昨日、マーシャルをメインとした旅行手配を行っているクルーズ＆アイランドから、クリスマスグリーティングカードが届いた。海友がそのハガキを見つけ、「ねえ、とと（ここ）のこれな～に？」と聞いてきた。

「どれどれ～？、え～っと、トーマスって書いてあるよ～」。と言うと最初は「え～、トーマス～！やった～！」と喜んでいたのだが・・・。

「トーマスか～・・・」と言いながら、またその絵を見直している。「ねえ、パッパ～、これな～に～？」と不満気に再度聞いてきた。「え、だからトーマスじゃないの。良かったね～。トーマスが手を振ってるんだよ～」と言うと

「とれトーマスじゃないよ～！、なにこのへんなの～！なにかぶってんの～？これなにかぶってんの～？」と聞いてくるから「え、何も被ってないだろ～？」と言うと「いや～！なにかへんなものかぶってる～！トーマス手もないも～ん、いや～、これトーマスじゃない～！」と号泣を始めた。

しょうがないから、「あ、これは手じゃないな～、あ、頭に被ってるのはマフラーで、手に見えるのはマフラーの先かな～」と言いかえると、「いや～、トーマスじゃない～！トーマスじゃない～！」と泣き続ける。あ、これはマフラーじゃなくて、きっと雪を掻き分ける部分じゃない。もう冬だからさ」と訂正したが、「いや～～～～～！」と泣きはさらに激しくなってきた。

ちょっと前まで、どんなトーマスでも喜んでいたのに、最近は絵のディテールに対してのこだわりが強くなってきたのか、それともこの絵がとても下手だったのか。

（もうどうでもいいよ）と思いながら、「あれ？ほんとうだ、これはトーマスじゃないね～。海友、これトーマスじゃないよ。もしかしたらニューエンジン（新しい蒸気機関車）なんじゃない。」と言ったら、急に泣くのをやめて「ちがうよ。これゴーストエンジン（おばけ機関車）だよ」と言ってきたので、「あ、本当だ～、これはゴーストエンジンだね」と話を合わせる。「パパ、やっつけちゃって」と言うので、その絵を指で叩きながら「えい、えい！」とやると

「きゃはは～！きゃははは～！」とほぼ悲鳴に近い歓声で狂喜乱舞。「もっとやって」。「えい、えい、えい！」。「きゃははは～！きゃははははは～！！」。「もっと！」。「えい、えい、えい～！」。「きゃっははははははｈ～！！！」。（・・・・狂ってる。これなら泣いてるほうがいい）。よっぽど、この絵がトーマスであることが許せなかったのだろう。

なお、絵を描いた本人（あずまっちという）には、すでに了承を得て掲載しています。遊びに来て、ちゃんとしたトーマス描いてね。

今日の撮影機材：Panasonic DMC-FX07