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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > 2匹の子ザルと修行僧
パラオから帰国。早速、2匹の子サルたちとの楽しい日常が待っていた。最近、颯友はなんでもお手伝いしたがる年頃に・・・。そんな話。
食事中、急に長男の海友が「暑い!」と言って、ズボンを脱ぎ始めた。ハイチェアで食事しているので、そこに立ちあがると、ちょうど奴のパンツが僕の視線と同じ位置にくる。そして、嬉しそうに「ぱんつ~まるみえ!」とか言ってる。
(おい、おい、このくそ寒いのに、「暑い!」ってなんだよ~。パラオから帰国したばかりの僕は、暖房が効いてても、フリース着て、分厚い靴下履いてないとやってられないってのに・・・。第一、なんだよそのギャグは~)。と思うもとりあえず静観している。
それを横で見ていた妻は、「ぱんつ~まるみえってこうやるんだよ~、ぱんつ~、まる、みえ、あれ、こうだったかな?」とか言いながらジェスチャーを交えて、それを息子に教えている。
(おい、おい、あおるなよ~)。と思った矢先、次男の颯友もハイチェアに立ちあがり、「ずぼんをずりおろし、「ぱんつ~まるも(み)え~!」と嬉しそうに飛び跳ねながら兄のマネを始めた。ズボンが引っ掛かって、下に落下しないか心配である。
(お~い、おまえもかよ。第一、お前はパンツじゃなくて、おむつだろ~・・・・)
と内心思いながら、あおるといエスカレートするので、ほぼ無視しながら、何事も無かったかのように無の境地で食事を続けた。なのに、
「ハッティーはおむつ~まるみえね」と妻は嬉しそうに対応している。
僕は外見上は相変わらず悟りを開いた修行僧のように、黙々と食事を続けている。
やはり調子に乗った海友が、今度はパンツまで脱ぎだし、「おちんちん~、まるみえ!」とハイチェアの上で立ちあがって、大喜び。そのおちんちんは、僕の視線と同じ位置の真正面にある。
僕は相変わらず、修行僧のように目を細め、食事を続けている。
当然のことながら、そんな兄に触発されて、颯友も、おむつをずりおろし、「ちんちん~まるも(み)え~」とおおはしゃぎ。
ここへきて、妻はようやく「いい加減にしなさい!」と叱る。
修行僧の僕は、目を細めながら妻を見て、(すべての原因は汝のあるのでは?)と声に出さず、ただ心の中で思いながら、また視線を自分の食事に戻す。
しかし、もうこうなったら石から解放された孫悟空のように、手につけられない暴徒と化す二人・・・、いや2匹。
まず海友が食事を中断して「き~!!」とか言いながらハイチェアから飛び降りて、なぜかお湯を入れてる最中の風呂場へ向かう。中途半端にズボンをずりおろしていた颯友も、そのままハイチェアから降りて、兄に続いて風呂場へ。
何をしだすのかと思い、のぞいてみると、二人でパンツとおむつのまま、風呂場の壁を磨いていた。
「お~~!」
これには、悟りを開いた修行僧もちょっと感動。
しかし、よくよく見ると、手にしているのは体を洗う用のスポンジ。しかも、颯友はその壁を吹いたスポンジをバスタブに入れてるお湯で洗って、バスタブの中でしぼっている。
(かんべしてくれよ~・・・・)。
そして、たまったお湯のお風呂に入ったのは、当然のことながら、サル2匹と修行僧の僕だけだった。
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うちなんか、1匹でも手を焼いているのに...2ひきぢゃ~瞑想でもしていないと耐えられないですね?ほんと、ウンチとかチンコとかパンツって言葉、大好きだもんね?(笑)パパ、頑張ってぇ~!
テツさん>そうでしょ~。なんで男の子って、うんち、ぱんつ、おしり、ちんちんなんですかね~。まとわりついてくると、本当にサルみたいでうざいですね。でも、されなきゃされないでさびいんですけどね