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子育て日記

Sun 10
ヤップ島でのうんちな思い出
2006.12.10

最近、颯友のウンチが、朝まとまって一気に出るようになった。新生児の頃は、おっぱいを飲めばウンチ、おっぱいを飲めばウンチだったので、頻繁にオムツを換えないといけなかった。

それに、あまりにウンチばかりするので、お尻を拭きすぎて赤くなったりしたので、ワセリン塗ったりしていた。

でも最近は、ウンチの回数が減って、乾燥しているから、その心配も無くなってきた。夜、おむつを換える回数もかなり減った。しかし、新たな問題が。海友のときもそうだったのだけど、一気にウンチが大量に出るようになり、本人はさぞ爽快だろうと思うのだけど、その分、おむつからはみ出してしまうことが増えてきた。

おまけに、新生児用のおむつが小さくなってきたのだけど、まだ取り置きがあるから、それが無くなるまで使う気でいるし、足バタバタするからすぐ半ケツになるし、2日に1回、いや、3日に2回は朝、完全にはみ出して、衣類にウンチがついてしまっている。

海友のときは、そんな状態になると、プチパニックに陥って、ミナを呼んでいた僕も、もう二人目だし、今回はおそらく僕の方がおむつ換えてる回数が多いから、慣れてしまって、自分でも感心するくらい手早く処理している。それに、今の時期のウンチは母乳しか飲んでいないから、ヨーグルトみたいな匂いしかしないので、あまり抵抗を感じないというのもある。

ウンチと言えば、海友のときも色々な苦労話があるのだけど、特に印象に残っているのが、奴が2歳5ヶ月のときにヤップに滞在したときの話。取材で滞在したヤップライズダイビングセンターは、遠浅のビーチの目の前にあり、周囲は鬱蒼としたジャングル。道も舗装されていないし、車なんか全然来ないから、海友をほったらかして自由に遊ばせていた。しかも奴は常に全裸になりたがり、フルチンでビーチやダイビングサービス、レストランを我が物顔で走り回っていた。地元の子供たちだって、ちゃんと服着てるのに・・・。まさに裸の大将だった。

ある日、ミナと二人で朝食を食べるために、ダイビングサービスのすぐ隣にある、オープンテラスのレストラン、ムーンライズカフェのテーブルに着いていた。オープンテラスと言っても、ちゃんと床もあるのだけど。海友は朝からすでに全裸でそこらへんを走り回っていて、それを二人で眺めながら食事していた。レストランには他にも数人の欧米人のお客さんが食事をしていたが、のんびりとした空気で、僕たちもかなりリラックスしていた。

しばらくすると、外で遊んでいた海友がレストランにやってきて、僕らのテーブルの下に入ってきた。この頃、海友はウンチのときに必ずどこか物陰に隠れて用を足していたので、僕はちょっと不安になった。「海友、うんちじゃない?」とミナに聞くと「え、違うでしょ」という答え。(そうかな~)と下をちらっと覗き込むと、奴は、しゃがんで今まさにいきんでいる最中だった。「おい、してるよ、してる!まずいよ。他にお客さんも食事してるし!」。「えっ、あ、本当だ~、もう海友~、こんなとこでしちゃだめだよ~」。

動転する僕を尻目に、ミナはしゃがんでいる海友を抱きかかえた。すでに奴のウンチは半分お尻から出ていて、ミナは片手でそれを受け止めながら、海へと足早に歩いていった。僕は、その後ろを「すげ~な、お前、手づかみ、すげ~な、俺にはできない。すげ~な」と、ちょっと興奮しながらただ、着いていった。

「え~い!」ミナは手に持っていたウンチを、昔の青春ドラマで主人公が、海に向かって石でも投げるように投げた。だけどそれが利き手じゃなかったので、あまり遠くには飛ばず、波打ち際に落っこちた。

ミナは海水で海友のお尻と、自分の手を洗うと、またレストランに戻って行った。海友は一瞬自分のウンチに興味を示したものの、すぐに興味を失い、そのまま、また何事も無かったかのようにビーチで遊び始め、一人、その場に残された僕は、波打ち際に落ちたウンチをしゃがんで眺めながら、しばらく「すげ~、すげ~」と独り言のように言っていた。

「だって、こんなの普通だよ」と言うミナに対して「いいや、絶対無理、すごい、尊敬する」とまたレストランに戻って、話していた。

翌日、ダイビングサービスのスタッフや他のゲストと一緒に、家族3人で島内見学(撮影だけど)をしに行くことに。海友は最初おむつだけしていたけど、車から降りると、当然のように全裸になって、またその辺を走り回り始めた。

僕たちは、車からちょっと離れたところにある、メンズハウスと呼ばれる、各村々にあるヤップの伝統的な作りの建物の中を撮影したり、見学したりしていた。そのとき、ミナが車に忘れ物をして、取りに戻っていた。

僕は、撮影に集中していたのだが、しばらくすると、不吉な匂いが漂ってきた。すると、ゲストの一人が、「海ちゃん、どうしたの~!」と叫んでいる。何かなと思って見てみると、なんと海友の足にウンチが。しかも何にあたったのか、ちょっと下痢気味。僕は「わ~、海友~、ちょっと待て~!」と言って、カメラを放り投げると、股下にウンチをつけて、嬉しそうにメンズハウスの中を走り回る奴を捕まえて、目の前のビーチでお尻を洗うと、その場で奴を放置して、慌てて、メンズハウスの中に取って返し、床に転がっている奴のウンチを手づかみして、外に放り投げた。

しかし、昨日と違って下痢気味のウンチは、竹材を敷き詰めただけの床から下に流れ込んでいた。下はサンゴが敷き詰められている。僕は、ウンチのついたサンゴを選別、それも外に放り投げて、ゲストの一人からティッシュをもらい、それで竹材を拭き、外に出た。

そこへミナが戻ってきた。「あれ、どうしたの?」と聞くミナに、手についたウンチと竹材を海水で洗い流しながら、いきさつを説明した。「な~に~、パパ~、あんなこと言っておいて、やればできるじゃな~い。これからは、ウンチはパパに任せたよ」。

冗談じゃないよ。そんなもの任せられても困るよ・・・。こっちは撮影とかあるのに・・。と思った。カメラとカメラバッグは、その辺に放り投げてあった。海友は、我関せずといった感じで、素っ裸でその辺を闊歩していた。

まあ、他にも色々あったけど、ヤップライズダイビングセンターでは、とにかく毎日毎日海友は素っ裸で遊び続けていた。今まで海友を連れて行った中では、家族で訪れるには、一番居心地が良かった場所ではないかと思っている。2007年のマンタの交尾シーズンに、またヤップに家族で訪れる計画を立てている。

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コメント(7)

今。母と大笑いしながら読みました!
「かわいいね~!あはは!
とかいって、あんたもお風呂の中でしたぢゃない!それは、もうちょっと硬かったけどさ。あー、ウンチの話したら、手を洗いたくなってきた。もう、あの感覚は忘れられない!」と母。どこの親も経験することなのか。かあちゃん~!

最高~、もうこんな時間に1人で爆笑してます。仕事柄?ウンチやおしっこ素手で受けちゃうことありますが、こどものウンチはかわいくていいなぁ~。海にウンチ投げるミナちゃん、たかじくん想像しちゃいました。ステキ♪

TAGO、親になるということは、うんちと切っても切れない関係になるということだよね。お母さんに感謝しなきゃね。

かほるさん、そうか、そうですよね。子供のうんちなんて可愛いものですよね~。しかも自分の子供だし・・・、でもうんちはうんちですよね、やっぱり・・。色々な投げ方がありますよね~。うんち投げたのは、後にも先にも今のところあれ一回きりです。日本では投げないよな~。やっぱり南の島だから投げれる環境だってことですよね。日本でやったら顰蹙ですね。きっと

あはは!笑わせていただきました。
私も鯨太郎のウンチは平気で手づかみしますよ。オムツ交換中にマヨネーズのようにでてきたときにゃ・・・

鯨太郎パパは、鯨類のウンチとかも平気で採取しそうだから、それくらい平気なんですかね~。僕もまだ乳児の颯友のなら、なんとも思わないけど、3歳だともう普通に大人のうんちと変わらないですよ(笑)。

そうか,3歳になると大人と同じか。
コーンとかモヤシ,キノコ(以下略・・)がそのまんま・・なんですね。
うーん,できるかな?

しかし,裸族大将の健在ぶり。
たくましいですな。
うちも見習わなくては!!

そうです。ふつ~にうんちです。辛いです(笑)。子育てはうんちとともにあります。

南の島や家の中では裸族ですが、寒さには弱いみたいで、外では「さむい、さむい」としきりに言ってますよ。