<沖に見えるのがIsla Mujeres。Iphoneで撮影>
無事Isla Mujeresのホテルに到着した。ホテルのオーナーでもあり、船のスキッパーもつとめてくれる、アンソニーとキン夫妻がホテルのフロントで出迎えてくれた。
このバショウカジキスイムをチャーターで行なおうと決めたのは、アンソニーのプロ意識の強さ。絶対にバショウカジキを見せるという信念みたいなものを感じたからでもあるのだけど、この夫婦(子供も含めた家族)がとても感じが良かったからというのもある。
アンソニーの船の名前、1隻目は、奥さんのkinの名前をつけている。2隻目、僕らがチャーターする船には、長女Lilyの名前。そして、今日購入したという3隻目には、次女Andreasの名前をつけたそうだ。彼には、2歳になる長男がもう一人いる。きっと次に買う船には、その子の名前をつけるのだろう。家族の名前を船につける。そういうところも、彼に親近感を持てた、理由でもあった。
僕の部屋は、彼らの住むホテルの部屋の目の前になった。今日から1ヶ月間、このホテルに滞在して、毎日のように、バショウカジキを求めて海に出る。
色々打ち合わせしなくてはいけないかなと思っていたのに、「長旅で疲れたでしょ。打ち合わせは明日でいいから、今日はゆっくりおやすみなさい」と奥さんのキンが言ってくれた。その辺の気遣いも嬉しい。
アンソニーは、「昨日、バショウカジキの群れに遭遇したよ。今シーズン初だ。ちゃんと泳いだよ」と喜ばせてくれた。少しシーズンとしては、早いのだけど、どうか沢山の群れに出会えますように。