今シンガポールの空港にいる。トンガでは、ネット環境が悪くて、なかなかメールの送受信が上手くいかなかったけど、やっぱりシンガポールでは快適。

僕の誕生日の後に、また妻が子供たちの写真を送ってくれていたのだけど、他にも重いデータが送られていたせいもあり、トンガではダウンロードすることができなかった。

あとは、シンガポールから約７時間のフライトで成田。迎えに来てくれる予定の家族に早く会いたい。「シンガポールの空港で何か買って欲しいものとかある？」と妻に聞いたら、「何もないよ。手ぶらでオッケー」と携帯に返信が返ってきた。

オークランドに着いたときに、電話して海友と、颯友ともちょっと話した。最初に話した颯友は、「パパ～、パパ～」と言って次に何か言おうとしたところ、海友に電話を奪われたのか、急に海友の声になった。「パパ～」。
「お～、海友、元気にしてるか～？」。
「あのね、今ね～、何か観てるの」。
「へ～、何観てるの？」
「じゃね」。
「え？そ、それだけ？」
と思った直後に妻の声に代わる。
「空港に迎えに行くからね～」
「よろしくね～」
「じゃね」。
「え？」
がちゃ。

いつも国際電話はお金かかるから、かけなくていいよと言ってる妻。わかっているけど、でも、自分としては一人でトンガに行ってて、もうちょっと何か話したかったんだけど・・・。

でも、そういう淡白でしっかりした妻と息子たちのおかげで、余計な心配をせずに、僕は今の仕事をしていけてると思っているから、大丈夫。大丈夫・・・。きっと大丈夫。あ～、でも何かちょっと、淡白じゃない娘が欲しいかも。

写真は、最近、海友の幼稚園の制服を着たがる颯友