INTOTHEBLUE 水中写真家  越智隆治

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2024オーストラリアアシカスイムWeek1 山口耕

2024.02.26 / Author.

こんにちは!スタッフのコウです。

今年も西オーストラリアアシカスイムに行ってきました!
今年は昨年からもう1週ツアーを追加し、計3週にわたって開催。
本記事では、その最初の週となるWeek1について書かせていただきます。

さて、例年2月に開催しているオーストラリアアシカスイムツアーですが、
他のツアーとの兼ね合いもあり、今年は初の1月開催となりました。

実は今年、西オーストラリアのアシカスイムのルールは去年から更に厳しいものとなりました。
新たに加わる主なものとして下記の2点があります。
「一回のスイムは45分とし、泳ぎ終わったら一度港に戻らなくてはならない」
「フィッシャーマンズアイランドでのスイムは全面禁止」
※フィッシャーマンズアイランドは西オーストラリア最大のアシカのコロニー

例年INTO THE BLUEのアシカスイムツアーは、ボートをフルチャーターして
・毎日5~6時間のアシカスイムを
・フィッシャーマンズアイランドを含む最もコンディションのいい島を選んで
楽しむことができていました。それが本ツアーの最大の魅力でもあったため、本来、今回のルール変更はツアーに大きく影響を与える変更でしたが・・・
INTO THE BLUEは既に1年前から予約をしていたこともあり、特例的に政府から先の2点について免除対応を取っていただきました。

そんな、文字通り”特別な”今年のINTO THE BLUEのオーストラリアアシカスイムツアー

Week1は下記のような日程でした。
1月7日㈰:パース市内ホテル到着
1月8日㈪:ジュリアンベイへ移動、途中ランセリン観光
1月9日㈫:カルバリー国立公園・ハットラグーン(ピンクレイク)観光
1月10日㈬:アシカスイム
1月11日㈭:アシカスイム、その後ピナクルズ観光
1月12日㈮:アシカスイム、その後パースへ移動 解散
1月13日㈯:ロットネスト島オプショナルツアー 解散
※1月9日はアシカスイムの予定でしたが、強風のため船を出せず、代わりに陸観光しました

Week1は参加者11名のうち、INTO THE BLUEのツアーに初めて参加してくださる方が大半を占めておりました。

【ツアーDay0】
日本出国。
私は先に現地入りしてましたが、この日はINTO THE BLUE指定便で来られる方々が日本を出国する日。
何も問題なければいいのですが、何やらグループLINEが騒がしい・・
見ると、なんとチェックイン時までビザの申請が出来てないゲストがいるとか・・
さらにチェックイン時間ギリギリに空港に到着されるゲストがいたり。
結局、無事全員出国できることが出来ましたが、その場に越智さんが居てくれて本当に良かったです。
Day0からかなりヒヤヒヤしましたよ~(笑)
パースに着いてからは、指定便で来られる方、自己手配便で来られる方、それぞれのタイミングでホテルにチェックインし翌朝を迎えます。

【ツアーDay1】
8時にホテルを出発!
レンタルしたバンに乗ってツアーの拠点となるジュリアンベイへ向かいます。
ジュリアンベイは西オーストラリア州の州都パースから北へ220㎞にある小さな町。
周囲(といっても広大な範囲ですが)を数々の国立公園や自然保護区など、オーストラリアらしい大自然に囲まれています。

この日は時間に余裕があるため、ジュリアンベイの手前で観光スポット「ランセリン砂丘」に立ち寄りました。
ランセリン砂丘は、石灰岩が風化して特徴的な真っ白な砂となり堆積してできたもの。
波紋を描き白く広がる砂丘と真っ青な空が生み出すコントラストの世界は、訪れた瞬間「うわ~!」と叫んでしまうほど。

砂丘の入り口でバギーやサンドボードをレンタルすることもできます。
我々はバギーに乗る人半分、残りの半分は歩きで砂丘を楽しむことにしました。

バギーに乗った越智さんが、誰よりも楽しそうに乗り回し、誰よりも多く砂に取られてスタックしていたのが見てて面白かったです・・・(笑)

ランセリンの町で昼食

ランセリンを後にし、北上すること1時間。ついにジュリアンベイに到着。
滞在するホリデーハウスへと案内します。

今回、例年と違うのがホリデーハウスを2棟借りたこと。
それぞれ半々に分かれて滞在していただきました。
室内も庭も広々とした家で快適でした~。
(滞在中、お湯が出ないとか、電気がつかないとか、色々ありましたがそれがオーストラリアです。)

初日の夕食。パスタ

「夕食づくり」これがスタッフらにとって中々の鬼門でして(笑)
普段料理をしない野郎3人が揃っても出来ることに限りがありまして・・
例年そうですが、今回もゲストの皆さまに沢山助けていただきました。ありがとうございます!

【ツアーDay2】
アシカスイム初日!・・・のはずだったのですが、残念ながら「強風により欠航」と前日に船長から連絡がありました。
出鼻を挫かれ皆さん大きく落胆されたかと思います。
ただ、「明日は大丈夫」と聞いていたのがせめてもの救い。気持ちを切り替えるしかないですね!

それじゃあ何しよっか?となって考え出した陸ツアーが「カルバリー国立公園・ハットラグーン(ピンクレイク)観光」
総移動距離775㎞。調べたら東京―仙台を往復するより遠かったです。
でも日帰りでそんなことできるのが、オーストラリア。朝6時出発で行ってきました。

荒涼とした大地を一本道が伸びます。

カルバリー国立公園では有名な「ネイチャー・ウィンドウ」「カルバリ・スカイウォーク」を観光

↑男性陣の可愛い”クオッカポーズ”です

時間が無いためカルバリの町のスーパーで買ったもので軽食を済ませ、ハットラグーン(ピンクレイク)へ。
ハットラグーンは湖に棲む藻類の影響でピンク色になっている塩湖。

日によって色の濃淡が違いますが、淡く綺麗なピンク色の湖を見ることが出来ました。
これも日本じゃできない体験ですね!

ジュリアンベイのホリデーハウスに戻ったのは夜の8時。辺りはすっかり日が暮れていました。
長い一日で疲れたと思いますが、楽しんでいただけたようで良かったです。

あるゲストの方から「陸の観光は殆ど出来ないと思っていたから、こんなに色々見れて良かった」と言っていただきました。アシカスイムが1日減ってしまったのはもちろん残念でしたが、そのように言っていただけてこちらも救われた気持ちでした。

【ツアーDay3】
ついにアシカスイム!天気は快晴!
港から30分ほど船を走らせ、フィッシャーマンズアイランドに来ました。
フィッシャーマンズアイランドは西オーストラリア最大のアシカの繁殖地。およそ150頭ほどのアシカが棲みついてるそうです。
アシカスイムのルールをブリーフィングで再度確認して、エントリー!暫く海面で待っていると、アシカがやってきました。

天気が良く、透明度も良し。
今年は海底に広がる海草が青々として美しく、砂地ももちろん綺麗ですが
個人的にはこの海草と絡めた写真を多く狙いました。


初めてのオーストラリアアシカ、いかがでしたでしょうか?
やっぱ、オーストラリアアシカ、可愛いですよねえ。

夕食はカレーライス

日本の味が身に沁みます

【ツアーDay4】
この日もフィッシャーマンズアイランドへ。
ここが一番アシカ多いですからね!

この日はゲストのNさん・Tさんが、何とウィーディーシードラゴンを見つけてくださりました!

ウィーディーシードラゴンは、ヨウジウオの一種で、リーフィーシードラゴンと並んでオーストラリア固有種として有名な美しい生物です。
それがこんなところに居るなんて!越智さんもここで見るのは初めてだそうです。
普段マクロ派というNさん・Tさん、アシカスイム中に見つけるなんて流石です。


夕食は、恒例のBBQ!
今年も余るほど沢山のお肉で大満足でした(笑)

【ツアーDay5】
今日でアシカスイムラスト。初日のスイムが無かったせいもあり、あっという間に最終日が来たように思えました。
例によって本日もフィッシャーマンズアイランドへ。

スイム中、もちろんアシカが休憩モードのことだってあります。そんな時はただ待つのみ。
場合によっては1時間ぐらい待つこともありますが、それを船で出来るのがこのツアーの強みです。

この日は島に珍客が。
オットセイが一頭寝そべってました。

浅瀬のプールでは子アシカがじゃれ合っていて可愛らしい。

あっという間に楽しい時間は過ぎ、アシカとの別れを惜しみつつ帰港。
16時ごろにジュリアンベイを出発し、19時前にパースのホテルに到着しました。
ロットネスト島オプションツアーに参加しないゲストはここで解散となりました。

【ツアーDay6(オプションツアー)】
7時過ぎにホテルを出発し、ロットネスト島へ!
ロットネスト島はパースから19㎞沖合に位置する島で、「世界一幸せな生き物」と呼ばれる
世界最小のワラビー「クオッカ」が棲みついてることで有名です。野生のクオッカはこのロットネスト島でしか見ることができません。
そのクオッカが島のあちこちに居ます。


INTO THE BLUE的おすすめ観察スポットへゲストをご案内し、あとは基本自由行動。
皆、思い思いにクオッカを探し出しては写真撮影を楽しんでいました。




16:30発のフェリーに乗り、パースへ戻ります。
これにて全行程終了。最後に皆で韓国焼肉屋へ行ってワイワイ語り合い、解散となりました。

Week1に参加してくださったゲストの皆さま、ツアーにご参加いただきありがとうございました!

 

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