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子育て日記

Tue 18
ヤップ滞在、ヤップダンスを見に行く
2008.03.18

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土曜日は、子供たち4人とミナ、大ちゃんと一緒にヤップダンスを見に出かけた。体調が悪くて辛いのだけど、撮影もしなければいけない。

このダンスは、3月頭に行われたヤップデイの閉めのダンス(クローズダンス)だそうで、各村ごとに行われるそうだ。上手いと評判のアミン村のダンスを見に行った。

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夕刻に行われたのは、若い男女が混合で行うバンブーダンス(ガメール)。男女ともにカラフルな伝統的衣装を身に着けて、竹を持って二列に並ぶ。掛け声とともに、激しく竹を打ちつけながら、ぐるぐると回転していく。ダンスは、何部構成かになっているようで、1部が終わる度に、最初のように2列に整列して、次の掛け声が始まるまで待っているのだけど、すでに最初のダンスで、皆額や胸元に汗が光り、呼吸も荒い。

それだけ力のこもった、激しい踊りなのだということがわかる。バンブーダンスの詩は、基本的には戦闘的内容のものが多いそうなのだが、実際には、伝承された言葉が古かったり、離島の言葉が混じっていたりして、よくわからないと言われた。

僕は、ヤップデイの時期に来ていたこともあり、ヤップダンスは何度も見たことがあるのだけど、ミナと海友は、初めて来たときに、ヤップデイの練習のメンズダンス(ガスレウ)を見学したことがあるだけで、ちゃんとしたダンスを見るのは今回が初めてだった。

チーフ(酋長)に、撮影の許可を確認してから、撮影を行う。ヤップでは、好き勝手に伝統文化や人々にカメラを向けることは禁じられているらしく、毎回そうやってチーフなどの許可を確認してから撮影を行っている。

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ほとんどの人が座ったまま、見学したり撮影している中、僕はかなり近寄って撮影していた。それを見た海友は、ミナのコンパクトデジカメを「かして!」と奪う取り、嬉しそうに(というより狂喜乱舞しながら)撮影を始めた。静観する観客の中で、僕ら親子だけが嬉々として撮影してるって感じ・・・・。

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怖いもの知らずの颯友は、ミナの静止を振り切り、ダンスを踊る若者たちににじり寄る。おまけに指差までして、「パ~パ~、パ~パ~」と叫ぶ。(それはパパじゃないって~・・・)・・・。と思いながら、撮影を中止して、僕が慌てて奴を母のもとへ連れ戻すが、嬉しそうに同じことを繰り返す。僕を一瞥することもせず、「パ~パ~、パ~パ~」。(だから違うっつ~の・・・)。

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周囲で見学してる人々の様子は、暖かく見守ってくれてる笑顔もあれば、失笑してる感じの人まで、様々だった。

夕刻のバンブーダンスが終了すると、しばらくの休憩後に、星空の下でメンズダンスが行われるため、子供たちを一度ワチュラブ村に送り届けてから、大ちゃんと僕と、「ダンスを見たい」という、ダイビングに訪れているゲスト数名と一緒にアミン村に戻り、メンズダンスを見学。

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こちらは、どちらかというと、性的要素が強く、かなり露骨な動きをするシーンも多い。昔は女性は見れなかったそうだ。こちらもかなり激しく、しかも途中あたりから、何名かの男たちの表情はトランスしてるみたいになってる。

僕らは、その真正面に陣取って、地べたに座り、ローアングルでそのダンスを見るのだから、直視するには、ちょっとははずかしいと言えばはずかしかった。

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