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久米島から帰って来て、明日からのバハマドルフィンクルーズの荷造りをしていたら、長男の海友が、「パパ、今日は僕が温野菜のサラダ作るからね」と言うので、ハードスケジュールで忙しい父のために、自分で料理を作ってくれるっていうのか、息子よ〜〜〜(涙)と思っていたら、「違うよ、家庭科の宿題なんだよ、これ」と言われた。
なんだ、そういうことか・・・とちょっとがっかりして、海友が温野菜のサラダ作っている横で、目についたクッキーを食べ始めたら、「あ、夕食前に何おかし食べてるの、大人のくせに!」と叱られた。「す、すみません」
一生懸命温野菜サラダと作る海友、そして手伝っているように見えるけど、実は邪魔をしてはつまみ食いする弟の颯友
家族4人分の温野菜サラダ完成!コーンが5本なのは、コーンが好きな父のためではなく、自分が2個食べるためだった(またもや涙)
で、盛りつける前にも、横からつまみ食いをする颯友
そして自分たちで盛りつけ....してるのか?
と色々写真を撮っていたら、
「あ、facebookに載せないでよね」と言われた。え、それって、短い間しか一緒にいれない父の唯一の楽しみなのに〜と言おうとしたら、妻が、「それだけが父の楽しみなんだから、いいんじゃないの〜」とフォローしてくれた。
「え〜、やだ」と不満を漏らす海友。
ということで、facebookでなく、ブログに載せることにした。
温野菜サラダは美味しかったな〜。とくに1個しか食べれなかったコーンが(涙)
で、食事の後、仕事部屋に入ってきた海友に、「パパはさ〜、今回は何撮影してきたの?」と言うので、
「今回はね〜、パパは結構良い仕事したと思うんだよね〜!」と自慢気に久米島で撮影したヒレナガヤッコの放精放卵の写真を見せると、「え、これ何?」と言うので、「卵だよ〜。すごいだろ、この瞬間撮影するのは難しいんだぞ」とドヤ顔で言ったら、「わ、キモ!うんこかと思った」と言われてしまった・・・・。まあ、わかんない人には、そんなもんだよな。・・・明日バハマに発ちます。
今日は、今から息子たちの小学校の運動会。二人の親子競技にも参加するのだけど、それに加えて海友の友達の4つ子ちゃんとこの女の子一人の父親役としても競技に参加しないといけないことになってるので、けっこう忙しそう。別のお父さんと競技に参加する上での、その子のリクエストは「かっこいいお父さんがいい」との事だとか・・・・・。オレでいいのか?
運動会の親子競技に出ようと、集合場所に行って、レースの順番とコースを書いた大きな表が貼り出されているのを見て、二男颯友の順番とコースを探したが、見つからない。友だちパパや妻に「颯友いないけど?」と尋ねると、「この空欄でバツ印がついてるのが颯友なんだよ〜。誤植だって」と妻。なんで颯友だけ無記名でバツ?とちょっと思ったのだけど、「颯友、これみて、『なんでオレだけバツなんだよね〜』って大喜びしてたよ」とこれまた嬉しそうに笑いながら話す妻。
運動会で、明らかに必死に走らない颯友を見て、「お前なんでマジで走らないんだよ?」とたずねると、「追いかけられないと、やる気にならないんだよね〜。オレ、逃げ足は、誰にも負けないんだよね。多分学校一だよ」と、どや顔で意味のよくわからない返事を返してきた。父としては、できれば、徒競走で学校一になって欲しい。
運動会は、今年もてっきり9月だと思っていて(昨年までは9月だった)本当は、今朝のフライトで久米島へ出発する予定だった。しかし、取材先のEstivant の川本さんに事情を説明したところ、「それは絶対運動会に出てあげて下さい」と言って頂き、夜羽田発、沖縄行きのフライトに変更してもらった。那覇で一泊して、翌朝のフライトで久米島に入ります。川本さん、家族のイベントを優先させて頂き、本当ありがとうございます。久米島ロケ、頑張らないと。
宮古島ロケから戻ってきた。台風が発生して潜れない日もあったために、滞在期間を延長、ロケ期間は10月1日から16日と長期に及んだ。
何のトラブルも無く終わるロケは、取材者としても、現地サイドとしても理想なのだけど、多くの人が思うように、こうしたトラブルがあった方が、人間同士の絆はより深まるように思う。
「次回こそは、お世話になった皆のために、最高の宮古島を伝えたい」という思いを持って、島を離れた。
今回は、宮古島ダイビング事業組合を中心としたロケだった。ロケスケジュールなどのやり取りは、寺山君がしてくれていたので、多忙な自分はほとんど前情報無しに初めての宮古島を訪れた。ホテルやエアの手配に尽力して頂いたのは、組合長である、タイムマリン宮古島の新城さん。東海岸をメインフィールドにしているため、今回はシーズンが合わず、潜れませんでしたが次回はご一緒できればと思います。
最終夜には、居酒屋に関係者が集まり「オトーリ」で今回のロケの打ち上げをしてくれた。24Northの渡真利さんは、オトーリ用の伝統的な祭器まで用意してくれた。
体調が悪いのに、オトーリに参加してくれた、アクアストーリーの國廣さん、飲めないのに参加してくれた宮古島潜水の猪羽さん、ありがとうございました。次回のロケでは是非、一緒に潜りましょう。
トラブルの時に、暗い中、船をピックアップに向かってくれたアイランドブリーズの渡真利さん。通り池の入り口まで車で迎えに来てくれたのみならず、服を貸してくれたり、荒れた暗い海に、ご夫婦で船を出してくれた、伊良部島マリンプロ宮子の富谷さんご夫妻。本当にありがとうございました。
fish a go go!の佐瀬さんには、今回は取材の幹事として、台風で海に出れない時にも、車を出してもらい、島内取材をさせてもらった。特に台風が最接近した日には、取材する必要は無いのに、危険を顧みず、波風の激しい南部エリアへ車で連れて行ってもらった。
最終日、お世話になった、ダイビングサービスの方が、空港まで見送りに来てくれた。
のみならず、こんな風に、色々おみやげまで頂いてしまった。
山本大司潜水案内の山本さんご夫妻からは、宮古島名物のでか渦巻きパン。クリームに入っている砂糖のじゃりじゃりした食感が、駄菓子屋で売っている砂糖入りのクリームみたいで、懐かしい味。
一緒にロケに行った寺山君が、焼いて食べると美味しい!「うんま!」とfacebookで書いていたので、オーブンで焼いて息子たちに食べさせてみた。お腹いっぱいになった夕食後のデザートにしては大き過ぎたと思ったのに、「おいし〜!もっとちょうだい!」と大喜びしていたが、「食べ過ぎは良くないから、明日にしなさい」と妻に注意されていた。
ちなみに、翌日の朝食も、「何食べる?」という妻の問いに、二人とも「昨日のパン、あ、焼いてね」と口をそろえて、注文していた。
もう一つは、実際に、DIVE宮古島のヒロさんが獲ってきたサメから抽出した、ペットボトルに入れたサメの肝油。家に戻ると早速、カプセルとスポイトを買って来て、簡単に飲めるようにしてみたら、早速好奇心旺盛な二男の颯友が、「これな〜に?」と言って、試飲。
「どう?」と聞くと、「飲むときは味しないけど〜・・・・、う、なんかお腹の中に入ったら、生臭いモアモアが広がってきた」と不評。「でも、身体にいいんだぞ〜」と言ってみたものの、「いつも食べてる肝油ドロップがいい」とのこと。まあ、そうだよね。
そして、これも山本さんご夫妻からの嬉しいプレゼント。僕が気に入って購入したMOBY工房のクジラのテールのキーホルダー。それに合わせて、息子たちへのプレゼントをトムさんに頼んで作ってくれていた。
同じ年齢の男の子の息子さんがいる山本さん。山本さんの二男君と三男君が、僕の長男と二男と同じ学年。お互いに共感を感じている部分もあって、作ってくれた。しかも、海友と颯友の名前まで彫ってくれている。こういうのはとっても嬉しいですね。ありがとうございました。
自分は、これほど多くのダイビングサービスの方々にお世話になって、一つのディスティネーションを取材したのは多分今回が初めての事だ。元来人見知りなので、数日間で、毎回違うお店に移動することに、正直ちょっと抵抗を感じていた。宮古島を宣伝すること、お店を宣伝することが目的であるから、お世話になるのは、当たり前の事と思うかもしれないけど、今回は多くの人と関わったからこそ、海だけでなく、宮古島の良さを感じる事ができたような気がします。
いつも思う事ではあるのだけど、宮古島も、いつかは、家族で訪れることができればいいな。