1時45分に機体の除雪作業を終えて、一気に離陸した。雪の中、しかも真夜中に、その場から脱出するように離陸するのはなんだか、わくわくした。機長の最高の判断で無事ヒューストンに到着。ここではホテルと、翌日の朝のチケットがすでに用意されていて、ほっと胸をなでおろした。そして、翌日朝の便でフロリダのタンパで、グレッグとカレンに出迎えられて、車で午後1時、無事クリスタルリバーに到着!
ちなみに、これは、飛行機が飛ばず、ターミナル内で地べたに座る乗客たち。