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子育て日記

Wed 25
パラオから帰国したその日2
2009.11.25

海外ロケから帰国した日は、だいたい子供たち二人と一緒にお風呂に入るようにしている。しかし、最近6歳と3歳になって身体も大きくなってきたし、お風呂の中での暴れっぷりも激しくなってきたので、帰ってきて息子たちと一緒に久々のお風呂に入って、疲れを癒すという感じにはならない。

それでも、最初は久しぶりだから、過去の忌まわしい記憶は薄れていて、僕も息子たちとバスタイムを楽しみに入るのだけど。

とにかく、二人とも子供だから、無駄に身体を密着してくる。服を着てるときは、それもまあ、服のおかげでまだましなんだけど、裸だと、もろに皮膚を踏み台にして飛び跳ねたり、毛深い僕の足の上で足を踏ん張ってスライドさせたりするので、毛が思いっきり引っ張られてマジで痛くてしょうがない。

おまけに、お風呂用のおもちゃを全て湯船にぶちまけて「おもちゃ風呂(トイバス)」状態。沈むおもちゃは、動き用によっては、お尻に突き刺さることもあるし、何が一番うざいかっていうと、だいたいおもちゃの奪い合いをはじめることだ。

湯船を埋め尽くすほど、おもちゃあるんだから、仲良く遊べばいいのに、どちらかが使いたいものは、何故か、もう一方も使いたくなる。「隣の芝は青く見える」ってことだろう。とにかく、小競り合いが始まる。

こんな状態では、はっきり言ってお風呂に入って「疲れを癒す」なんてことには当然ならない。だんだん、一緒に入ってるのが苦痛になってきて、

「海友~、颯友~、そろそろお風呂出ないの?」と無表情で訪ねてみると、

「やだ~!!」と二人して即答。

「じゃあ、パパ、もう出てもいいかな?」と無表情で訪ねてみると、

「だめ~!!」と二人して即答。

「そう。。。」こ、この状況をどうにかしなければ。きっと、お風呂が奴らにとって適温だから、長く居座っているに違いない。

そう思った僕は、すでにお風呂は3人で入っていて、お湯が溢れかえりそうになっていたんだけど、おもむろに蛇口をひねり、お湯を湯船に足し始めた。

「パパ~、お風呂いっぱいだよ!何でお湯入れてんの~?!」

「ん?いや、ちょっとぬるくなってきたからさ~」(決してお風呂の温度を高くして、お前らを追い出そうとしてるとは言えない)。

この作戦は徐々に効果を見せ始め、まず最初に海友が「あつい~、あつい~」と言い始めた。
続いて颯友も「あつい~、あつい~」と言い始める。

(効いてる、効いてる、さあ、はやく風呂からでてしまえ~)と思ったのもつかの間、海友が出していたお湯を水にかえた。その上、その蛇口の水を僕らに浴びせ始めた。

「うぎゃ~!つ、つめたい~~!!」と叫ぶ僕と颯友。

はしゃぎまくり、さらに水を浴びせ続ける海友。そんなの、蛇口を回してお湯に変えれば済むではないかと思われるかもしれないけど、その時点で、もうその気力は無くなっているのだからしょうがない。

作戦は失敗に終わり、またトイバスでおもちゃを奪い合い、はししゃぎまくる二人。

呆然としながら、しばらく二人の様子を傍観する。

しかし、何かをきっかけに、また激しくおもちゃを奪い始めた二人。それは今までとは比べものにならないくらい激しい喧嘩に発展しそうだった。

そこで、(しめた。これは使える)と思う父。

「わ~!わ~!このやろ~!」と取っ組み合いする二人の間に割って入り、二人以上に大声を出して水面をたたきまくり、おもちゃを払いのける父。ある意味、父が突然気がふれちゃったみたいな状況に、少し引き気味になる二人。 

そして、その状況が収まると、「で~よっおっと」とまず海友が外に出ようとすると、それに続いて颯友も「でる~」と言って湯船から這い出る。

「よ~し、その前におもちゃ片付ける~!」と言って、ちゃんとおもちゃは片付けさせてから、妻を呼び、子供たちをお風呂から追い出した。

勝利を納め、やっとゆっくりお風呂に入れると思った頃には、自分ものぼせて、結局息子たちの後を追うように、お風呂場を後にする。

(こんなんなら、もう一緒にお風呂に入ってやらない)って思いながら、

今夜も「パパ~、おふろはいろ~!」と息子たちに声をかけられると、「お~し!」と言いながら、一緒にお風呂場へ向かってしまう、辛いことは、のど元過ぎればすぐに忘れてしまうO型なのでした。

ちなみに、妻も、当然二人の息子も、全員O型。だから、全員辛いことは、ほとんど記憶に残っていません。

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