photo:mina

海友の言動が、面白くて、日々全てを記録しておきたいのだけど、ついつい忘れてしまう。

「ナマペコ、ナマペコ～、ナマペコもっとちょうだ～い」海友が食事中にそんなことを言うので、「え、ナマペコって何？」と聞き返すと「とれ～（これ～）」と言って、味噌汁の入った茶碗を指差した。「・・・・、なめこかよ！」

食事中、「・・・でさあ、解雇されたらしいんだよね・・・」というような会話をミナとしてたら、「ねえねえねえ」と海友。「な～に、海友？」何かお代わりが欲しいのかと思って尋ねると、「かいとがかいこ。かいとがかいこ」。「・・・・・、お前、その年でオヤジギャグ考えてんのかよ！」

「まっま～、おふとんにねて～。ぱっぱ～、がんばれ～、がんばれ~っていって～、まっま～、う～ん、う～んっていって～」と言いながら、海友はミナが横になった布団の中に潜り込み、足の方から出てきて、「ふえ～、ふえ～」と嬉しいそうに言う。首には、颯友のヨダレカケを自分でつけている。出産ごっこである。一度で終わるならいいんだけど、そんなわけがない。最初はかわいいと思っていても、5回くらい繰り返されると、「う～ん、う～ん」って言ってるミナも、「頑張れ～、頑張れ～」って言わされてる僕も、いい加減恥ずかしくなってくる。

現在風邪気味の海友、鼻水がよく出てくしゃみをした後は大変なことになることもある。これも食事のとき、海友に見事な鼻提灯ができた。本人も面白がって、何度も膨らませたり、しぼませたりしている。最初は笑ってしまった僕らも、いい加減食事に戻ろうとすると、「わらって。あはははってわらって」と命令口調で指示が出る。食事をしながら、無表情で「あはははは」と笑うと、また鼻提灯を嬉しそうに膨らませる。ドリフのコントみたいで、いい加減にして欲しい。

3歳にして、常に人を笑わせようと何か企んでいるのがすごい。僕とミナが口喧嘩してても笑わそうとするし。