法事で実家の方に帰っていた。颯友にとっては初めての遠出。しかし、今までも外に出るとほとんど寝続けていたのだが、この日もほとんど寝続けていた。それよりも海友、久しぶりに弟の末娘、まりあにあうと、とても可愛らしくなっていた。どうやら、奴、とても気になるらしかった。

上の二人のお姉さんは高2年、中学2年と、年の差がかなりある末娘。弟も可愛くてしょうがないようだ。聞くと、スカウトされて、子役のタレント事務所に所属しているのだとか。青山に月2回のレッスン（？）に通っているとか（笑）。しかもお母さんの方じゃなくて、弟の方が気合が入ってるらしい。同じ事務所に所属している、有名な子役の名前を色々言ってたけど、さっぱりわからなかった。唯一最近のドラマ「14才の母」の主役の女の子が以前、同じ事務所だったというのが、なんとなくわかっただけだった。

いずれにしても、僕らとしても、もしテレビとかコマーシャルデビューとかそのうちするのであれば、ちょっと楽しみ。そのときには、親ばかならぬ、おじバカ、おばバカになりそうだ。やっぱり女の子もいいよな～。でも、ぼくらの家に生まれたら、多分アイドルではなくて野生児だと思うけど。

当の本人たちは、親のそんな会話をまったく気にせず（まりあはまだ2歳ちょっと前なのだから当然だけど）、おおはしゃぎしていた。でも、二人の行動を見ていると、アイドルというよりは、「お笑い？」って感じで、颯友がもう少し大きくなったら、3人でお笑いコンビでも組ませようかなと思ってしまう。最初は僕の大事な○十万円もするカメラを奪い合ったり、颯友に興味を示すまりあとの間に割って入っって触るのを邪魔したり、とにかくライバル心むき出しだった海友だが、やっぱり気になっていたらしく、帰り際には、最初の写真のように、しっかり手をつないで、遊んでいた。まるで青春ドラマみたい。

そういえば、僕も海友くらいのころ、従兄弟のちょっと上の綺麗なおねえちゃんに会えるのがとても楽しみだったな～。

ちなみに、最近の海友のブームは、僕らが「ちょっと！」と言うと、「ちょっと、ちょっと、ちょっと！」と手を伸ばして叫ぶ、例のギャグ。この日も事あるごとにやっていた