今回のヤップロケは、一人で行ったのだけど、子供たちを持つ友人から、「今度はいつカイトとハヤトと来るの？」と何度も言われた。

ヤップに来ても、ダイビングや撮影に出かけてしまう僕よりも、妻と子供たちの方が、村の人たちと深くつきあっているのは当然なんだけど。

ある子供たちのお母さんからは、「あれはカイトとハヤトのお父さんだよね？カイトとハヤトはいないの？」って聞かれるのよ。と言われた。言葉も通じないのだけど、ちゃんと覚えてくれていることが嬉しい。

ちなみに、ヤップライズの大ちゃんも海友と颯友がヤップに来るのをいつも楽しみにしている。二人は相変わらず、な夫婦だったけど。

パラオのペリリューでも、先日久しぶりに僕一人で取材で島を訪れたんだけど、家族で訪れた時みたいに、子供たちがペリリューステーションにやってくる事は無かった。

で、帰国してから、小学校や、幼稚園で仲良くなった、親の話を妻から色々聞いたのだけど、驚いた事に、もうすでに結構なお母さん友達ができていて、何人かの家に遊びに行ったらしい。まあ、壁を作らない性格なので、すぐに友達はできるだろうと思っていたのだけど、そのお母さん友達の話をするときに、「本当、すっごいいい感じの人ばっかりだよ〜」と皆を褒めてる。

それも良いとして、そのお母さん友達の事話すときに、すでにニックネームで呼び合ってる事だ。

「え？、もうそんな呼び方してるくらい仲良い訳？」

と訪ねると、「そんなの送り迎えで毎日会ってるんだから、そうなっていくんだって〜」と当然のように答える。

ちょっと人見知りな自分には、あり得ないんだけど。

ちなみに、これ、ヤップに家族で初めて訪れた時に、妻が描いた大ちゃんの絵。ノートに書いて、最初は「なんだよ、これ〜、俺ってこんなに四角いの？」と嘆いていた大ちゃんも、何故か今は気に入っていて、ノートから絵を切って、ゲストブックに貼付けてわざわざ残していた。しかも、「これで、Tシャツ作りたいんだけど、アレンジしてって、ミナさんに言っておいて」と言われた。

まあ、確かに今はこの絵のときより太っちゃったから、描き直さないとね。ということで、ゲストブックには、僕が新たに太った大ちゃんを描いておいた。行く機会があったら、見てみて下さい。