カオラックからプーケットに移動して、今日からD.O.で取材。ここのオーナーのナカちゃんは、相変わらず良くしゃべる。で、海友や颯友と同じくらいの子供が３人いる。

僕がロケに行くときには、良くあることなんだけど、宿泊先を用意されるより、オーナーの自宅とかに招かれて（招かれてるのか、経費削減のためかは不明だけど）、宿泊することが多い。まあ、WEB-LUEのロケが長いこともあるとは思うのだけど。

あまり気を使わなくていい人物と、この年齢でも思ってもらえてるのは、悪い事ではないかな。ということで、必然的に、そのファミリーとも仲良く接する機会が増えるわけだ。

以前、サイパンのMOCのヒロさんとこに取材に行ったときには、当時、小学校低学年と幼稚園児だった、2人の息子さんと相部屋（要するに子供部屋）で、３人で寝たこともある。朝起きると暇なので、敷かれた布団の上で子供たちのマンガ読んでいたら、、2段ベッドから起きてきた、その子たちが、僕の布団の上に一緒に寝っころがって、３人でマンガ読み始めた。川の字になって、子供たちと３人で、それぞれが黙々とマンガ読んでるシーンを見て、ヒロさんと奥さんに、「完全に同化してるな」と笑われた。

朝食も、家族に混じって一緒に食卓に着いて、食事を済ませてから海にでかけた。ヒロさんが、仕事の打ち合わせなどで、PCに向かってる間に、僕ら３人息子（？）は、先にお母さんにご飯の用意をしてもらって一緒に食べたりしてた。

他でも、まあそんな感じだ。

そういうときに、子供たちに、特に積極的に関わろうとこっちからアプローチすることもなくて、ただ適当にしてるだけなんだけど、子供たちも、適当にしてるその雰囲気を察知してるのか、あまり気にせず遊ぶときには遊ぶって感じ。

そして、今回もプーケットに着いて、ナカちゃんに会ってから、「まだ越智さんの宿、どこにするか決めてないんですよ〜。家の３階、空いてるんですけどね。まあ、それも悪かな〜とは思うけど、ネットも使えるし、どうしますか？いや、探しますよ、探します」と言われた。

「どうしますか」じゃなくて、家に泊まればいいんでしょ。

ということで、なし崩しに家に泊まることに。当然打ち合わせは奥さんや子供たちのいる食卓で始められた。

奥さんのミサちゃんとも、まだ最初の子（海友と同じ６歳）が赤ちゃんの頃から、ほとんど毎年会っているし、すでに３人も子供がいるので、もう細かい事は気にしてないって感じ。

以前に比べてかなり、子育てに関して肝が据わった感じだ。

子供たちは、人見知りとかまったくするでもなく、僕に迫ってきた。「ねえ、写真撮って〜、写真撮ってよ〜」。きっと、「カメラマンのおじちゃんが来るから写真撮ってもらえるよ」とかなんとか言われたたに違いない。

ということで、彼らの要求のまま、写真を撮っている間に、暴れっぷりが徐々にエスカレートしていき、ホースで水を掛け始める。さすがに、カメラを持っていたので、部屋の中に退散。しかし、しばらくすると、びしょ濡れになった、子供たちが、そのままの状態で僕にまとわりついてきた。

で、お母さんは「やめないさい！」と言ってるのだけど、あまり本気っぽくない。それでも執拗に子供たちが、まとわりついてくるので、服を脱がせてまっぱに。すると今度は、長男のやまと君が、丸見えになった、ところで、「おちんち〜ん」と言って、その部分を僕にこすりつけてくる。

「やめろよ〜」と言いながら、すでに家でもそういう行為になれていたので、適当にあしらっていたのだけど、一行に終わらなず、ずっと「おちんち〜ん」と言ってくっつけてくる。

面倒だったので、「やめなさ〜い！」と言いながら、一応、お尻たたいておいた。それを見ていた、おねえちゃんのくるみちゃんまで、まっぱで、「おしり〜」とか言って、くっつけてくる。、、、、女の子でしょ。

二男のりく君は、マイペースでうろうろしてる。お母さんのミサちゃんは、相変わらず「やめなさ〜い！」とは一応言っている。その横で、なかちゃんは、明日、明後日の取材用ボートの手配の電話をかけている。

きっと、電話の向こうでは、一体、何がおこっているのかと思っていると思う。そんな状態なのに、ナカちゃんは、何も無かったかのように、平然と交渉を続けている。普通なら、別部屋に移動して電話するだろう、こういう時は。

と思いつつ、トイレに入ると、そこには、ネコがネコ用トイレで、きばってうんこしてる。この家には、３匹の暴れん坊がいる上に、３匹のネコも住んでいる。

「取材」って感じじゃないんだけど。。。

今も、階下から、「越智さ〜ん、コーヒーは入りました〜！」という呼び声とともに、子供の叫ぶ声が聞こえてくる。

。。。。それでは、初日のダイビングに行ってきます。