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イルカやクジラと泳ごう!INTO THE BLUE > Kid's Diary > ゴーオンジャーは弱い&DAIGO様様
先日、子供たちの好きな戦隊物番組の「ゴーオンジャー」が終了した。そして新たに始まったのが、シンケンジャーという戦隊物番組。まだ一話しかやってないんだけど。
こういう戦隊物、当然最初はヒーローが、かっこよく登場して、悪者やっつけて、どんどんとストーリー展開させていくうちに、さらに強敵の悪者が現れ、ヒーローは苦戦。その度に、新たな仲間が加わったり、新たな武器や技を開発したりして、強敵をやっつけていく。
当然のことながら、その都度、正義の味方が、やられるシーンが増えるわけで、それを観ている子供たちはドキドキ、ハラハラなわけだ。
そして、ゴーオンジャーの最後も悪戦苦闘の末、悪者の中の中心人物が親玉を裏切って、ゴーオンジャーにその親玉の弱点を教えることで、なんとか勝利をおさめて一件落着。
それを観ていた、海友も颯友も無言で飛び上がったり、後に後ずさりしたりと、とにかくゴーオーンジャーがやられるのを観てるのが辛かったらしい。保存していつでも見返せるようにしてるのに、それ以降、一回も見なおそうともしない。
そして、シンケンジャーが始まり、ばったばったと敵を倒して登場というので、一話が終了。それも録画してるのだけど、それ以降、ほぼ毎日、下手したら1日に2回のペースでその第一話を観ている。だから、僕もストーリーを覚えてしまったくらいだ。
そして、見終わってから、海友が、「ゴーオンジャー弱いよね。やっぱシンケンジャーだよね」とかならず口にする。
(おいおい、じゃあ、パパのランクはさらに下がったのかよ~)と思いながら、これはもしかしたら、バンダイの戦略なのかな~と思ったりして。
子供にしてみれば、常にヒーローは強くあって欲しいだけど、番組を作成する側、おもちゃを販売する側としては、新たにヒーローを生み出すにあたって、古いヒーローが強い存在のまま、伝説化して、子供の心の中に残っていたら、新たなヒーローが心の中に入っていきにくいのかもしれない。
そこで、最後は悪戦苦闘させて、子供たちを不安がらせて終わる。このままで地球の平和は大丈夫なんだろうか?もしもっと強い悪者が登場したら、もうゴーオンジャーじゃ、役に立たないんじゃないか・・・。
そんな不安を持っているときに、颯爽とニューヒーローが登場すれば、それはやっぱ多大な期待を子供たちは持ち、未来の地球の平和に希望を見出すわけだ。
そして、オールドヒーローのおもちゃは、おもちゃやから綺麗さっぱり姿を消して、すでに、ニューヒーローのおもちゃが店頭に展示され、「2月末発売!」とか宣伝されてる。
まあ、そんなもんだよね。世の中。いいんだけど、いいんだけど、そのおかげで、自分の「強いランキング」が格下げされたのが許せない。
颯友だって、もう「シンケンジャーがいちばん」と胸張って主張するし。
そんな中、妻が嬉しい報告をしてくれた。
「豆まきのときに一緒だったハナちゃんが、世界で一番強いのがハナちゃんのパパで、二番目が海君パパって、おうちで言ってるらしいよ~。海友にも本人がそう言ってるらしいよ~」
(なに~~~!そんな嬉しいことをハナちゃんが~~~!)と内心飛び上がりたいほど嬉しかったのだけど、「へ~~~~」とちょっとそっけない返事をしておいた。
そして、海友のもとへ「海友~、ハナちゃんが、パパのこと強いって幼稚園で言ってなかった?」
海友 「無言」
父 「ねえ、言ってなかった」
海友 「え、知らない~」
父 「え~」
そこで、何を不満に思ったのか、急に颯友が「ぎゃ~~~!」とエビぞって駄々をこね出す。
父 (な、なんだよ~、こいつら~)、、「颯友~、何が不満なのかわからないけど、泣きやまないとパ パと寝ることになるぞ~」
颯友 「ぎゃ~~~~!ぎゃ~~~~!」最近、この言葉もあまり通用しなくなった。
父 「あ~、もううるさいな~」
と、そこへテレビにDAIGOが登場。いつものポーズを決めると。
颯友&海友 「あ、ウィッシュ!」とポーズを決める。
父 「な、泣きやんだ・・・」
その後、颯友は何事も無かったかのように遊び始め、海友は父の答えにに答えることなく、友達の家へと飛び出していったのだった。
父 「颯友~、もう一回ウィッシュやって、写真撮るからさ~」
颯友 「や」
父 「・・・・・」
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