INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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スリランカ ホエールスイム

スリランカでのホエールスイミングweek2 初日。マッコウクジラの群れと200頭以上はいそうなハナゴンドウの群れに遭遇

2016.03.28 / Author.

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スリランカ南部からコロンボへ立ち寄り、キャンディ一泊してスリランカ北東部へ移動。初日は東風が若干吹いていて、ベタ凪とはいかず。ここ最近の北東部でのクジラ出具合は、現地のオペレーターや漁師から聞いていて、1日良い日があったけど、あとは全然、シロナガスクジラどころか、マッコウクジラにもなかなか会えていないとのこと。
海、コンディション良くないし、天気予報でも雨模様とのことで、空は雲が多くて、たまにスコールが降って来る場所もある。今年は、南部も北東部もいまいちみたいな印象なので、あまり期待しないで海に出てしばらくすると、ガイドのメナカが「もしかしたら、僕の友だち見つけちゃったかも」と嬉しそうに指差す。
「友だちって、人間の友だちじゃないよね?クジラのだよね?」と尋ねると、僕を立たせて「ほら、あそこに友だちいっぱい。しかも、ボート一隻も無いね」とさらに嬉しそう。
確かに、南部はスイムのための許可を持っていないとコーストガードの見回りが頻繁にあるので、許可無しでボートを出しているオペレーターはほとんどいない。しかし、北東部では、コーストガードの見回りはめったにない代わりに、許可無しでホエールウォッチングやスイミングを行うボートが年々増加していて、それはそれで弊害になっているように感じる。
はやければ来年くらいから、ルールが厳しくなり許可制度を厳しくし、ボートの数を制限しようとする動きもある。
まあ、その話はともかく、あまりクジラが出ていないと言われていたので、初日からマッコウクジラの群れに遭遇できてラッキーだった。発見したのは、8時前、その後午後12時30分くらいまでこの群れと泳ぎ続けた。
とはいっても、30頭くらいはいるのだろうけど、浮上してくるときには、多くてもせいぜい3〜4頭が一緒に上がってくる程度で、あとはほとんどがそれぞれ少し距離して浮上してくるので、群れを期待したけど、今日は単体か2頭くらいの撮影がほとんどだった。
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遠くでは、何度もブリーチングしてる個体も目撃した。
マッコウクジラの群れから離れて、リゾートに帰る途中で、かなりの規模のハナゴンドウの群れにも遭遇。ハナゴンドウの水中撮影は、week1で初めて撮影に成功したばかりなのに、こちらでもまた撮影できてしまった。群れの大きさは、少なくとも200頭はいるのではという感じだった。
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初日からラッキーだったけど、今年の今までの状況から考えると、明日以降もそんなに期待しない方が良いかもしれないのかな。
2017年度の3月4月も、スリランカにてシロナガスクジラ、マッコウクジラ狙いのホエールスイミングを開催します。ご興味のある方はお問い合わせください。

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