今日、バハマ出発。出発前日、幼稚園には妻が迎えに行き、沢山の荷物を持って帰ってきた。その中に、僕へのお手紙も入っていた。

帰ってくるなり「パパ、見て～」と丸めた画用紙に大きく書かれた「おとうさん、だいすき」という文字。実はもうすぐ父親参観があって、そのときに子供たちが、おとうさんに渡すプレゼントと手紙を皆で作ったのもの。海友と僕はバハマに行くので、参加できないから、早めに持って帰って渡してくれたのだ。

もう一つは「洋服掛け」で、絵は「パパとサッカーしてるところ」だそうだ。まあ、こちらはボール見ればなんとなくわかる。

しかし、最初の手紙の絵は・・・、右はじのは多分ビールなんだけど、左上にひょろひょろ伸びている、得体の知れない物体は何だろう・・・。

もらったときは、「おとうさん、ありがとう」の文字に、（一緒に行くバハマ、ともに頑張ろう！）という気持ちになり、感動していたので、目に入っていなかったのだけど、その後仕事部屋に貼って眺めているうちに、その物体が何なのか気になりだした。

朝、今はまだ早いので、海友は寝ている。すでに起きている妻に「これは何か知ってる？」と尋ねると、「パパの好きなものをテーマに描いてるんだよ～。だから、多分、ジンベエザメ」。

「え？ジンベエザメ？」

「そうだよ～、パパにはまだわからないかな」と自信満々な母

「まあ、言われればそう見えなくもないかな・・・・・」とちょっと悔しいと思う父

その絵がジンベエザメだろうがなんだろうが、僕は、少しでも海友が楽しめるように頑張ろうとさらに心に強く、決心したのでした。たとえ、幼稚園の子供たち皆が、先生に言われて、同じように「おとうさん、だいすき」と書いていることくらいわかっていても、嬉しいものは嬉しいんです。

ただ、ジンベエザメなら、まあ、なとなく見えなくはない（親バカだからだよ）けど、これがクジラかイルカだったら、ちょっとバハマで絵の特訓しないとと思ったりしたんだけど。起きたら本人に聞いてみよう。

ということで、バハマに行ってきます。

母親がいなくても、息子がいつも、こんな笑顔で元気にいられますように・・・。

追記：

朝起きてきた海友に絵を見せて訪ねた、「海友~パパに書いてくれたこの手紙の絵はさ～、ビールと何？ジンベエとか？」

海友　「え？あれ飛行機だよ」

父　「あ・・・・、飛行機なの」

海友「うん、飛行機！」

父　「じゃあ、あのジンベエお模様みたいな点々は・・・？」

海友「これは窓だよ～」

父　「あ、窓・・・窓ね、なるほど～」

海友「うん、うまいでしょ！」

父　「う、うん・・・上手～」（やっぱバハマで絵の特訓だな）

そして・・・・・、母親の息子への理解度だって、所詮こんなもんです。ふふ・・。（ちょっと優越感）